ウィリアム フェーブル シャブリ

おすすめ【白】ワイン

 

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世界で最も有名な白ワインは?

モンラッシェ。ムルソー。サンセール。ソアーヴェなどありますが、どれもワインにくわしい方でないと出てこないキーワードかと思います。

しかし「シャブリ」はどうでしょう。

なぜかワインにくわしくない方でも、白ワインと言えばシャブリが出てくる方も多いのではないでしょうか。

という訳で、世界で最も有名な白ワインはシャブリではないかと思いますが、そんなシャブリを造る生産者もたくさん存在します。

ではその中で最も有名な生産者は?

と、考えた時真っ先に思い浮かんだ生産者。

調べてみたところ、実際市場にも多く出回っており最も多くの人に飲まれていました。

1850年頃ドメーヌ設立。

1950年フェーブル氏が相続。

フェーブル氏はシャブリで最もグランクリュ(特級畑)を所有するドメーヌに成長させる。
また、キンメリッジ土壌以外のエリアがシャブリを名乗れる区画拡大の動きに異議を唱えたり、ニューワールドのワインがシャブリを名乗るなどを禁止する事にも大きく貢献しました。
(昔はカリフォルニアシャブリとかが売っていたんですね。)

1998年フェーブル氏引退。ジョセフ・アンリオ氏に託す。

アンリオ氏は、若手醸造家のディディエ・セギエ氏を醸造責任者に招き、さらに品質を高め、3年後にはシャブリ最高の造り手と賞賛されるまでに。

という、ザックリとした経緯です。

歴史ある生産者で、畑も優良な区画に集中しており、上質ワインを生む樹齢の高い古木を多く所有していることで、より品質は安定し良質のワインを世に送り出し続けています。

とりあえずシャブリとはどのようなものか知りたい。

スッキリ美味しいワインが飲みたい。

そのような方におすすめしたいワインで、シャブリの基本はこうだという基準にもなるのではないかと考えます。

選択肢の一つに必ず入れておきたい白ワインと言えるでしょう。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

《ワイン名》 ウィリアム フェーブル シャブリ


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《価格》

22003500円】

《ブドウ品種》シャルドネ
《ボディ》  ライト~ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>シャブリ
《生産者》  ウィリアム・フェーブル

《特徴》

ザ・シャブリ
上品な果実味と伸びやかな酸

ウィリアム・フェーブルのシャブリの特徴は、ピュアでフレッシュな果実味と酸味。ミネラル豊富な質感です。
※ミネラル感とは、カリウムやマグネシウムといったミネラル分を多く含んだキリッと芯のある味わいで、硬水をイメージするとわかりやすく、キーンとくる感じです。

とてもシャブリらしい味わいで、上級シャブリグランクリュクラスのような厚みのある樽の効いたワインではなく、ステンレスタンク主体のクリーンで爽やかな印象です。
そしてただスッキリ軽快なだけではなく旨味やミネラル感に少しの苦味も加わり、エレガントさも感じられる心地よいバランス感覚に優れたワインと言えます。

【外観】
淡いレモンゴールド

【香り】
レモンやグレープフルーツなどの爽やかな柑橘類に、白い花の香りは華やかさを加え、青りんごやラフランスなどのフルーティなニュアンスも感じられます。

【味わい】
ピュアでフレッシュな果実味は強すぎず心地よいもので、豊富なミネラル感は味わいに芯を持たせ、美しく豊富な酸味は味わいを引き締めた後エレガントな余韻があります。

 

《飲む時の適正温度》

6℃10℃
よく冷やせば酸味が際立ち軽快さが増します。

少し温度を上げれば、フルーティな味わいが広がる飲み口を楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃》

ブドウ収穫年から2年~4年
若いうちの生き生きとしたピュアな果実味と酸味を楽しむタイプのワインです。

熟成させてしまうと、フレッシュな風味が抜けてしまい枯れた印象の味わいになってしまうでしょう。

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《適正グラス》

【小ぶりorふくらみのあるグラス】
温度が上がりにくいように設計された小ぶりのグラスで飲めば、軽快でキレの良い上品な味わいが楽しめます。

少し温度を上げることで広がる風味を楽しみたい時は、香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


スモークサーモン


生カキにレモンを搾って

など、比較的繊細な味わいから程良いコクを持った料理に合わせると良いでしょう。
フレッシュでフルーティで豊富なミネラルと酸味を持ったこのワインは、料理の味わいを引き立て寄り添ってくれるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

シャブリらしさを知りたい方
とてもシャブリらしいスッキリ辛口で、シャブリのお手本と言える品質です。
まずはこのワインを飲んで知る事で、シャブリとはこういうものだという基準値が身に付くのではないかと考えられます。

スッキリ美味しいワインを飲みたい時
ただスッキリ軽快なワインではないところも、シャブリの素晴らしいところです。
主張しすぎませんが、クオリティーの高いピュアな果実味と心地よい旨味に芯を感じるミネラル感、そしてキレイな酸味はエレガントさを感じさせます。
ワンランク上のスッキリ辛口ワインと言っても良いのではないでしょうか。

スッキリ辛口が好みの方に、ちょっとした手土産に持って行っても喜んでもらえそうです。

 


《こんな場合には不適切!?》

凝縮感あるパワフルな白が飲みたい時
カリフォルニアやオーストラリアなどのニューワールド系の白ワインや、南フランスや南イタリアのような果実味の凝縮感のあるパワフルなワインや、シャブリでもグランクリュクラスや樽の効いた白ワインが好きな方にはおすすめできません。
エレガント過ぎて薄っぺらく感じてしまう可能性があります。

強い味わいの料理に合わせる時
やや軽めのワインですから、味わい深い料理や濃厚なソースなどを使った料理などに合わせてしまうと、料理の味わいに負けてワインの味わいが感じにくくなってしまいます。
ただ口をスッキリさせるだけのアプローチでは、せっかくの上質シャブリがもったいないですね。

《飲んだ人の口コミ》

良い口コミ

「2017はキレイな酸味が爽やかで少しの苦味も感じます。ミネラル感も豊富でドライな印象で、どんな料理を合わせるか考えるのが楽しいですね。」


「樽を効かせないフレッシュな造りが好み。2017は温度を少し上げる事でフルーティな味わいも楽しめるわね。」


「3年目の2016は青りんごや柑橘系の爽やかな香り。ピュアで心地よい柑橘系や青りんごのフレッシュでフルーティな味わいでミネラル感も豊富、キレの良い酸味で少しの苦味がアクセントになっている。2日目には蜜りんごのニュアンスも現れ楽しめた。」

悪い口コミ

「フレッシュなワインだけど・・・普通かな。」


「4年目のウィリアムフェーブルが安売りされてた。良くもなければ悪くもない。そんな味わい。」


「爽やかで軽快な心地よい辛口のワイン。寿司に合わせてみる。スモークサーモンによく合うね。マグロやカンパチはそこそこだが、数の子、イクラにはおすすめしない。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!     0%
美味しい     30%
普通       66%

良くない      3%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

とても軽快なシャブリらしさが伝わってくる印象で、フレッシュでフルーティでミネラル感も豊富なキレの良いワインだとわかります。

ただし奥深いスケール感を持ったワインではないので、特別に感動した方もいませんでしたし、かと言ってバランスの良い品質のため、悪く評価する人もほとんど見られませんでした。

 

以上です。

辛口白ワインが好きで、このワインを飲んだ事が無い方にはぜひ試していただきたいです。

日本でも多く販売されてますから、安定的に良質なワインが購入できるところも大手ワイナリーの良いところでもあります。

美味しいワインと美味しい料理は人を幸せにします。

そんなあなたのワイン選びの一助になれたことを嬉しく感じています。

どうもありがとうございました。

あ・・これ。予祝ってものです(笑)

たまにやってます。

あなたのワインのある生活が豊かになる事を願っております。

 

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