ドニ モルテ ジュヴレ シャンベルタン ヴィエイユ ヴィーニュ

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先代ドニ・モルテ。

1991年父シャルル・モルテの引退により跡を継ぐ。

ワイン造りは、【ブルゴーニュの神】と呼ばれる故アンリ・ジャイエから教わる

ロバート・パーカー氏は、
ジュヴレ・シャンベルタンのスターになり得ると絶賛

ロマネ・コンティやルロワと並ぶ3つ星生産者
に選ばれる。

重厚感ある造りは他に類を見ないほどの豪華さでファンを獲得し知名度も上昇

しかし。

2006年、苦悩からか自ら命を絶つ。

13歳からドメーヌを手伝い、メオ・カミュゼやルフレーヴ、オーストラリアで研鑽を積んだ息子アルノー氏が跡を継ぐ

父のパワフルなワインではなく、テロワール(ブドウを取り巻く自然環境)が反映されたフィネス(繊細で洗練された品質)のあるワインを造りたいと考えるアルノー氏は、父の時代のワインよりも透明感があり、エレガントなスタイルでありながら、重厚感も残した優雅なスタイルのワインを造るようになる。

このようなスタイルのワインは、父ドニも目指していたもので、それを息子が確立したという事で「父以上の逸材かもしれない」と評価も高まり現在に至る。

これが今回紹介するドニ・モルテのザックリとした歴史です。

ジュヴレ・シャンベルタンを代表する生産者として知名度は高く、ブルゴーニュルージュからグランクリュまで素晴らしいワインを生み、実際飲まれた方々の口コミも大変良かったので、紹介する事にしました。

その中でも、価格と評価を総合的見て、村名でヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)のワインが手が届きやすく、そして品質も高く評価も良いという事で、ドニ・モルテを知るのであれば、このクラスのワインを試すのも良いのではないかと感じたので選ばせていただきました。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

《ワイン名》 ドニ モルテ ジュヴレ シャンベルタン ヴィエイユ ヴィーニ

《価格》

1200015000円

《ブドウ品種》ピノノワール
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>ジュヴレ・シャンベルタン
《生産者》  ドニ・モルテ

《特徴》

繊細で洗練された質感と
豪華で優雅な質感を併せ持つ

アルノー氏の造るワインの特徴は、力強さとフィネス(繊細で洗練された品質)の両立にあります。

そのような品質にするために行っている事を挙げると、

・成分の充実した上質なブドウを実らせる、樹齢の高い古木(ヴィエイユ・ヴィーニュ)にこだわる事。

・農薬を使用しないことで、健全な土壌になり土地の特徴をよく反映させる上質なブドウを得る事。

・密植をすることで、ブドウの樹は根を地中深くまで伸ばすようになり、成分を多く吸い上げさせる事。

・ブドウの梗(実の付いた枝のような部分)は、苦味や青臭さが付きやすいので使わない事。

などです。

その他にも緻密な作業を丁寧に実行することで、テロワール(ブドウを取り巻く自然環境)を反映した複雑で豊かで繊細さも併せ持つワインを生んでいます。

【外観】
深いルビーレッド
熟成が進むほどレンガ色に近づいていきます。

【香り】
イチゴやラズベリーのフレッシュな果実香に、ブルーベリーやカシスのフルーティな果実香も感じられ、バラの華やかさに樽香、血液を連想させる生肉のようなワイルドさも感じられます。

熟成が進むほど果実香は落ち着きある甘やかなニュアンスが強まり、土や革製品などの熟成香も加わり複雑性も強まります。

【味わい】
充実した果実味は豊かで豪華さが感じられると同時に、洗練されたブドウの繊細でエレガントなニュアンスも感じられます。

豊富でキメの細かいタンニンはなめらかで、美しい酸味は味わいをまとめた後、複雑な風味を残した優雅な余韻が長く続きます。
熟成が進むほどタンニンや酸味などの成分は溶け合い、なめらかさが増し旨味も強くなります。
複雑な風味の増した円熟味を感じる味わいは、妖艶で官能的な品質に成長してゆくでしょう。

《飲む時の適正温度》

16℃18℃
その豊かで洗練された香りと味わいを感じるには、このくらいの温度帯が最も広がりある風味を楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から3年~25年
※一般的傾向や口コミから推測

【当たり年】
良いヴィンテージのワインほど飲み頃になるのが遅く、長期熟成にも向きます。
難しいヴィンテージほど比較的早くから楽しめ、飲み頃の期間は短くなる傾向です。

一般的にブルゴーニュ赤のヴィンテージチャートは以下の通り。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

1990年 5
1991年 3
1992年 2
1993年 4
1994年 2
1995年 4
1996年 5
1997年 3
1998年 3
1999年 4
2000年 3
2001年 3
2002年 4
2003年 3
2004年 2
2005年 5
2006年 3
2007年 2
2008年 3
2009年 5
2010年 5
2011年 3
2012年 4
2013年 3
2014年 4
2015年 5
2016年 4
2017年 4

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《適正グラス》

【バルーン型ブルゴーニュグラス】
美しい外観と香りを持ったスケール感あるワインです。
香りが取りやすく、温度が少しずつ上がり甘味を感じやすいように設計された、ふくらみのあるバルーン型ブルゴーニュグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


フォアグラのバターソテー


和牛赤身のステーキ

など、上質な素材でコクのある味わいの料理に合わせる事で、優雅で複雑な風味の広がる極上のマリアージュが楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

ジュヴレ・シャンベルタンの最高峰を味わいたい方
ドニ・モルテはジュヴレ・シャンベルタンのトップクラスの生産者と呼べるでしょう。

そのような生産者の造る村名ワインは、通常の村名ワインの次元を超えた豪華さとフィネス(繊細で洗練された品質)を持っており、ジュヴレ・シャンベルタンの最高峰を体感できるでしょう。

贈り物などに
ワインに詳しい方ならば、ドニ・モルテのワインをもらったら嬉しいと思います。

流通も少なく、希少性も高いですから、本物を理解する方にこそ贈りたいワインでもあります。
また、存在感のある上質な味わいは、大切な方への贈り物や接待の場面、特別な日に特別な方と楽しむワインとしても、十分に力を発揮してくれるのではないでしょうか。

 

《飲んだ人の口コミ》

良い口コミ

「華やかさは影を潜め、スモーキーで生肉を思わせるワイルドな香りもあります。充実した味わいはバランスもよく仕上がっています。さすがドニ・モルテですね。6年目の2012はグランクリュに匹敵する味わいです」


「7年目の2008は豊かな果実味と酸が溶け合いコクがあり旨い。複雑性も高まっており、鼻を抜ける獣のようなニュアンスもある。これは飲み頃で素晴らしいワインだ。」


「3年目の2011という事で早すぎたかとも思いましたが全然OK。凝縮感のある果実味にやさしい口当たり。とても素敵なワインです。」

悪い口コミ

「5年目の2010はイチゴやチェリーの香りにスパイシーさもある。若々しくフレッシュなニュアンスと、熟した果実の甘味も感じ、良いワインであることは間違いないが、タンニンはまだ角があり、どこかよそよそしさを感じてしまう。まだ飲み頃とは言えないのだろう。」

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!     3%
美味しい     77%
普通       20%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

驚くほどの美味しさとまではいかないものの、非常によくできた品質で、納得の美味しさと感じている方が多い印象で、ヴィンテージにもよりますが、特に5年以上熟成させることでより円熟味が増し、美味しくなる傾向も読み取れました。

逆に言うと、3年程度のワインはまだまだ閉じ気味という口コミもちらほらですから、開けるタイミングは考えるべきワインだと思います。

 

以上です。

全然話が変わりますが、今朝コンビニでボクシング世界チャンピオンの、田中恒成選手にバッタリ会ったので握手してもらいました!!

チャンピオンの手は中々ゴツゴツ感があり、殴られたら効きそ~と思いました。

あ・・

本当に関係ない話でした。

元ボクサーでしたし、誰かに伝えたくて(笑)

田中恒成選手も新星ですがアルノー・モルテ氏も新星という事で無理やり話を戻します。

2人ともまだまだ若いですし、これからさらに飛躍してくれる事でしょう。

ジュヴレ・シャンベルタンの最高峰を体感したいのであれば、やはりドニ・モルテは選択肢に入れるべきでしょう。

あなたのワインのある生活が豊かになる事を願っております。

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