★イタリア担当の先生その5★
【好きな言葉】脚下照顧

「人にいろいろ言う前にお前さん自身の足元よく見ておきな・・。」
おっと。
ドキッとすること言って下さる先生ですね。
私自身こうやっていろいろ伝えていますが、自身の行動などは意外と見えなくなりがちですね!!
はい!よく見つめ直し、反省しながら進んでいきます。
さて、今回はカンパーニャ州です。
非常に風光明媚な場所として知られ、州都ナポリは「ナポリを見てから死ね」と言われるほど美しい景観です。
ワイン造りにおいては温暖な気候と豊かな火山性土壌に恵まれ、南イタリアを代表する産地と言えます。

1、カンパーニャ州の 基本データ
まずは場所


【ワイン生産量】
・約120万ヘクトリットル
※ピエモンテ州の半分程度
【ブドウ栽培面積】
・約2.5万ヘクタール
※ピエモンテ州の半分程度
【主要品種白ブドウ】
・グレーコ・ディ・トゥフォ
イタリア南部の重要品種で、酸とミネラルが豊富な力強いワインを生みます。
・フィアーノ
華やかな香りを持つ美しいワインを生みます。
・ファランギーナ
華やかで果実味豊かなワインを生みます。
【主要品種黒ブドウ】
・アリアニコ
イタリア南部の重要品種で、酸もタンニンも強く雄大なワインを生みます。
・ピエディロッソ
カンパーニャ州の固有品種で、赤系果実の風味を持ち、生き生きとした酸と穏やかなタンニンを持ったワインを生みます。
2、カンパーニャ州の ワインの特徴
・ブドウの栽培環境に恵まれ過ぎたため、それに甘えて努力しなかった歴史もありますが、現在ではそのような事もなくなり品質も目を見張るほど向上しています。
・温暖な気候もあり果実の熟度も高く、厚みのある味わいのワインが多いです。
・アリアニコから造られるDOCGタウラージは、北部のバローロやバルバレスコ。中部のキャンティやブルネロやスーパートスカーナと並んで【南部を代表する赤ワイン】です。
3、カンパーニャ州 4つのDOCGと主要DOCとその特徴
【4つのDOCG】
《1、タウラージ》
・赤のみ
・使用品種 アリアニコ
・前述の通りカンパーニャ州を代表するというよりはイタリア南部を代表する偉大なワインです。
色は濃く酸もタンニンも豊富なため長期熟成に向き、スパイシーで力強い味わいです。
《2、アリアニコ・デル・ダブルノ》
・赤・ロゼ
・使用品種 アリアニコ主体
・タウラージと同じくアリアニコから造られ、こちらはロゼも造ります。
品質の高さから2011年にDOCGに昇格しました。
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「最良のものはタウラージにも引けを取らんぞぉ。あぐらかいてると抜かれちまうぜぇ。」
《3、フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ》
・白・白泡
・使用品種 フィアーノ主体
・華やかな香りを持ち、厚みのある優美な味わいを持っています。
若いうちからおいしく飲めますが、長期熟成の能力が高く味わいに深みが加わるのが特徴です。
《4、グレーコ・ディ・トゥ―フォ》
・白・白泡
・使用品種 グレーコ・ディ・トゥフォ主体
・凝縮感のある果実味で酸はとても強く、熟成でハチミツのニュアンスが現れます。
【主要DOC】
《ラクリマクリスティ・デル・ヴェスヴィオ》
・赤・ロゼ・白・泡
・使用品種赤 ピエディロッソ、シャシノーゾ
・主要品種白 ゴーダ・ディ・ヴォルぺ、ヴェルデーカ
・この州独特の火山性土壌で、この州の固有品種の数々から生まれるワインは、ミネラル分豊富で、しっかりとした味わいの中に繊細さもあるという事で根強い人気があります。
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「ラクリマクリスティは『キリストの涙』って意味なんだ。」
■まとめ■
・カンパーニャ州は中規模産地で、ブドウ栽培環境に大変恵まれており、品質も向上中。
・DOCGタウラージは特に高品質で南イタリアを代表する赤ワイン。
以上です。
いかがでしたか?
カンパーニャ州も興味深い産地ですね。
確かにアリアニコから造られるタウラージは他の品種にはない力強さがありますね。
他にもめずらしいブドウ品種もたくさんありますから少しずつでも体感していただきたいと思います。

「お前さん。さっきから説明したり、飲んでみろとか言ってるけど、全部飲んだことあるのかい?」
すみません。有名どころは飲んでますが全部は飲めてないです・・。

「飲んだこともねぇワインの解説をしてるのかい?」
無いのもありますね・・・。
「ちょっと待って。」

あ!ジュラの先生だ。

「加藤さんはいい人だよ。ワインは世界に400万種類あるとも言われてるんだよ。だからさぁ。全部飲んだ人なんていないんだよ。」
おお。ジュラの先生・・。

「ふっ。こりゃやられたな。このわしでも全部飲んではおらんわ。からかって悪かったな・・。それよりもいい仲間がおるのぉ。」

「🎵🎵🎵」
今回はジュラの先生に助けられてしまいました。
また私を支えて下さいね。

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