サン ミケーレ アッピアーノ サンクト ヴァレンティン シャルドネ

おすすめ【白】ワイン

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掘り出し物感ある実力派ワイン。

私の勝手ながらの印象です。

なぜなら、少なめの口コミ量(vinica)を見る限り、それほど知名度は高くないように思えましたが、経験豊富な方々を中心にかなり満足度が高いと感じさせるコメントが多かったから。

手掛ける銘柄の中でもトップカテゴリーのサンクト ヴァレンティンシリーズが特に好評で、どの品種も非常に好評ですが、今回はシャルドネをピックアップしました。

この記事を最後まで読み進めていただき、知識と共に深まるワインの味わいを楽しんでいただければ幸いです。

《ワイン名》サン ミケーレ アッピアーノ サンクト ヴァレンティン シャルドネ

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《価格》

3500~4500円

《ブドウ品種》シャルドネ
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   イタリア>トレンティーノ アルト アディジェ州
《生産者》  サン ミケーレ アッピアーノ

プロフィール
サン ミケーレ アッピアーノはトレンティーノ アルト アディジェ州の協同組合で、世界的にも非常に評価の高いイタリア屈指の生産者協同組合です。

設立は1907年、その後1977年に白ワイン醸造家として世界的に有名なハンス テルツアー氏の醸造長就任をキッカケに品質が向上
様々な改革を実践し、大量生産による安ワインを生む協同組合も多い中、高品質なワインを生む協同組合として地位を確立します

そんなハンス テルツアー氏は1997年に「世界の優れたエノロゴ(醸造家)の10人」に選出。
2000年にはイタリアの権威あるガイドブック『ガンベロロッソ』で、年間最優秀ワイナリーを生産者協同組合としての初受賞に導きました

今回紹介しているサンクト ヴァレンティン シャルドネは、そんなサン ミケーレ アッピアーノの看板銘柄のひとつ。
数あるラインナップの中でも最も優れたブドウを使用する「サンクトヴァレンティンシリーズ」のひとつで、ワイン誌や評論家からも高く評価されており、その一例は以下の通りです。

・サクラアワードでダブルゴールド(2015)
・ワインアドヴォケイト91点(2015)91+点(2017)
・ジェームズサックリング93点(2017)
・ガンベロロッソ2021で最高賞(トレビッキエリ)獲得(2018)

《味わいの特徴》

リッチかつ上品
適度な樽感もあり
バランス感覚に優れる

このワインの特徴は、凝縮感ある果実味のリッチなテイストを持ちつつ、凛とした硬質なミネラル感やキレイな酸味があることで気品や上品さも感じられるところ。
心地よいコクや樽の風味も加わることで奥行きある味わいが表現されており、それらのどの要素が突出しすぎることなく、引き立て合うバランス感覚にも優れています。

【外観】
ゴールドの光沢を帯びた麦藁色

【香り】
グレープフルーツ、パイナップル、ラフランス、黄桃など熟した果実の香りに、黄色い花の華やかさも加わったボリューム感のある芳香。
石灰を思わせる鉱物的なミネラル香や、樽に由来するバニラやトーストのニュアンスも適度に加わり複雑性も高めています。

【味わい】
凝縮感ある果実味は心地よい旨味を伴ったミディアム~フルボディの飲み口。凛とした硬質なミネラル感や適度な酸は、味わいに気品や上品さも与えており、後口に少しの苦味をアクセントに感じると、深みのあるコクや樽から来るバニラやトースト風味も伴った長い余韻があります。

それでは、そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

組合の仕組み
このワインは300人を超える栽培農家のブドウを買い上げて造られます。
良いブドウに対しては高額で買い上げる仕組みで、農家は必死で良いブドウを造ろうと努力
また、その規模の大きさもあり、ある区画がうまくいかない年でも他の区画でカバーするなどが可能で、品質が安定する要因にもなっています。

温暖な区画
様々な品種を扱う生産者ですが、それぞれの品種に最も適した環境の区画が選ばれています。
品種自体の個性というよりは土地や気候の個性を反映しやすいシャルドネですが、そんなシャルドネの場合は温暖な区画が選ばれています。
冷涼な産地のシャルドネのようなスッキリとした味わいではなく、温暖さによる熟した果実味はボリューム感があり、柑橘類の爽やかさを持ちつつ、パイナップルや黄桃のような完熟果実のニュアンスが広がります。

収量制限
剪定などで良質なブドウだけを残す収量制限を実施。
残された房には成分が集中し、より凝縮感あるワインを産みます。

樽熟成
熟成は小樽で11ヶ月。
大樽よりも樽の風味が付きやすいのが小樽の特徴。
また古い樽よりも新樽の方が樽の風味は強く出ますが、新樽、2年目、3年目の樽を1/3づつ使用。
ボリューム感のあるワインの風味とのバランスが取れた、バニラやトーストなどの樽のニュアンスが感じられます。

《飲む時の適正温度》

8℃14℃
冷やし気味にすれば酸味が際立ち引き締まった印象。上品な飲み口が楽しめます。

温度を上げるほど穏やかな印象。香りや風味が広がり優雅な味わいが楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃》

ブドウ収穫年から2~10年
※一般的傾向や口コミから推測

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《適正グラス》

【中庸で膨らみのあるグラス】
少し温度を上げることで広がる風味を楽しめますから、香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶことをおすすめします。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


キノコのリゾット


アワビバター

ボリューム感ある果実感や樽の風味が広がるワインには、バター、チーズ、クリーム、オイルなどを使用したコクのある料理との相性が良く、互いの味わい深さをさらに引き立て合います。
反対に、繊細な素材の味わいを楽しむような料理(刺身など)には、ワインの味わいが主張しすぎるためおすすめしません。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

ネガティブな口コミ

このワインに対する具体的なネガティブコメントはありませんでした。

良い口コミ

3年熟成の2015。後口にほんのり苦味を感じ、スッキリと飲める低めの温度よりも、バニラのような樽感が広がり、丸みのあるテイストが味わえる室温の方が私は好き

困る表情のイラスト1(男性)
しっかりしてるんだけど、甘味や酸味に嫌味がなくて良いですね。3年熟成の2018美味しいです♪


僕が思っていた白ワインの概念を覆す衝撃的白ワイン。4年熟成の2011は充実感があり、大変満足感のある味わいでした。


私はこの3年熟成の2018を飲み、白ワインで初めて心から美味しいと感じました!!

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!    10%
美味しい     47%
普通       43%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

口コミ量こそ少ない銘柄ですが、経験豊富なワインラバーの方々の高評価が印象的な銘柄でした。

ネガティブコメントは無いとは言え、スッキリ系が好きな方や樽の風味が苦手な方にはすすめにくい印象

とは言え、ボリューム感がありつつ雑味の無さや、適度な酸が味わいをまとめる上品さも両立したバランス感覚を褒めるコメントも多数。そんな味わいに感銘を受ける方も多い傾向です。

価格面においても比較的良心的な印象で、ムルソーやカリフォルニアワインなどといった、ボリューム感ある白ワインが好みの方におすすめしたい、掘り出し物感ある白ワインと感じる結果となりました。

まとめ

それでは最後に情報整理です。

サン ミケーレ アッピアーノ サンクト ヴァレンティン シャルドネ

価格
3500~4500


凝縮感ある果実味のリッチなテイストを持ちつつ、凛とした硬質なミネラル感やキレイな酸味があることで気品や上品さも感じられる。
心地よいコクや樽の風味も加わり奥行きある味わいが表現されており、それらのどの要素が突出しすぎることなく、引き立て合うバランス感覚にも優れている。


飲み頃
ブドウ収穫年から2~10年
※一般的傾向や口コミから推測

口コミ
口コミ量こそ少ない銘柄だが、経験豊富なワインラバーの方々の高評価が印象的。
ネガティブコメントは無いとは言え、スッキリ系が好きな方や樽の風味が苦手な方にはすすめにくい印象。
とは言え、ボリューム感がありつつ雑味の無さや、適度な酸が味わいをまとめる上品さも両立したバランス感覚を褒めるコメントも多数で、そんな味わいに感銘を受ける方も多い。

以上です。

栽培から醸造までを手掛ける生産者ではなく、ブドウを買い上げて醸造する協同組合のワインですが、その品質の高さは間違いない印象です。

良いブドウであれば高額で買い上げるスタイルこそが農家のモチベーションを向上させており、安定して良いワインが生まれる要因になっているのですね。

このスタイルを聞いて思い出したのはギガルのコートデュローヌルージュ。300を超える生産者のワインをブラインドでテイスティングし、良いものだけを買い上げブレンドするスタイルで、1000円台のワインとしては私を含め多くの方々を唸らせる銘柄でした。

話はそれてしまいましたが、注目すべき協同組合だと感じています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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