マス ド ジャニーニ ル タン デ ジタン カリニャン

おすすめ【赤】ワイン

 

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友達と気軽に楽しみたい赤ワイン。

エチケットに書かれたコミカルな2人のおじさんの絵の右側は、7割くらい「志村けん」です。(笑)

生産者も友達と分かち合うためのワインを目指しており、ナチュラルな味わいでスッと口の中を流れるような飲みやすさは口コミ評価(vinica)も上々。ラングドックのお手軽コスパワインを選ぶ時の候補にすべきワインだと感じました。

この記事を最後まで読み進めていただき、知識と共に深まるワインの味わいを楽しんでいただければ幸いです。

《ワイン名》 マス ド ジャニーニ ル タン デ ジタン カリニャン

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《価格》

1600円前後

《ブドウ品種》カリニャン
《ボディ》  ミディアムボディ
《甘辛》   やや辛口
《産地》   フランス>ラングドック ルーション地方
《生産者》  マス ド ジャニーニ

プロフィール
ラングドックで4世代続く家族経営のワイナリーとして知られるマス ド ジャニーニ。大の音楽好きで知られる生産者のティエリー氏は、コミカルなエチケットをボトルにあしらっており、「友人と分かち合う思い出になるようなワインを造りたい」という思いが込められています。今回紹介するカリニャンから造られる赤ワインは、いくつかあるラインナップの中でも特に評判が高く、日本のワイン誌「リアルワインガイド」で「旨安ワイン大賞」を獲得。一般消費者の方々の口コミ内容(vinica)も特に好感が高いワインです。

《味わいの特徴》

豊かな香りと
まろやかな果実味を持った
安旨ワイン

このワインの特徴は、果実香とスミレの華やかさに加え、リコリス(甘草)を思わせる独特の甘やかな風味を感じさせるところ。渋味は控えめなため果実味は優しい印象のミディアムボディで、適度な旨味も広がるバランスの良いワインが手軽な価格である事も嬉しい特徴と言えます。
※リコリスとは、漢方でよく見られる甘草の一種で、ほのかな森の香りや独特の甘い風味を生みます。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

ラングドックのテロワール
豊富な日照と温暖な気候はブドウの熟度を高め、果実味豊かなワインを生みます。

ビオロジック農法
農薬や化学肥料を一切使用しないビオロジック農法の実践で、土地の微生物などの働きも加わった健全で成分豊かな土壌が育まれ、その成分を吸い上げたブドウはピュアで滋味深さのあるワインを生みます。
また、ブドウの樹の畝をしっかりと耕し地表に近い根を切ることで、真ん中の太い根が地中深くまで伸びるようになります。その結果ブドウはミネラル豊富な地下水を吸い上げ、土地の特徴を反映したワインになります。

ヴィエイユ ヴィーニュ
このワインに使用されるブドウの樹は平均樹齢50年の古木(ヴィエイユ ヴィーニュ)です。
古木は土地のミネラル分などの成分を吸い上げる能力が高く、滋味深さのあるワインを生む要因になります。

ステンレスタンク
熟成は樽ではなくステンレスタンクを使用することで、樽の風味が付かず、ブドウのピュアな風味が感じやすいワインに仕上がります。

 

【外観】
透明感のある赤紫色

【香り】
ラズベリーやカシスの果実香にスミレの華やかさ、リコリスのような独特の甘やかさも垣間見えます。

【味わい】
ナチュラルな旨味を伴った果実味はほんのり甘味を伴いフルーティーな印象。控えめなタンニンはミディアムボディの果実味と相まって、優しい飲み口を表現し、適度な酸味がバランスを整えると心地よい余韻が訪れます。

《飲む時の適正温度》

10℃16℃
冷やし気味にすれば風味は弱まりますが引き締まった印象になり、軽やかが際立つ飲み口になります。
温度を上げるほど穏やかな印象になり、果実味などの風味の広がりある味わいが楽しめます。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から2~5年
※一般的傾向から推測

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《適正グラス》

【小ぶりのグラス】
【チューリップ型ボルドーグラス】
比較的気軽なワインですから、少し冷やし気味にして小ぶりのグラスで飲んでも軽快さが楽しめます。
また、大きなボルドーグラスを選べば、香りと味わいをバランス良く感じやすくなりますし、優雅な雰囲気も楽しめます。
かしこまって飲むタイプのワインでもありませんから、割れても精神的ダメージの少ない100均のグラスでも十分でしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


ビーフシチュー


ピザ全般

軽快なフルーティーさがあり、バランスの良い味わいが魅力の赤ワインです。
適度なコクのある料理に合わせやすい万能型のワインで、気軽な家庭料理やピザのデリバリーなどに合わせると、ボトルデザインそのままに楽しいマリアージュになるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

冷やし気味にしてスイスイ飲むような気軽なワインで、奥深さや複雑性を期待するものではありません。


値段相応か。。不味くもないけど、大して旨いわけでもない。。。

良い口コミ

何かエチケットも楽しい感じだし、これはずっと飲んでいられますねっ!!フレッシュでフルーティーで心地よい口当たりです♪


このワインの最大の特徴は甘味の個性。ベリー系果実の甘酸っぱさとも黒糖系の甘さとも違う甘い香りがあり、味わいにもこの独特の甘味を感じられる。決して甘いワインと言う意味ではなく、引き締める酸や苦味のアクセントもあるからバランスは良いですよ。それにしてもこの甘味の個性、私個人的には非常にポジティブに捉えられ、素晴らしいと結論付けます。


軽やかで優しいブドウ味~~♪♪それでいて薄っぺらくもなくって、ちゃんと味わえますぅ~~♪♪


軽快ですが軽すぎず、誰にだって受け入れられそうな親しみやすい味。ボトルデザインも素敵でおすすめですね。

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!     3%
美味しい     57%
普通       40%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

お値段相当で平均的と感じる方も一部で見られるワインで、奥深さを楽しむような品質ではないようです。

一方、軽快な飲み口ながら味わいの要素はしっかりと感じられ、バランスの良い味わいに好感を持つ方もおられ、そのようにポジティブに捉える方が最も多いワインでした。

陽気なボトルデザインへの好感も高く、気軽な場面を盛り上げるコスパワインだと感じる結果となりました。

 

まとめ

それでは最後に情報整理です。

マス ド ジャニーニ ル タン デ ジタン カリニャン

価格
1600円前後


ラズベリーやカシスの果実香にスミレの華やかさ、リコリスのような独特の甘やかさも垣間見える香り。
ナチュラルな旨味を伴った果実味はほんのり甘味を伴いフルーティーな印象。控えめなタンニンはミディアムボディの果実味と相まって、優しい飲み口を表現し、適度な酸味がバランスを整えると心地よい余韻が訪れる。


飲み頃
ブドウ収穫年から2~5年
※一般的傾向から推測

口コミ
お値段相当で平均的と感じる方も一部で見られるワインで、奥深さを楽しむような品質ではない。
一方、軽快な飲み口ながら味わいの要素はしっかりと感じられ、バランスの良い味わいに好感を持つ方もおられ、そのようにポジティブに捉える方が最も多いワイン。

いかがでしたでしょうか。
ボトルデザインそのままの気軽なワインですが、決して薄っぺらくもない味わいは多くの飲み手を納得させているワインでした。
ラ パッション グルナッシュもそうでしたが、楽しいボトルデザインはそれだけでも場面を盛り上げる効果がありますから、そのような意味でも素敵なワインだと思います。
それではおしまいです。
読んでいただきありがとうございました。

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