第14回【ワインを味わう順番】 

【ワインの基礎知識編】


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あなたはワインを飲む順番を意識したことありますか??

「もちろん考えてるよ」

「え?そんなのあるの?」

「順番だぁ?なんだそりゃあ。。。俺は飲みたい時に飲みたいやつを飲むのさぁ、あの雲のように自由になぁ。。。」

などいろんな声が聞こえてきそうです。

いくつものワインを続けて飲む時、飲み順のセオリーを理解しておくと、よりすべてのワインの良さを感じながら、しっかりと味わうことができますから、ぜひ参考にしてみてください。

※あの雲のように自由に楽しみたい方は読む必要がありません。(笑)

ワインを味わう順番

味わいの軽いものから重いものへ

見出しで言ってしまっていますが、ワインを味わう順番は、味わいの軽いものから重いものへと進めていくのがセオリーです。

なぜなら、味覚は淡いものから濃いものへの変化にはついていきやすいものですが、濃いものから淡いものの順で口にすると、淡い味が感じにくくなってしまうからです。

例えばフランス料理のコースなども、やはり淡い味から濃い味のものへと考えられています。

ですからワインも同様に、
1.スッキリした味わいのスパークリングや軽快な
2.厚みのあるや軽めの
3.バランスの良い
4.飲み応えのある
というように進めていくと、すべてのワインの味わいをを十分に感じやすくなります。

並質から上質へ

比較的シンプルな味わいの並質ワインから、奥深く複雑な味わいを持つ上質ワインへ進めることもセオリーと言えます。

なぜなら、上質なワインほど様々な成分が含まれ、複雑な香り・味わいのものが多く、上質ワインを飲んだ後に並質のワインを口にすると、物足りないと感じてしまう事も多いからです。

しかし正しい順で飲めば、どちらも良さを感じながら味わうことができます。

結論

軽→重
並→上

これだけの話でした!!(笑)

ただし、料理に合わせてワインを選ぶ時この順にならないことや、大勢で飲んだりすると順番もバラバラになってしまうことも多くあります。

そんな時は「いやいや、順番違うから!!」とか「こっちが先でこっちをその次飲んで・・・」みたいなことはやらないほうがいいですね。

かなり高確率でめんどくさい人だなと思われるでしょう。(苦笑)

正しいワインの飲み順よりもその場の楽しい雰囲気のほうが何倍も大切ということですね。

繰り返し言ってますがワインは楽しむものですから、そんな時は、一口の水を飲んでリセットすれば良いでしょう。

こだわりすぎず臨機応変に。まるで変幻自在なシャルドネのように。。。

それでは素敵なワインをお楽しみください。

 

ワインをおいしく飲むための知識は他にもあります。

・第9回     STEP1序章 
・第10回 STEP2ワインの飲み頃
・第11回 STEP3ワインの温度
・第12回 STEP4デキャンタージュの意味・目的 
・第13回 STEP5ワイングラスの選び方 
・第14回 STEP6ワインを味わう順 
・第15回 STEP7ワインと料理との相性
・第16回 STEP8ワインの保存方法

よかったら、確認してみて下さい。

 

 

 

 

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