【要点がわかる】オーストリアワインの主要産地を大事なとこだけ

「あんたワインが好きなんだろ？ならよぉ。とことん学んでみたらどうだい？どんなことでも本気でやったらおもしれぇもんだぞぉ。中途半端じゃ飽きちまうってもんだぁ。その強い思いってやつ、通し抜けたらかっこいいじゃねぇか。」

先生。今日も心に響く言葉ありがとうございます。

確かに本気になればどんな事でもおもしろいですね。

だって私、ワインに興味無かったですから！！！

ナイスリアクションありがとうございます。

先生の言う通り本気で勉強するようになってだんだんおもしろくなってきたんですね。

何もやりたいことが無いという方には、普段関わっているどんな事でも深く研究してみる事をおすすめします。

そこを突破口に様々な世界が開けてくると思います。

私の個人的な話をしてしまいました。
失礼しました。

さて、オーストリアの続きです。
前回では、
【オーストリアワインの基本データ】
【オーストリアワインの特徴】
【格付け（品質分類）】
についての解説でした。

ザックリ言うと、フランスの２０分の１程度の規模のオーストリアではグリューナーヴェルトリーナーから造られる白ワインを中心に、厚みのある辛口ワインを主に造り、【ゲミシュターサッツ】【ホイリゲ】【貴腐ワイン】でも知られる。格付けは【DAC】が存在するものの品質を見極める要素は少なく課題が残る。

というものでした。

それでは後半も参りましょう。

１、オーストリアワインの主要産地とその特徴

まずは全体像。

オーストリアワインの産地は４つの州に分かれており、さらにその中で細かく生産地域が分けられています。
☝の写真では多くの産地が記載されていますが、有名なところだけ解説します。

オーストリア全体の約６０％のワインを生む州で、その半分がグリューナーヴェルトリーナーです。

【ヴァッハウ】
グリューナーヴェルトリーナーから高品質な白ワインを生むことでとても有名な産地です。しかしDACには所属していません。

「こんな有名で品質の高い産地がDACではないんだ。消費者にとってはわかりにくいからこのような事がこの国の課題とも言える。」

こちらはブラウフレンキッシュから造られる赤ワインで有名です。

【ノイジードラーゼーDAC】
上質なブラウフレンキッシュやカジュアルなツヴァイゲルトから造られる赤ワイン、また貴腐ワインの産地としても有名です。

この州の生産地域はウィーンのみです。

【ウィーン】
ゲミシュターサッツやホイリゲで有名です。世界で唯一の首都でワインを造る場所でもあります。ぜひ訪れてみたい楽しそうな町です🎵

国内消費用の白ワインを造る産地です。

２、オーストリアの
有名ワイナリー

それではいくつかオーストリアの有名で有力なワイナリーを紹介しましょう。

【MORIC　モリック】
オーストリアの赤ワインに時代を築いた生産者として有名で、エレガントなブラウフレンキッシュは新しいワインの世界へ導いてくれることでしょう。

またグリューナーヴェルトリーナーから造られる白ワインも素晴らしく、他国では味わえないエレガントさと厚みを持ったワインを生んでいます。
おすすめです！！

【Tomas Lehner　トーマスレーナ―】
デイリー赤ワインならこの生産者。
ツヴァイゲルトからバランスの良いフルーティな赤ワインを生んでいます。

【Weingut Mayer am Pfarrplatz　ヴァイングート・マイヤー・アム・プァ―ルプラッツ】
名前長すぎですが、ゲミシュターサッツでしたらこちらでしょう。
爽やかで果実味溢れたワインを生んでいます。

以上です。

いかがでしたか？

オーストリアのワインなかなかおもしろいですね。ピノノワールとは違ったエレガントさ、シャルドネとは違った厚みを体感してみてはいかがでしょうか。

あなたのワインの世界が広がるお手伝いができることをうれしく思います。

今回もありがとうございました。

「まだまだ、ワイン・・いや人生の旅は続く。だがいずれ人は死ぬ。後悔せぬようその命・・燃やせよ・・真っ白にな。」

そうですね。

命、使い切った人は幸せなんでしょうね。

そんな風になれるように頑張りましょう！！