ヴィラ マリア マールボロ ソーヴィニヨンブランの価格と味は?飲み頃や口コミなど詳しく解説

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手軽なニュージーランドのソーヴィニヨンブランの有力候補。

シレーニオーバーストーンと並んで1000円台で口コミ満足度が高い印象で、ややトロピカルでフルーティーなニュアンスが強めに出ているのがヴィラマリアの傾向だと感じました。

この記事を最後まで読み進めていただき、知識と共に深まるワインの味わいを楽しんでいただければ幸いです。

《ワイン名》ヴィラ マリア マールボロ ソーヴィニヨンブラン

《価格と基本情報》

1600前後

《ブドウ品種》ソーヴィニヨンブラン
《ボディ》  ライト~ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   ニュージーランド>マールボロ
《生産者》  ヴィラ マリア

プロフィール
ヴィラ マリアはニュージーランドを代表する大規模ワイナリーのひとつ。
北島のオークランドと南島のマールボロにワイナリーを所有し、畑の総面積は2008年現在2000haで国内販売量で第3位のシェアを誇ります。

今回紹介しているソーヴィニヨンブランは、ヴィラ マリアのラインナップの中でも最も手軽な「プライベート ビン」シリーズのひとつ。
日本の一般消費者からも高い支持を集めつつワインコンテストなどでも好成績を獲得しており、その実績の一例は以下の通りです。
・2018年のニュージーランドワインオブザイヤーで銀賞
・日本のワインコンテストサクラアワード2021でゴールド(2020VT)

《味わいの特徴》

トロピカルでフルーティーな
バランス良い辛口

【外観】
輝きのある淡いレモンゴールド

【香り】
ライチやパッションフルーツなど南国果実を思わせるトロピカルな香りを主体に、グレープフルーツ、青リンゴ、ミントなどの爽やかな風味も加わります。

【味わい】
トロピカルな風味と共に広がるフルーティーな果実味はピュアで親しみやすく、キレのある酸味と僅かな苦味が味わいをドライにまとめると、フルーティーな風味を残した後口があります。

それでは、そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

品種の個性
100%使用されるソーヴィニヨンブランは、柑橘類のフレッシュさやハーブのような青いニュアンスを持った風味が特徴的です。
また、フランスのソーヴィニヨンブランと比べると酸はやや穏やかで、パッションフルーツなどトロピカルな風味が感じられるのがニュージーランドの特徴です。

収量制限
剪定や間引きなどで収穫量はあえて抑えており、1haあたり4200L(ニュージーランドの平均は6300L)
残された良質なブドウに成分が集中することで凝縮感あるワインが生まれます。

低温発酵
アルコール発酵は低温(12℃)で行っており、低温発酵ではフレッシュでフルーティーなタイプのワインが生まれます。
※反対に20度以上の高めの温度で発酵させると、口当たりがふくよかで肉厚なワインになります。

ステンレスタンクで発酵・熟成
発酵も熟成もステンレスタンクを使用しており、当然樽の風味は付きません。
密閉性が高く酸化防止効果があり余計な香りも付かないため、ブドウのピュアな果実感がストレートに反映されるのがステンレスタンクの特徴。
また、樽と違って買い替えるなどのコストも掛からず、価格が抑えられるのもステンレスタンクの特徴です。

 

《飲む時の適正温度》

6℃~10℃
しっかり冷やせば酸味が際立ち、スッキリ軽快な飲み口が楽しめます。
少し温度を上げれば穏やかな印象になり、フルーティーな風味の広がりが楽しめます。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃》

ブドウ収穫年から1~6年
※一般的傾向や口コミから推測

 

《適正グラス》

【小ぶりのグラス】
爽やかで軽快な飲み口が魅力のワインで、
温度が上がりにくく軽快さがある小ぶりのグラスをおすすめします。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


サーモンマリネ


地鶏のグリルをレモンと塩で

など、魚介類の繊細な味わいが感じられる料理や、シンプルな味付けの鶏肉料理などとの相性が良いです。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

ネガティブな口コミ

決して悪いワインではないのでしょうが、やっぱり私はソーヴィニヨンブラン苦手なんだな。。。


桃とハーブのニュアンスが拮抗しており、どっちを主張したいのか狙いが定まらない印象。美味しいとは思いますが、個人的にはハーブ系を前面に出したのドライな感じの方が好きだなぁ。。。


ソーヴィニヨンブランらしさがよく出ていて香りも豊かで悪くはないけど、もう一歩な感じ。私はシレーニの方が好きかな。

良い口コミ
メガネが光る人のイラスト(男性)
ヴィラマリアはピノが当りだったので、ソーヴィニヨンブランも期待を込めて購入しましたが期待通りの美味しいワインでした。4日経過すると風味は弱まりますがマイルドな感じになり、それはそれで楽しめました。


ほんのり微炭酸があり、柑橘ハーブ系の爽やかさと言うよりは南国果実の風味が強めな印象。とても美味しかったのでまた飲みたい!♪


キンキンに冷やして飲んだけど、スッキリ感よりもフルーティーさが前面に出てフレンドリーな印象!私が知る限りSBの中では一番優しくてフルーティーな感じです。

困る表情のイラスト1(男性)
お値段も考慮すればトップクラスに好きな銘柄かもしれません。

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!    10%
美味しい     37%
普通       53%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

NZのSBらしいトロピカルなニュアンスが前面に出たワインで、満足度は高い印象です。

トロピカルなニュアンスは特徴的なので好みは多少分かれる印象ですが、全体としては好感度の高いコメントが最も多く、中には好みのツボにハマる方も少数見受けられました。

そして、お値段の手軽さも満足度を上げていると感じました。

まとめ

それでは最後に情報整理です。

ヴィラ マリア マールボロ ソーヴィニヨンブラン

価格
1600前後


南国果実を思わせるトロピカルな香りを主体に、柑橘類やミントなどの爽やかな風味。
トロピカルな風味と共に広がるフルーティーな果実味はピュアで親しみやすく、キレのある酸味と僅かな苦味が味わいをドライにまとめると、フルーティーな風味を残した後口がある。


飲み頃
ブドウ収穫年から1~6年
※一般的傾向や口コミから推測

口コミ
NZのSBらしいトロピカルなニュアンスが前面に出ており、満足度は高い印象。
トロピカルなニュアンスは特徴的なので好みは多少分かれる印象だが、全体としては好感度の高いコメントが最も多く、中には好みのツボにハマる方も少数見受けられた。
そして、お値段の手軽さも満足度を上げていると感じた。

以上です。

あなたのワイン選びの一助になれれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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