ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィス ボーヌ・デュ・シャトー プルミエ・クリュ ルージュ

 

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今回は低迷を乗り越え復活した生産者のワインの紹介です。

ボーヌのワインで多くの方に飲まれ、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうという客観的視点から調べてみた結果、非常に多くの方に選ばれ(口コミされ)感動レベルの評価をする方はいないにせよ、バランスの良い飲み口に好感を持つ方も多く、カジュアルすぎる事も上級すぎる事もないブルゴーニュ・ピノらしい品質は、選択肢の一つに持っておいても良いのではないかと感じました。

ワインに必要なのはバランス。何かが突出して際立つ必要はなく、果実味・酸・タンニン・ミネラルなどの要素が絶妙なバランスで互いを支え合う事で味わいを表現するのであり、バランスが良いという事は決して個性がない事ではない。」

このような考え方を持つブシャール・ペール・エ・フィスの歴史を簡単にまとめましょう。

1731年創立。畑を次々に購入したり地下熟成庫を購入するなど規模をどんどん拡大していきます。

1970~80年代。経済的に危機が訪れ、品質にも悪影響が出る。

1995年、シャンパーニュの「アンリオ」のオーナーであるジョセフ・アンリオ氏が所有者になり、全ての工程に見直しを図り見事に復活を果たし、世界一影響力を持つワイン評価本であるワイン・アドヴォケイトで4つ星(最高5つ星)を獲得するトップ生産者に返り咲きます。

 

ザックリこのような経緯です。

生産量も多く酒屋や飲食店で見かける事も多い生産者で、品質も安定感があるところが魅力的です。

それではそんなブシャール・ペール・エ・フィス ボーヌ・デュ・シャトー プルミエ・クリュ の

・価格

・味わい

・飲み頃と当たり年

・口コミ

について解説していきましょう。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

《ワイン名》
ブシャール・ペール・エ・フィス
ボーヌ・デュ
シャトー プルミエ・クリュ
ルージュ

2015

《価格》

【およそ4500~6000円

《ブドウ品種》ピノノワール
《ボディ》  ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>ボーヌ>プルミエ・クリュ
《生産者》  ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィス

《特徴》
上品で落ち着きある風味
バランスに優れた
王道ブルゴーニュ・ピノ

このワインの特徴は、どの成分が主張しすぎる事のないバランス感覚に優れた品質にあり、ボーヌらしい柔らかで落ち着きを感じさせる風味も感じられる質感は、複雑で上品な王道ブルゴーニュ・ピノの佇まいがあります。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

優れたプルミエクリュ
ブシャールはボーヌの中でも特に優れた区画のプルミエ・クリュをいくつも所有しており、それらのブドウをブレンドして造られるこのワインは、複雑でボーヌらしい穏やかさを持った品質になります。

丁寧なブドウ管理
区画ごとに気象台を設置し温度や湿度のデータを把握することで、病害リスクの高い区画を察知し、ピンポイントで処置を施せる仕組みを造る事で、健全なブドウを栽培できます。
そして、そのブドウは機械ではなく丁寧に手摘みで収穫され、さらに厳しい選果をクリアしたブドウだけがワインになります。
そうすることで雑味の無い上品なワインが生まれます。

最新の醸造施設
2005年に最新設備を完備した新醸造所を完成させており、区画ごとの個性を引き出せる設備や、果実や果汁にストレスをかけない環境が整えられているため、ボーヌらしさを感じ雑味の無い上品な味わいを生んでいます。

その他、栽培や醸造において様々な取り組みが行われますが、その根底には土地の個性を感じられるバランスの良い味わいを目指すという哲学があるわけです。

【外観】
透明感のあるルビーレッド
熟成が進むほどレンガ色に近づいていきます。

【香り】
ラズベリーやチェリーなどの赤い果実の香り、ヴィンテージによってはブラックベリーやプラムのような黒い果実のニュアンスも感じられ、ハーブやスパイスに樽に由来するコーヒーなども加わった複雑な香りも心地よく広がります。
熟成させれば果実香は落ち着きあるニュアンスになり、土にキノコや紅茶のような熟成香も感じられます。

【味わい】
ほどよい強さの穏やかな果実味が心地よく広がり、しなやかなタンニンと美しい酸味はバランスよく構造を形成し、果実や樽にスパイスといった複雑な余韻が長く続きます。
熟成が進むほどタンニンや酸はさらにワインに溶け込むことでしやかな印象になり、円熟を感じさせる甘やかな果実味と旨味、熟成香も加わった複雑な風味を伴った余韻へと導いてくれます。

《飲む時の適正温度》

14℃18℃
その豊かで心地よい香りと味わいを感じるには、このくらいの温度帯が最も広がりある風味を楽しめるでしょう。
少し冷やし気味にすれば酸味が際立ち軽快さのある飲み口になりますし、温度を上げるほど酸は穏やかに感じられ、甘味や風味の広がりある味わいを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ2年~10年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。

良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向きます。
難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなります。

一般的にブルゴーニュ赤のヴィンテージチャートは以下のようになっています。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2005年 5
2006年 3
2007年 2
2008年 3
2009年 5
2010年 5
2011年 3
2012年 4
2013年 3
2014年 4
2015年 5 

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【バルーン型ブルゴーニュグラス】
豊かな香りと、エレガントな味わいを持った良質なワインです。
香りが取りやすく、温度が少しずつ上がる事で甘味を感じやすいように設計された、ふくらみのあるバルーン型ブルゴーニュグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


バーニャカウダ


地鶏のグリル

など、ほどよくコクのある味わいの料理に合わせる事で、繊細で複雑なワインの味わいが料理を引き立て、また、料理がワインを引き立て、心地よい風味の広がるマリアージュを楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

飲食店様限定ですが、ブシャールは安定感がある品質で比較的在庫も豊富で入手しやすいですから、お店のワインリストにもオンリストしやすいと思います。

品質も濃すぎず軽すぎず上質すぎる事もカジュアルすぎる事もなく、価格も高すぎず安過ぎないという事で、全てにおいて絶妙なバランス感覚を持ったワインと言えるでしょう。

取り合えず丁度良いブルゴーニュ・ピノらしいワインをお探しでしたら、候補に入れても良いのではないでしょうか。


《こんな場合には不適切!?》

ワインはお酒であり楽しむことが最も大切だと思いますから、不適切な場面というのは本当は存在しないのかもしれません。

その事を前提にあえて言えば、濃厚なワインが好みの方や、そのような濃いワインの後にこのワインを口にしたり、濃厚な味わいの料理に合わせたりすると、せっかくのエレガントでバランスの良い味わいをただの薄いワインと感じてしまう事もありそうです。

食べ合わせ飲み順を意識することで、さらにワインを楽しむことができるのではないでしょうか。

《飲んだ人の口コミ》
2017年~19年に飲んだ人の口コミです。

悪い口コミ

「ブルゴーニュ・ピノらしいエレガンスを感じ良質である事はわかるが、深いワインを飲んだ後だと薄く感じてしまうね。」


「4年目の2013はなんだか薄くて物足りない感じがしますね。」

良い口コミ

「6年熟成の2012はとっても美しいガーネットで見とれてしまいます。バラやイチゴの香りが心地よく、酸が立ちすぎる事もなくお手本ピノって感じで美味しかったです。」


「安心と安定を持ったブシャールだ。5年熟成の2013は赤い果実にバラにスパイスのニュアンス。価格も考えれば満足に値するコスパピノだよ。」


「4年熟成の2015は深いルビーで、バラに黒系果実に革のニュアンスも感じられます。若いワインですがタンニンはなめらかさがあり、バランスがいいですね。ヴィンテージが15という事で過去に飲んだブシャールの中では果実感は一番かな。美味しいです。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!     0%
美味しい     54%
普通       43%
良くない      3%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

驚くほど素晴らしいと感じる方は見当たりませんでしたが、カジュアルすぎる事もなく丁度いいブルゴーニュらしい品質に、ほどほどの満足感を持った方が多い印象で、好みによってはやや薄いと感じる方もおられました。

大手の生産者であり安心感もありますから、ブルゴーニュ・ピノを選ぶ場合、ほどよい価格と品質は選択肢にしておいても良いのではないかと感じました。

 

以上です。

バランスが大切というのはとても共感できます。

ドラえもんの場合も北斗の拳の場合もアンパンマンの場合も、それぞれのキャラ登場キャラが互いに個性を程よく出し合っておもしろいアニメが完成されます。

果実味はしずかちゃんであり、ユリアであり、アンパンマン。

タンニンはジャイアンであり、ラオウであり、バイキンマン。

酸味はスネ夫?、レイ?、ドキンちゃん?

よくわからなくなりました(笑)。

ともかくブシャールは、安定感があり土地の個性を感じられるバランスの良いワインを生んでいるという結論でいかがでしょう。

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

【ブシャール・ペール・エ・フィス ボーヌ・デュ・シャトー プルミエ・クリュ の最安値の価格帯】

ボーヌ プルミエ・クリュ
ボーヌ・デュ・シャトー ルージュ 2015年
ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィス

4378円税込・送料別

ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィス
ボーヌ・デュ・シャトー プルミエ・クリュ 2014 

4590円税込・送料別

ハーフです
ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィス
ボーヌ・デュ・シャトー プルミエ・クリュ
2015 375ml 【ハーフ】

2740円税込・送料別

オスピス・ド・ボーヌ ボーヌ プルミエ・クリュ ニコラ・ロラン

 

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「ボーヌの病院」

の紹介です。

ワイン紹介しなさいと言われそうです(笑)。

さておき、ボーヌのワインで多くの方に選ばれ(口コミされ)、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうという客観的視点から調べてみた結果、オスピス・ド・ボーヌはその条件を満たしており、この地区において外す事の出来ない生産者である事も確認することもできました。

歴史

15世紀当時ボーヌは非常に貧しい状態にあり、街には病人や貧困者が溢れ、その事に心痛めたブルゴーニュ公国の財務長 官、ニコラ・ロランとその妻であるギゴーヌ・ド・サランは、私財をなげうって病院を設立。

しかし、治療費を払えない人々の状況は変わりませんでした。

そこでニコラ・ロラン氏は自身の所有するブドウ畑を病院に寄付、そこから造られるワインを売った利益で病人に無償で治療を施し、多くの人々を救ったことが始まりです。

この慈悲深い精神に共感した富裕層やワイン生産者も多く、次々に自らの所有する畑を寄付するようになり、この病院はブルゴーニュ地方に広く畑を所有するようになりました。

現在は医療施設としての機能は持たず、ワインの利益は近代化されたオスピス・ド・ボーヌの維持費などにあてられています。

それではそんなオスピス・ド・ボーヌ ボーヌ プルミエ・クリュの

・価格

・味わい

・飲み頃と当たり年

・口コミ

について解説していきましょう。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

《ワイン名》
オスピス・ド・ボーヌ
ボーヌ プルミエ・クリュ
ニコラ・ロラン

《価格》

【およそ20000~26000円

《ブドウ品種》ピノノワール
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>ボーヌ>プルミエ・クリュ
《生産者》  オスピス・ド・ボーヌ

《特徴》
品質のバラつきがあるが
大体ハイクオリティー

なかなか理解しにくい小見出コメントですね(苦笑)。

というのも、このワインの製造過程や消費者に届くまでの経緯が独特で様々である事から、そのように言わざるを得ないというのが現状です。

ではその部分を簡単に解説しておきましょう。

オスピス・ド・ボーヌのワインは、多くの生産者がそれぞれブドウを栽培し醸造したワインを樽の状態で競売にかけられ、落札者はネゴシアンにそのワインを預け、熟成と瓶詰をするという過程を経る事になります。

つまり、ワイン造りの段階での生産者の実力の差が出る事と、熟成から瓶詰させるネゴシアンの実力の差が出るという事です。

今回紹介しているボーヌのプルミエクリュは、後で紹介する実際に飲まれた方にも高い評価を得ていますから、比較的品質は安定して高い傾向にあると言えるのではないでしょうか。

【外観】【香り】【味わい】
今回は、前述の通り生産者やネゴシアンによって味わいに差がありますから、具体的な表現は避けさせていただきます。
ボーヌのプルミエ・クリュという事ですから、芳醇で力強さと柔らかさを持った品質で、熟成を経るほどに妖艶で複雑な風味が現れるというザックリとした傾向だけお伝えしておきます。

《飲む時の適正温度》

14℃18℃
その豊かで複雑な香りと味わいを感じるには、このくらいの温度帯が最も広がりある風味を楽しめるでしょう。
少し冷やし気味にすれば酸味が際立ちエレガントな飲み口になりますし、温度を上げるほど酸は穏やかに感じられ、甘味や風味の広がりある複雑な味わいを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ5年~40年
様々な生産者とネゴシアンが介入しているため、飲み頃の幅もあえて幅広いものと捉えました。

良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向きます。
難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなります。

一般的にブルゴーニュ赤のヴィンテージチャートは以下のようになっています。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

1973年 1
1974年 1
1975年 0
1976年 4
1977年 0
1978年 5
1979年 3
1980年 2
1981年 2
1982年 2
1983年 3
1984年 1
1985年 5
1986年 4
1987年 4

1988年 5
1989年 4
1990年 5

1991年 3
1992年 2
1993年 4
1994年 2
1995年 4
1996年 5
1997年 3
1998年 3
1999年 4
2000年 3

2001年 3
2002年 4
2003年 3
2004年 2
2005年 5
2006年 3
2007年 2
2008年 3
2009年 5
2010年 5
2011年 3
2012年 4
2013年 3
2014年 4
2015年 5 

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【バルーン型ブルゴーニュグラス】
豊かな香りと、エレガントで優雅な味わいを持った上質なワインです。
香りが取りやすく、温度が少しずつ上がる事で甘味を感じやすいように設計された、ふくらみのあるバルーン型ブルゴーニュグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


アワビバター


鴨鍋

など、上質な素材でコクのある味わいの料理に合わせる事で、豊かで優雅な風味の広がる上質なマリアージュが楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

購入することでその利益の一部が医療の充実に繋がる仕組みを持っているワインです。

もちろん品質も上質で、そのような意味合いも含めてワインを楽しみたい場合は良いかもしれませんし、ワイン好きの医師の方への贈り物にしても、そのような仕組みも含めて共感していただけるかもしれません。


《こんな場合には不適切!?》

このワインが競売にかけられるのは、収益を多く捻出し医療を充実させるという意味合いも含まれているため、若干コスパが悪いワインとも言えるでしょう。

また、前述の通り品質にバラつきがある事も特徴ですから、ここは外せないという場面ではちょっとリスキーかもしれません。

ワクワクとスリルを楽しむ場面には良さそうですが(笑)。

《飲んだ人の口コミ》
2014年~19年に飲んだ人の口コミです。

悪い口コミ

「ん?苦味が支配的だ。飲めない品質ではなく普通としておくが、これはきっと酒屋の保存が悪かったのだろう。ちゃんとしてもらいたいものだ。」

良い口コミ

「清潔感があって、身なりも所作も素敵な紳士のような端正さがあります。3年熟成の2012は若いのでしょうが、私は大好きです。」


「熟成ボーヌだけが持つ丸さ、深さ、複雑さがあるね。45年の適切な熟成を経た72は非常に状態も良く、古酒の魅力を存分に楽しめる。ボーヌはやはり熟成させたいね。」


「4年目の2011は若々しい爽やかさとチャーミングさを感じますが、決して安っぽい感じはなく、料理に合わせれれば互いを引き立てあう素敵なマリアージュが楽しめますね。」


「16年熟成の01は飲み頃だ。成分は溶け合いしなやかでエレガントな印象だが、フレッシュさと力強さもまだ持っており、クリーム系パスタとよく合うね。とても楽しい時間を楽しませてもらった。」

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!    10%
美味しい     63%
普通       27%
良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

突き抜けるような凄みは無いにせよ、かなりクオリティーの高い品質である事が伝わってきました。

樽の状態でオークションにかけられ、その後は落札者が貯蔵、瓶詰め、出荷までを行うというという事で、品質に個体差があるというところは賛否両論ありそうですが、遠足に行く前のようなワクワクやスリルを楽しみたい場合は特に良いかもしれません。

 

以上です。

オスピス・ド・ボーヌ・プルミエ・クリュ・ニコラ・ロランのイメージは広がりましたでしょうか。

品質のバラつきが特徴なのですからイメージが広がりようがありませんね(苦笑)。

ここまで読み進めると、貧しい人々や病人を助ける仕組みを思いつき実行したニコラ・ロラン氏が、いかに慈悲深く偉大な人物なのかと感じた方も少なくない事でしょう。

ところがこのニコラ・ロラン氏、かなりの悪代官で有名な人物というのが正体で、自らの私腹を肥やすために多くの犠牲を生んだという事です。

そしてそのような過去を浄化したいという考えから始めた活動というわけです。

なんだか幻滅してしまうような話ですがそれが事実なんですね。

そして毎年11月の第3日曜に競売にかけられる、オスピス・ド・ボーヌの競売会は非常に有名なイベントであり、ワインの価格にもご祝儀相場が含まれています。

日本で言えばマグロの初競りのようなものですかね。

要するに高めであり、実は美しいばかりではないストーリーを持ったワインなのですね。

・・・。

あれ?

私はこのワインをすすめているのでは?(笑)

ともあれ、収益の一部が医療現場に注がれている事は事実で、実際飲まれた方の評価も高いという事で、選択肢に入れたりこのような話のネタにしてみてもおもしろいかもしれません。

日頃悪い事してるな~と感じてる方は、このワインをたくさん買って下さい(笑)。

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

【オスピス・ド・ボーヌ ボーヌ プルミエ・クリュの最安値の価格帯】

オスピス・ド・ボーヌ
ボーヌ 1er キュヴェ・ニコラ・ロラン 2015 

19800円税込・送料別

オスピス・ド・ボーヌ
ボーヌ 1er キュヴェ・ニコラ・ロラン [2015

20350円税込・送料別

オスピス ド ボーヌ
ボーヌ プルミエクリュ キュヴェ ニコラ ロラン

26400円税込・送料別

 

ジョゼフ・ドルーアン ショレイ・レ・ボーヌ

 

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「ブルゴーニュのピノノワールらしいワインを3000円位でとりあえず飲んでみたいのですが、どれを選べばいいですか?」

こう聞かれたならば、私はこのワインを候補に挙げるでしょう。

1880年にボーヌに創立されたブルゴーニュを代表する家族経営の大規模生産者であり、アメリカのオレゴンに可能性を確信し、いち早くドメーヌを設立。

流行にとらわれず、自分たちが良いと思うワインを提供し続けているところも特徴的で、テロワールの多様性を最大限に表現した非常に多くのラインナップを持っています。

シャブリで評価の高いワインを調査した時も、シャブリ レゼルヴ ド ヴォードンの口コミ評価は高く、紹介させていただきましたし、シャンボール・ミュジニーにおいてもコスパの良い品質は消費者の高い支持を得ていました。

そして今回はショレイ・レ・ボーヌというわけですが、ややマイナーイメージの強い産地という事もあってか非常に手頃な価格で販売されており、品質もカジュアルすぎる事も上質すぎる事もなく、ブルゴーニュ・ピノらしい複雑さに繊細さを持っており、よく言われる薄旨系の味わいは多くの方の好感を得ています。

それではそんなジョゼフ・ドルーアン ショレイ・レ・ボーヌの

・価格

・味わい

・飲み頃と当たり年

・口コミ

について解説していきましょう。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

《ワイン名》
ジョゼフ・ドルーアン
ショレイ・レ・ボーヌ

《価格》

【およそ2700~4900円

《ブドウ品種》ピノノワール
《ボディ》  ライト~ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>ショレイ・レ・ボーヌ
《生産者》  ジョゼフ・ドルーアン 

《特徴》
繊細で複雑
薄旨な味わいは
王道ブルゴーニュ・ピノ

このワインの特徴は、どの成分が主張しすぎる事のない繊細な風味ではありますが、出汁の効いたような優しい旨味や、果実に土に革や樽などの複雑な風味も持ち合わせており、そのような繊細かつ複雑で旨味の感じられる品質は王道ブルゴーニュ・ピノの味わいと言えるところです。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

ワイン造りのスタイル
「エレガンスとバランス」これがジョセフ・ドルーアンが大切にしている事で、テロワール(ブドウを取り巻く自然環境)の表現も重視しています。
ショレイ・レ・ボーヌにおいては、繊細ながら複雑な風味や旨味の感じられるバランスの良いワインが生まれます。

ビオディナミ農法
無農薬・有機肥料で天体の動きも考慮したビオディナミ農法の採用で、微生物の働きなどにより健全で成分豊かな土壌になり、その成分を吸い上げた複雑で上質なブドウが育ちます。

高密植栽培
ブドウの樹をあえて高密度に植え、さらに雑草もそのままにすることで、ブドウの根は栄養を求め地中深くまで根を伸ばし成分を吸い上げます。
そうすることで果実に成分が凝縮されるわけです。

控えめの樽
樽のニュアンスが反映しやすい新樽の使用比率を低くすることで、ブドウの繊細な風味を感じつつほどよい樽を感じられるバランスの良さがあります。

その他、丁寧な手摘み収穫や選果あるいは天然酵母の使用など、緻密な栽培から醸造を実践しています。

 

【外観】
透明感のあるルビーレッド
熟成が進むほどレンガ色に近づいていきます。

【香り】
ラズベリーやチェリーなどの赤い果実の香りに、土に革製品やスパイスに樽なども加わった複雑な香りも心地よく広がります。
熟成させれば果実香は落ち着きあるドライフルーツなどのニュアンスになり、腐葉土にキノコや紅茶のような熟成香も感じられます。

【味わい】
繊細な果実味は主張しすぎる事はありませんが、出汁の効いたような心地よい旨味と共に口の中に優しく広がり、穏やかなタンニンはしなやかな質感を表現します。
美しい酸味は味わいをまとめ、繊細ながら複雑な風味を残した余韻があります。
熟成させれば酸やタンニンなどの成分が溶け合い、よりしなやかで落ち着きある風味を楽しめるでしょう。

《飲む時の適正温度》

14℃18℃
その複雑で心地よい香りと味わいを感じるには、このくらいの温度帯が最も広がりある風味を楽しめるでしょう。
少し冷やし気味にすれば酸味が際立ち軽快さのある飲み口になりますし、温度を上げるほど酸は穏やかに感じられ、甘味や風味の広がりある味わいを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ3年~10年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。
35年熟成の1982を高く評価されている方もおられますから、あくまで目安としてご理解下さい。

良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向きます。
難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなります。

一般的にブルゴーニュ赤のヴィンテージチャートは以下のようになっています。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2005年 5
2006年 3
2007年 2
2008年 3
2009年 5
2010年 5
2011年 3
2012年 4
2013年 3
2014年 4
2015年 5 

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【バルーン型ブルゴーニュグラス】
複雑で繊細な香りと味わいを持った良質なワインです。
香りが取りやすく、温度が少しずつ上がる事で甘味を感じやすいように設計された、ふくらみのあるバルーン型ブルゴーニュグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


地鶏のタタキ


トマト系ピザ

など、ほどよくコクのある味わいの料理に合わせる事で、繊細で複雑なワインの味わいが料理を引き立て、また、料理がワインを引き立て、心地よい風味の広がるマリアージュを楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

繊細で複雑さがあり出汁の効いたような旨味の感じられるワインで、いわゆる王道ブルゴーニュ・ピノらしい品質です。

手頃にブルゴーニュ・ピノらしさを体感したいような時は選択肢にしてもいいと思いますし、このような品質はいろんな料理に寄り添う優しさがあると考えますから、ご家庭でちょっとワインを料理と楽しみたい時にも力を発揮してくれそうです。

特にこのような繊細さのある風味は、疲れた体にスッと染み入るような優しさがありますから、仕事を乗り切ってちょっとホッとしたい時などにも向いているのではないでしょうか。


《こんな場合には不適切!?》

いや、俺(私)はホッとなんかしたくない!!

ガツンと肉にガッシリ赤ワインだ!!

という方には向かないでしょう(笑)。

そんな時はボルドー上級赤ワインや、スペインやニューワールド系などの濃い赤ワインを選びましょう。

《飲んだ人の口コミ》
2014年~19年に飲んだ人の口コミです。

悪い口コミ

「色調だけでも明るく軽いワインである事はわかる。悪くはないが特筆すべき点もなく、私にはごく普通のワインだ。」

 

良い口コミ

「寝酒にちょっと飲もうと思っただけなのに、思ったよりも旨くってな。ほとんど飲んじまったぜ!!(笑)。3年熟成の2013いいんじゃないかな。」


「透明感のある明るいルビーで、ラズベリーに革にキノコにスパイスやスモーキーさもあり複雑でビオっぽさがあります。味わいは繊細な果実味と心地よい旨味を豊かな酸が引き締め、タンニンは穏やかでやさしい印象。4年熟成の2014は時間経過で温度も上がり、甘やかさや樽のニュアンスも広がりを見せてくれました。ブルゴーニュ・ピノらしい繊細で出汁効いたような旨味が感じられる良いワインですね。」


「3年目の2015は感動するような品質ではないが、ボーヌの雰囲気を感じさせてくれて悪くない。価格も考えれば上出来と言えるだろう。」


「こういう薄旨系のピノはサッパリ系の料理にも相性が良くっていいですね。優しく寄り添ってくれる感じが大好きです。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!     0%
美味しい     40%
普通       60%
良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

皆様の口コミを拝見し、薄旨複雑ブルゴーニュ・ピノなのだという事がよく伝わってきました。

そして手頃な価格という事で奥深さを求めるワインではありませんから、そのような奥深い味わいや、濃厚なワインやが好みの方には決しておすすめできる品質ではないと感じました。

そもそもこのワインの口コミをしておられる方はブルゴーニュラバーの方が多く、そのような濃厚なワインが好みの方は選んでいないという事も一因あるのでしょうが、非常に手頃な価格にしては複雑で心地よい出汁の効いたような旨味も感じられる品質に、非常に満足しているといった方が最も多かった印象で、悪い印象の口コミはほぼ見当たりませんでした。

普通評価を出す方も、品質自体は普通でも価格も考えれば満足できると評価される方が多かったということですね。

 

以上です。

ジョセフ・ドルーアンのショレイ・レ・ボーヌの味わいのイメージは広がりましたでしょうか。

この記事に辿り着きここまで読み進める方は、きっと日本に100人もいないのではないかと思っています。たぶん・・

ブルゴーニュに深く精通した方。

何が何だかわからず辿り着いた方。

私のファンの方。

おそらくそのような方がここまで読み進めてくれた、非常に珍しい方々ではないかと推測します。

そんな奇跡に近い確率に感謝しております。

・・・。

私は何を言っているのでしょうか。

毎日記事を書きすぎて思考の迷路に入りそうです(笑)。

一言で言うと一期一会のワインをお楽しみくださいという事でしょうか。

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

 

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