マルク ブレディフ ヴーヴレー クラシック

おすすめ【白】ワイン

 

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ヴーヴレらしさ、シュナン・ブランらしさを手軽に楽しみたい時のおすすめワインの紹介です。

有名なヴーヴレの最高峰を選びたいのであれば、ドメーヌ・ユエをおすすめしますが、今回紹介するワインは比較的手軽な価格も手伝って、非常に多くの方に親しまれている事がたくさんの口コミ(vinica)から知る事ができました。

《ワイン名》 マルク ブレディフ ヴーヴレー クラシック

《価格》

3000円前後

《ブドウ品種》シュナン・ブラン
《ボディ》  ミディアムボディ
《甘辛》   やや甘口
《産地》   フランス>ロワール地方>トゥ―レーヌ地区>ヴーヴレ
《生産者》  マルク ブレディフ

プロフィール
マルク・ブレディフは、1893年創業のヴーヴレの歴史ある生産者。
全長2キロにも及ぶ地下セラーを所有しており、シノン、ブルグイユ、ソーミュール・シャンピニィなどのラインナップがありますが、ここで紹介しているヴーヴレが最も主力とされています。
1980年には、同じくロワールのプイィ・フュメの最有力生産者で、フランス屈指の醸造家でもあるパトリック・ドゥ・ラドゥセット男爵に引き継がれており、伝統と最新技術を取り入れたワイン造りで成長し続けています。

《味わいの特徴》

ほんのり甘く
柔らかでバランスの良い味わいは
シュナンブランらしさがある

このワインの特徴は、シュナンブランらしいカリンやリンゴにハチミツといった、優しい甘やかさを持った香りと味わいにあります。
特筆するような奥深さこそありませんが、適度な酸味が味わいのバランスをとる親しみやすさが魅力的なワインです。

【外観】
透明感のあるグリーンがかったレモンイエロー

【香り】
柑橘類や花の華やかさに、カリンやリンゴのフルーティーさ、蜂蜜の甘やかなニュアンスも心地よく広がり、紅茶を連想させる香りも垣間見れます。

【味わい】
ほんのり甘味を持ったフルーティーな果実味は、適度なボリューム感のあるミディアムボディの味わい。
ほどよい酸は味わいをバランス良くまとめ、フルーティーな風味や蜜の甘やかさを残した余韻があります。

 

《飲む時の適正温度》

℃~12℃】
よく冷やせば酸味が際立ち、上品でスッキリとした甘味を感じやすくなります。
少し温度を上げれば、広がる風味が楽しめますが、上げ過ぎると味わいがぼやけた印象になってしまう傾向です。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から約2年~10年
※若いうちから楽しめるワインで、シュナンブランの品質傾向からすると10年は耐えるのではないかという個人的見解です。

【当たり年】
一般的にロワール白ワインのヴィンテージチャートは以下の通りです。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2012年 2
2013年 2
2014年 4
2015年 3
2016年 5
2017年 4

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【小ぶりのグラス】
【ふくらみのあるシャルドネグラス】

温度が上がりにくいように設計された小ぶりのグラスを選べば、軽快でキレの良い味わいが楽しめます。
香りが広がり温度も上昇しやすく設計された、ふくらみのあるシャルドネグラスにすれば、香りとフルーティーな味わいの広がりが楽しめるでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


エビと野菜の中華炒め


カマンベールチーズフライ

など、チーズはバターを使ったコクのある料理と合わせると、適度な甘味が広がる心地よいマリアージュを楽しめます。
また、中華料理やエスニック料理のようにスパイシーな料理に合わせても、ほどよい甘味と中和される効果もありマッチします。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

3年熟成の2012はシュナンブランらしい甘くフルーティーな風味が特徴的。もう少し酸があれば、その果実感とバランスが良くなると思うのだけど。。悪くはないけど、ちょっとぼやけた印象です。

良い口コミ

2年熟成の2014です。特筆するほどの凄みは無いが、日常消費用に良いんじゃないかな。それから、シュナンブランの特徴がよく感じられるから、品種特性を知るという意味では優れていると思うよ。


2年熟成の2015は、初めに酸が感じられて後からトロピカルなフルーティーさが追いかけてきます。優しい味わいで、週末の夕暮れあたりから、のんびり楽しむにはとってもいいですね。


2年熟成の2015は蜂蜜に花やお茶を思わせる香りに、適度な酸がバランスをとる甘めの味わい。暑い夏などに、よく冷やして楽しみたくなる。そんなワインですね。


また買ってしまった!3年熟成の2013。シュナンブランらしい蜜りんごのような甘味が私にはツボ。酸も適度でハマってしまいました!!

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!      0%
美味しい     33%
普通       67%

良くない       0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

私の調べる限りでは、ヴーヴレにおいて一番口コミ量の多いワインで、つまり一番飲まれているワインだと推測できました。

比較的手頃な価格帯のワインのため、感動を覚える方は見受けられませんでしたが、シュナンブランらしい味わいへの好感度は高い傾向です。

品質だけで言えばドメーヌ・ユエの方が勝るでしょうが、気軽に楽しめるヴーヴレという意味では、選択肢に持っておきたい良質ワインだと感じる結果となりました。

まとめ

それでは最後に情報整理です。

マルク ブレディフ ヴーヴレー クラシック

価格
3000円前後


ほんのり甘く、柔らかでバランスの良い味わいは、シュナンブランらしさがある。

飲み頃と当たり年
・飲み頃
ブドウ収穫年から約2年~10年
※若いうちから楽しめるワインで、シュナンブランの品質傾向からすると10年は耐えるのではないかという個人的見解。

・当たり年
一般的にロワール白ワインのヴィンテージチャートは以下の通り。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2012年 2
2013年 2
2014年 4
2015年 3
2016年 5
2017年 4

口コミ
ヴーヴレにおいて一番口コミ量の多いワインで、つまり一番飲まれているワインだと推測できた。
比較的手頃な価格帯のワインのため、感動を覚える方は見受けられませんでしたが、シュナンブランらしい味わいへの好感度は高い傾向。

いかがでしたでしょうか。

ロワールのほんのり甘味を持ったシュナン・ブランを知るには丁度良い銘柄だと言えます。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

ありがとうございました。

 

 

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