あなたはワインをお店で買ったりする時の説明文や、お店のサービスマンに説明してもらったりする時、
専門用語登場で 「!?」
となったことはありませんか?
今回から数回に分けて、ワインに関わる生活をしていると出会うであろう言葉たちをピックアップして解説していきます。
元々なんとなくわかっている言葉や、聞いたことあるけどそういえば解かってなかったなというような言葉も出現すると思います。
きっと役立ちますからぜひ覚えて下さい。
AOCとかアタックとか、たまに出会いますよね。
考え込むのはやめましょう・・。
読み進めて確認したり知ったりしてください。
■ワイン用語集 あ行■
■アイスワインとは■
ブドウを収穫する秋になってもあえて収穫せず冬までそのままにしておくと、ブドウの実の水分が氷ることで水分が減り、その結果糖度の高い果汁を得ることができます。そんな果汁から造られる高級甘口ワインです。ドイツやカナダなどが有名です。
■アタックとは■
バレーボールではありません(笑)
ワインを口に入れた時、まっ先に感じる味わいの印象のこと。
「このワインはアタックが強いね」などと言います。
■圧搾(あっさく)とは■
ブドウを搾って、果汁と皮・種を分けること。
白ワインは発酵前に、赤ワインは発酵後色が着いてからに圧搾します。
■アッサンブラージュとは■
ワインをブレンドする事。
いくつかの品種を混ぜる事で複雑味を出すボルドーで行われることで有名ですね。
■アペラシオンとは■
ワインの産地を示す呼び名です。
ボルドー・シャブリ・シャンベルタンなどはすべてアペラシオンです。
■アペリティフとは■
食前酒です。シャンパーニュなどがよく飲まれますね。
■亜硫酸塩とは■
ボトルの裏によく書かれています。
二酸化硫黄・SO²とも呼ばれ、ワインを酸化から守ったり微生物の活動を抑えるものです。
規定の量の使用が認められており、体に害のあるものではありません。
■アントシアニンとは■
ブドウの果皮に含まれる赤紫色の色素成分です。
つまり赤ワインの色はアントシアニンの色なんですね。
■ヴィエイユ・ヴィーニュとは■
古木(こぼく)のことで樹齢の高いブドウの樹です。
若い樹に比べて質の高いブドウが得られます。
■ヴィンテージとは■
ブドウ収穫年のことです。
■AOCとは■
フランスのワイン法で適用されているもので、
Appellation d’origine controlee(アペラシオン ドリジーヌ コントロレ)。
直訳は原産地統制名称です。
なんのこっちゃ?ですね(笑)
アペラシオン=産地。
ドリジーヌ=英語でいうオリジナルでここにシャブリなどの産地名が入ります。
コントロレ=英語でいうコントロールで、法律によってコントロールつまりまもられていますの意味です。
例えばシャンボールミュジニープルミエクリュなら、
アペラシオン シャンボールミュミュジニー1erクリュ コントロレとなり、
「このワインはシャンボールミュジニープルミエクリュと名乗れるワインですよ」と言っているわけです。
☟小っちゃくヴィンテージの上にそう書いてありますよ。
AOCワインはフランスの最高ランクカテゴリーのワインで、さらにAOCの中でもボルドーの格付けや、ブルゴーニュの畑ごとの格付けがあるわけです。
そのトップに君臨するのがアペラシオン ロマネコンティ コントロレというわけです。
■AOPとは■
Appellation d’origine protegee(アペラシオン ドリジーヌ プロテージ)
原産地呼称保護ワインです。
AOCに替わり2009年よりスタートしましたが、AOCの方が皆に根強く残っています。ほぼ同じと考えればよいです。
■エステートとは■
ブドウ畑を所有し、栽培から醸造までを行うワイナリーで、カリフォルニアでよく使われる言葉です。フランスでいうドメーヌです。
■オークとは■
樽の材料の木の種類です。日本では「樫」と訳されることが多いですが、「ミズナラ」であることが多いようです。
■澱(おり)とは■
ワインの成分で主に酵母の死骸がボトルの底に沈んだ固形物。
体に害は無いですが、口当たりが悪いです。
以上です。
AOCちょっとややこしかったですね。わかりましたか?
あらら。また考えちゃった・・・。
フランスでは昔ボルドーでもないのにボルドーと名乗ったりする偽物ワインが造られてしまったこともあたので、ちゃんと法律で産地と品質を守ろうとしたわけですね。昔はカリフォルニアでもシャブリとかブルゴーニュとか造ってたらしいですよ(笑)
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