ヴィエ・ディ・ロマンス ソーヴィニョンブラン ヴィエリス

おすすめ【白】ワイン
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私が選ぶ飲むべき一本

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4666円税込・送料1080円

ヴィエ・ディ・ロマンス ソーヴィニョンブラン

《ブドウ品種》ソーヴィニョンブラン
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   やや辛口
《産地》   イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州
《生産者》  ヴィエ・ディ・ロマンス

《特徴》

爽やかさと凝縮感のある果実味が
高次元で共存

ソーヴィニョンブランと聞くと、果実味は控えめで爽やかで軽快な印象もあるのですが、このワインは全く違います。

ソーヴィニョンブランらしいハーブのニュアンスは残しつつ、とても豊かな果実味を持っており、一口飲んだ時パイナップル果汁を思い出すほどでした。

成分が濃いわりにはスルスル飲めてしまうような質感で、ブドウのクオリティーが高い事を感じさせます。

私の勤めるお店でも活躍中で評判も良く、カリフォルニアなどのジューシーな果実味を持ったワインが好みの方には自信を持っておすすめできると感じたので、今回飲むべき一本に選ばせていただきました。

爽やかさと凝縮感のある果実味のどちらも持ったこのワインは試して損は無いと思います。

【外観】
輝くレモンイエロー

【香り】
爽やかさのあるハーブの香り。グレープフルーツなどの柑橘類。パイナップルなどの南国フルーツを思わせる香りは豊かです。

【味わい】
パイナップルなどの南国フルーツを思わせるパワフルな果実の風味が特徴的で心地よいコクがありますが、ソーヴィニョンブランらしい青いハーブ系植物のニュアンスも感じられます。

豊かで美しい酸味は味わいを引き締め、心地よく長い余韻があります。

《飲む時の適正温度》

8℃12℃
よく冷やす事で酸味を際立たせ軽快に飲んでも良いですが、少し温度を上げる事で果実味や旨味が豊かに感じられ、ボリューム感のある味わいが楽しめます。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃》

【3年~10年】
若いうちから豊かな風味がありおいしく飲めます。

熟成すれば若々しい風味は落ち着き深みのある味わいが楽しめるでしょう。
生産者曰く熟成するほどにアスパラガスのニュアンスが増すとの事です。
アスパラガスのニュアンスってわかりにくいですね(笑)

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【ふくらみのあるグラス】
香り豊かで成分の豊かなワインです。
香りが取りやすく温度が少しずつ上がるように設計されたふくらみのあるシャルドネグラスなどが良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


天然真鯛のカルパッチョ


地鶏の香草焼


クリーム系パスタにトリュフを乗せて

・チーズ各種
・白身魚のソテーをレモンバターソースで

など、比較的コクのある食材や味付けのされた料理に合わせる事で、豊かで心地よい風味がいっぱいに広がるマリアージュを楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 

《こんな場合におすすめ》

果実の風味が豊かなワインが好みの方
カリフォルニアや南フランスなどのワインのように、果実の風味が強くジューシーなワインが好みの方にはぜひ試していただきたいと思います。
ただ濃いだけでなく、雑味の無い味わいはきっと納得していただける品質だと思います。

コクのある料理に白ワインを合わせたい時
オリーブオイルを使ったり、バターや生クリームを使ったコクのある料理に負けない厚みを持ったワインです。
そのようなコクのある料理に合わせる事で、より互いの風味を高め合う相乗効果が起こり、広がりあるマリアージュを楽しめるでしょう。

プレゼントなどに
とても品質が良いですから、プレゼントにしても恥ずかしくありませんね。
あまりその辺で見かけるワインでもないですから、ちょっと濃いめのワインが好みの方にプレゼントしたら・・・


「よく知ってるのね~。こんなおいしいワイン知らなかった~。生きててよかった~💛」

と、なるかもしれません(笑)

《こんな場合には不適切!?》

爽やかで軽快なワインが飲みたい時
ロワールのソーヴィニョンブランのように、爽やかで軽快さのあるワインが好みであれば、このワインは濃すぎます。
嫌味の無い濃さですが、サッパリしたい方には濃すぎます。やめましょう!!

繊細な素材の味を感じたい時
白身魚の薄造りをポン酢で食べる時や、繊細な和風だしの風味を感じたい時に合わせるワインとしても不適切でしょう。
このワインを味わいつつそのような料理を食べると・・・


「私が今口にしているのは白い無味の物質とお湯なの?」
とまではいきませんが、おおよそワインの味わいに支配され、料理の繊細な味わいを感じにくくしてしまう事でしょう。
そんな時は、繊細な白ワインや軽快なスパークリングワインを選びましょう。

カジュアル過ぎる料理に合わせる事
上質なワインですから、あまりカジュアル過ぎる料理にも不適切でしょう。
祭りの屋台の焼きそばやイカ焼きに合わせるのは、作業用軽トラックにパーティーに行くためにドレスアップした女性を乗せるようです・・・。
例えが適切かわかりませんが、カジュアルな料理にはカジュアルなワインやビールの方が良いでしょう。

以上です。

とてもクオリティーの高いワインだと思います。

気になった方はぜひ試してみて下さい。

あなたのワインのある生活が豊かになる事を願っております。

 

ヴィエリス ソーヴィニヨン・ブラン[2017]ヴィエ・ディ・ロマンス
4666円税込・送料1080円

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