シャトー・ド・フュイッセ プイイ・フュイッセ テート・ド・クリュ

 

サイト全体像がわかる【もくじ】はコチラ

 

長い歴史を持つ由緒ある生産者。

プイィ・フュイッセの顔とも呼ばれる生産者であり、その品質の高さは評論家はもちろん、日本の一般消費者の方々にも評価されています。

豊潤かつ繊細で手頃な価格帯のワインを生むプイィ・フュイッセは、高級ワインを生むブルゴーニュ北部ではなく、南部側のマコネ地区の中心に位置する村名ワイン。

そんなプイィ・フュイッセにおいて、日本の一般消費者の方々に多く飲まれ、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうと客観的視点から調べてみた結果、購入可能で口コミもそこそこある約30の生産者のワインの中でも、
■ドメーヌ J・A フェレ
■シャトー・ド・フュイッセ
■ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィス
以上の生産者が、特にそのような条件を満たしていると感じました。

今回はその一つであるシャトー・ド・フュイッセの紹介で、いくつか存在するラインナップの中でも、最良の区画を選び抜きアッサンブラージュ(混ぜて)造られる「テット・ド・クリュ」が特に目を引く評価を獲得していると感じたわけです。

 

1604年からの長い歴史を持つ由緒ある生産者であり、現在はアントワーヌ・ヴァンサン氏が社長として醸造を担当しており、緻密な管理と、区画ごとの特性を最大限に引き出す造りは多くの人々を魅了しており、プイィ・フュイッセにおけるトップ生産者の地位を守り続けています。

 

それではそんなシャトー・ド・フュイッセ プイイ・フュイッセ テート・ド・クリュの

・価格

・味わい

・飲み頃と当たり年

・口コミ

について解説していきましょう。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

《ワイン名》
シャトー・ド・フュイッセ
プイイ・フュイッセ
テート・ド・クリュ

《価格》

【およそ4500円前後

《ブドウ品種》シャルドネ
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>マコネ>プイィ・フュイッセ
《生産者》  シャトー・ド・フュイッセ

《特徴》
溢れる果実味
質の高い酸とミネラルを持つ
芳醇な品質

このワインの特徴は、凝縮感のある豊かな果実の風味と、優しい樽の風味が加わった芳醇な品質にありますが、ブルゴーニュらしい美しく適度な酸や、鉱物的なニュアンスを感じるミネラル感は、上品な質感も感じられる点にあり、ほどよい熟成を経ることで、より円熟味の増したワインにも成長していきます。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

プイィ・フュイッセのテロワール
プイィ・フュイッセの豊富な日照量に由来する豊潤な果実味に適度な美しい酸、そして石灰粘土質土壌に由来する豊富なミネラルも特徴的で、石や金属に塩気を感じるようなミネラル感は、味わいに気品と深みを与えてくれます。

リュット・レゾネ
化学肥料や農薬を極力使用しない減農薬農法(リュット・レゾネ)を実践することで、微生物の働きなどにより健全で成分豊かな土壌が育ち、その土地の成分を吸い上げた上質なブドウが実ります

緻密な醸造
最良の区画を選び抜きアッサンブラージュ(混ぜて)造られるのが、この「テット・ド・クリュ」であり、区画の特性を最大限に引き出すために、土壌や日照などを科学的に分析し、それぞれの区画に適した醸造を実施しています。
そうすることで、より成分が充実し複雑かつクリアーな品質のワインが誕生します。

心地よい樽
樽の風味が反映されやすい新樽の使用比率はおよそ20%
樽が主張しすぎることはありませんが、心地よく広がる樽の風味が感じられるワインを生んでいます。

 

【外観】
輝くレモンゴールド

【香り】
リンゴに白桃にグレープフルーツなどの豊潤な果実の香りに、白い花の華やかさや樽の芳ばしいニュアンスが広がりを見せます。

【味わい】
ふくよかでボリューム感のある果実味が広がりを見せ、ほんのり甘い上品な蜜のニュアンスが伴います。
適度で美しい酸や、旨味を伴ったミネラル分からは上品さが感じられ、豊潤な果実感に程よい樽の風味を伴った余韻へと導いてくれます。

《飲む時の適正温度》

8℃14℃
冷やし気味にすれば軽快さが増し、エレガントさのある飲み口になります。
温度を上げるほど穏やかな風味の広がる優雅な味わいを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ3年~12年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。

良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向き、
難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなる傾向です。

ヴィンテージによって飲み頃にも差がありますから、ヴィンテージチャートも載せておきます。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2010年 5
2011年 4
2012年 
2013年 4
2014年 
2015年 3
2016年 4
2017年 5

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【ふくらみのあるシャルドネグラス】
少し温度を上げることで広がる風味を楽しめますから、香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶことをおすすめします。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


キノコのリゾット


ホタテバター

など、ほどよくコクのある料理などと合わせることで、やさしい風味とコクの広がりある優美なマリアージュを楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


こんな場合におすすめ

シャブリやサンセールほどスッキリしたのも嫌!!

かと言ってニューワールド系の果実味満載も嫌!!

そんな方に、中間程度のふくよかさと上品さを兼ね備えたこのワインをおすすめします。

価格も品質も程良いワインであり、ちょっとしたプレゼント、あるいはちょっと贅沢を楽しみたい時など、様々な場面で活躍が期待できる優れ者と言えるでしょう。


こんな場合には不適切!?

シャブリやサンセールのようなスッキリしたのが好き!!

あるいはニューワールド系の果実味満載が好き!!

そんな方は、それを選びましょう(笑)

このワインは中間程度のボリューム感と上品さを持ったバランス型と言えます。

《飲んだ人の口コミ

悪い口コミ

「樽も効いていて普通に美味しいシャルドネ。特に特筆すべき感動もありませんが・・。」


「6年熟成の2013はクリアーな味わいでありつつ樽感が豊か。悪くありませんが、私には少しくどく感じます。」

良い口コミ

「マコネ地区のカジュアルなワインは酸に透明感が足りない傾向がありますが、このワインは違いますね。流石この地区を代表するだけの品質で、透明感ある6年熟成の2012でした。」


「10年の熟成を経た06は輝くゴールドで、まるで貴腐ワインのような佇まい。最高の時間をありがとう。」


「しっかりコクが感じられマッタリ系のワインだけど、スッキリとした部分も垣間見せる。6年熟成の2011はクリーム系料理との相性も良く、コスパも良いと感じました。」


「5年熟成の2012は凝縮された果実感と、ミネラルのバランスがとっても素敵ですぅ~。また飲みたい💛」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!     7%
美味しい     56%
普通       33%
良くない      4%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

プイィ・フュイッセらしいボリューム感ある果実味と、ほどよい酸にミネラルや樽の効いた造りに好感を持った方が多いですが、スッキリと繊細なワインが好みの方には少しくどいと感じさせる場合もあるようです。

とは言うものの、全体的印象としては果実味や樽感は豊富ながら、ブルゴーニュらしさも持ったリッチな味わいへの評価は高く、10年程度の熟成物の円熟した味わいに、非常に高い評価があったことも印象に残りました

 

以上です。

いかがでしょうか。

人生は楽しむためにあると言いますが、ワインはそれを叶えるための最高の選択肢の一つだと感じるこの頃です。

追求すればするほど奥が深く、掴みきれないところがまた魅力的でもあり、最高の大人の嗜みと呼ばれる所以がそこにあるのだとも感じます。

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

 

ドメーヌ J・A フェレ プイイ・フュイッセ

 

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画像は2012になっていますが、
2017です。

 

高級すぎずカジュアルすぎないバランス感覚。

スッキリというよりは豊潤さのある、ちょっと上質なブルゴーニュをお探しでしたら、この記事を読んでみる価値があると思います。

そうでもない方には程々に参考になるかもしれません(笑)

 

豊潤かつ繊細で手頃な価格帯のワインを生むプイィ・フュイッセは、高級ワインを生むブルゴーニュ北部ではなく、南部側のマコネ地区の中心に位置する村名ワイン。

そんなプイィ・フュイッセにおいて、日本の一般消費者の方々に多く飲まれ、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうと客観的視点から調べてみた結果、購入可能で口コミもそこそこある約30の生産者のワインの中でも、
■ドメーヌ J・A フェレ
■シャトー・ド・フュイッセ
■ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィス
以上の生産者が、特にそのような条件を満たしていると感じました。

今回はその一つであるドメーヌ J・A フェレの紹介です。

 

ここで簡単に歴史です。

1840年創立のドメーヌ J・A フェレは、フュイッセ村の中央にあるドメーヌであり、長年この村のトップ生産者として知られる存在。

フュイッセ村においては、栽培から醸造までを一貫して行うドメーヌスタイルを最初に導入したり、区画ごとに個性の異なるワインを醸造する事を始めた経緯もあり、この地区における先駆者と言える存在でもあります。

長年このドメーヌを発展させてきたジャンヌ・フェレが亡くなり、その後娘のコレットが引き継ぎましたが、そのコレット氏も亡くなります。

そして2008年、メゾン・ルイ・ジャドはその意志を引き継ぐ形で畑を継承しました。
とはいえ現在もエチケットはドメーヌ J・A フェレのままであり、定かではありませんが、誠実なルイ・ジャドのフェレに対する敬意があるのではないかと推測されます。

現在は若き女性醸造家であるオドレ・ブラチーニ氏が、フェレの哲学を継承したワイン造りを担っています。

以上です。

 

それではそんなドメーヌ J・A フェレ プイイ・フュイッセの

・価格

・味わい

・飲み頃と当たり年

・口コミ

について解説していきましょう。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

《ワイン名》
ドメーヌ J・A フェレ
プイイ・フュイッセ

《価格》

【およそ4500円前後

《ブドウ品種》シャルドネ
《ボディ》  ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>マコネ>プイィ・フュイッセ
《生産者》  ドメーヌ J・A フェレ 

《特徴》
ふくよかでエレガント
ワンランク上の
ブルゴーニュブラン

このワインの特徴は、熟した果実に由来するふくよかな果実感に、ブルゴーニュらしい綺麗な酸と凛とした鉱物的なミネラルが感じられる品質にあり、ナッツ類のニュアンスや少しの苦味などは複雑性を高め、このワインがワンランク上のブルゴーニュブランである事を感じさせてくれます。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

優れたテロワール
歴史あるフェレの所有する畑は、プイィ・フュイッセにおける最良のテロワール(ブドウを取り巻く自然環境)があります。
豊富な日照により果実は熟度を高めリッチなニュアンス、粘土石灰質土壌からは、鉱物的な凛とした印象を与えるミネラル分を含んだ果実が実ります。

リュット・レゾネ
化学肥料や農薬を極力使用しない減農薬農法(リュット・レゾネ)を実践することで、微生物の働きなどにより健全で成分豊かな土壌が育ち、その土地の成分を吸い上げた上質なブドウが実ります
プイィ・フュイッセにおいては豊かな果実味と、石灰質土壌に由来する豊富なミネラルやナッツ系のニュアンスを持ったワインを生むブドウが育ちます。

ヴィエイユ・ヴィーニュ
平均樹齢などの情報は見つかりませんでしたが、土地の成分を吸い上げる能力が高いなど、上質な果実を実らせる樹齢の高い古木(ヴィエイユ・ヴィーニュ)のブドウを使用するこだわりがあります。

収量制限
ブドウの収穫量をあえて制限することで、残された果実に成分が集中し、凝縮感あるブドウが育ちます

 

【外観】
輝くレモンゴールド

【香り】
リンゴに白桃にグレープフルーツなどの豊潤な果実の香りに、黄色い花の優雅さやナッツ類の芳ばしいニュアンスが広がりを見せ、小石を思わせる鉱物的なミネラル香も感じられます。

【味わい】
ふくよかでボリューム感のある果実味は、ほんのり甘い上品な蜜のニュアンスを伴い、適度な酸や旨味を伴ったミネラル分は心地よくバランスを整え、ほのかな苦味と豊潤な果実感に程よいナッツの風味を伴った余韻があります。

《飲む時の適正温度》

8℃14℃
冷やし気味にすれば軽快さが増し、エレガントさのある飲み口になります。
温度を上げるほど穏やかな風味の広がる優雅な味わいを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ3年~10年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。

良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向き、
難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなる傾向です。

ヴィンテージによって飲み頃にも差がありますから、ヴィンテージチャートも載せておきます。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2010年 5
2011年 4
2012年 
2013年 4
2014年 
2015年 3
2016年 4
2017年 5

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【ふくらみのあるシャルドネグラス】
少し温度を上げることで広がる風味を楽しめますから、香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶことをおすすめします。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


地鶏のタタキをレモンと塩で


ホタテバター

など、ほどよくコクのある料理などと合わせることで、やさしい風味とコクの広がりある優美なマリアージュを楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


こんな場合におすすめ

シャブリやサンセールほどスッキリしたのも嫌!!

かと言ってニューワールド系の果実味満載も嫌!!

そんな方に、中間程度のふくよかさと上品さを兼ね備えたこのワインをおすすめします。

価格も品質も程良いワインであり、ちょっとしたプレゼント、あるいはちょっと贅沢を楽しみたい時など、様々な場面で活躍が期待できる優れ者と言えるでしょう。


こんな場合には不適切!?

シャブリやサンセールのようなスッキリしたのが好き!!

あるいはニューワールド系の果実味満載が好き!!

と言う方は、それを選びましょう(笑)

それから、次の口コミで紹介しますが時間経過で風味が飛びやすい傾向が見られますから、何日もかけて飲むのはおすすめできないワインとも言えそうです。

《飲んだ人の口コミ

悪い口コミ

「トロピカルフルーツ寄りのフルーティな香りに、バニラや小石のようなミネラリな香り。味わいはボリューミーで果実感が優勢で美味しい。ところが飲み進めるとシャバい印象になっていき、4年目の2014は儚いワインだと思った。」


「5年熟成の2012は、明るく素直な果実のボリューム感があり、酸も適度でふくよかなワイン。後半はなんだか水っぽくなり、余韻も短く。前半は良いので、これはサッサと飲むべきワインでしたね。」

良い口コミ

「プイィ・フュイッセは初めてでしたが、これはいいですね!!5年熟成の2012は、樽香心地よくしなやかな口当たり。余韻も長く心地よいもので、なんと言うか、最高のふわふわ感があります。」


「濃い目のレモンイエロー。2年熟成の2016は既に開いており、ラフランスに白桃の果実香に石灰や樽のニュアンスが広がり、味わいは優しい果実味を主体に、穏やかな酸にほんのり苦味もアクセントで余韻は長め。素直においしいと思える品質で、もう少し熟成させても丸みが出て良くなりそうな予感もありました。」


「5年熟成の2012はイエローゴールド。熟した柑橘類にナッツの芳ばしさに蜂蜜もありますね。透明感のある味わいは複雑さもあり、ほろ苦さを伴った余韻が長く続きます。親しみやすさのある良いワインでしょう。」


「ミネラリーで、陽だまりのような幸せなワインで~す。7年目の09~。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!     7%
美味しい     33%
普通       60%
良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

比較的手頃な価格帯のワインという事で、感動を覚えるほどの味わいと評する方は少ないですが、優しく品の良い味わいに好感を持った方が大半でした。

抜栓してからの時間経過で味わいの風味が抜け、水っぽくなってしまったと感じた方がチラホラ見られましたので、早く飲んでしまった方がベターである事もわかりました。

とは言え、やはりプイィ・フュイッセを代表する生産者で、一定の高い品質を維持する優れたワインであると感じる結果となりました。

 

以上です。

ワインを追求する事は、まるで旅をするような果てしなさがあります。

それはまた、目的地に到着することではなく、その過程を楽しむ旅の醍醐味のようでもあります。

無数に存在し、しかも年々変化していくワインへの果てしなき追求は、最高級の大人の嗜みとも言えるでしょう。

あまり追求せず、ただただ楽しく酔うのもまた素敵ですけどね(笑)

つまり、ワインはお酒であり楽しむもの。

楽しみ方はいろいろあるという事なのでしょう。

 

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

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《楽天》
プイイ フュイッセ 2017 ドメーヌ J.A. フェレ 750ml

《アマゾン》
2013という事で、熟成が進んでいるでしょう。
ドメーヌJ.A.フェレ プイイ フュイッセ [ 2013 750ml ]

レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン ヴィレ・クレッセ

 

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《楽天》2016です 。

 

世界最高の白ワイン生産者を考える時、常にその名が候補に挙がる生産者。

コシュ・デュリ、ルフレーヴと並んで世界最高峰の白ワイン達を生産しており、ムルソーにおいてはコシュ・デュリと双璧をなす2大巨匠として君臨し続けている生産者のワインの紹介です。

 

穏やかで手頃な価格帯のワインを生むヴィレ・クレッセは、高級ワインを生むブルゴーニュ北部ではなく、南部側のマコネ地区の村名ワイン。

そんなヴィレ・クレッセにおいて、日本の一般消費者の方々に多く飲まれ、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうと客観的視点から調べてみた結果、
■ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン
■ドメーヌ・ド・ロアリー
■ドメーヌ・サント・バルブ
■コント・ラフォン
以上の生産者が、そのような条件を満たしていると感じました。

今回はその一つであるコント・ラフォン、世界でも屈指の白ワイン生産者の手掛けるヴィレ・クレッセの紹介です。

 

ここで簡単に歴史です。

初代ジュール・ラフォン氏に始まるムルソーに本拠地を置くドメーヌで、

3代目のルネ・ラフォン氏の代で不動の名声を確立、

現当主は4代目のドミニク・ラフォン氏でさらなる進化を遂げ、ムルソーの偉大な巨匠として君臨し続けています。

今回紹介するコント・ラフォンは本家のドメーヌ・デ・コント・ラフォンではなくレ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン

1990年にマコンに設立され、気軽に楽しめるワインを造るという想いが込められたドメーヌで、エリティエールは「後継者」を意味しており、本家の意志をしっかりと受け継ぐことを目指しているという事です。

 

以上です。

世界屈指の白ワイン生産者のコスパワインは、あなたの選択肢の幅を広げてくれるのではないかと感じています。

 

それではそんなレ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン ヴィレ・クレッセの

・価格

・味わい

・飲み頃と当たり年

・口コミ

について解説していきましょう。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

《ワイン名》
レ・ゼリティエール・デュ
コント・ラフォン
ヴィレ・クレッセ

《価格》

【およそ4000~5000円

《ブドウ品種》シャルドネ
《ボディ》  ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>マコネ>ヴィレ・クレッセ
《生産者》  レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン 

《特徴》
リッチさとエレガンス
を併せ持つ
優れたバランス感覚

このワインの特徴は、豊かな果実味に由来するリッチさと、美しい酸に由来するエレガントさ、また豊富なミネラルに由来する品の良さが、バランス良く融合した品質にあり、若くして楽しめる品質に仕上げられていますが、数年(5年~8年)の熟成によっても丸みを帯びた深さのある味わいを楽しむこともできます。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

ヴィレ・クレッセの個性
ブルゴーニュ地方においては豊富な日照量があり温暖である事から、果実はよく熟し、厚みのある果実味をワインにもたらします。
また、ジュラ紀には海であったとされるヴィレ・クレッセは、シャブリ同様に貝殻などの化石を多く含んだ石灰質土壌になっており、塩気や鉱物的なミネラル感を持った上質なワインが生まれます。

コント・ラフォンの哲学
ドミニク・ラフォン氏が大切にしている事は、エレガンスやバランス感覚
完熟ブドウを使用する傾向の強いヴィレ・クレッセにおいても、美しい酸よってもたらされるエレガントさも重視するため、果実味はもちろん、適度な酸も持ち合わせたタイミングで収穫を行っています。

ビオディナミ農法
無農薬・有機肥料で天体の動きも考慮したビオディナミ農法の採用で、微生物の働きなどにより健全で成分豊かな土壌が育ち、ヴィレ・クレッセの豊富なミネラルなどの成分を吸い上げた上質なブドウが育ちます。

 

【外観】
輝くイエローゴールド

【香り】
グレープフルーツやオレンジの柑橘系の爽やかさに白い花の華やかさ、ラフランスやパイナップルなどのフルーティな果実香も広がりを見せ、そしてほんのりハチミツやナッツ類のニュアンスも複雑性を高めます。

【味わい】
ボリューム感のある果実味が広がり、豊富で美しい酸は味わいをまとめバランスを整えます。
塩っぽい旨味や鉱物的なニュアンスを感じさせるミネラル感は、上品なブルゴーニュらしい味わいを表現しつつ、ほのかな蜜のニュアンスや樽の風味を伴った長い余韻へと導いてくれます。

《飲む時の適正温度》

8℃14℃
冷やし気味にすれば軽快さが増し、エレガントさのある飲み口になります。
温度を上げるほど穏やかな風味の広がる優雅な味わいを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ2年~8年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。

参考のために、ヴィンテージチャートも載せておきます。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2010年 5
2011年 4
2012年 
2013年 4
2014年 
2015年 3
2016年 4
2017年 5

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【ふくらみのあるシャルドネグラス】
少し温度を上げることで広がる風味を楽しめますから、香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶことをおすすめします。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


チキンのグリル


鮮魚のカルパッチョ

など、ほどよくコクのある料理などと合わせることで、やさしい風味とコクの広がりある優美なマリアージュを楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

上質なブルゴーニュ白を、なるべく手頃に購入したい時の候補にしても良いのではないでしょうか。

世界を代表する白ワイン生産者の作品であり、他のコント・ラフォンのラインナップと比較すると、かなり手頃な価格も魅力的です。

ちょっとしたプレゼントや手土産にしても、喜んでいただけそうなバランス型上質ブルゴーニュと言えるでしょう。


《こんな場合には不適切!?》

不適切という観点とは少しズレるかもしれませんが、他のコント・ラフォンの格上ラインナップのように長期熟成に向くワインではありませんので、何十年も保存するのはやめましょう。

何十年楽しみに待って、開けてみたら劣化では残念すぎますね。

ただし数年の熟成(5年~8年)によって、丸みを帯びた円熟味を楽しめるワインでもあるので、その場合は適切な保存は意識した方が良いでしょう。

 

《飲んだ人の口コミ

悪い口コミ

「4年熟成の2012は飲み頃であります。もちろん悪くはありませんが、高いと感じてしまう私もいます。」


「美味しいのに・・なぜ?頭痛くなって来た~。コント・ラフォンとは相性悪いのかな・・・。残念。」

良い口コミ

「何て言えばいいかよくわからないけど、このワイン美味しいです。3年熟成の2012はミネラルがあって深い味。マコンは平凡な印象でしたけど、これはいいですね。」


「2年熟成の2014はプチ・ムルソーといった佇まい。粘性のあるリッチな味わいは、白桃に柑橘類に蜂蜜が感じられ、火打石のようなミネラリーな風味も心地よい。」


「2年熟成の2015。トロピカルフルーツや白い花の華やかさが広がり、ミネラリーな風味は奥深さもある。キメの細かい酸に、苦味がアクセントとなり旨味も十分。豊潤さと芯のある気品を感じられるミディアムボディであり、時間経過で現れる優しい甘味も心地よく、さすがコント・ラフォン、納得の出来栄えと思いました。」


「2年熟成の2015。グリーンを帯びた濃い目のイエローゴールド。ライチにナッツなどの芳香性は程良く、果実味がいっぱいに広がりますが、甘いわけではなく、上品さが上回る感じ。単体でも食事に合わせてもマッチしそうな、万能型ワインです。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!     0%
美味しい     50%
普通       47%
良くない      3%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

流石コント・ラフォンで、一流生産者が手掛けるお手頃ワインという第一印象です。

原因不明のコント・ラフォンアレルギー?の方と、ちょっと高いと感じた方のコメントが唯一マイナスイメージを感じるものではありましたが、品質自体を悪く評価するものではなく、マコネ地区らしい豊潤な味わいと、コント・ラフォンらしいバランス感覚に優れた美しい品質に、感動まではいかないまでも高い満足感を得た方が最も多い傾向でした。

マコネの中では比較的高額ではありますが、コント・ラフォンのラインナップの中では圧倒的にお手頃価格という事で、高くもあり安くもあるこのワインは、相撲で言ったら【高安】だと、意味不明な事も思いついてしまいました。

 

以上です。

ヴィレ・クレッセの穏やかでコスパの良い特徴と、コント・ラフォンの洗練度の高いバランス感覚が融合した品質のイメージは広がりましたでしょうか。

知名度があまりない生産者の優れたワインは、掘り出し物感満載でとても興味深いですが、コント・ラフォンのような有名生産者のワインも、安定感と安心感があり、多くの方に評価されるのにも納得のクオリティーが感じられる良さがあります。

様々なワインとの出会いは経験値を高め、より深いワインの世界を楽しめるのではないかと感じています。

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

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