ワイン好きのあなたなら必ず聞いたことのあるフレーズ。
パーカーポイント〇〇点獲得!!
見たり聞いたりした事ありますね。
「!!?」
無い方もみえますか!?
今知りましたね(笑)
では、そもそもパーカーポイントとはどんなものなのでしょうか。
■パーカーポイントとは■
世界一影響力のあるワイン評論家であるロバートパーカー氏が、100点満点でワインを評価する点数のことです。
パーカー氏は元々弁護士でしたが、ワイン好きであることからワインに関する記事を書くようになり、1978年にザ・ワインアドヴォケイトというワイン情報誌の発行をスタートしました。
その本の中で100点満点でワインを評価する方法を造り出し、ワイン界に衝撃を与えたのでした。
同誌では一切広告を載せず、読者からの購読料のみを収入源にしているため、第三者の介入がなくワインに対する評価が公平なシステムであることが、パーカー氏のテイスティング能力と合わせて信頼されるようになり、絶大な影響を誇る要因となりました。
■パーカーポイント採点方法■
パーカーポイントは5つのカテゴリーに分けて採点されます。
- 評価に値するワインでああること。
この時点で50点獲得 - 色などの総合的外観。
1点~5点
- アロマ(ブドウの香り)とブーケ(熟成香)の強さ・複雑さ・清潔さ。
1点~15点 - 味わいの強さ・バランス・清潔さ・後味の深さと長さ。
1点~20点 - 全体の質のレベル※若い場合は将来の可能性への評価。
1点~10点
合計100点
というわけです。
■パーカーポイントの評価■
- 100点~96点 格別
- 95点~90点 傑出
- 89点~80点 かろうじて並み以上から優良
- 79点~70点 並
- 69点以下 並以下
以上がパーカーポイントの概要です。
このポイントでは85点以上のワインが本当に良いとされ、世界のわずか1%と言われています。
また、高額のものが高得点というわけでもなく、1000円台のものでも高得点を獲得したワインも多く存在します。
そしてパーカーポイントは価格にも大きく影響を与えており、例えば2007年のシャトーラトゥール92点はおよそ57000円でしたが、2009年の100点満点は180000円と3倍もの価格になってしまうといったことも起こります。
■まとめ■
パーカーポイントとは、世界一影響力のあるワイン評論家であるロバートパーカー氏が、公平にワインを100点満点で評価した点数の事で、85点以上が本当に良いワインとされている。
いかがでしたか。
とはいうものの、パーカーポイントも賛否両論ありますから、このポイント通りにワインがおいしいと感じる方は参考にすればよいと思いますし、そうでもない方はポイントなんて気にしないという事でよいかと思います。
私個人の場合は、パーカーポイントが高いワインは確かに雑味が少なく口当たりも非常によくバランスに優れている印象がありますから、はずさないという印象はありますね。
しかし私の場合はどちらかというとブドウのそれぞれの個性をポジティブに捉えるタイプです。
そうです、よく言ってますが「みんな違ってみんないい」と思っていますから、アツシポイントがあるならおおよそ80点以上になってしまうかも知れません(笑)
ともあれ、この採点方法は別の回でもやりますがテイスティングのやり方の勉強にもなりますね!!
ワインを口に入れて全体で感じるだけではなく、外観・香り・味わいの強弱やバランス・余韻などを分けて感じることでそれぞれをより明確に判断できますね。
あなただけの○○ポイント。
やってもおもしろそうですね🎵
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