ボット ゲイル リースリング レ ゼレマン

おすすめ【白】ワイン

 

サイト全体像がわかる【もくじ】はコチラ

 

日本では扱いがあまり多くないようで、口コミ(vinica)も少なめ。

とはいえ「アルザスのライジングスター」と呼ばれるだけあって、品質への口コミ満足度は高い傾向。甘味がありつつスッキリ品の良い味わいで飲み手を楽しませているワインでした。

この記事を最後まで読み進めていただき、知識と共に深まるワインの味わいを楽しんでいただければ幸いです。

《ワイン名》ボット ゲイル リースリング レ ゼレマン

《価格》

2800円前後

《ブドウ品種》リースリング
《ボディ》  ミディアムボディ
《甘辛》   やや甘口
《産地》   フランス>アルザス地方
《生産者》  ドメーヌ ボット ゲイル

プロフィール
ドメーヌ ボット ゲイルは1953年に先代のエドゥアール ボット氏によって設立されたドメーヌで、1732年からワイン造りの歴史を持つアルザスの生産者です。
2020年現在、当主のジャン クリストフ ボット氏はオーストラリアや南アフリカ、そしてムルソーの偉大な白ワイン生産者「コント ラフォン」での修行経験を持っています。

「偉大なアルザスのテロワールの個性を覚醒させ、ワインに表現したい」
そう語るクリストフ氏のワイン達への評価は高く、フランスの年間最優秀白ワイントップ30に3年連続選出されるなどの実績があり、アルザスのライジングスターとも呼ばれています。

《味わいの特徴》

甘味はあるがスッキリ
複雑さも感じられる
アルザスリースリング

このワインは、リースリグらしい花のようなフローラルさやフルーティーさがあり、上品な甘味が感じられる味わい。しかし、生き生きとした酸味や凛としたミネラル感がある事でスッキリとした飲み口も同時に持ちあわせ、それらが一体となる事でバランスと深みのある味わいを表現しています。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

ビオディナミ農法
農薬や化学肥料の不使用はもちろん、天体の動きに合わせて緻密な農作業を行うビオディナミ農法を採用。
天然酵母など様々な生物の働きが加わることで、健全で成分豊かな土壌が育まれます。その豊富なミネラル分などの成分を吸い上げたブドウは、ピュアで成分豊かなワインを生みます。

高密植
ブドウの樹を植える間隔をあえて狭くする高密植栽培を実践。生存競争が活発化することでブドウは地中深くまで根を伸ばし、ミネラル豊富な地下水を吸い上げる効果があります。

低収量
ブドウの収穫量をあえて抑えることで、残されたブドウに成分を凝縮させる手法を実践。豊富な日照で糖度を高めたブドウに、土地の豊かな成分を集中させます。

シュールリー
アルコール発酵を終えた後の酵母の死骸である澱は通常取り除かれますが、あえて残すことで澱をワインに触れさせます
そうすることで澱に由来する旨味などが抽出され、まろやかで風味豊かな品質になり、この技法の事をシュール・リーと呼び、このワインは11ヶ月間行います。

【外観】
淡めのレモンゴールド

【香り】
レモンやピンクグレープフルーツや青リンゴのフレッシュな果実香に、熟したリンゴや蜂蜜の甘やかなニュアンス。白い花の華やかさも加わり複雑さがあります。

【味わい】
ミディアムボディの果実味は少しの甘味とコクを伴い優しい飲み口。生き生きとした酸と凛としたミネラル感は味わいを引き締めバランスを整え、心地よい余韻が続きます。

《飲む時の適正温度》

6℃12℃
よく冷やせば酸やミネラルが際立ち引き締まった印象になり、爽やかで軽快な飲み口が楽しめます。
温度を上げるほど酸は穏やかな印象になりますが、果実味などの風味が広がり、広がりあるフルーティーな味わいが楽しめます。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から2~6年
※一般的傾向から推測

【当たり年】
アルザスのヴィンテージチャート以下の通りです。
※あくまで一般的傾向です。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2014年 3
2015年 3
2016年 4
2017年 5

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【小ぶりのグラス】
【ふくらみのあるシャルドネグラス】
冷やし気味にして軽快さを楽しむ場合、温度も上がりにくい小ぶりのグラスを選ぶと良いでしょう。
少し温度を上げて広がる風味や味わいを楽しむ場合は、香が取りやすく温度も上昇しやすいシャルドネグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


バーニャカウダ


アワビバター

適度なコクの料理や、ミネラル豊富な魚介類との相性が良く、心地よい甘味やフレッシュな酸が料理の味わいに寄り添います。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

このワインの悪い点を指摘する具体的コメントは見当たりませんでした。

良い口コミ

2年熟成の2013は抜栓直後から溢れんばかりのフルーティーな芳香を放っている。飲み口の第一印象は蜂蜜!これほど蜂蜜感のあるワインは私史上初。そんな甘味のあるワインだから料理との相性はどうかと思ったけど、これが意外とマッチするんですよ!!味付け控えめで出汁濃いめの鯛のアラ汁(エビ入り)によく合ったんだけど、これって肉じゃがとかの煮物に砂糖の代わりに蜂蜜入れて美味しくなる感覚に近い事を発見!!日頃1000円台のワインを飲んでるから、際立って美味しいと感じましたね♪いろんな発見もあり、非常に満足できる一本でした。


リースリング特有のぺトロール香(石油香)ってのが私は苦手だけど、このワインにはそれがなくスッキリしていて旨い♪2年熟成の2011は、時間経過で複雑さが増してきていい感じになりました♪


ミネラリーな味わいで魚介類に合わせるには持って来いですね。3年熟成の2013は豊富なミネラルと綺麗な酸。少しの甘味と苦味も伴った余韻がある。


心地よい甘味を感じられるリースリング。3年熟成の2011は雑味のないピュアな味わいで、コスパも良いですね!!

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!     3%
美味しい     44%
普通       50%

良くない      3%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

ほんのり甘味がありながら、スッキリ軽快な酸味を持ちあわせたリースリングらしいフルーティーな味わい。上級リースリングでよく見られるぺトロール香(石油香)のニュアンスは弱いですが、軽快で心地よい味わいに好感を持つ方が多い傾向でした。
唸るような奥深いワインでは無いので、感動する方も少ないですが、無言の低評価以外では否定的コメントは見当たりませんでした。

甘味のあるワインが苦手な方や、ぺトロール香を体感してみたい方には向いていないですが、アルザスのリースリングを選ぶ時には、料理との相性も良く好評なこの銘柄を候補に持っておきたいと感じる結果となりました。

まとめ

それでは最後に情報整理です。

ボット ゲイル リースリング レ ゼレマン

価格
2800円前後


リースリグらしい花のようなフローラルさやフルーティーさがあり、上品な甘味が感じられる味わい。しかし、生き生きとした酸味や凛としたミネラル感がある事でスッキリとした飲み口も同時に持ちあわせ、それらが一体となる事でバランスと深みのある味わいを表現している。


飲み頃
ブドウ収穫年から2~6年
※一般的傾向から推測

当たり年
アルザスのヴィンテージチャート以下の通り。
※あくまで一般的傾向。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2014年 3
2015年 3
2016年 4
2017年 5

口コミ
ほんのり甘味がありながら、スッキリ軽快な酸味を持ちあわせたリースリングらしいフルーティーな味わい。上級リースリングでよく見られるぺトロール香(石油香)のニュアンスは弱いが、軽快で心地よい味わいに好感を持つ方が多い傾向。
唸るような奥深いワインではなく感動する方も少ないが、無言の低評価以外では否定的コメントは見当たらない。

以上です。
私個人的には中々興味深いリースリングでした。
それは辛口ワインが主流の現在ですが、上品な甘味を感じられるワインは違った楽しみ方ができると感じたからです。
そして、ただ甘めなだけでなく、酸やミネラルの豊富さがスッキリとさせているバランス感覚も優れた特徴だと感じました。
さらには、絶妙に手が届く価格帯も魅力の一つと言えるでしょう。
ちょっと褒めすぎた気がしますが。。。(笑)
あなたはどのように感じましたでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

サイト全体像がわかる【もくじ】はコチラ

コメント

タイトルとURLをコピーしました