ドメーヌ ド シュヴァリエ ルージュ

おすすめ【赤】ワイン

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シュヴァリエ=騎士

このワイナリーはスペインの巡礼地《サンティアゴ・デ・コンポステーラ》までの通り道に存在し、それを守る騎士という事が名前の由来です。

ボルドーのワイナリーはシャトー○○がほとんどですから、その名前だけですぐに印象に残りますし、品質においてもグラーブでは【シャトー・オー・ブリオン】そして【シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン】に次いでトップ2~3に評価されるドメーヌです。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

《ワイン名》 ドメーヌ ド シュヴァリエ ルージュ


2011

パーカー94点
2019~2034年くらいまで飲み頃

《価格》

60002万円】
※1万前後が多い。
※ヴィンテージによって価格は変動します。

《ブドウ品種》
カベルネソーヴィニヨン主体

メルロー少し
カベルネフラン微量
プティヴェルト微量
※ヴィンテージによって使用比率は変動します。
《ボディ》ミディアム~フルボディ
《甘辛》 辛口
《産地》 フランス>ボルドー>ぺサック・レオニャン
《生産者》ドメーヌ・ド・シュヴァリエ

《特徴》

豊かで複雑で優美
全体のバランス感覚に優れる

ドメーヌ・ド・シュヴァリエはボルドーのグラーブの格付けワインです。

グラーブの格付けはメドックのように階層化はされておらず、16銘柄が選ばれており、赤のみ・白のみ・赤白両方造る生産者がいます。

ドメーヌ・ド・シュヴァリエは赤白両方造っていますが、今回は赤ワインの紹介というわけです。

その特徴は、グラーブらしい複雑な香りとバランスの良い優美な味わいにあります。

品質はオー・ブリオンに近いと高く評価されることもあり、しかもお値段はオー・ブリオンの10分の1程度の場合も多いので、ワイン通がこっそり手を伸ばして楽しんでいるかどうかは知りませんが、この記事を読んでいるあなたは手を伸ばそうとしているのでしょう(笑)

ヴィンテージにもよりますが比較的手頃ですから、グラーブらしい上質な赤ワインを体感したい方や、気を利かせたプレゼントなどにしても使いやすいのではないでしょうか。


【外観】
若いうちは輝きのあるガーネット色

熟成が進むほどレンガ色に近づきます。

【香り】
若いうちはベリー系果実やカシスの香りに、グラーブ地区らしいタバコのニュアンスも感じられます。

熟成が進むほど果実のフレッシュさは落ち着き、熟した果実の甘やかさや、クローブ・土・タバコなどの複雑で心地よい香りが感じられます。

【味わい】
若いうちはフレッシュさを持つベリー系果実やカシスなどの果実味で、豊富なタンニンは骨格を形成し、上質な酸味は味わいをまとめます。

熟成が進むほどタンニンや酸味がワインに溶け込みまろやかな質感になり、果実味も落ち着きある甘味・旨味を持った印象になり、全体の調和がとれた優美でエレガントな味わいに成長します。

熟成度合いによっても香り・味わいは変わるため、平均的な風味の指標にしてもらえると良いでしょう。

《飲む時の適正温度》

16℃18℃
その豊かで洗練された香りと味わいを感じるには、このくらいの温度帯が最も広がりある風味を楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当り年》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から5~30年
※一般的傾向や口コミから推測

【当たり年】
良いヴィンテージのワインほど飲み頃になるのが遅く、長期熟成にも向きます。

難しいヴィンテージほど飲み頃の期間は短くなりますが、比較的早くから楽しめます。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年


1990年 5
1991年 1
1992年 1
1993年 1
1994年 3
1995年 4
1996年 4
1997年 2
1998年 3
1999年 3
2000年 5
2001年 3
2002年 3
2003年 4
2004年 3
2005年 5
2006年 3
2007年 3
2008年 4
2009年 5
2010年 5
2011年 3
2012年 3
2013年 2
2014年 4
2015年 5
2016年 5
2017年 4

パーカーポイントが高かった年
1983 92点
1988 90点
2000 90点
2001 90点
2004 90点
2005 95点
2006 92点
2007 91点
2008 93点

2009 95点
2010 95点
2011 94点
2012 92点
2013 91点
2014 93点 

パーカーポイントが低かった年
1982 71点
1982以降でここに載っていないヴィンテージは80点台の良い品質です。ワイン全体から見れば低い点ではありませんが、飲み頃を過ぎている可能性もありますから注意が必要です。

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※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【チューリップ型ボルドーグラス】
香りが取りやすく温度が少しずつ上がるように設計されたボルドーグラスを選ぶことで、バランス良く味わいを感じ取れる事でしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》 


ラムチョップ


うなぎのかば焼き

など、上質な素材などを使用しコクのある味わいの料理と合わせる事で、豊かで複雑な風味の広がりを体感できる、上質のマリアージュを楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

良い口コミ

「2006はいいですよ~。香り華やかでやさしく豊かな味わいでタンニンも豊富で力強い。心地よい酸味は味わいをまとめ全体的に調和がとれており素晴らしいです。」


「2005のビッグヴィンテージです。美しい香りは果実というよりは甘美な花のような高貴な印象。タンニンはやや多めなものの、味わいもバランス感覚に優れておいしい。時間経過と共にまろやかさが増すところも素晴らしく、ゆっくり楽しめるワインだと感じました。」


「いや~素晴らしい。2009はあと10年熟成させたらさらに凄いだろう。」

悪い口コミ

「1992は悪くは無いけど特に感動も無しかな。」


「香りはいいですね~。1978という事でピークは過ぎちゃってるけど悪くはないか。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!    10%
美味しい     80%
普通       10%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

5大シャトーのような感動をしている方は少ないものの、硬いとか好みじゃないという評価をする人もほとんど見られず、安定感のある品質で安心して飲めるおいしさがあるような印象で、外れが少ない品質であることが伝わってくるような口コミが多かったですね。

つまり特徴的な味わいと言うよりは、バランス感覚に優れた万人受けしやすい傾向の味わいという感じです。

 

以上です。

ドメーヌ・ド・シュヴァリエ。

なんとなくイメージできましたでしょうか。

このようなバランスに優れ、グラーブらしさを感じられる上質ワインは知っておいて損は無いですね。

あなたの知識の引き出しに入れておいてはいかがでしょうか。

そして、入れておいたことを忘れないで下さい。(笑)

あなたのワインのある生活が豊かになる事を願っております。

 

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