【私が選ぶ飲むべき一本】
《楽天ではコチラが最安値》
ヴォルネイ プルミエクリュ アン カイユレ プスドール
《ブドウ品種》ピノノワール
《ボディ》 ミディアム~フルボディ
《甘辛》 辛口
《産地》 ブルゴーニュ ヴォルネイ
《生産者》 ドメーヌ・ド・ラ・プスドール
《特徴》
高次元で豊かな成分が溶け合い
洗練され雑味無いピノノワール
ブルゴーニュのヴォルネイでトップ生産者として名高いプスドールの手掛けるワインです。
ビオロジック農法を実践してきたプスドールですが、2014年からビオディナミ農法への転換を実施しており、よりピュアなブドウの栽培を実践しています。
ビオロジックとビオディナミの違いについては、
ビオワインとは
で、ご確認下さい。
確かにこのワインを口にした時、ブドウのクオリティの高さを感じさせる味わいがあり、成分が豊かでありますが雑味の無い味わいだと思いました。
これはおすすめできるワインだと感じましたから、今回飲むべき1本に選ばせていただきました。
調べてみるとロバートパーカー氏も大変このプスドールを高く評価していますね。
プスドールのワインは、若いうちから楽しめる味わいを持っている事も特徴の一つです。
もちろん長期熟成にも向きますので、若いものと熟成を経たものの違いを楽しむのもおすすめです。
【外観】
深いルビー色
【香り】
ベリー系果実やバラの香りに、鉄分を感じさせる香りやタバコのニュアンスも加わり、しっかりと広がります。
【味わい】
豊かでエレガントな心地よい果実の風味が感じられ、甘味・渋味・酸味・アルコール感などの成分がうまくワインに溶け込んでおり非常に心地よい飲み口です。
ピノノワールらしい複雑な風味も感じられ、優雅な余韻へと導いてくれます。
《飲む時の適正温度》
【14℃~18℃】
やや高めの温度で飲む事で、その豊かな香りと味わいの広がりをより感じ取りやすくなるでしょう。
14℃程度から飲み始め、徐々に温度を上げてゆくことで広がってゆく過程を楽しむ飲み方がおすすめです。
《飲み頃》
【5年~30年】
若いうちから凝縮された果実の風味の豊かさを感じられおいしく飲めるワインです。
熟成させるほど酸味や渋味などの成分がワインに溶け込み、深みのある落ち着いた印象の味わいになってゆくでしょう。
30年以上の熟成を経てもおいしいという声もありました。
※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。
《適正グラス》
【バルーン型ブルゴーニュグラス】
美しい外観と香りを持った豊かなワインです。
香りが取りやすく温度が少しずつ上がり甘味を感じやすいように設計された、ふくらみのあるバルーン型ブルゴーニュグラスを選ぶと良いでしょう。
※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。
《相性のいい料理》
天然真鯛のカルパッチョ
クリーム系パスタにトリュフを乗せて
和牛ステーキ
・うなぎのかば焼
・チーズ各種
など、エレガントでありながら確かな存在感のある味わいは、コクのある素材や味付けのされた料理に幅広く適応し、優雅な食事のひと時を楽しめる事でしょう。
※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。
《こんな場合におすすめ》
【豊かで洗練されたバランスの良い上級ピノノワールを飲みたい時】
小見出しでほとんど言ってしまいました(笑)
とても洗練されてバランスの良い味わいはとても上質で心地よいものです。
今日はちょっとおいしいブルゴーニュピノノワールでも飲みたいなと思った時は、候補にすべき品質だと思います。
【上質なコクのある料理をさらに引き立てるワインを求める方】
このワインはエレガントでありながら確かにある存在感を感じさせ、気品溢れる貴婦人のようでもあります。
主張はし過ぎませんから、幅広く料理にも適応し味わをより豊かで気品溢れるものに引き上げる対イプのワインです。
【贈り物やプレゼントに】
とてもバランス感覚に優れた味わいで、贈り物やプレゼントにしても喜ばれるでしょう。
特にブルゴーニュのピノノワールが好きな方にプレゼントしたら、
「プスドールかぁ、なかなかやるねぇしかもプルミエ。その辺に売ってるワインじゃないからね。よく知ってるね、ありがとう。」
と、なるかもしれません。
《こんな場合には不適切!?》
【カジュアルな場面で飲みたい時】
とても気品溢れる貴婦人のようなワインですから、貴婦人にカジュアル過ぎる場面は不釣り合いですね。例えば・・
貴婦人の隣にガキ大将がいて
「これうめーぞ、食うか?」
と言って、チキンナゲットを素手で渡そうとしているようです・・。
違いますか?(笑)
おもしろい例えは難しい・・
カジュアルな食べ物や、友達同士でワイワイやるようなバーベキューのような場面では、ちょっと冷やし気味のカジュアルなワインを厚いグラスで飲んだほうがいいでしょう。
【繊細な料理の味わいを感じたい時】
エレガントさはありますが風味は豊かなワインです。
繊細な白身魚の刺身の味わいや、繊細な和風だしの味わいを感じたいような時にはこのワインを口にすることはおすすめできません。
「このワインはうまいけど、今俺は何を食べたんだ?」
というのは痴呆症ですが、味わいは感じにくくなるでしょう。
もっと繊細な白ワインやスパークリングワインを選んだ方が、繊細な味わいをより感じ取りやすいでしょう。
以上です。
プスドールのイメージができましたか?
とても素晴らしい造り手で、飲んでみる価値のあるワインだと確信しております。
あなたのワインのある生活が豊かになる事を願っております。
【6本〜送料無料】
ヴォルネイ プルミエ クリュ アン カイユレ 2014
ラ プス ドール
9240円税込・送料770円
コメント