ドメーヌ ぺロ ミノ ニュイ サン ジョルジュ レ・ミュルジェ・デ・クラ ヴィエイユ ヴィーニュ

おすすめ【赤】ワイン

 

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モレ・サン・ドニに本拠地を持ち家族4代にわたる歴史を持つ生産者。

《1993年》
現当主(2019現在)のクリストフ氏がドメーヌを引き継いでからの成長は著しく、パーカー氏をはじめとする評論家や情報誌の評価も急上昇、そして価格も上昇(苦笑)。

2002年以前は、凝縮感のあるワインを生産していましたが、それ以降は繊細で純粋なスタイルに転換して成功を収めた生産者であり、これからにも非常に期待できる優良生産者と言えるでしょう。

とは言っても、私が紹介しようと決めたのは評論家や情報誌の評価ではなく、ニュイ・サン・ジョルジュのワインで実際に飲まれた皆様の口コミ評価が高かったからという客観的視点によるもので、とても満足度の高いワインである事はその口コミからも十分に伝わってきました。

《ワイン名》 ぺロ ミノ ニュイ サン ジョルジュ ヴィエイユ ヴィーニュ

《価格》

【およそ9000~14000円

《ブドウ品種》ピノノワール
《ボディ》  ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>ニュイ・サン・ジョルジュ
《生産者》  ドメーヌ ぺロ ミノ

《特徴》

透明感に満ちたエレガンス
複雑で落ち着きある風味

このワインの特徴は、洗練度の高い透明感に満ちた雑味の無さと、ニュイ・サン・ジョルジュらしい複雑でどこか落ち着いたニュアンスを感じさせる品質にあり、比較的若いうちから楽しめ、もちろん熟成能力も持ちあわせた万能型ワインと言えるところです。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

プルミエクリュのブレンド
村名AOCワインではありますが、プルミエクリュであるレ・ミュルジェとレ・クラのブレンドによって造られるワインは、村名ワインの品質を越えた複雑さと洗練度を持っています。

有機農法
有機肥料の使用や極力農薬を使用しない有機農法によって健全な土壌を育て、それにより土地の特徴を反映した上質のブドウが育ちます。

収量制限
一株当たりのブドウの房の数を制限することで、残された房に成分が集中的に集まり、成分の充実したブドウが得られます。

徹底的な選果
すべて手摘みの収穫後2度の選果を行い、さらにすべての房を2つに切り、中心の隠れ腐敗や未熟な顆粒の有無を厳格に確認した上で完璧なブドウのみを残すという厳しい選果をすることで、上質なブドウのみを選び抜いて使っています。

完全除梗
果実の透明感溢れる品質を目指すため、ブドウの梗(果実の付いた枝のような部分)は一切使用しません。
ただしDRCなどの極一部のトップ生産者は、ワインの複雑性や熟成能力を高めるために、梗の部分を全て使用する全房発酵を行っています

繊細な抽出
マセラシオン(果皮や種からの成分抽出)の期間を短縮することで、色は濃くなることはなく、ピュアな果実の風味を得ています。

ブドウにストレスを与えない発酵
ブドウの皮や種から荒さを持った成分を出させないよう、発酵時はやさしく液循環させたり、やさしく絞って(圧搾)液体と固体を分離します。

樽はほどよく
土壌特性などを反映したブドウのピュアな味わいを表現するために、樽の香りが反映されやすい新樽は使用比率は低くし、ほどよい樽香が付く古樽を使用します。

 

【外観】
深みのあるルビーレッド

熟成が進むほどレンガ色に近づいていきます。

【香り】
イチゴやラズベリーのようなフレッシュな果実香に、ブラックチェリーやカシスの甘やかな果実香も感じられ、バラの花の華やかさに加え土や革製品などの落ち着いたニュアンスも持ち合わせます。

熟成が進むほど果実香は落ち着きあるドライフルーツのような円熟味が現れ、腐葉土や獣に紅茶などの熟成香も広がりを見せます。

【味わい】
厚みのある果実味は洗練されており透明感を感じさせるもので、心地よい旨味もじんわりと感じられます。

ほどよいタンニンはしなやかに構造を形成し、美しい酸味は味わいをまとめた後、上品で複雑な風味を残した余韻が続きます。
熟成するほどタンニンや酸など成分は溶け合いなめらかさが増し、円熟を感じさせる果実味と旨味や複雑性も高まったエレガントで妖艶な品質に成長していきます。

《飲む時の適正温度》

14℃18℃
その豊かで心地よい香りと味わいを感じるには、このくらいの温度帯が最も広がりある風味を楽しめるでしょう。

少し冷やし気味にすれば酸味が際立ち軽快さのある飲み口になりますし、温度を上げるほど酸は穏やかに感じられ、甘味や風味の広がりある味わいを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ3年~20年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。

良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向きます。
難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなります。

一般的にブルゴーニュ赤のヴィンテージチャートは以下のようになっています。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2000年 3
2001年 3
2002年 4
2003年 3
2004年 2
2005年 5
2006年 3
2007年 2
2008年 3
2009年 5
2010年 5
2011年 3
2012年 4
2013年 3
2014年 4
2015年 5 

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【バルーン型ブルゴーニュグラス】
芳しい香りと、エレガントで複雑な味わいを持った良質なワインです。
香りが取りやすく、温度が少しずつ上がる事で甘味を感じやすいように設計された、ふくらみのあるバルーン型ブルゴーニュグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


鴨鍋


クリーム系パスタにトリュフを乗せて

など、上質で程良いコクのある味わいの料理に合わせる事で、複雑なワインの味わいが料理を引き立て、また、料理がワインを引き立て、複雑で心地よいな風味の広がるマリアージュが楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

ニュイ・サン・ジョルジュの肉厚で複雑な特徴と、ぺロ・ミノの繊細で美しい造りの融合した素晴らしいバランスを持ったブルゴーニュピノです。

ちょっと贅沢を楽しみたい時、ご自身へのご褒美、記念日に楽しむ時、贈り物やプレゼントなど様々な場面を優雅に彩ってくれる力を持ったワインだと思います。

若くても楽しめるワインですから、すぐ飲めるという意味でも使いやすいですね。


《こんな場合には不適切!?》

ワインはお酒であり楽しむことが一番大切で、本当は不適切な場面など無いのかもしれないという事を前提にしますが、パワフルなボルドー格付けワインや、果実味の凝縮感に満ち溢れたカリフォルニアワインが好きな方にはちょっと薄く感じるかもしれませんし、そのようなワインの後に飲めばもう味がしないかもしれません。

言い過ぎました(笑)

ボルドー、カリフォルニア、ブルゴーニュなど、いろんな産地といろん品種がありますが、それぞれの良さを楽しんでいただければ嬉しく思います。

《飲んだ人の口コミ》 ※2014年~19年に飲んだ人の口コミです。

悪い口コミ

「ぺロ・ミノはずっと気になってた造り手でやっと飲めた。香りも味わいも中々のものでしたが、4年目の2012という事で、もう少し熟成させればもっと良くなると思いました。」

良い口コミ

「芳しい果実香に、厚みある黒い果実の味わいは心地よい甘味があり、全体の調和が素晴らしく余韻も長い。4年目の2011で若いのかと思いましたが、この年は良いですね。プルミエのブドウを使ってるという事が納得できる品質です。」


「俺はピノはあんまり飲まねぇんだけどよ。これはなかなかいいね。華やかすぎずに落ち着いた感じがしていいじゃないか。ふ~ん3年熟成の2012ニュイサンジョルジュかぁ。覚えておこう。」


「ガーネットの美しい色調で様々な果実の甘やかさの感じられる香り。8年熟成の2011は非常に透明感溢れる果実味で、少しの青っぽさは茎のニュアンスを感じ、それを包むようなチェリーリキュールのような甘酸っぱさが心地よい。ぺロ・ミノも価格高騰気味ですが、村名ワインの域を超えた満足度を与えてくれるのだから、仕方ないですかね。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!    10%
美味しい     74%
普通       16%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

正直そこまで口コミの量こそ多くありませんでしたが、バランスに優れた豊かな品質に、非常に満足されている方が多い傾向で、あえて悪い口コミで紹介した方も、今でも十分美味しいが熟成させればもっと良くなると評価されているという事で、若いうちから心地よい飲み口に満足されている方も多く見受けられました。

まとめると、いつ飲んでも風味豊かでバランスに優れた味わいで、リスクも少なく安心感のあるワインだと感じました。

 

以上です。

とてもブドウの品質にこだわり、洗練された透明感を求める生産者である事が伝わってきます。

この造りはアンリ・ジャイエやその後継者と呼ばれるエマニュエル・ルジェに近い造りだと感じます。

そして、ルジェに比べれば価格も1/3程度なところも嬉しいですね。

ルジェが高すぎるのもありますが(汗)

いろいろ解説してきましたが、飲むことでしかその答えは見つからないのが事実であり、飲み手によっても答えが違うのも事実。

この無限に存在する答えがワインの魅力でもあります。

あなただけの答えを導き出し、オンリーワンのワインに出会える事をお祈りしております。

 

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