さて、今回はどんな品種が登場するでしょう。
さっそくいきましょう!!
★ジョージアの毒リス★
【特徴】口が悪いどんぐり好き
「俺が解説だ。どんぐりあるんだろうなぁ」
「あるんだろうなぁ・・・あぁ?小ハゲ」
あ!!
人が気にしてる事を・・やっぱりこの毒リス口悪すぎですね・・・。
- 【カタラット】 フレッシュでジューシー
- 【カッリカンテ】 強い酸・熟成でリッチに
- 【ガルガーネガ】 スッキリサッパリ
- 【グラシェヴィナ】 爽やかで軽快
- 【グリューナーヴェルトリーナー】 美しい酸でバランス良い
- 【グルナッシュブラン】 果実味主体の早飲み
- 【グレーラ】 華やかでスッキリ
- 【グレカニコ】 アロマティックでバランス良い
- 【グレケット】 芳醇でキレが良い
- 【グレコ・ディ・トゥ―フォ】 厚みがあり高品質
- 【クレレット】 酸味が少なくフルーティー
- 【グロマンサン】 凝縮感のある辛口
- 【ゲヴェルツトラミネール】 華やかなライチ香で甘口から辛口まで
- 【ケルナー】 軽やかな飲み口
- 【甲州】 淡くみずみずしい
- 【ゴテーリョ】 華やかで骨格あり上質
- 【コルテーゼ】 軽快でカジュアル ガヴィだけ優美
【カタラット】 フレッシュでジューシー
《産地》
イタリア シチリア州
《特徴》
シチリア島で最も栽培される重要品種です。
レモンのようなフレッシュな風味がありアルコール度数が高く厚みも持ち合わせたワインを生みます。
また、酒精強化ワインのマルサラに使用される事でも知られます。
【カッリカンテ】 強い酸・熟成でリッチに
《産地》
イタリア シチリア州
《特徴》
シチリアの有名DOCエトナの白ワインで使用されることで知られる品種です。
非常に強い酸を持っており、熟成によってリースリングのようなハチミツやスモーキーな香りを持った複雑なニュアンスが現れます。
【ガルガーネガ】 スッキリサッパリ
「ガが3回も出てくるじゃねーか!!」
そうですよ。
《産地》
イタリア ヴェネト州
《特徴》
ヴェネト州のDOCソアーヴェに使用されることで有名です。
酸が強めで香り味わい共にひかえめな印象のワインが多いですが、よく熟した場合は厚みのあるジューシーな味わいにもなります。
※私が選ぶ飲むべき一本です※
【ピエーヴェヴェッキア】
非常にジューシで厚みのある上質な白ワインです。
よかったらお試し下さい。
【グラシェヴィナ】 爽やかで軽快
《産地》
クロアチア
《特徴》
クロアチアでは1番多く栽培される品種です。
「おい薄毛。聞いた事ねーぞ」
そうですか。別名ヴェルシュリースリングといいます。解説もして下さいね。
キリッと爽やかな酸味とほのかなハチミツのニュアンスも感じられ、バランスの良い軽快な味わいです。
【グリューナーヴェルトリーナー】 美しい酸でバランス良い
《産地》
オーストリア
《特徴》
オーストリアを代表する白ブドウです。
安価でお手軽なものは、軽快で生き生きとした強めの酸がありスッキリとしたバランスの良い味わいです。
レゼルバの表記があるような上質なものは、美しい酸を軸にジューシーで厚みのある深い味わいがあります。
【グルナッシュブラン】 果実味主体の早飲み
《産地》
南フランスなど
《特徴》
黒ブドウのグルナッシュは有名ですが、白ブドウもあります。
南フランスでよく使われ、厚みのある果実味がありますが、酸が少ないため酸化しやすく熟成には不向きで早飲みワインとして楽しまれます。
【グレーラ】 華やかでスッキリ
《産地》
イタリア ヴェネト州
《特徴》
ヴェネト州のDOCGプロセッコ(白・スパークリング)の主要品種です。
白桃や白い花の華やかな香りがあり、爽やかな味わいで少しの苦味を持っています。
「以前はプロセッコって呼ばれていたが、今はグレーラだ・・毛髪の乏しいお前。」
いろんな言い方で傷つけてきますね。
【グレカニコ】 アロマティックでバランス良い
《産地》
イタリア シチリア州
《特徴》
黄金色の外観を持ち、パイナップルやマンゴーなどの南国フルーツを思わせるアロマティックな香りで、豊かな果実味を持ちますが繊細さもありフレッシュで柔らかなコクも感じられます。
【グレケット】 芳醇でキレが良い
《産地》
イタリア中部
《特徴》
華やかな香り、果実の風味も豊かで引き締まる酸を持ったキレの良いワインを生みます。
ウンブリア州の【DOCオルヴィエート】などに使用され、ワインに爽やかさを与えるための補助品種として使われる事が多いです。
【グレコ・ディ・トゥ―フォ】 厚みがあり高品質
《産地》
イタリア南部
《特徴》
イタリア南部を代表する重要品種です。
凝縮感のある果実味、豊かな酸、ミネラルがあり熟成でハチミツのニュアンスが現れます。
カンパーニャ州の【DOCGグレコ・ディ・トゥーフォ】で楽しめます。
【クレレット】 酸味が少なくフルーティー
《産地》
フランス プロヴァンス地方など
《特徴》
ハーブなどの爽やかな香りを持ちますが、酸は少なくフルーティな味わいです。
「酸が少ないワインってのは酸化しやすい。だから早飲みワインに適した品種ってわけさ。ちなみにお前は早薄頭だ!!」
初めて言われた。
早薄頭・・。
【グロマンサン】 凝縮感のある辛口
《産地》
フランス 南西地方
《特徴》
豊かで凝縮感のある厚い果実味としっかりとした酸があります。
【プティマンサン】という兄弟分のような存在の品種があり、甘口に仕上げられるプティマンサンに対して辛口に仕上げられるグロマンサンと知っておきましょう。
※ブレンドされる事も多いです。
個人的にはもっとメジャーになってもいいのにと思うくらい上質なワインを生む品種です。南西地方のAOCジュランソンなどで楽しめます。
【ゲヴェルツトラミネール】 華やかなライチ香で甘口から辛口まで
《産地》
ドイツ アルザス 他世界各地
《特徴》
とてもわかりやすいライチのような華やかな香りを持ち、すぐにゲヴェルツトラミネールだとわかる人も多い事でしょう。
酸も豊かで爽やかな辛口から、非常に魅惑的な甘口ワインとして有名なアルザスの【セレクション・ド・グランノーブル】などにも使用され、甘口ワイン愛好家を虜にしています。
【ケルナー】 軽やかな飲み口
《産地》
ドイツ 日本など
《特徴》
マスカットのようなフレッシュな香りを持ち、酸味はほどよく新鮮な果実の風味を持っており、軽快で飲みやすいワインを生んでいます。
「お前はケホシー(毛欲しー)だな。」
いまいちですね。
いじるならおもしろくいじって下さいね。
【甲州】 淡くみずみずしい
《産地》
日本
《特徴》
日本を代表する白ブドウです。
日本ワイン全体の20%近く占めており、実は生食も可能でさっぱりしていて少しの渋味が感じられる飽きのこない味わいです。
ワイン用ブドウとしては糖度が低いため、淡く繊細な味わいのワインになりやすいです。
甲州の産地は【約96%が山梨県】です。ですから甲州を使ったワインはほとんど山梨県産の甲州を使っていると考えてよいでしょう。
近年では栽培技術や醸造技術の進歩によって味わい深い甲州も造られるようになってきています。
たくさん日本のワインを飲んで盛り上げましょう!!
※私が選ぶ飲むべき一本です※
【クラレーザ 甲州】
淡く繊細な甲州です。
【登美の丘 甲州】
比較的風味豊かで上質な甲州です。
よかったらお試し下さい。
【ゴテーリョ】 華やかで骨格あり上質
《産地》
スペイン
《特徴》
リンゴやグレープフルーツのような爽やかな芳香を持ち、ミネラル感が強く骨格がありながらしなやかさもあるスペイン有数の上質白ワインを生む品種として知られます。
【DOバルデオラス】でお楽しみ下さい。
【コルテーゼ】 軽快でカジュアル ガヴィだけ優美
《産地》
イタリア ピエモンテ州
《特徴》
アルコール度数低めで軽快でさっぱりとしたカジュアルワインを生む品種です。
しかしピエモンテ州の【DOCGガヴィ】だけは例外的に優美で複雑な味わいを持ちます。
以上です。
いかがでしたか?
今回も興味深い品種がありましたね。特に上質なワインを生む品種が印象に残りました。
【カッリカンテ】
【グリューナーヴェルトリーナー】
【グレコ・ディ・トゥフォ】
【グロマンサン】
【ゴテーリョ】
などは、ぜひ試していただきたい品種ですね。
そして日本代表の【甲州】を忘れてはいけません。どこか日本酒のニュアンスを持つワインもあると私は感じています。
私もあなたもどんどん日本ワインを飲んで日本ワインも成長させましょう!!
さて・・毒リスにどんぐりを与えましょう。(睡眠薬入りで・・)
「お前・・兄者が2人おるらしいなぁ。しかも2人とも毛髪の乏しい・・
「あ!!あれや!!あれあれ・・あの~・・どんぐりや!!!」
「あ~うっま。やっぱどんぐりええわ~。」
「あ!? ねむたい・・・」
毒リスさん・・今回は悪い事言ったからしばらく眠っててもらいますよ・・・
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