ラツィオ州のおすすめワイン【3選】口コミ満足度の高い銘柄の味わいや飲み頃など詳しく解説

実践編

 

 

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イタリアの首都ローマがあるラツィオ州は、比較的カジュアルなワインを生む中規模産地。

「いろんな生産者がいろんなワインを造ってるけど、結局どれを選べば良いの?

この記事にたどり着く方は、多かれ少なかれそのような思いがあるのではないでしょうか。

膨大な種類が存在するワインの中から好みのワインを的確に選択するのは、プロでもない限り難かしいと言えるでしょう。(いや、プロでも難しいですね。)

しかしそのような悩みは、この記事を読むことで少しは解決すると確信しています。

なぜなら、2014年に日本ソムリエ協会認定ソムリエの資格を取得した私が、インターネット上にある信憑性の高い口コミだけを調べ尽くし、特に満足度の高いワインのみをピックアップ。特徴・当たり年・飲み頃・口コミ内容などを詳しく解説しているからです。
自身が実際飲んで美味しいと感じるワインもさることながら、
多くの方が美味しいと認めるワインは外す確率も少ないと考えました。

※主な口コミは、国内最大のワインスクールであるアカデミー・デユ・ヴァン様が運営するvinicaによるもので、その信憑性の高い口コミを参考にさせていただいております。

 

それでは参りましょう。

 

ラツィオ州のおすすめワイン【3選】

星の数ほど存在するワインは、産地やブドウ品種に生産者、あるいは収穫年や熟成度合い、そして個人個人の受け止め方によっても味わいへの評価は変化し、一つとして同じものが無い事が難しさであり魅力でもあります。

ここで紹介するワインは、あくまで一般的に満足度が高いという事で、それら以外にも素晴らしいワインは無数に存在します。

個々の受け止め方でも評価は変わるわけですから、これがおすすめワインと決めてしまうのはナンセンスだと思いますし、ここで紹介するワイン以外を探究される事も素晴らしいと思います。

そのような事を踏まえて、この記事が何かしらのヒントになり、あなたのワイン選びのお役に立てれば嬉しく思います。

 

さて、私は日本で購入可能なラツィオ州の生産者を約20ピックアップ
数ある銘柄の中で多くの日本の消費者の方々に実際飲まれ、そして口コミ満足度の高いワインはどれかを客観的視点から調べてみました

その結果、特に高い満足度を獲得していると感じたワインは3銘柄

  • DOCG チェサネーゼデルピリオ
  • DOCG フラスカーティ スペリオーレ
  • DOC フラスカーティ
  • DOC エスト!エスト!!エスト!!!ディ モンテフィアスコーネ

など、ソムリエ試験では以上のような主要格付けワインを学びましたが、実際日本の市場に出回る銘柄は少ない印象。
※特に チェサネーゼデルピリオは少ないですね。
その中でも特に満足度が高いとなると、個人的解釈としてですが以下の3銘柄に絞り込まれました。

 

ラツィオ州のおすすめワイン【3選

※価格順

レ コステ ビアンコ(オレンジ)

人気生産者でネット上でも売り切れの場合も多いです。
購入を前提に記事を読まれる場合は、まずは下記のリンク先に在庫があることを確認されてから読むことをおすすめします。

>楽天でレ コステを探す
>アマゾンで探す 

ブドウが持つ自然な味わいを
そのままボトリングしたような
滋味深くバランス良い味わい

【価格】
5000前後

【ブドウ品種】
プロカニコ
グレーコ
・他多数品種

ラツィオ州の見逃せないオレンジワイン生産者
2004年に始まる新鋭ですがその実力は確かで、研究熱心で年々進化する味わいにも定評があることもわかりました。
私自身もブドウを丸ごとボトリングしたような自然で滋味深い味わいに好感を持っており、多くの皆様の口コミ高評価にも納得できるものでした。
このワインの特徴は、特徴的なオレンジの色調と、大地のエキスを存分に吸い上げたブドウの房を丸ごと発酵したような自然な味わいにあります。
通常の白ワインのようなフルーティーさは抑え気味で、滋味深い旨味、ピュアな酸味、ほろ苦い後口、少しの渋味などがバランス良く融合したドライな飲み口が楽しめます。
フリウリのオレンジワインも素晴らしいですが、レコステも押えておきたい生産者です。

 

このワインの《味わい》《その味わいを生む理由》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
さらにくわしい解説はコチラ

 

ポッジョ レ ヴォルピ ドンナルーチェ(少甘白)

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ノーブランド品
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アロマティックな芳香
濃厚でやや甘口だが
後口はスッキリ上品

【価格】
2400前後

【ブドウ品種】
マルヴァジーア デル ラツィオ主体
グレーコ
シャルドネ

ラツィオ州で一番口コミ満足度が高いと感じた銘柄。

評価誌でも何度も満点を獲得しており、名実共にイタリアトップクラスの人気白ワインだと感じました。

このワインの特徴は、様々な果実や花を思わせる非常にアロマティックな芳香があり、凝縮された果実の優しい甘味が広がる濃厚な味わいを、適度な酸と凛としたミネラル感が引き締める優れたバランス感覚があるところ。

少し甘めのワインですから、スッキリドライが好きな方にはすすめにくいですが、上品な甘味を引き締める酸やミネラル感のバランスも良く、試す価値のある人気銘柄と感じています。

このワインの《味わい》《その味わいを生む理由》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
さらにくわしい解説はコチラ

 

フォンタナ カンディダ サンタ テレーザ(白)

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Fontana Candida(フォンタナカンディダ)
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爽やかで程良いコク
軽快でバランス良い
ハイコスパフラスカティ

【価格】
1200前後

【ブドウ品種】
マルヴァジーア
トレッビアーノ
グレーコ

イタリアを代表する1000円台のハイコスパ銘柄。

ガイドブックなどでもコスパワインとして何度も受賞される銘柄ですが、日本の一般消費者の方々の口コミ満足度も非常に高い印象。

このワインの特徴は、フレッシュな果実やハーブのニュアンスが感じられる爽やかで軽快な飲み口の中に、適度なコクも感じられるバランス良い味わいにあります。
また、そのような良質ワインが1000円台前半と非常に手軽であることも見逃せない特徴と言えます。

ラツィオ州を代表するフラスカティを1つだけ挙げるとすれば、サンタ テレーザだと感じました。

このワインの《味わい》《その味わいを生む理由》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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ラツィオ州のおすすめワインのまとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事が参考になり、あなただけの好みのワインが見つかれば幸いです。

それでは、今回紹介したワインのおさらいです。
レ コステ ビアンコオレンジ
5000前後
ラツィオ州の見逃せないオレンジワイン。
ブドウを丸ごとボトリングしたような自然で滋味深くドライな味わい。

ポッジョ レ ヴォルピ ドンナルーチェ少甘白
2400前後
ラツィオ州で一番口コミ満足度が高いと感じた銘柄。
少し甘めのワインですから、スッキリドライが好きな方にはすすめにくいが、上品な甘味を引き締める酸やミネラル感のバランスも良い。

フォンタナ カンディダ サンタ テレーザ
1200前後
イタリアを代表する1000円台のハイコスパ銘柄。
フレッシュな果実やハーブのニュアンスが感じられる爽やかで軽快な飲み口の中に、適度なコクも感じられるバランス良い味わいで、
口コミ満足度も非常に高い印象。

 

以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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