フィリップ ラヴィエ ヴァン ド サヴォワ レ アビーム

おすすめ【白】ワイン

 

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かなりマニアック感漂うサヴォワのワイン。

そんなサヴォワのワインはほとんど市場で見かけることはありませんが、唯一多くの方に飲まれ口コミ(vinica)高評価を得ているワインが一つだけ見つかりました。

ジャケールから造られる白ワインです。

ジャケール?と思う方も少なくないでしょうが、クリアで軽やかな味わいで消費者を楽しませています。

リッチでボリューム感のあるワインが好みの方には全くおすすめできませんが、非常に珍しい品種で、スッキリ系白ワインを選ぶ時には面白い選択肢になるでしょう。

この記事を最後まで読み進めていただき、知識と共に深まるワインの味わいを楽しんでいただければ幸いです。

《ワイン名》フィリップ ラヴィエ ヴァン ド サヴォワ レ アビーム

《価格》

1600~2000円

《ブドウ品種》ジャケール
《ボディ》  ライト~ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ジュラ サヴォワ地方>ヴァン ド サヴォワ
《生産者》  フィリップ エ シルヴァン ラヴィエ

プロフィール
フィリップ エ シルヴァン ラヴィエは、サヴォワ地方の家族経営の小さなワイナリー。
代々ブドウ栽培農家として続く家系でしたが、1978年から現当主のフィリップ氏がワインの醸造もスタート。2020年現在は息子のシルヴァン氏も加わっており、小規模ながら丁寧なワイン造りを行うワイナリーとして知られています。
日本のワイン誌「リアルワインガイドVol.64
」の旨安ワイン特集においては、ここで紹介しているレ アビームを「酸がイキイキしたこのワインは、爽やかでいて本格派なのだ」と紹介されています。

《味わいの特徴》

フレッシュでクリア
清涼感のある上品な味わい

このワインの特徴は、柑橘系果実や青リンゴのようなフレッシュさに、凛とした鉱物的なミネラルを感じるスッキリとした上品さが感じられるところです。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

ジャケールの特徴
サヴォワの土着品種として知られるジャケールは、色調も味わいも主張しすぎず、繊細でサッパリとしたワインを生む傾向があります。

土壌の特徴
所有する畑の土壌は、氷堆石質(氷河が削り取った岩石・岩屑や土砂など)の土壌の下にマール性石灰岩があります。このような岩や石の多い土壌は、鉱物的で凛としたクリアなミネラルを感じさせるワインを生みます

発酵 熟成はステンレスタンク
樽の風味を付けず、ブドウ本来のピュアな味わいを感じやすいステンレスタンクで発酵、そして熟成を行います。

マロラクティック発酵はしない
アルコール発酵を終えたワインは、乳酸菌の働きでリンゴ酸を乳酸に変えるマロラクティック発酵を行う場合もあり、味わいをまろやかにする効果があります。
このワインの場合はマロラクティック発酵を行わず、生き生きとした酸味を残すことで、フレッシュでピュアな味わいを表現しています。

シュール リー
アルコール発酵後、酵母の死骸である澱(オリ)は除いてしまう事が多いですが、このワインの場合澱をあえて残し、ワインに触れさせます。
そうすることで澱に由来するコクや旨味が抽出され、繊細過ぎるとも言えるジャケールの味わいに深みを与えます。
この澱と共に長期間熟成させることをシュール リーと呼びます。

 

【外観】
輝きのあるグリーンがかったレモン色

【香り】
青リンゴや柑橘系を思わせるフレッシュな果実香に、白い花の繊細な華やかさ、砕いた石を思わせる鉱物的なミネラル香も垣間見えます。

【味わい】
柑橘系の爽やかな果実味は軽やかで、生き生きとした酸味がしっかりと味わいを引き締めます。雑味の無いクリアな味わいで、鉱物的なミネラルも感じると、清涼感のあるスッキリとした余韻が訪れます。

《飲む時の適正温度》

6℃10℃
よく冷やせば酸味や凛としたミネラルが際立ち軽快さが増します。

少し温度を上げれば、酸やミネラルはやや穏やかな印象になり、果実の風味が広がる飲み口が楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から1~4年
※一般的傾向から推測

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【小ぶりのグラス】
温度が上がりにくく設計された小ぶりのグラスで飲めば、軽快でクリアな味わいが楽しめます。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


真鯛のカルパッチョ


天ぷら各種をレモンと塩で

など、比較的繊細な味わいの料理との相性が良く、透明感のあるワインの味わいが料理の繊細な味わいを引き立ててくれます。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

ワインとしてのクオリティは高いと思いますが、酸が強めで苦味もあるので、ワイン単体では飲みにくさを感じてしまいましたね。

良い口コミ

珍しいジャケールという品種から造られるこのワインは、樽の風味がなく、柑橘系のフレッシュでピュアな果実感が楽しめる。ミネラリーで透明感のある味わいも好感が持てますね!!


クリアなワインをリクエストして選んでもらったグラスワイン。確かにクリアなミネラル感を持った味わいで、キレが特に良い。フレッシュレモンのような爽快な香りから、透明感のある凛としたミネラルを感じる飲み口で、スッキリとした柑橘系の後口がキレの良さを表現します。

 
ミネラリ~~♪冷やしてグビグビ飲む系で、これはお買い得~~♪


山深いジュラのワイン。山菜のほろ苦さが感じられる料理と相性が良いです。山の素材には山のワインですかね。

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!     3%
美味しい     33%
普通       64%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

比較的手頃なワインで感動される様子の方は極少数。とはいえ否定的なコメントもほとんど見られない銘柄でした。

全体的にはそこそこの満足度といった印象で、スッキリ系のワインを好む方には好感を持たれている傾向。ただスッキリしているだけでなく、ミネラルが豊富と感じる方が非常に多く、透明感のあるキレイな造りに好感を持つ方は少なくありませんでした。

ジャケールというかなり珍しい品種で、その個性を知る楽しみ方もあると思いますから、シャブリでもサンセールでも甲州でもないスッキリ系白を求める方には面白い選択肢になるのでは?と、感じる結果となりました。

まとめ

それでは最後に情報整理です。

フィリップ ラヴィエ ヴァン ド サヴォワ レ アビーム

価格
1600~2000円


青リンゴや柑橘系を思わせるフレッシュな果実香に、白い花の繊細な華やかさ、砕いた石を思わせる鉱物的なミネラル香も垣間見える。
柑橘系の爽やかな果実味は軽やかで、生き生きとした酸味がしっかりと味わいを引き締める。雑味の無いクリアな味わいで、鉱物的なミネラル感も感じると、清涼感のあるスッキリとした余韻が訪れる。


飲み頃
ブドウ収穫年から1~4年
※一般的傾向から推測

口コミ
比較的手頃なワインで感動される様子の方は極少数。とはいえ否定的なコメントもほとんど見られない。全体的にはそこそこの満足度といった印象で、スッキリ系のワインを好む方には好感を持たれている傾向。ただスッキリしているだけでなく、ミネラルが豊富と感じる方が非常に多く、透明感のあるキレイな造りに好感を持つ方は少なくない。

以上です。
とてもキレの良いクリアな味わいのイメージが広がったのではないでしょうか。
珍しい産地の珍しい品種という事で、とても珍しいワインです。
どこでも飲めるワインでは面白くないと感じる時は、このようなワインを選択肢に持っておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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