ドメーヌ・ダンデゾン コート・デュ・ローヌ ヴィエイユ・ヴィーニュ ルージュ

おすすめ【赤】ワイン

 

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楽天のリンク先では「牛肉に合うワイン!!」が連呼されるワイン。

力強い牛の肖像画は特徴的で、ワインのパワフルな味わいをイメージしているのと、元醸造責任者の牛好きに由来するそうです。(牛好き?味?意外とかわいいから?)

さておき、最も影響力のあるワイン評論家のロバート・パーカー氏も、このワインに90点を超える評価をするほど気に入っており、「何というバーゲンだ!!」的な発言をはじめ、たくさんの言葉を使ってこのワインを褒めています。

それもさておき、このワインを紹介しようと思ったのはあくまで一般消費者の評価が高かったからで、客観的視点でたくさんの口コミを拝見した結果、これは紹介すべきワインだと感じたからです。

この記事を読み進めていただき、知識と共に深まるワインの味わいを楽しんでいただければ幸いです。

 

《ワイン名》 ドメーヌ・ダンデゾン コート・デュ・ローヌ ヴィエイユ・ヴィーニュ

《価格》

【およそ1500~2000円

《ブドウ品種》シラー
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>コート・デュ・ローヌ地方
《生産者》  ドメーヌ・ダンデゾン

【ここで簡単にプロフィール

ドメーヌ・ダンデゾンの設立は1973年。

コート・デュ・ローヌ南部の小規模組合である「エステザルク葡萄栽培者組合」のメンバーとして活躍する生産者。

冒頭での解説通り、力強い牛の絵が描かれたボトルデザインそのままのパワフルなワインを生産しており、極力農薬を使用しない事や、あえてワインの透明度を高める清澄や濾過をしない自然派思考の下ワイン造りを実践している。

そしてここで紹介するヴィエイユ・ヴィーニュは、ワイン評論家のロバート・パーカー氏に90点以上の評価を獲得しており、1000円台でこれほどの得点を獲得するワインも稀という事で注目を集めている。

《味わいの特徴》

ピュアで濃厚な果実味
適度なコクにタンニンもある
ハイコスパワイン

このワインの特徴は、光を通さないほど濃厚な外観で、ピュアで凝縮感のある果実味が広がる味わいにあり、ほどよいタンニンやコクに酸味、そしてスパイシーさなどは味わいに複雑さを与えており、価格以上のポテンシャルを感じさせるところも嬉しい特徴の1つと言えます。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

自然派ワイン
極力農薬や化学肥料を使用しない減農薬農法(リュット・レゾネ)を実践しており、土地の酵母などの微生物の働きも加わった健全で成分豊かな土壌からは、その成分を吸い上げたブドウが育ちます。
また、醸造においてはブドウのありのままを表現するために、透明度を高める工程である清澄や濾過はあえて行いません
そのため液体は光を通さないほど濃く、澱も残した状態になっているのです。

ヴィエイユ・ヴィーニュのシラー
このワインに使われている樹齢の高い古木(ヴィエイユ・ヴィーニュ)は、土地の成分を吸い上げる能力が高いなど優れたブドウを実らせる力があり、パワフルでスパイシーなニュアンスが特徴的なシラーのニュアンスが存分に発揮されます。

設備費用の軽減
ダンでゾンは「エステザルク葡萄栽培者組合」のメンバーである事から、醸造設備は10の生産者と共有することでコストを軽減できるため、ワインも品質以上に安くできるというわけです。

 

【外観】
光を通さない濃厚なパープルレッド

【香り】
カシスやプルーンにブルーベリーのなどの豊潤な果実香に、スミレの華やかさやブラックペッパーのスパイシーさも感じられます。

【味わい】
豊潤な果実味と丸みを帯びたタンニンは、フルーティーで骨格ある味わいを表現。
ほどよい酸味は味わいのバランスを整え、スパイシーな風味や果実感を残した余韻が続きます。

《飲む時の適正温度》

14℃18℃
やや低めの温度にすれば酸が際立ち軽快な飲み口になります。
温度を上げるほど果実感などの風味が広がり、ボリューム感のある味わいが楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から2~5年
フレッシュな酸や生き生きとした果実味があり、数年の熟成で落ち着きあるニュアンスに変化するでしょう。

【当たり年】
一般的にコート・デュ・ローヌ北部のヴィンテージチャートは以下の通りです。
良年ほど成分は充実し、濃くなる傾向です。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2015年 5
2016年 4
2017年 5
2018年 4


※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【チューリップ型ボルドーグラス】
香りが取りやすく温度が少しずつ上がるように設計されたボルドーグラスを選ぶことで、バランス良く味わいを感じ取れる事でしょう。
手頃なワインですから、ちょっと冷やし気味にして小ぶりのグラスで軽快に楽しんでも良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


ローストビーフ


牛すき焼き

ピザやパスタなど、チーズやオリーブオイルなどを使用したコクのある料理との相性も良いですが、あえて牛肉を使った料理をピックアップさせていただきました。
ボトルに力強い牛の肖像画もあり、牛な気分?も一層盛り立ててくれる事でしょう。(笑)
そして比較的カジュアルなワインですから上等な和牛も良いですが、むしろ食べ応えのある外国産の牛肉の方が良く合いそうです。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

3年熟成の2017はスパイシーで豊潤な果実味があり美味しい。でも次の日には風味が抜けてヘタってしまった感じが残念。


2年熟成の2016は悪くはないけど少し酸が強すぎる。もっとまろやかなのが好みです。


それなりに強いワインと聞いたから焼肉に合わせてみたけど、ちょっとワインが負けてる気がする。

良い口コミ

2年熟成の2017は光を通さないほどの濃い色調で黒果実にスパイスも香り。しっかりした味わいでタンニンもあるけど粗さは無いので飲み心地は良い。面取りされた四角形を思わせるパンチのあるシラーでした。


3年熟成2016。これはナチュールなんだろな、たぶん。 温度が少し高めだからなのか、凄いパワフル。それでいて飲みづらいわけでもないですね。この味わいが2000円しないなんて正直驚きです。


樹齢60年を超える古木のブドウを使用。透明度を高めるせ清澄や濾過もあえて行わないナチュラルワイン。2年熟成の2016はやや強めのミディアムボディ。粘性も強く、黒果実やハーブの余韻は長い。スパイシーさがもっとあればさらに良いのだけど、価格も考慮すれば賞賛に値する品質だと思うよ。


粗挽きソーセージやハーブの効いた料理に合わせました。とっても美味しくて楽しい時間を過ごせました~~。

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!     0%
美味しい     20%
普通       77%

良くない      3%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

若干期待を下回る味わいに低めの評価を与える方も少数見られましたし、手頃なワインという事で感動するような方も見られませんでしたが、力強さと飲みやすさを兼ね備えた品質に、価格以上の価値を感じた方も多い傾向でした。

自然派らしい無濾過の濃い質感は特徴的で、広域コート・デュ・ローヌの赤ワインにおいてはギガルに次いで口コミ量も多いという事でなかなか印象深く、多くの方々を楽しませているコスパワインである事を確認する結果となりました。

 

まとめ

それでは最後に情報整理です。

ドメーヌ・ダンデゾン コート・デュ・ローヌ ヴィエイユ・ヴィーニュ

価格
およそ1500~2000円


ピュアで凝縮感のある果実味が広がり、ほどよいタンニンやコクに酸味、そしてスパイシーさなども加わった複雑さもある。

飲み頃と当たり年
・飲み頃はブドウ収穫年から2~5年
フレッシュな酸や生き生きとした果実味があり、数年の熟成で落ち着きあるニュアンスに変化する。

・当たり年
一般的にコート・デュ・ローヌ北部のヴィンテージチャートは以下の通り。
良年ほど成分は充実し、濃くなる傾向。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2015年 5
2016年 4
2017年 5
2018年 4

口コミ
若干期待を下回る味わいに低めの評価を与える方も少数。
手頃なワインという事で感動するような方もいないが、
力強さと飲みやすさを兼ね備えた品質に、価格以上の価値を感じた方も多い傾向。

という事でした。
いかがでしたでしょうか。
ボトルデザインは各生産者のこだわりであったり、品質の傾向を表す傾向は確かにあります。
チャーミングなワインはチャーミングなデザイン。重厚なボトルには重厚な味わいのワインが入っていますし、品格を感じるようなデザインですと、やはりそのようなワインである事が多いです。
このダンデゾンのデザインで中身が軽快なピノノワールだったら、JAROに苦情が殺到するかもしれません。(笑)
さておき、肉料理に合うデイリーワインをお探しでしたら、このワインを候補にしても間違いではないでしょう。
あなたにとって善きワインとの出会いが多くなることをお祈りしております。

 

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