ドメーヌ・ドーヴネ オークセイ・デュレス

おすすめ【白】ワイン

 

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世界最高峰のワイン達が綺羅星のごとく集まる産地。

そんなブルゴーニュにおいて頂点に君臨する生産者は?

飲み手の好みによっても変わる場合もあるでしょうが、一般的にはDRCが最も知名度、品質共に頂点と呼ばれ、その双璧をなす生産者こそがルロワではないでしょうか。

マダム・ルロワことラルー・ビーズ・ルロワ女史は、その類稀なテイスティング能力を持つことで知られ、1971年~1991年までDRCの共同経営者として能力を発揮し、DRCの地位を作り上げた功績は有名です。

そんなルロワ社の創業は1868年、自社畑を持たず、ブドウあるいはワインなどを仕入れて生産するネゴシアンとしてオーセイ・デュレスに創業。

1988年に栽培から瓶詰めまで一貫してワインを生産するドメーヌ・ルロワを設立、このドメーヌはマダム、ファミリー、高島屋で1/3ずつ所有しています。

そして同年、100%マダム個人所有で自分の意志のみで生産するため、オーセイ・デュレスのドメーヌ・ドーヴネを購入しました。

つまりルロワと言えば、ワインを買い付けて販売するメゾン・ルロワ自社で栽培から醸造まで行うドメーヌ・ルロワマダムの意志のみで栽培から醸造まで行うドメーヌ・ドーヴネの【3つがあるという事で、後者になるほど希少性も高くなり、品質も高くなる傾向にあります。

前置きが長くなりましたが、オーセイ・デュレスのワインで多くの方に飲まれ(口コミされ)、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうという客観的視点から調べてみた結果、希少性も高く高額である事もあってか、それほど多くの口コミは存在していませんでしたが、分析力に優れた経験豊かな方々がこのワインに高い評価を与えてましたし、ワイン界を代表するマダム・ルロワのお膝元のワインという事で、紹介すべきと感じました。

因みに1992年にDRCから解任されたことはワイン界の大きな話題となっており、ドーヴネのワインの品質がDRCを脅かすのでは?など、真相は定かではないようですが、そのような憶測が飛び交うほどマダムの能力・品質の高さは伝説の領域に達しているのかもしれません。

《ワイン名》 ドメーヌ・ドーヴネ オークセイ・デュレス

2007

《価格》

169991円
調べる限り、一ヶ所でしか販売されていませんでした。

《ブドウ品種》シャルドネ
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>オーセイ・デュレス
《生産者》  ドメーヌ・ドーヴネ

《特徴》

奥深き円熟を感じさせる
深遠さは女性的品格を持つ

情報も少なく非常に抽象的な表現になりましたが、適切な熟成を経て飲み頃になってから蔵出しされるこのワインは、果実味・ミネラル感・酸・熟成感など非常に豊富な要素が見事に融合し支え合う事で深遠な味わいを表現しており、しなやかで妖艶な味わいは女性的品格漂う品質と言えるのではないでしょうか。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

ビオディナミ農法
ブルゴーニュで最も早くこの農法を取り入れたのがルロワです。
無農薬・有機肥料で天体の動きも考慮したビオディナミ農法で、微生物の働きなどにより健全で成分豊かな土壌が育ち、その成分を吸い上げた複雑で上質なブドウが育ちます。

収量制限
ブドウの収量をあえて低くすることで、残された果実に成分が集中し、充実感溢れるブドウが収穫できます。

類まれなテイスティング能力
優れたテイスティング能力を持つルロワは、品質を緻密に見極めることが可能で、自らのワインをより完璧なものへと進化させていく事ができ、土地の個性と洗練されたエレガンス溢れるワインを生むようになりました。

 

【外観】
輝く深いゴールド

【香り】
熟したパイナップルのようなフルーティーさに蜂蜜の甘やかさ、柑橘類の爽やかさに白い花の華やかさ、樽に由来するナッツ類やバターのニュアンス、熟成を感じるブランデーの風味といった様々な要素が一体となり、妖艶で奥深い芳香性を強く放ちます。

【味わい】
磨き抜かれた果実味・ミネラル感・酸味などの豊富な成分は、適切な熟成を経る事で馴染み合いしなやかな質感を表現し、やさしく広がる果実味と酸味に熟成を感じさせる蜜を溶かしたブランデーのような妖艶な風味も加わり、深遠で品格漂う味わいはどこまでも続くような余韻が残ります。

《飲む時の適正温度》

8℃14℃
冷やし気味にすれば酸味が際立ちエレガンス溢れる飲み口になります。

温度を上げるほどふくよかで複雑な風味の広がりある、秀逸な味わいを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ12年~30年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。


良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向き、

難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなる傾向です。

ヴィンテージによって飲み頃にも差がありますから、ヴィンテージチャートも載せておきます。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年


1989年 5

1990年 4
1991年 2
1992年 4
1993年 2
1994年 
1995年 4

1996年 5
1997年 3
1998年 2
1999年 3
2000年 3
2001年 3
2002年 4
2003年 2
2004年 4
2005年 4
2006年 3
2007年 4
2008年 
2009年 3
2010年 5
2011年 4
2012年 
2013年 4
2014年 
2015年 3

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【ふくらみのあるシャルドネグラス】
少し温度を上げることで広がる風味を楽しめますから、香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶことをおすすめします。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》

充実感に溢れ品格漂うワインですから、ワイン単体で楽しむのも良いと思います。


フォアグラのバターソテー


ラムチョップ

など、コクの豊かな料理に合わせることでも、互いの風味を高め合う至極のマリアージュを楽しめそうです。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

世界最高の造り手と呼べるほどの生産者の作品です。

最上級の敬意を込めて贈る贈答品や、特別な日に特別な場面で楽しむワインなどに向いているのではないでしょうか。

特にワインに造詣の深い方であれば、このワインの希少性や品格をより理解でき、知識と経験値も加わった奥深い味わいを楽しめるのではないでしょうか。


《こんな場合には不適切!?》

これほどの風格漂うワインは特別な場面にこそ相応しく、料理に合わせるというよりは、むしろ単体でそのスケールを体感した方が良いのかもしれません。

日常消費でこのワインを飲んだり、宅配ピザと一緒に楽しむ方はいるのでしょうか。

いや、いない。

《飲んだ人の口コミ》 ※2014年~19年に飲んだ人の口コミです。

悪い口コミ

「11年熟成2011です。ビオだから?悪くないけど、ちょっと香りが気になりました。」

良い口コミ

「19年熟成の98は素晴らしい熟成を経ています。フルーティーな果実感は熟成により抑えられドライな印象ですが、洗練された酸とミネラル感があり、蜂蜜やブランデーを思わせる風味がなんとも素晴らしく、いつまでも続くような余韻に魅了されてしまいました。」


「白い花やバターに焼いたパンのような香ばしさに炙ったカラメルのような甘やかさ。16年目の2000年、こりゃ満点だろ。」


「17年熟成の2000です。明るく華やかな穏やかな酸味はニューワールドの雰囲気があり、パイナップルの風味を強く感じました。心地よい樽と上品なハチミツのニュアンスもあり、また飲みたいと思える素晴らしい品質でした。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!    40%
美味しい     55%
普通        5%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

口コミ量は少なく味わいのイメージも掴みにくいところもありましたが、非常に経験豊かな方々がこのワインを口にしており、高い満足感を得ている傾向を強く感じましたし、無言の感動評価を与える方も多数見受けられました。

ワイン界屈指の生産者の個人所有のドメーヌによるワインという事で、価格も高騰しておりますから、ワインの本質を見抜く力を持った方が、じっくりとワインと向き合って楽しむような品質ではないかと感じましたし、世界最高峰の白ワインの一つに挙げられるのだろうとも思いました。

健全な熟成を経たこのワインを、適切な場面で楽しみたいものです。

 

以上です。

なかなか情報も少なく、味わいのイメージも掴みにくいワインではありましたが、世界最高峰の白ワインであることは揺るぎないでしょう。

特にこのクラスのワインを紹介する時は、言葉選びに慎重になります。

やはりワイン界を牽引する偉大な生産者ですから、私のような無名ソムリエが不適切な表現をしてしまってはいけませんので・・。

そんなに影響力無いですね、このブログ・・(苦笑)

というわけで勝手に落ち込んでしまいましたが、これからも頑張りますのでよろしくお願いいたします。

 

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

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