ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ ブルゴーニュ コート・シャロネーズ レ・クル・アイム

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2016です

 

ロマネ・コンテ

あまりにも有名、そして偉大な世界最高のワイン。

ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ【Domaine de la Romanee-Conti】つまり【DRC】こそが、そんな世界最高のワインの生産者である事は、この記事に辿り着くような方には説明不要であったのかもしれません。

そんなDRCを運営するのはヤニック・シャン氏オーベル・ド・ヴィレーヌ氏です。

ヤニック・ジャン氏はプリューレ・ロックの当主であり、個性的で人気のワインを生むとして以前にも紹介させていただきました。

そして今回のワインは、オーベル・ド・ヴィレーヌ氏の所有するドメーヌ・アー・エ・ペー・ド・ヴィレーヌが手掛けるコート・シャロネーズというわけです。

因みにA&P・ド・ヴィレーヌの意味合いのドメーヌ名のAは、オーベルのAと妻の妻のパメラのPを表しています。
そして2015ヴィンテージ以降は、単にドメーヌ・ド・ヴィレーヌと改名されており、現在は甥にあたるピエール・ド・ブノワ氏がドメーヌを切り盛りしています。

そのような肩書はさておき、地区名AOCであるコート・シャロネーズのワインの中で、日本の一般消費者の方々に多く飲まれ、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうという客観的視点から調べてみた結果、圧倒的支持を得ていると感じたのがやはりヴィレーヌでした。

と言うよりは、ヴィレーヌ以外にはそのような条件を満たしているワインは無いと感じた為、広域コート・シャロネーズのワインで唯一紹介するワインという事になります。

 

それではここで簡単に【ドメーヌの歴史】です。

1971年、オベール・ド・ヴィレーヌ氏によって、コート・シャロネーズのブーズロン村にドメーヌ設立。

当時AOCに認定されていなかったブーズロンにおいて、素晴らしいアリゴテが育つことを見出し、実際上質なワインを誕生させたことで、ブーズロンをアリゴテ種唯一のAOCに押し上げたのがヴィレーヌ。

その功績はワイン界でも大きく評価され、他の生産者のブーズロンでは、その高貴な品質には及ばないと称えられるほど。
※ヴィレーヌのブーズロンはコチラ

現在はヴィレーヌ氏の甥にあたるピエール・ド・ブノワ氏がドメーヌを切り盛りし、高いクオリティを維持しています。

 

以上です。

有力生産者だけに前置きが長くなってしまいました(苦笑)

《ワイン名》 ヴィレーヌ  コート・シャロネーズ ブラン

《価格》

【およそ3500~4000円

《ブドウ品種》シャルドネ
《ボディ》  ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>コート・シャロネーズ
《生産者》  ドメーヌ・ド・ヴィレーヌ

《特徴》

清潔感と気品
コスパに優れる
上品なブルゴーニュ

このワインの特徴は、雑味の無い清潔感のある質感で、決して薄っぺらくないふくよかさも感じられる品質にあり、ほどよい酸と仄かな塩気を持ったミネラル感は気品を感じさせる奥行きも持ち合わせ、全体的印象としては、リッチというよりはブルゴーニュらしい上品な美しさを持っているところです。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

ドメーヌの哲学
「全てはブドウとテロワールの個性をあるがままに表現する」
これがヴィレーヌの哲学であり、土地やシャルドネの持つ上品で気品ある味わいを最大限に引き出すことを重視しており、以下に紹介する取り組みは、全てこの哲学に基づいて行われるものです。

ビオロジック農法
化学肥料や農薬を使用しないことで微生物の働きが活発になり、健全で成分豊かな土壌が育ち、その豊かな成分を吸い上げコートシャロネーズ土壌の特徴を反映した、ピュアなワインを生むブドウが得られます

収量制限
ブドウの収穫量をあえて制限することで、残された果実に成分が集中し、凝縮感あるブドウが育ちます

控えめの樽
樽のニュアンスの反映されやすい新樽の使用比率は0%
繊細なブドウのニュアンスが感じられ、透明感溢れる美しい造りになっています。

 

【外観】
透明感のあるイエローゴールド
熟成が進むほど濃いゴールドに変化していきます。

【香り】
フレッシュなグレープフルーツや青リンゴに白い花や蜂蜜など、爽やかさと華やかさに加え、フルーティでほんのり甘い香りが広がり、ナッツにミネラルを予感させる鉱物的なニュアンスも感じられます。

【味わい】
グレープフルーツなどの柑橘類や青リンゴ思わせる透明感に満ちた果実味は、ふくよかさも持ち合わせ、ほどよい酸や塩気を帯びた上品なミネラル感があり、主張しすぎることのないスレンダーな風味を伴った余韻は、細いものの長く続きます。

熟成が進むほど果実味は熟した果実のニュアンスが強まり、酸やミネラル分などの成分もワインに溶け合う事でなめらかさとコクが増し、円熟を感じる味わいが広がります。

《飲む時の適正温度》

8℃12℃
冷やし気味にすれば酸味が際立ちエレガントな飲み口になります。

温度を上げるほどふくらみのある風味の広がりを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ3年~10年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。


良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向き、

難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなる傾向です。

ヴィンテージによって飲み頃にも差がありますから、ヴィンテージチャートも載せておきます。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2010年 5
2011年 4
2012年 
2013年 4
2014年 
2015年 3
2016年 4
2017年 5

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【ふくらみのあるシャルドネグラス】
少し温度を上げることで広がる風味を楽しめますから、香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶことをおすすめします。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


真鯛のカルパッチョ


地鶏のタタキをレモンと塩で

など、比較的繊細な味わいから程良いコクを持つ料理に合わせることで、ワインと料理が互いを引き立て合う、美しいマリアージュが楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

スッキリサッパリしたワインが好きという方には、そんなカテゴリーの中でもワンランク上を行くこのワインをおすすめしたいと思います。

ただスッキリサッパリだけでは薄っぺらい品質になりますが、透明感のある純粋な果実味に、ほどよいコクや凛とした鉱物的なミネラルの感じられる味わいは、エレガントという表現がピッタリハマるような美しさがあります。

主張しすぎない味わいは、料理に寄り添い高め合うマリアージュにも長けており、さまざまな場面で活躍が期待できる優れ者と言えるでしょう。


《こんな場合には不適切!?》

カリフォルニアや南フランスのような熟度の高いブドウに由来する、リッチでグラマラスな味わいを好む方には、その繊細さを薄く感じる事もありそうです。

このワインはブルゴーニュらしい繊細さがあり、ほんのり蜜のニュアンスが感じられる上品なワインです。

いくつかのワインを続けて楽しむ場合、そのようなリッチなワインの後にこのワインを口にすれば、より薄く感じますから順番を逆にしましょう。

飲み順を意識する事で、より全てのワインを楽しめるのではないでしょうか。

 

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

「柑橘類の爽やかさにほんのり蜜のニュアンスが上品に感じられ美味しいですが、若干ヴィレーヌの有名料が乗っているのでは?」

良い口コミ

「繊細で透明感があり心地よいですね。4年熟成の2014はスルスル系の第一印象ですが、飲み進めるほどに深みも現れ、ポテンシャルの高さを感じる事もできる良質ワインです。」


「薄旨という表現がピッタリくるだろうか。4年熟成の2014はスイスイ飲める上質な酒質。柑橘系の果実味にほんのり甘味、酸も適度でミネラリーな余韻も心地よい。低めの温度で軽快さも際立ち杯が進む。」


「4年熟成の2015は、やや閉じ気味ではありますが白桃にラフランスに白い花、ナッツ類に塩っぽい香り。ふくよかな果実味を程よい酸がまとめ、金属的なミネラル感は芯のある味わいを表現し、旨味もしっかりあります。余韻は果実の甘やかさが先行します。そして2日目は果実感がさらに広がり、南国果実のニュアンスで、まったりとした印象に。とは言え、ブルゴーニュらしいスレンダーなニュアンスも残しており、満足できる一本。高めの温度はややぼやけるので、低めの温度設定がベターなワイン。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!     0%
美味しい     47%
普通       53%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

スケールやボリューム感のある品質ではありませんが、透明感があり上品な旨味や複雑性のあるバランス感覚に優れた品質に、高い好感を持った方が多いという印象で、若干割高と感じる方もおられましたが、全体的印象としてはコスパの良い上質ブルゴーニュと感じた方が優勢という傾向でした。

そして飲む時の温度は低めが良いとコメントされる方がちらほら見られ、ボリューム感を楽しむというよりは、スレンダーで気品ある味わいを楽しむ方が向いている傾向が感じられました。

 

以上です。

ブーズロンの時も言っていますが、

「ワインにおける透明感とは何か。」あるいは、

「上品さとは何か。」

その意味は、このようなワインを口にする事で体感できると思っています。

なぜなら、私も飲んでそう感じたからです。

カリフォルニアワインのような温暖な産地のリッチな味わいも魅力的ですが、スレンダーで飲み疲れしない上品なブルゴーニュワインも知っておくことで、選択肢の幅がより広がって良いのではないでしょうか。

長文ご拝読ありがとうございました。

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

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