第90回 クロアチアワインの特徴と格付け

産地別ワインの特徴


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「おい、ヘラキメデスいやヘモチャビン・・。今回で我々の任務は終了だぞ。」


「そうなんすか!!兄貴。寂しいですね・・。だいぶんキャラが固まってきたのに・・。」


「お前も成長しそしていろんな名が付いたな・・。」


「あ・・はい・・。」
(兄貴・・元々ヘラクレス1つですけど・・。ヘモチャビンって・・。)

 

さて、クロアチアです。
クロアチアワイン・・・。

飲んだことありますか?見たことない方も多いのでは?

歴史的に見れば紀元前からと長いですが、主に自分達で飲むために造っていたようです。

近年では品質も向上し評価も上がってきているクロアチアワインです。

1、クロアチアワインの 基本データ

クロアチアの場所です。

【ワイン生産量】
・約90万ヘクトリットル
※フランスの50分の1くらい

【ブドウ栽培面積】
・約2万ヘクタール
※フランスの40分の1くらいで日本より少し広い

【主要品種白ブドウ
ヴガヴァ
「ワインの女王」と呼ばれる品種です。(シャルドネもそう呼ばれていたような!!(笑))ヴィオニエの祖先かも知れないと言われる品種で、美しいい黄金色の外観を持ち、果実味豊かな少し甘口のワインを生みます。

グラシェヴィナ
クロアチアで最も多く栽培される品種です。キリリとした爽やかで軽快なワインを生みます。

「別名はヴェルシュリースリングだ。」

シャルドネなどの国際品種も造ります。

【主要品種黒ブドウ
プラヴァッツ・マリ
ジンファンデル」の祖先と考えられ世界的にも評価の高い土着品種です。
豊かな果実味がありタンニンも豊かで力強い味わいです。

バビッチ
深いルビー色で、バランスに優れた酸とタンニンを持ち合わせたワインを生みます。

テラン
森のような香りを持ちます。(嗅いでみたい)
酸は強くタンニンも豊かで余韻の長いワインを生みます。

カベルネソーヴィニヨンメルローといった国際品種も造ります。

2、クロアチアワインの 特徴

多様性
カベルネソーヴィニヨンやシャルドネと言った国際品種からもワインは造られますが、土着品種も多く珍しいいブドウから様々なタイプのワインが造られます

3、クロアチアワインの 格付け階層

クロアチアの格付けはザックリと3階層です。細かい事は省略しています!!

格上から順に。

【1、Vrhunsko Vino ヴルフンスコ ヴィノ
最上級ワイン。

【2、Kvalitetno Vino クヴァリテートノ ヴィノ
高級ワイン。

【3、Stolno Vino ストルノ ヴィノ】
テーブルワイン。

 

4、クロアチアの
有名ワイン(ワイナリー)

それではいくつかワイン(ワイナリー)を紹介しましょう。

【ディンガチュ】
プラヴァッツ・マリから最高峰のワインを造る事で有名なワイナリーです。

【ヴェラルダ】
固有品種の特徴を最大限に引き出す造りを目指すワイナリーで、白ブドウを皮ごと醸造する「オレンジワイン」も造っています。

【イロチェキ・ポドゥルミ】
クロアチア最古のワイナリーです。良質のブドウが収穫できる地区を所有しており、味わい深いワインを造っています。

 

■まとめ■

・クロアチアでは多くの土着品種から様々なワインが造られ品質も向上してきている。

 

以上です。

いかがでしたか?
この国も興味深い品種などがありましたね。

すべての土着品種を味わうだけでも相当時間がかかりそうです。

今はインターネットによる流通が素晴らしく、このようなワイン達にも簡単に出会える時代になりました。

ぜひ、こちらから出会いに行きましょう!!

 


「皆さんお世話になりました!!ダビデ兄貴と私はイタリアにいますからぜひ会いに来てくださいね。ヘロドトスとかヘラキメデスとかヘモグロビンとかヘモチャビンとか呼ばれましたが。ヘラクレスが正式名称です!!皆さんのこれからのワインの学びに喜びがある事をお祈りし、お別れのあいさつとさせていただきます。」


「ほう、一人で挨拶か・・。成長するもんだな・・。読者の諸君!明日もしも世界が滅亡しよとも今日ワインを学べ!!それがこの私からのはなむけの言葉だ!!」


「さらばだ!!さあ!行くぞ・・ヘモムーチョ!!」

 

 

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