濃い~~赤ワインを3000円までで選びたい方に提案したい銘柄です。
果実感満載で濃厚で飲み応えのある味わいで人気。
口コミではパワフルで飲み応えのある味わいへの満足度は高く、コスパを褒める意見も少なくありません。
この記事を最後まで読み進めていただき、知識と共に深まるワインの味わいを楽しんでいただければ幸いです。
《ワイン名》ブレカ
《価格》
【2500前後】
《ブドウ品種》ガルナッチャ
《ボディ》 ミディアム~フルボディ
《甘辛》 やや辛口
《産地》 スペイン>カラタユド
《生産者》 ボデガス ブレカ
アメリカのスペインワイン市場を確立した立役者で、スペインの無名産地の高品質ワインを発掘し、手頃でコスパの良いワインを提供していると評価されるホルヘ オルドニェス氏。
ボデガス ブレカはホルヘ オルドニェス氏がDOカラタユドで協力者と共に運営するワイナリーです。
今回紹介しているブレカはワイナリーを代表する人気銘柄で、その評価実績は以下の通りです。
・2015ヴィンテージがパーカー90点
・ワインスペクテーター2018年度ランキングトップ100中の29位
・パーカ氏が「ここ30年この価格帯の中で最も素晴らしいワインだと思う」とコメントを残した
《味わいの特徴》
濃厚でパワフル
ガルナッチャらしい
果実感が楽しめる
このワインの特徴は、ジューシーで厚みのある果実味が特徴的なガルナッチャらしさが存分に感じられ、タンニンも豊富でシルキーでアルコール度数も非常に高く(15,5~16,5%)、飲み応えも十分であるところです。
【外観】
深いルビーレッド
【香り】
プルーン、カシスなど円熟した黒系果実の豊潤な果実香に、チョコレートやコーヒーのニュアンスも加わった心地よい芳香が広がります。
【味わい】
凝縮され重厚な果実味は優しい甘味があり、豊富ながらシルキーなタンニンと共にまろやかで飲み応えのある味わいを表現。
穏やかな酸とほろ苦さが味わいをまとめるバランスも良く、それらの風味を残した余韻があります。
それでは、そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。
■品種の個性■
100%使用されるガルナッチャ(グルナッシュ)は、カシスやブラックベリ―など熟した果実味主体の豊潤さがあり、酸味と渋味は穏やかで優しいワインを生む傾向です。
■ヴィエイユ ヴィーニュ■
使用されるブドウの樹齢は60~80年以上(2022年現在)の古木(ヴィエイユ ヴィーニュ)。
若い樹に比べ土地の成分を吸い上げる能力が高いなど、上質なブドウを実らせるのが古木の特徴です。
■樽熟成■
発酵を終えたワインはフレンチオークで18ヶ月熟成され、樽に由来するコーヒーやスパイスなどのニュアンスがほんのり加わります。
《飲む時の適正温度》
【14℃~20℃】
少し低めの温度にすれば引き締まった上品な飲み口。
温度を上げるほど穏やかな印象になり、果実感や樽の風味の広がりある味わいが楽しめます。
※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。
《飲み頃と当たり年》
【飲み頃】
ブドウ収穫年から2~6年
※一般的傾向や口コミから推測
《適正グラス》
【中庸~大ぶりグラス】
大きいグラスほど香りが取りやすく温度が少しずつ上がるように設計されています。
比較的気軽なワインですから中庸なグラスで軽快さを楽しんでも良いでしょうし、大きなグラスで優雅な雰囲気を楽しむの良いでしょう。
※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。
《相性のいい料理》
すき焼き
ラザニア
など、やや強めの味わいの料理に合わせると良いでしょう。
パワフルでジューシーなワインの味わいが料理に寄り添い、互いの味わいを引き立てあいます。
※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。
《飲んだ人の口コミ》
【ネガティブな口コミ】
まろやかで濃厚でやや甘めの味わい。アルコール感も強めで少し飲みにくく、私にはあまり合いませんでした。
ちょっと期待しすぎたので平凡に感じてしまった。。。やや甘味のあるミディアムボディの味わいで余韻は短め。そこそこ美味しいのだけど、何か足りないような気もしました。
【良い口コミ】
凝縮された果実味とチョコレートのニュアンスがあり濃厚で甘味もありますが、適度にハーブ感があり濃厚さを涼やかにまとめるバランスも良く品がある。あらびきソーセージにもよく合いました♪
果実感満載のガルナッチャの良さがいっぱい感じられるワイン。飲み応えがありコスパもかなり良いのでリピーターになってます♪
アルコール15,5%!!これは中々の力強さで、濃厚さを求める人におすすめ♪黒系果実にスパイスやインクの香りで、ジューシーな果実味と力強いタンニンが骨格を与えています。
香りも味わいも良くて、料理と合わせるのはもちろんワイン単体でも十分楽しめると思います。
という皆様の声でした。
その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、
感動的!! 7%
美味しい 30%
普通 60%
良くない 3%
というニュアンスが伝わってくる結果でした。
重厚な果実味と樽感が広がる飲み応えのある味わいへの満足度は高い傾向です。
好みではないや、期待ほどではないといったネガティブコメントもありましたが少数派。
元々豊潤な果実味主体のジューシーなワインを生む傾向のガルナッチャのワインの中でも特に濃い印象で、豊富なタンニンや穏やかな酸とのバランスも良く、満足する意見が最多。
中には好みにバッチリ当てはまり、コスパも含めて非常に満足している意見も見られました。
まとめ
それでは最後に情報整理です。
ブレカは
【価格】
2500前後
【味】
プルーン、カシスなど円熟した黒系果実の豊潤な果実香に、チョコレートやコーヒーのニュアンスも加わった心地よい芳香。
凝縮され重厚な果実味は優しい甘味があり、豊富ながらシルキーなタンニンと共にまろやかで飲み応えのある味わいを表現。
穏やかな酸とほろ苦さが味わいをまとめるバランスも良く、それらの風味を残した余韻が続く。
【飲み頃】
ブドウ収穫年から2~6年
※一般的傾向や口コミから推測
【口コミ】
重厚な果実味と樽感が広がる飲み応えのある味わいへの満足度は高い傾向。
好みではないや、期待ほどではないといったネガティブコメントもあるが少数派。
非常に豊潤で豊富なタンニンや穏やかな酸とのバランスも良く、満足する意見が最多。
中には好みにバッチリ当てはまり、コスパも含めて非常に満足している意見も見られた。
以上です。
濃厚な赤を3000円以内でお探しでしたら、スペインのマイナー産地カラタユドのブレカは面白い選択肢になりそうです。
あなたのワイン選びの一助になれれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント