オリヴィエ・ルフレーヴ ピュリニー・モンラッシェ

 

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白ワインの世界最高生産者を語る時、

常にその名が挙がる生産者の一つがドメーヌ・ルフレーヴ。

ルフレーヴ家は、1500年代からワインを造り続けている超名門であり、ワインを愛する方、特に白ワインを愛するブルゴーニュラバーであれば、知らない方を見つけることの方が困難とも言えるほど偉大な生産者です。

そんなドメーヌ・ルフレーヴの生み出す珠玉のワインは、品質もさることながら価格も高騰してしまう事は必然で、その最高峰であるモンラッシェ・グランクリュはそもそも販売店を見つけ出すことも困難で(実際私はネット上で見つけられませんでした)、極めて手の届きにくい存在と言えます。

しかし、もう一つのルフレーヴ

オリヴィエ・ルフレーヴはどうでしょう。

こちらもやはりワイン界での評価や知名度は当然高いですが、ドメーヌ・ルフレーヴほどは価格も高騰しておらず、比較的手の届きやすいワインを生み続けています。

ドメーヌ・ルフレーヴの名声を不動のものとした故ヴァンサン・ルフレーヴ氏の甥にあたるオリヴィエ氏は、1982年~1994年の12年間ドメーヌ・ルフレーヴの経営に携わり一時代を担った人物。

1984年に独立を果たしたドメーヌ(ブドウの栽培から醸造まで行うスタイル)兼ネゴシアン(ブドウ又はワインを仕入れ、製造あるいは販売するスタイル)で、著名な専門誌や一流ホテルなどにも高く評価されている生産者です。

そのような一般的評価はさておき、非常に多くの生産者が生み出すピュリニー・モンラッシェのワインの中で、多くの一般消費者の方々に飲まれ(口コミされ)、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうという客観的視点から調べてみた結果、ドメーヌ・ルフレーヴやソゼと並んで、際立つ存在感を放っていたのがオリヴィエ・ルフレーヴの村名ワインでした。

非常に多くの方がこのワインに口コミしているという事は、つまり売れている事でもありますが、他の生産者のワインに比べてもかなり手頃な価格で購入できる点が選ばれる理由の一つにもなっているのでしょう。

とは言え、品質が高い事が大前提であり、ブルゴーニュラバーの皆様の口コミからは価格以上の価値を感じたというわけです。

 

それではそんなオリヴィエ・ルフレーヴ ピュリニー・モンラッシェの

・価格

・味わい

・飲み頃と当たり年

・口コミ

について解説していきましょう。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

《ワイン名》
オリヴィエ・ルフレーヴ
ピュリニー・モンラッシェ

2014
6600円税込・送料別

《価格》

【およそ6600~9000円

《ブドウ品種》シャルドネ
《ボディ》  ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>ピュリニー・モンラッシェ
《生産者》  オリヴィエ・ルフレーヴ 

《特徴》
芳醇な香り
端正で品格ある味わい

このワインの特徴は、優しく芳ばしい樽やフレッシュな果実に白い花などの芳醇な香りが感じられ、ピュリニー・モンラッシェらしい凛とした気品漂う鉱物的なミネラル感や、美しく引き締める酸によって、端正で品格ある味わいを表現している点にあります。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

優れたテロワール
ピュリニー・モンラッシェには気候や土壌など、優れたシャルドネを生むテロワール(ブドウを取り巻く自然環境の全て)が整っており、豊かな果実味、凛としたミネラル、美しい酸などを持ち併せたワインが生まれます。

ドメーヌに近いネゴシアン
ネゴシアンと言ってもその形態は様々ですが、オリヴィエ・ルフレーヴではワインを仕入れて販売するスタイルのネゴシアンではなく、自社のチームが契約農家に対して綿密な指示を出し、収穫はそのチームが全て手摘みで行い、納得できるブドウを使ってワインを造るという限りなくドメーヌに近いスタイルです。
そうすることで自社が求める高いクオリティーを維持したワインを安定的に生み続けています。

優秀な醸造責任者
ムルソーの最高峰であるドメーヌ・ルーロ出身のフランク・グリュ氏が、醸造責任者としてオリヴィエ氏の右腕となって活躍しています。
その優れた知識と技術によって買い付けから醸造まで行っており、高い品質を維持する事に一役買っています。

芳醇な樽
樽のニュアンスが反映されやすい新樽の使用比率は不明ですが、オリヴィエ・ルフレーヴのワインは、樽のニュアンスが他の生産者に比べると芳醇な傾向があります。

 

【外観】
輝く淡いレモンゴールド
熟成が進むほど濃いゴールドへと変化していきます。

【香り】
グレープフルーツやレモンの爽やかさにラフランスなどのフルーティな果実香、白い花やナッツ類に鉱物的なミネラル香、そして樽に由来するバニラやトーストの風味が広がりを見せます。
熟成するほど果実香はより熟した果実感を増し、柔らかな樽香にバターやハチミツにのような落ち着きある甘やかさが感じられ、やわらかで魅惑的な香りが広がります。

【味わい】
生き生きとした果実味に凛としたミネラルと美しい酸が味わいに品格を与え、充実した味わい持つと同時に繊細なエレガンスを感じ取れ、心地よい樽や果実の風味をを伴った余韻が続きます。
熟成が進むほど果実味は円熟した果実の落ち着きが現れ、ミネラルや酸などの成分も溶け合う事で角の取れたしなやかさとコクが感じられます。

《飲む時の適正温度》

8℃14℃
冷やし気味にすれば酸味が際立ちエレガントさのある飲み口になります。
温度を上げるほどボリューム感ある風味の広がりを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ2年~15年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。

良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向き、
難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなる傾向です。

ヴィンテージによって飲み頃にも差がありますから、ヴィンテージチャートも載せておきます。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年


2005年 4

2006年 3
2007年 4
2008年 
2009年 3
2010年 5
2011年 4
2012年 
2013年 4
2014年 
2015年 3
2016年 4
2017年 5

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【ふくらみのあるシャルドネグラス】
少し温度を上げることで広がる風味を楽しめますから、香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶことをおすすめします。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


キノコのリゾット


ホタテバター

など、上質でコクのある味付けをした料理などと合わせることで、心地よい風味とコクの広がりあるマリアージュを楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

手頃な価格でピュリニー・モンラッシェを購入したいのであれば、このワインは必ず候補に入れるべきだと思います。

ドメーヌ・ルフレーヴやソゼはもちろん素晴らしく、多くの方が求めるため価格も高騰気味ですが、オリヴィエ・ルフレーヴはその半分程度の価格で購入できるという事で、非常に多くの方を喜ばせているコスパワインです。

プレゼントや贈り物にも恥ずかしくない村名ピュリニー・モンラッシェと言えるでしょう。


《こんな場合には不適切!?》

ムルソーやカリフォルニアワインのような、樽のよく効いた品質が苦手な方にはおすすめしにくいでしょう。

実際下記の口コミでも、樽のやわらかな風味が好きな方には好評ですが、苦手な方にはぼちぼちの印象を与えている傾向があります。

《飲んだ人の口コミ》
2018年~19年に飲んだ人の口コミです。

悪い口コミ

「3年熟成の2016は決して悪い訳ではないが、樽感が強めな風味でムルソーかと思えるほどだが、果実味はまだ閉じ気味なのかな。もう少し熟成させるべきか。」


「なんだかこの樽感が最近ちょっと苦手なんですよね。品質は良いのでしょうが、若くてタルタルしてるんですよね。」

良い口コミ

「3年熟成の2015はグレープフルーツに白桃やバタートーストなどの妖艶な香りに包まれる。これは香りだけでマリアージュできそうだ(笑)。味わいは香りから連想されるフルーティな果実味とコク、美しい酸がエレガンスを表現し、バランスを整える。なかなか良かったよ。」


「3年熟成2016。流石はルフレーヴの姉妹ドメーヌですね。若いながら洗練された香り味わいは貴婦人の佇まい。美しいワインです。」


「2年熟成の若き2017は、樽に由来するバニラ香が広がり、バターやチーズなどの乳製品を思わせるコクが感じられ、ピュリニー・モンラッシェらしい凛としたミネラルも持っており、とっても良いワインだと思います。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!     7%
美味しい     53%
普通       40%
良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

比較的お手軽な価格帯の村名ワインという事で、感動を覚えるほどのスケールを持ったワインではありませんが、柔らかな樽の風味とピュリニー・モンラッシェらしい凛としたミネラルや酸を持ったバランスの良い品質に、価格以上の価値を感じた方が多い印象です。

ただし、結構樽が効いた傾向が見受けられますから、樽が前面に現れるワインがあまり好きでない方にはおすすめしにくいワインとも言えそうです。

とは言え、口コミ量の多さはルフレーヴやソゼに匹敵するものであり、多くの方々が実際このワインを選び口にしているという事は、要するに売れているという事で、規模の大きな優良生産者の安定感も感じる結果となりました。

 

以上です。

オリヴィエ・ルフレーヴはこのワインに限った事ではありませんが、手頃な価格で優れたワインを生んでいると思います。

いろんな産地の特徴を比較的手頃に感じたい時、オリヴィエ・ルフレーヴのラインナップを追って見るのも良いかもしれません。

ルイ・ジャドもそう言った意味ではかなりおすすめできる生産者ですね。

大規模生産者にはやはりそういった魅力があります。

生産者が変わると多少個性は異なるので、同じ生産者で違う産地のワインを選ぶ事で、その違いが感じやすいという事です。

 

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

【オリヴィエ・ルフレーヴ ピュリニー・モンラッシェの最安値の価格帯】

【オリヴィエ ルフレーヴ】 ピュリニー モンラッシェ [2017] 750ml・白 【Olivier Leflaive】 Puligny Montrachet
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アンリ・ボワイヨ ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・ムシェール モノポール

 

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「完璧主義」「パーカー5ッ星生産者」

現当主アンリ・ボワイヨ氏は医学を志すほど博学な人物で、ワインの製造においても栽培から醸造まで緻密な工程を踏んでおり、その緻密さは「完璧主義」と評される由縁です。

1997年にロバート・パーカー氏から最高ランクである「5ツ星生産者」の評価を獲得し、現在もその地位を維持しています。

一旦そのような評論家の評価は置いておきまして、ピュリニー・モンラッシェのワインで多くの一般消費者の皆様に飲まれ(口コミされ)、かつ口コミ評価の高いワインはどれだろうという客観的視点から調べてみた結果、アンリ・ボワイヨのワインは目を引く好感を得ており、特にモノポール(単独所有畑)のクロ・ド・ラ・ムシェール はルフレーヴやソゼと比べても遜色ないほどの評価を得ており、紹介すべきワインだと思いました。

 

1885年創業のヴォルネイに本拠地を置くドメーヌ。

創業者は、現当主アンリ・ボワイヨ氏の祖父のアンリ・ボワイヨ氏(名前が一緒なんですね)、先代のジャン・ボワイヨ氏の時代には「ドメーヌ・ジャン・ボワイヨ」という名でしたが、2005年から再び「アンリ・ボワイヨ」を名乗るようになった経緯があります。

2006年からは息子のギヨーム氏も加わり、これからの進化にも期待できる5ツ星生産者です。

 

それではそんなアンリ・ボワイヨ ピュリニー・モンラッシェ 1er クロ・ド・ラ・ムシェールの

・価格

・味わい

・飲み頃と当たり年

・口コミ

について解説していきましょう。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

《ワイン名》
アンリ・ボワイヨ
ピュリニー・モンラッシェ 1er
クロ・ド・ラ・ムシェール

2017
16396円

《価格》

【およそ16000~22000円

《ブドウ品種》シャルドネ
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>ピュリニー・モンラッシェ>1er クロ・ド・ラ・ムシェール
《生産者》  ドメーヌ アンリ ボワイヨ 

《特徴》
透明感とスケール感を両立し
ピュリニーらしい気品に溢れる

このワインの特徴は、充実した成分に由来するスケール感のある品質でありながら、雑味のない透明感も感じられる品質にあり、ピュリニー・モンラッシェらしい凛としたミネラル感や美しい酸は、背筋の通ったような気品に溢れた味わいを表現しており、それを包み込むような果実実や優しい樽の風味がバランス良く融合しています。

また、熟成能力にも優れるこのワインは、年数を経るほどに成分が溶け合い円熟味が増し、優雅な品質に成長していきます。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

優れたモノポール
アンリ・ボワイヨのモノポール(単独所有畑)でありフラッグシップワインを生む畑です。
シャルドネにとって最適なテロワール(ブドウを取り巻く自然環境)が整っており、その豊かな成分を吸い上げる能力の高いヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)の樹齢は約80年
豊富なミネラルと美しい酸に果実味などを持ち併せた、熟成にも耐えるスケール感を持ったブドウが得られます。

リュット・レゾネ
化学肥料や農薬を極力使用しない減農薬農法(リュット・レゾネ)を実践することで健全な土壌が育ち、その土地の成分を吸い上げた上質なブドウが実ります
アンリ・ボワイヨでは年に8~10回程度畑を耕すことで雑草を排除しています。

緻密な選果
摘芽(てきが)や剪定により収量を抑えることで、残されたブドウに成分が集まり上質なブドウが実ります。
アンリ・ボワイヨは、そのブドウを厳しく選果することで有名。
他の生産者ならば使用するであろうブドウも、納得できないブドウは全て捨ててしまうほどで、ブドウ病害が広まった年(2001)は、ピンセットで選果を行ったエピソードは有名で、そのようなこだわりが完璧主義と呼ばれる所以となっているのでしょう。
そのような事もあって、アンリ・ボワイヨのワインは非常に透明感に溢れるエレガントな品質になるわけです。

樽へのこだわり
通常熟成に使用する樽というのは228Lですが、アンリ・ボワイヨではフランソワ・フレール社の350Lの樽を使用します。
そうすることでワインは樽との接触は少なくなり、ブドウの繊細な風味を感じさせつつ程良い樽香が反映され、熟成速度も緩やかなものとなり透明感ある品質になります。

 

【外観】
輝くレモンゴールド
熟成が進むほど濃いゴールドの色調に変化していきます。

【香り】
グレープフルーツにリンゴや白い花など清潔感ある香りが広がり、樽にナッツ類に上品な蜜のニュアンスにミネラルを予感させる鉱物的なニュアンスも感じられます。
熟成が進むほど果実香は黄桃や熟したリンゴにシロップなどの落ち着きある甘やかさが現れ、ナッツ類にバターや焼いたパンのようなニュアンスも広がりを見せます。

【味わい】
柑橘類の酸を持った果実味は透明感を感じさせるピュアな味わいで、ほんのり蜜のニュアンスも感じられます。
ミネラル分も豊富で、凛と背筋の通ったような質感は少しの苦味がアクセントになり、ナッツ類や白い花に果実の風味を残したエレガントな余韻が続きます。
熟成が進むほど果実味は黄桃などの熟した果実のニュアンスや蜂蜜の甘やかさが強まり、酸やミネラル分などの成分もワインに溶け合う事でなめらかさが増し、落ち着きと深みのある旨味を持った味わい成長し、優雅で長い余韻へと導いてくれます。

《飲む時の適正温度》

8℃14℃
冷やし気味にすればミネラルや酸味が際立ちエレガントさのある飲み口になります。
温度を上げるほどボリューム感ある優雅な風味の広がりを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ3年~20年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。

良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向き、
難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなる傾向です。

ヴィンテージによって飲み頃にも差がありますから、ヴィンテージチャートも載せておきます。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2000年 3
2001年 3
2002年 4
2003年 2
2004年 4
2005年 4
2006年 3
2007年 4
2008年 
2009年 3
2010年 5
2011年 4
2012年 
2013年 4
2014年 
2015年 3
2016年 4
2017年 5

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【ふくらみのあるシャルドネグラス】
少し温度を上げることで広がる風味を楽しめますから、香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶことをおすすめします。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


地鶏のグリル


アワビバター

など、上質でコクのある味付けをした料理などと合わせることで、洗練された気品溢れる風味とコクの広がりある優美なマリアージュを楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

非常に完成度の高いピュリニー・モンラッシェです。

ボトルデザインも期待が高まるような風格がありますし、もちろん品質も秀逸。

贈り物やプレゼントにしても良いでしょうし、優れた白ワインを選ぶ時、アンリ・ボワイヨは候補に入れるべき優良生産者だと感じています。


《こんな場合には不適切!?》

とても完成度が高くバランスの良い優れたワインで、特に不適切な場面も思い浮かびませんでした。

ちょっと違ったアプローチですが、熟成させることでさらに味わいは深まりますから、熟成させる場合適切な保存は必須と言えるでしょう。

《飲んだ人の口コミ》
2016年~19年に飲んだ人の口コミです。

悪い口コミ

「7年熟成の2012はグレープフルーツに樽や蜜の風味がしっかりと広がり、後口に残る苦味がアクセントになりなかなか良いのだが、少し角があるように思われる。すぐに飲んでしまった事も要因にあるだろうから、ゆっくり飲んで開かせても良かったのだろうね。」


「2年熟成の2016は若き貴婦人の佇まい。凛としてちょっと緊張気味かな。これはこれで良いのだけど、もう少し熟成するとほぐれてくるんだろうね。」

良い口コミ

「6年熟成の2013は黄色い花や黄桃に樽の効いたのようなボリューミーな香りで、スレンダーな果実味を美しいミネラルや酸が引き締める。時間経過で果実味は熟したトロピカルフルーツのニュアンスが現れ厚みが出てきて、ほんのり苦味の効いた味わいがじんわりと広がるようだ。もう少し寝かせるとさらに良くなりそうだが、現時点でもなかなかのもんだね。」


「最初っから開いていて感動ものです💛。8年熟成の2012は柑橘類に蜂蜜やバターにトーストなどの要素が次々と押し寄せ、時間経過でメープルシロップのような甘やかさも現れてきました。後口に上品な甘味を伴った余韻があり、幸せな時間を過ごすことができました。」


「これでプルミエ・クリュかい?14年熟成の05はグラン・クリュクラスのスケールを感じるね。05由来のボリューミーな果実感があるが、凛としたミネラルや美しい酸がしっかりとバランスを保っており、まさに飲み頃の秀逸なワインだ。」


「早すぎないかなって心配だったのですが、予想外に開いてました。3年目の2016は程良い熟成を経たかのような香りの広がりを見せます。バランスも既に良くって満足の品質ですね。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!    17%
美味しい     66%
普通       17%
良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

流石パーカー5つ星生産者であり、完璧主義と評されるアンリ・ボワイヨのモノポール(単独所有畑)といった第一印象で、経験豊富なブルゴーニュラバーの皆様から、感動あるいはそれに近い評価を得ている傾向でした。

ボリューム感がありながら美しい酸やミネラルを持つことでエレガントさも併せ持ち、全体のバランス感覚に優れた品質は、若い段階でも高評価を与える方が多かったですが、ある程度熟成させることで増す深い円熟味に、より高い評価を与える方が多い傾向がありました。

 

以上です。

アンリ・ボワイヨ氏はとっても知的で男前な顔付をしておられます。

初めてその顔を拝見した時(ネット上で)、この生産者は素晴らしいワインを造るに違いないと勝手ながらに思いました(笑)。

実際多くの方々が魅了されるワインを生んでいますから、まだ飲んだ事が無い方には必ず体感していただきたい生産者だと感じています。

美味しいものを口にすると、明日もまた頑張ろう!!という気持ちになれていいですね。

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

【アンリ・ボワイヨ ピュリニー・モンラッシェ 1er クロ・ド・ラ・ムシェールの最安値の価格帯】

ピュリニー モンラッシェ
クロ ド ラ ムーシェール [2017]

16060円税込・送料別

格下の村名ワインですが、
こちらも高評価でしたから貼っておきます。
ピュリニー モンラッシェ [2017]年
8250円税込・送料別

ジャン・マルク・ボワイヨ ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ ラ・トリュフィエール

 

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優れたソゼの畑を継承、そしてオリヴィエ・ルフレーヴの元醸造長。

今回のキーワードです。

「ルフレーヴにソゼが素晴らしいのはわかったけど、他の生産者の優れたピュリニーは無いの?」

そんな方にも読んでいただきたい記事だと思います。

 

ピュリニー・モンラッシェと言えばルフレーヴエティエンヌ・ソゼはやはり知名度も品質も抜群で、多くのブルゴーニュラバー達を魅了している生産者です。

しかしピュリニー・モンラッシェのワインを造る生産者は他にも多く存在します。

私の調べる限り、約70の生産者のピュリニー・モンラッシェのワインが日本の市場で販売されておりますが、そんな数あるワインの中でも日本の一般消費者の方々に多く飲まれ、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうという客観的視点から調べてみた結果、ルフレーヴやソゼ以外にも際立つ満足度を獲得している生産者がいくつかありました。

その一つに挙げられるのがジャン・マルク・ボワイヨ。

ピュリニーの中でもいくつかのラインナップを持つ生産者ですが、特に飲み手の皆様の満足度が高いと感じたワインを一つ選ぶとすれば、プルミエ・クリュである ラ・トリュフィエールだったというわけです。

 

ここで簡単に歴史を解説します。

ジャン・マルク・ボワイヨは、1985年にジャン・マルク・ボワイヨ氏によって設立されたドメーヌ(栽培から醸造まで一貫してワインを生産するスタイル)で、現在はネゴシアン(ブドウあるいは果汁を仕入れて造るスタイル)も兼ねるポマールに本拠地を置く有力生産者です。

父はアンリ・ボワイヨ出身、母はエティエンヌ・ソゼ氏の一人娘という恵まれた血筋を持っており、父の元でワイン造りに励み、後にオリヴィエ・ルフレーヴの醸造長を務めた実績もあります。

そして1991年、母の血筋によってエティエンヌ・ソゼの優れた畑の一部を相続する事になり、その中の一つがプルミエ・クリュであるラ・トリュフィエールだったというわけです。

現在は娘のリディと、息子のベンジャミンもドメーヌに参加し、赤・白共に生産しますが、特に白ワインで多くの飲み手を魅了しています。

以上が簡単な歴史です。

 

優れた白ワインを選ぶ時、このワインは候補に入れるべき秀逸な品質と言えるでしょう。

それではそんなジャン・マルク・ボワイヨ ピュリニー・モンラッシェ1er ラ・トリュフィエールの

・価格

・味わい

・飲み頃と当たり年

・口コミ

について解説していきましょう。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

《ワイン名》
ジャン・マルク・ボワイヨ
ピュリニー・モンラッシェ
1erラ・トリュフィエール

2012
程良い熟成物です
18040円税込・送料別

《価格》

【およそ14000~25000円

《ブドウ品種》シャルドネ
《ボディ》  ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>ピュリニー・モンラッシェ>1er ラ・トリュフィエール
《生産者》  ドメーヌ・ジャン・マルク・ボワイヨ

《特徴》
気品とエレガンスを主体に
ふくよかさと複雑性を持ち併せ
早飲も熟成も適応

このワインの特徴は、気品漂う豊富なミネラルとエレガントで美しい酸を持ったスレンダーな品質にあり、ほどよくふくよかな果実味と複雑性も持ち合わせたピュリニーらしい品質は、熟成を経ることで円熟を感じさせる深い味わいにも成長していきます。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

優れたプルミエ・クリュ
エティエンヌ・ソゼから継承した優れたプルミエ・クリュです。
標高の高いこの畑は多くのミネラルを含んだ土壌と、美しい酸を持つ気候などに恵まれており、凛とした気品を感じるミネラルやエレガントさを感じさせる酸を持ったワインが生まれ、それを包むようなふくよかな果実味も心地よく、昔トリュフが取れた場所でもある事が由来する、キノコなどの複雑な風味も感じられるワインが生まれます。
その豊富なミネラルと酸は、若い段階ではスレンダーで美しい質感を表現しますが、熟成する事で馴染み合いまろやかさが増し、円熟味の増した果実味とも一体化した深い味わいに成長していきます。

ビオロジック農法
化学肥料や農薬を使用しないことで微生物の働きが活発になり、健全で成分豊かな土壌が育ち、その豊かな成分を吸い上げ、ミネラルなどの成分を多く含んだピュリニーの土壌の特徴を反映した、複雑でピュアなワインを生むブドウが得られます

高密植栽培
ブドウの樹をあえて高密度に植え、さらに雑草もそのままにすることで、ブドウの根は栄養を求め地中深くまで根を伸ばし成分を吸い上げます。
そうすることで果実に成分が凝縮されるわけです。

収量制限
ブドウの収穫量をあえて制限することで、残された果実に成分が集中し、凝縮感溢れるブドウが育ちます

ほどよい樽感
樽のニュアンスが反映しやすい新樽の使用比率は25~30%。ブドウの繊細なニュアンスも感じられつつ、樽の優しいニュアンスも感じられるワインを生んでいます。

 

【外観】
輝くレモンゴールド
熟成が進むほど濃いゴールドの色調に変化していきます。

【香り】
グレープフルーツやリンゴに白桃、白い花に蜂蜜などの爽やかで華やか、かつフルーティな香りに、ナッツ類や樽に由来するバニラ、ミネラルを予感させる金属や鉱物のニュアンスも加わった清潔感ある香りが広がります。
熟成するほど円熟を思わせる黄色い花に蜂蜜やバターといったニュアンスが強まり、キノコ類を思わせる香りも感じられます。

【味わい】
柑橘類やラフランスなどのふくよかな果実味を凛としたミネラルと美しい酸味が引き締め、気品とエレガンスを感じさせる味わいがあります。
心地よい樽のやわらかな風味も加わった複雑な味わいは清潔感があり、エレガントな余韻へと導いてくれます。
熟成するほど果実感は熟した果実やハチミツのニュアンスが強まり、ミネラルや酸も溶け合う事で深いコクを持った味わいが現れ、優雅な余韻が訪れます。

《飲む時の適正温度》

8℃14℃
冷やし気味にすれば酸味やミネラル感が際立ち、品の良いエレガントさのある飲み口になります。
温度を上げるほど膨らみのある風味を楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ3年~20年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。

良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向き、
難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなる傾向です。

ヴィンテージによって飲み頃にも差がありますから、ヴィンテージチャートも載せておきます。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年


2000年 3
2001年 3
2002年 4
2003年 2
2004年 4
2005年 4

2006年 3
2007年 4
2008年 
2009年 3
2010年 5
2011年 4
2012年 
2013年 4
2014年 
2015年 3
2016年 4
2017年 5

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【ふくらみのあるシャルドネグラス】
少し温度を上げることで広がる風味を楽しめますから、香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶことをおすすめします。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


天然真鯛のカルパッチョ


キノコのリゾット

など、上質でほどよいコクのある味付けをした料理などと合わせることで、バランスの良い風味とコクの広がりある上品なマリアージュを楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

ピュリニー・モンラッシェの優れたワインをお探しでしたら、このワインを候補にすべきでしょう。

特にソゼのワインのような、凛としたミネラルや美しい酸を持った美しいワインが好みの方におすすめしたいです。(元々ソゼの畑でもありますし)

また、そのようなスレンダーな品質も、熟成によってボリューム感ある品質に変化していきますから、そのような成長を楽しむのにも適したワインだと思います。

ご自身で楽しまれたり、プレゼントや贈り物にしても恥ずかしくない、品格あるワインと言えるでしょう。


《こんな場合には不適切!?》

とてもバランスも良く、特に不適切な場合も思い浮かびにくいワインではありますが、上級ワインですから合わせる料理も質や強さを合わせた方が良さそうです。

あまりカジュアルすぎる料理に合わせては、口の中でカジュアルとエレガントが出会うというミスマッチが起きそうですですし、強い味わいを持った肉料理などには少しワインが負け、繊細なワインの味わいを感じにくくすることもありそうです。

とは言え、ワインはお酒であり楽しむことが一番ですから、そのような場面があった時も、お水を挟んだりして臨機応変に対応した方が良さそうです。

場面の雰囲気を悪くすることが最も不適切と考えます。

 

《飲んだ人の口コミ》
2015年~19年に飲んだ人の口コミです。

悪い口コミ

「元ソゼの畑って事もあってか、緊張感のあるミネラルが特徴的。時間経過で開いてくる感じだけど、9年熟成の2010でもまだ閉じぎみの印象かな。以前このワインの熟成物が素晴らしかっただけによくわかる。さらに若い2015もあるから、熟成決定だね。」

良い口コミ

「2015はブドウがよく熟したからでしょうか。若き3年目にしては硬さもほぐれており、白桃を思わせる果実味が優しく広がりほどよいミネラルがあります。そしてトリュフィエールだけにトリュフを思わせる香りがある?(笑)。キノコ料理に合わせたい素敵なワインでした。」


「9年熟成の2010だぁ。ビッグヴィンテージって事と低めの温度の効果か、最初はちょっと硬いのかなって印象だけど、時間が経つほどにどんどん開いてきて、果実感が強まり華やかな風味を楽しめたよ。こういう変化を楽しむのもワインの醍醐味だ。」


「14年熟成の04は感動ものですね。黄金に輝く液体は洋梨にアンズや黄桃に黄色い花の芳香性。酸やミネラルもワインに溶け込んでおり、穏やかで南国フルーツのテイストです。元ソゼの優れた畑ですか。なるほどです。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!    18%
美味しい     75%
普通        7%
良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

ヴィンテージによって性質は異なりますが、全体的な傾向としては果実味豊かでグラマラスと言うよりは、凛としたミネラルや美しい酸を感じるスレンダーなエレガントさを持った傾向で、その清潔感ある品質に並のワインには無い美味しさを感じた方が多い印象です。

若い段階でのスレンダーな品質も良いのですが、10年以上の熟成を経て果実感やコクの増した円熟味に感動レベルの評価も与える方も見受けられ、好みにもよりますが熟成させた方が満足度が高い傾向です。

 

以上です。

ピュリニー・モンラッシェらしい気品を感じられるワインのイメージは広がりましたでしょうか。

その答えは実際口にしてみることでしかわかりませんが、ジャン・マルク・ボワイヨの清潔感とバランス感覚に優れた造りは、私の経験上からも非常に外す確率の低い優良生産者だと感じています。

参考になれば嬉しく思います。

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

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ワンランク下の村名ワインです
こちらもなかなか高評価でした。
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