レオン ハイツマン クレマン ダルザス マネキネコ ゴールド

実践編

 

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幸運を招く「まねき猫」

バランス良い味わいへの評価もさることながら、そのボトルデザインが人気。

新年の始まりやビジネスの成功を祈って、このクレマンを選ぶ方はが多いことが口コミ(vinica)からも伝わってきました。

ちなみに黒猫ラベルと金猫ラベルは中身は同じですが、金猫ラベルの方が評価は高い傾向
いかにも福を招きそうなラベルの方が、味わいもなんだか美味しく感じるのかな?と思う結果にもなりました。(笑)

この記事を最後まで読み進めていただき、知識と共に深まるワインの味わいを楽しんでいただければ幸いです。

《ワイン名》レオン ハイツマン クレマン ダルザス マネキネコ ゴールド

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《価格》

3300円前後

《ブドウ品種》
ピノ ブラン
ピノ オーセロワ

《ボディ》  ライト~ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>アルザス地方
《生産者》  レオン ハイツマン

プロフィール
このワインを誕生させたクリュール家は17世紀からブドウ栽培を続ける歴史ある家系。
1999年にクレマン クリュール氏が家業を継ぐと、自社で瓶詰まで行うドメーヌをスタート。設立後すぐにビオロジック、5年後にはビオディナミ農法へ転換し品質を向上させます。
一方レオン ハイツマンは17世紀初頭に創業した歴史あるドメーヌ。1987年に6代目レオン ハイツマンが継承し、2008年からビオディナミ農法を始めている生産者です。今回紹介している「キュヴェ マネキネコ」は、クレマン クリュール氏が日本に観光した際に出会った「招き猫」をきっかけで誕生したワイン。
「人を招く」という話が非常に気に入ったクリュール氏は、ワインのエチケットに彼流のマネキネコをあしらいました。
跡取りがいなかったクレマン クリュール氏は、親友であるレオン ハイツマンに2017年にドメーヌを売却。すべてのシリーズはレオン ハイツマンに継承され、クレマン クリュールの助言を受けつつ、品質向上を目指しています。

《味わいの特徴》

軽やかさとコクを持ち
バランス感覚に優れる

このワインは、フレッシュでフルーティーな味わいが主体のスッキリとした飲み口ですが、ほのかなトースト香やコクのもあり、全体のバランス感覚に優れています。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

品種の個性
このワインはピノ ブラン60%、ピノ オーセロワ40%の比率で造られます。
ピノ ブラン 軽快で爽やかな味わい
ピノ オーセロワ リッチでボリューム感のある味わい
以上の特徴を持つ品種を組み合わせることで、軽快さと厚みのある味わいを持ちあわせたワインが生まれます。

ビオディナミ農法
農薬や化学肥料を使用しないことはもちろん、天体の動きに合わせて緻密な農作業を行うビオディナミ農法を実践すると、土地の酵母など様々な生物の営みが反映された、健全で成分豊かな土壌が育まれます。そのような土壌のミネラル分など豊富な成分を吸い上げたブドウは、深みのあるピュアなワインを生む要因となっています。

ヴィエイユ ヴィーニュ
樹齢の高い古木(ヴィエイユ ヴィーニュ)は土地の成分を吸い上げる能力が高く、上質なブドウを実らせます。
このワインに使用されるブドウの樹は樹齢40年以上のヴィエイユ ヴィーニュです。

 

【外観】
淡めのレモンイエロー
豊かな泡立ち

【香り】
柑橘類や青リンゴの爽やかさに、ラフランスや蜜りんごのフルーティーさ。白い花のフローラルさやトーストのニュアンスもほのかに感じられます。

【味わい】
フレッシュでフルーティーな果実味は爽快な泡と相まって軽快な飲み口で、綺麗な酸が味わいをまとめます。ほどよいコクは味わいに幅を持たせ、心地よい風味を残した余韻があります。

 

《飲む時の適正温度》

6℃~12℃
しっかり冷やせば酸味が際立ち引き締まった印象になり、スッキリとした飲み口。
少し温度を上げれば穏やかな印象になり、果実味や甘味などの風味の広がりを楽しめます。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃》

【飲み頃】
購入後1年以内
複数年のブドウから造られたワインをブレンドして造られるため、ヴィンテージはありません。
飲み頃のタイミングで出荷されフレッシュなスパークリングワインですから、販売している時が飲み頃と言えます。
生き生きとした味わいを楽しむには、購入後はなるべく早く飲む事をおすすめしますから、常温で長期間放置されているようなお店では購入は控えた方が良いでしょう。

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《適正グラス》

【フルート型グラス】
空気に触れる面積が少ないため、温度が上がりにくいと同時に炭酸も抜けにくい形状に設計されています。

美しい泡立ちも見られますし、グラスの美しい外観によっても華やかさは引き立ちます。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


地鶏のタタキをレモンと塩で


天ぷら各種を塩で

など、繊細~ほどよいコクのある料理との相性が良いワインですが、爽やかな泡と美しい酸は味わいをスッキリさせる効果もあるため、牛肉などを使用したコクの深い料理にも無難に合わせられる適応力があります。
また、皮目をパリッと焼いた地鶏や揚げ物のように【パリッ】【サクッ】とした食感には【シュワッ】としたスパークリングワインは相性が良いですね。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

飲みやすいから良いのだけど、もう少し安ければなぁ~とも思える。

良い口コミ

マネキネコから受けたインスピレーションを分けてもらっているようで、なんだか幸せ♪柑橘系の爽やかさにナッツやバニラの柔らかさ。バランスの良い味わいは余韻まで上手にまとめられています。


そこまで複雑じゃなくてスッキリしているから、和食とよく合いますね。


あけましておめでとうございます。一年の邪気を払うために金の招き猫登場♪熟したリンゴや花、少しのトースト香もあります。蜜りんごを思わせるフルーティーな味わいを、凛としたミネラルやキレイな酸がスッキリまとめ、グレープフルーツのような苦味も少し感じられ良い感じ。今年もたくさんの美味しいワインを招いてくれるといいな♪♪


令和初のワインは良き時代を願って金猫!!スッキリ切れ味が良いので和食など魚料理とよく合う。

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!     0%
美味しい     50%
普通       50%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

感動を覚えるほどの深さは無いですが薄っぺらいわけでもなく、否定的な意見はほぼ見られないワインで、バランスの良い味わいに好感を持った方が多い傾向。

幸運を招くという意味合いを込めて、新年の始まりなどの場面でこのワインを楽しんでいる方が非常に多いことが印象的でした。

味わいへの評価とういう意味では、マルクテンペやビネールに若干及ばない印象ですが、金のまねき猫の可愛らしさや縁起物な雰囲気は他に無い魅力。新しい門出を祝う時や、プレゼントなどにもとても重宝するクレマンだと感じました。

まとめ

それでは最後に情報整理です。

クレマン ダルザス マネキネコ ゴールド

価格
3300円前後


フレッシュでフルーティーな味わいが主体のスッキリとした飲み口だが、ほのかなトースト香やコクのもあり、全体のバランス感覚に優れる。

飲み頃
購入後1年以内

口コミ
感動を覚えるほどの深さは無いですが薄っぺらいわけでもなく、否定的な意見はほぼ見られないワインで、バランスの良い味わいに好感を持った方が多い傾向。
幸運を招くという意味合いを込めて、新年の始まりなどの場面でこのワインを楽しんでいる方が非常に多い。

以上です。

品質もさることながら、可愛らしくて縁起が良さそうなボトルデザインは、いろんな場面で活躍してくれそうなクレマンでした。

「お前は幸運を猫に委ねるのか!?自分の手で掴み取ってみろよ!!」
のように、長渕的発想の方には不向きかもしれませんが。(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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