ティボー・リジェ・ベレール ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・サン・ジョルジュ

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ブルゴーニュを代表する名門の一つ、

リジェ・ベレール家の一族

あのラ・ロマネを単独所有(モノポール)するリジェ・べレールの当主、ルイ・ミッシェル・リジェ・ベレール氏の従弟にあたるティボー・リジェベレール氏。

元々リジェ・ベレール家はナポレオンに仕えた貴族で、優秀な畑を多く所有していました。

ところが1982年にワイン造りを担ってきたグザヴィエ・リジェ・ベレール氏が亡くなってからは後継ぎがおらず、その結果他の生産者(ルロワやブシャール・ペール・エ・フィスなど)に畑を貸し、できたワインにリジェ・べレールのエチケットを貼っていたということです。

そんな状況に嘆き、いつかは自分の手でワインを造ると奮起したのが若きティボーであり、16歳でボーヌの醸造学校に入った後、マコネで経済学、ボジョレーで醸造学を学び醸造者としての知識や技術を習得後、フランスのインターネット会社でワインのバイヤーとして働いていました。

そして、26歳の時リシュブールをはじめとする素晴らしい畑を相続し、ニュイ・サン・ジョルジュに自身のドメーヌを設立したわけです。

2002年がファーストヴィンテージという事で歴史は浅いですが、評論家の評価も高く、すぐにトップドメーヌの仲間入りを果たしました。

以上のような経緯を持つ名門生産者という事ですが、私がこのワインを紹介しようと思ったのは、あくまで日本で実際に多くの方に飲まれ、そして口コミ評価が高かったという客観的視点によるもので、このワインのポテンシャルが高い事はその口コミからも伝わってきました。

ニュイ・サン・ジョルジュの最高峰を体感したいのであれば、最も評価の高いプルミエ・クリュであるレ・サンジョルジュを候補に入れるべきでしょう。

《ワイン名》 ティボー リジェ べレール ニュイ サン ジョルジュ 1er レ サンジョルジュ

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《価格》

12000~25000円
※ヴィンテージによって価格は変動します。

《ブドウ品種》ピノノワール
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>ニュイ・サン・ジョルジュ>プルミエクリュ レ・サン・ジョルジュ
《生産者》  ティボー リジェ べレール

《特徴》

力強く複雑で優雅
風格漂うプルミエ・クリュ

このワインの特徴は、非常に成分豊かで複雑、そしてピノノワールらしい優雅さを兼ね備えているところにあり、その風格漂う品質は熟成を経る事で真価を発揮します。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

最上級の1級畑
このプルミエ・クリュ、レ・サンジョルジュは最も評価の高い畑として有名で、2007年にはティボー氏がグラン・クリュへの昇格運動をするほど、素晴らしいテロワール(ブドウを取り巻く自然環境)を持っています。

ヴィエイユ・ヴィーニュ
土地の成分を吸い上げる能力が高いなど、上質な果実を実らせる樹齢60年以上の古木(ヴィエイユ・ヴィーニュ)のブドウを使用しています。

自然派農法
化学肥料や農薬を使用しない、あるいはトラクターで畑に負荷を掛けず農耕馬を使用するなど、自然派農法(一部ではビオディナミ農法)を行う事で、健全で成分豊かな土壌が育ちます。

収量制限
ブドウの収穫量を低くすることで、残されたブドウに成分が集中し、上質で複雑な風味を持ったワインが生まれます。

樽はほどよく
樽の風味が反映しやすい新樽の使用比率をあえて低くすることで、ブドウの持つピュアで繊細な風味を感じやすくしています。

以上のような事ですが、その根底には余分な手を加えることなく、良質なブドウを育てること。 そして、テロワールの良さを最大限引き出す為に努力を重ねること。というティボー氏の基本理念があります。

 

【外観】
深いルビーレッド
熟成が進むほどレンガ色に近づいていきます。

【香り】
ラズベリーにプラムなどの豊かな果実の香りに、バラの華やかさやニュイ・サン・ジョルジュらしい腐葉土に甘草のニュアンスなどが複雑に感じられます。

熟成するほど果実香は落ち着きある甘やかさが現れ、腐葉土や革製品に紅茶といった熟成香もさらに広がりを見せ妖艶さが感じられます。

【味わい】
凝縮感のある果実味は豊かに広がり、充実したタンニンのキメは細かくしなやかに骨格を形成します。

美しい酸は味わいを引き締めた後、複雑な風味を伴った長い余韻があります。
熟成するほど果実味は円熟を感じさせる甘やかさを伴った妖艶さを増し、深いコクも豊かに感じられ、腐葉土や革製品などの複雑な風味も広がります。
酸やタンニンなどの成分は綺麗に溶け合うことで、さらにしなやかさは増し、魅惑的な長い余韻へと導いてくれます。

《飲む時の適正温度》

14℃18℃
その複雑に広がる香りと味わいを感じるには、このくらいの温度帯が最も広がりある風味を楽しめるでしょう。

少し冷やし気味にすれば酸味が際立ち上品さのある飲み口になりますし、温度を上げるほど酸は穏やかに感じられ、甘味や風味の優雅な広がりある味わいを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から5~30年
※一般的傾向や口コミから推測

【当たり年】
良いヴィンテージのワインほど飲み頃になるのが遅く、長期熟成にも向きます。
難しいヴィンテージほど比較的早くから楽しめ、飲み頃の期間は短くなる傾向です。

一般的にブルゴーニュ赤のヴィンテージチャートは以下の通り。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

1990年 5
1991年 3
1992年 2
1993年 4
1994年 2
1995年 4
1996年 5
1997年 3
1998年 3
1999年 4
2000年 3
2001年 3
2002年 4
2003年 3
2004年 2
2005年 5
2006年 3
2007年 2
2008年 3
2009年 5
2010年 5
2011年 3
2012年 4
2013年 3
2014年 4
2015年 5
2016年 4
2017年 4

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《適正グラス》

【バルーン型ブルゴーニュグラス】
芳醇な香りと、スケール感ある味わいを持った秀逸なワインです。
香りが取りやすく、温度が少しずつ上がる事で甘味を感じやすいように設計された、ふくらみのあるバルーン型ブルゴーニュグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


クリーム系パスタにトリュフを乗せて


鹿肉の赤ワイン煮込み

など、コクのある味わいの料理に合わせる事で、複雑で豊かなワインの味わいが料理を引き立て、また、料理がワインを引き立て、複雑で優雅な風味の広がる極上のマリアージュを楽しめるでしょう。
野性的な風味を持つ上質ニュイ・サン・ジョルジュには、ジビエ料理もよく合いそうです。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

「ファーストヴィンテージの02は15年経過。どこかカリフォルニアを連想させる味わいで、洗練度に若干欠ける印象。悪くはないですが、ティボー27歳、これから進歩を遂げるデビュー作って感じでした。」


「悪いわけではないが、このワインには乱暴さを感じる。香りも味わいも主張気味で落ち着きがないのか?7年目の2012は若いのかな。」


「2010がとても良かったので2009も購入。6年目のワインですが、密度の濃い味わいはやや甘味が強めで酸が控えめです。ヴィンテージの影響でしょうが、酸が強めのワインが好みの私には09は普通という事で。」

良い口コミ

「5年熟成の2013はプルーンなどの黒果実の香りに紅茶もある。まだ開ききってはいないのだけど、酸もタンニンもなめらかで時間経過で甘やかさも出てくる。もう少し熟成させれば甘味が広がり格別になるのだろうが、今飲んでも十分に満足できるワインだ。」


「ニュイサンらしい腐葉土の香りが広がり、その後やさしい干草、そしてイチゴジャムにヨーグルトと続きます。11年熟成の04は酸もタンニンも溶け合いなめらかで、野性的な風味と凝縮感ある果実味。素晴らしいですね。」


「3年目の2016って事でやっぱり硬いんだけど、このワインの未来にはゾクゾクしちゃうねぇ。大したポテンシャルだ。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!    13%
美味しい     64%
普通       23%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

ニュイ・サン・ジョルジュで最も評価の高いプルミエクリュという事で、高いポテンシャルを感じさせるワインである事がよく伝わってきました。

という事で、その成分の充実ぶりは若くして飲んだ場合、既に美味しいという評価もありますが、ポテンシャルを感じる味わいは素晴らしいが、まだ硬いと感じる方も結構多かったです。

そして、10年も熟成させれば成分が馴染み特に高評価を与える方もおられましたので、飲むタイミングも考えるべきワインだと思いました。

 

以上です。

全ての飲み手を満足させるワインは存在しません。

味わいのか飲み、そして価格も重要な要素です。

そんな無数に存在するワインから、好みのワインを探しあてるという事は、宝探しのような楽しみもあるのかもしれません。

今回紹介したワインは、静かな森の土の中に隠された宝なのかもしれません。

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

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