【私が選ぶ飲むべき一本】
《楽天ではコチラが最安値》
カデルボスコ ブリュット キュベ プレステージ
《ブドウ品種》
・シャルドネ
・ピノビアンコ
・ピノネロ
(ピノノワールの事ですね)
《ボディ》ミディアムボディ
《甘辛》 辛口
《産地》 イタリア ロンバルディア州
《生産者》カ・デル・ボスコ
《特徴》
果実味豊かでコクのある
バランス型スパークリングワイン
シャンパーニュと同じ製法で造られ、イタリアを代表する最高峰のスパークリングワインと言える【フランチャコルタ】の中でもトップ生産者の【カ・デル・ボスコ】によって造られる一本です。
冷涼なシャンパーニュ地方に比べて温暖な産地で生産されるこのワインは、果実の熟した風味があり酸も比較的穏やかな印象で、とでもふくらみあるバランスに優れた味わいです。
価格も比較的手頃で、価格以上のクオリティの高さを感じさせる品質だと感じましたので、今回飲むべき一本に選ばせていただきました。
カデルボスコの特徴の一つには、ボトルがオレンジ色のUVカットシートに包まれている事があります。
これはワインの劣化原因の一つである紫外線からワインを守る効果があるのですね。
このような心配りも生産者のこだわりなのでしょう。
ただし!!
このオレンジ色の色素は、フィルムから出されたボトルにも付着しています!!
ですから、洋服などには触れないようにしてください!!
おいしいからと言って、白い洋服で抱きしめたら黄色い洋服になります(笑)
そのような事にも注意して、フィルムから出したらよく拭くこともおすすめします。
とてもおいしいスパークリングワインで、ファンが多い事にも納得の品質です。
【外観】
麦藁色を帯びたイエロー
キメの細かい豊かな泡立ち
【香り】
トロピカルフルーツなどの熟した果実の香りに、トースト香も加わり複雑さが感じられます。
【味わい】
熟したリンゴ・グレープフルーツなどのようなふくらみのある豊かな果実の味わいで、キメの細かい豊かな泡は爽やかでコクも感じられます。
ほどよい酸味は味わい全体をまとめ、ほのかな苦味はアクセントとなり美しく心地よい余韻が長く続きます。
《飲む時の適正温度》
【4℃~10℃】
よく冷やす事で酸味が際立ちキレが出て爽快な飲み口が楽しめます。
少し温度を上げれば、豊かな果実の風味やトーストのニュアンスが広がり、豊かな味わいになるでしょう。
※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。
《飲み頃》
【購入から1年以内】
このカデルボスコは複数年のワインをブレンドして造られるためヴィンテージがありません。
この価格帯のワインは飲み頃で販売してますから、買ってからおよそ1年以内に飲む事をおすすめします。
長く熟成させるとフレッシュさが弱まり、どこか枯れた印象の味わいになっていきます。
※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。
《適正グラス》
【フルート型グラス】
美しい泡立ちを見れますし、温度も上がりにくいように設計されています。
※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。
《相性のいい料理》
天然真鯛のカルパッチョ
地鶏の塩焼き
和牛しゃぶしゃぶを薬味ポン酢で
・ふぐの唐揚
・パスタ全般
など、比較的繊細な味を持つ素材やシンプルな味付けのされた料理から、中間程度の強さの味わいを持つ料理によく合いますが、発泡性でスッキリさせる効果もあるため、強い味わいの料理にも無難に適応します。
また、唐揚げや天ぷらなどのように【サクッ】とした食感の料理には【シュワツ】としたスパークリングワインはよく合います。
※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。
《こんな場合におすすめ》
【ちょっとだけ贅沢な泡を飲みたい時】
カデルボスコはカジュアルなスパークリングワインとは明らかに違った高品質な味わいを持っています。
かといって価格がそこまで高すぎないところも嬉しいですね。
ちょっと奮発して、おいしい泡を飲みたい時の選択肢の一つに入れるべきスパークリングワインだと思います。
【あらゆる料理に合うワインを選ぶ時】
スパークリングワインはその爽やかな泡がある事で、味わいをサッパリさせる効果があります。
そのため、繊細な味わいの料理はもちろん比較的強い味わいの料理と合わせても、口の中をサッパリさせるという事でそれなりに適応します。
そのような事で、このカデルボスコはあらゆる料理に合わせやすく、品質も高く豊かなものですから上質な料理にもマッチします。
【贈り物やプレゼントに】
繰り返しになりますが品質の高いワインですから、贈り物やプレゼントにも使いやすいですね。
スパークリングワインはその爽やかな飲み口もあり、比較的万人受けしやすい品質ですから、パーティーなどに手土産として持って行っても場面が華やかになり盛り上がるでしょう。
《こんな場合には不適切!?》
【カジュアル過ぎる料理や場面】
品質の高いワインですから、あまりカジュアル過ぎる食べ物や場面ではもったいない気がします。
「わたしの~お墓の~ま~えでぇ~🎵」
例えば、町内カラオケ大会でたこ焼きやイカ焼きをつまみにしてスパークリングワインを飲むのであれば、カデルボスコよりもっと軽快でカジュアルなスパークリングワインを選んだ方がマッチしそうですね。
「あぁ?俺様の歌の品質が低いのか?ギタンギタンにしてやろうか?」
えっ!!
歌は素晴らしいですよ!!(笑)
【互いを高め合うマリアージュを楽しみたい時】
特に味わい深く上質な肉料理などに合わせ、料理とワインが互いを高め合うマリアージュを楽しみたいのであれば、サッパリさせるアプローチの要素が強いカデルボスコはあまりおすすめできません。
味わいや品格に共通点があるような深い味わいを持つ白ワインや赤ワインなどを選んで、互いの味わいを引き立て合うマリアージュを楽しまれる事をおすすめします。
以上です。
スパークリングワインがお好きならば、カデルボスコを知らないわけにはいかないでしょう。
選択肢の一つにいかがでしょうか。
あなたのワインのある生活が豊かになる事を願っております。
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