さて、今回もどんどんいきましょう!!
知ってるようで知らなかった言葉にも出会えますよ。
貴腐ワイン、シュール・リー。
わかりますか?
いやいやいや、悪くないですから!!
わからなくて普通ですから。
・・・。
さ、いきましょう。
■ワイン用語集 か行 さ行■
■貴腐ワインとは■
熟したブドウにカビの一種である貴腐菌をあえて繁殖させることで、ブドウの水分を蒸発させ干しブドウのようになった極甘口のブドウから造られる、官能的で上質な甘口ワインです。
■キュヴェとは■
タンクを意味するキューヴ(Cuve)の派生語です。
特別なロットのワインを意味しており、「キュヴェ○○」というように○○の部分に人名や思い入れのある言葉を入れることが多いです。
■キンメリジャンとは■
シャブリ特有の土壌です。古代ジュラ紀ではこの地区は海だったため、貝殻などの化石が多く含まれたミネラル豊かな土壌のことです。
■グランクリュとは■
特級畑の意味で、ブルゴーニュやシャンパーニュでは最上級の畑に、ボルドーでは最上級のシャトー(ワイン)に対して格付けされます。
■クロとは■
壁に囲まれたブドウ畑の事。
昔壁があって、今はない場合も名は残している場合もあります。
■酵母とは■
植物の表面や空気中に広く分布する微生物で、人工的に培養した酵母もよく使われます。
糖を分解してアルコールを造ります。
■シャトーとは■
もともと「城」を意味しますが、フランスでワイナリーを意味する言葉として使われています。
■シュール・リーとは■
アルコール発酵を終えた後の酵母の死骸である澱は通常取り除かれますが、あえて残すことで澱をワインに触れさせます。
そうすることでワインの味わいはまろやかで風味豊かになります。
この技法の事をシュール・リーと呼び、甲州やミュスカデのように淡い味わいの品種から造られるワインに使われます。
■熟成とは■
アルコール発酵を終えたワインが、樽・タンク・瓶内でゆっくり酸化されることで、まろやかな風味に変化する事。
■酒精強化ワインとは■
アルコール発酵をする前・途中・後のどこかでアルコール度数の高い蒸留酒などを加えるワインで、シェリー・マデイラ・ポートなどが有名です。
■新世界(ニューワールド)とは■
紀元前からワインが造られていたヨーロッパの国々(旧世界)に対して、歴史の浅いアメリカ・オーストラリア・日本などヨーロッパ以外のワイン産地。
■スキンコンタクトとは■
白ワインは通常果樹のみを使って醸造していきますが、あえて皮ごと数時間漬け込むことで皮の成分を抽出する技法で複雑さが増します。
■スティルワインとは■
非発泡性ワイン。つまり通常の赤・白ワインの事です。
■スプマンテとは■
イタリアのスパークリングワイン。
■清澄(せいちょう)とは■
樽やタンクで熟成を終えたワインの不純物を、卵白やゼラチンを使うなどして取り除き、透明度の高いワインにする工程。
■セカンドワインとは■
ワイナリーを代表するトップワイン(ファーストワイン)に対して2番目のものとして造られるワインです。
トップワインで選ばれなかった若いブドウなどを使うことが多いです。
また、セカンドワインがあることでトップワインの品質が守られているともいえます。
ボルドーでよく見られるワインで、中にはサードまであるものもあります。
■ソムリエとは■
飲食店でワインの仕入れ管理・サービスまでを一貫して行う係。
女性はソムリエールと呼びます。
以上です。
いかがでしたか?
シュール・リーやスキンコンタクトなんて言葉もはちょいちょい見かけますよね。
みな様がわかっている言葉でもこうして改めて定義を確認してみるのも勉強になりますね!!
あ!わからないのあったのかな?
全然大丈夫ですよ。キンメリジャンとか酒精強化ワインなんて普通出会いませんもんね(笑)
今日も新しい知識を増やして、あなたの新しいワインの世界が広げられることをうれしく思っています。
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