ドメーヌ・ロシニョール・トラペ ボーヌ プルミエ・クリュ レ・トゥロン

おすすめ【赤】ワイン

 

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あなたにとって素晴らしいワインの要素とはどのようなものでしょうか。

芳醇な香り、肉厚な果実味、力強いタンニン、美しい酸味、凛としたミネラル、じんわり広がる旨味、雑味の無い透明感、いつまでも続くような余韻。

など様々ですが、私はそれらの要素が互いをさせ合いそして高め合うようなバランス感覚が特に重要と考えます。

それはカジュアルワインでも上級ワインでも同じく大切で、何かが主張しすぎればワイン全体の構造が崩れてしまうようにも感じます。

例えるなら、素晴らしい果実味を持っているのに、酸やタンニンなどが全く無かったらなんとも平坦な味わいになりますし、その逆もイメージしにくいですが果実味薄く、酸とタンニンばかりが強いワインもなんだかトゲトゲしいですね(笑)。

前置きが長くなりましたが、今回はそんなバランス感覚を持ったワインを紹介しますと言いたかったというわけです。

ボーヌのワインで多く方に飲まれ(口コミされ)、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうという客観的視点から調べてみた結果、ジュヴレ・シャンベルタンで有名な生産者ではありましたが、バランス感覚に優れたボーヌのワインも多くの飲み手に高い好感を受けていると感じたので紹介させていただく事にしました。

ファーストヴィンテージは1990という事で比較的若いドメーヌですが、ジュヴレ・シャンベルタンで名高かったルイ・トラペの分割で生まれたドメーヌであり、長男のジャン・ルイトラぺがドメーヌ トラぺを、ロシニョール家に嫁いだ娘は夫のジャック氏と始めたのが今回紹介するロシニョール・トラぺというわけです。

現在は2人の息子ニコラ氏とデイヴィット氏がドメーヌを運営しており、新世代のエースとして非常に高い人気で、フランスのレストランでも多く採用、日本の消費者からも高い評価を獲得しており、特にプルミエクリュの満足度は高いと感じました。

《ワイン名》 ロシニョール・トラペ ボーヌ プルミエ・クリュ レ・トゥロン

《価格》

【およそ7000~9000円

《ブドウ品種》ピノノワール
《ボディ》  ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>ボーヌ>プルミエ・クリュ レ・トゥロン
《生産者》  ドメーヌ・ロシニョール・トラペ

《特徴》

華やかでやさしい風味
優れたバランス感覚

このワインの特徴は、香水のようにエレガントなアロマと例えられるような、華やかで心地よい香りがあり、ほどよく優しい果実味としなやかなタンニンや美しい酸味がバランス感覚に優れた質感を表現しており、風格というよりは親しみやすい優しさをを感じる事ができる品質にあります。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

優れたプルミエ・クリュ
石が多く痩せた土壌である事で、ブドウは地中深くまで根を伸ばし栄養を蓄えようとします、そうすることで成分が豊かで優美な果実が実ります。

ビオロジック農法
化学肥料や農薬を使用しないことで微生物の働きが活発になり、健全で成分豊かな土壌が育ち、その豊かな成分を吸い上げた土地の特徴を反映したブドウが得られます
ボーヌにおいては穏やかな果実味と豊富ながらしなやかさのあるタンニンを持ったワインが生まれます。

丁寧な収穫・選果
丁寧な手摘み収穫そして厳格な選果を行う事で、状態の良くないブドウは排除され、洗練度の高い雑味の無いワインが生まれます

控えめの樽
樽のニュアンスの反映しやすい新樽の使用比率を低めに抑えることで、樽が主張しすぎる事はなく、ブドウの繊細なニュアンスも感じられるワインを生んでいます。

 

【外観】
深みのある紫がかったルビーレッド
熟成が進むほどレンガ色に近づいていきます。

【香り】
イチゴやラズベリーなどの赤い果実にバラなどが加わった華やかな香りが広がりを見せ、ほどよく優しい樽のニュアンスも感じられます。

熟成させれば果実香は円熟を感じさせる落ち着きあるニュアンスになり、革製品や紅茶のような熟成香も広がりを見せます。

【味わい】
心地よい果実味が口の中に広がり、タンニンはしなやかでスッと流れるような質感を表現、ほどよい酸味は全体のバランスを整え、やさしい果実や樽の風味を伴った心地よい余韻が続きます。

熟成が進むほどさらにタンニンや酸はワインに溶け込むことで穏やかな印象になり、円熟を感じさせる甘やかさや旨味に熟成香も加わった複雑な風味も広がりを見せ、長い余韻へと導いてくれます。

《飲む時の適正温度》

14℃18℃
その豊かで心地よい香りとバランスの良い味わいを感じるには、このくらいの温度帯が最も広がりある風味を楽しめるでしょう。

少し冷やし気味にすれば酸味が際立ち軽快さのある飲み口になりますし、温度を上げるほど酸は穏やかに感じられ、甘味や風味の広がりある優雅な味わいを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ5年~15年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。

良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向きます。
難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなります。

一般的にブルゴーニュ赤のヴィンテージチャートは以下のようになっています。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年


2000年 3

2001年 3
2002年 4
2003年 3
2004年 2
2005年 5
2006年 3
2007年 2
2008年 3
2009年 5
2010年 5
2011年 3
2012年 4
2013年 3
2014年 4
2015年 5

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【バルーン型ブルゴーニュグラス】
芳醇な香りと、エレガントで優雅な味わいを持った上質ワインです。
香りが取りやすく、温度が少しずつ上がる事で甘味を感じやすいように設計された、ふくらみのあるバルーン型ブルゴーニュグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


バーニャカウダ


地鶏のグリルをベリーソースで

など、ほどよくコクのある味わいの料理に合わせる事で、繊細で複雑なワインの味わいが料理を引き立て、また、料理がワインを引き立て、心地よい風味の広がるマリアージュを楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

ホッと癒されるような優しいブルゴーニュ・ピノといった感じですから、ちょっと頑張った後ホッと一息つきたい時などには、このようなワインがいいかもしてません。

例えるなら、着飾ってかまってモード全開の女性と言うよりは、夫の帰りを素朴な料理を作って待つ清楚な女性といった感じでしょうか。


《こんな場合には不適切!?》

おすすめの逆で、今日はガツンと肉料理にガツンと赤ワインで楽しむぞ。

という時は、このワインが薄く感じてしまう事もありそうです。

例えるなら、家で奥様とゆっくりと言うよりは、街でかまってモード全開の人を選ぶといった感じでしょうか。

なんだか例えが下品ですね(苦笑)

そんな時は、ボルドー格付けワインやスペインあるいはニューワールド系の濃厚なワインを選ぶと良いでしょう。

《飲んだ人の口コミ》 ※2013年~19年に飲んだ人の口コミです。

悪い口コミ

「いいワインだという事は伝わるが、4年熟成の2014は私にはまだ早く感じる。」


「タンニンも穏やかでスルっと飲めるような軽快さでいいワインだけど、もう少し濃いのがいいかな。7年目の09は。」

良い口コミ

「この生産者は香りを生み出すのがうまいと評判らしいね。なるほど香水の香りか。7年熟成の08は確かに素晴らしい香りで、成分の溶け合った味わいもバランスが良く心地よいね。気に入ったよ。」


「ありがとうトラぺ。トラぺはいつも私を優しく包み込んでくれるの。5年熟成の2011は褐色を帯びた赤色で、果実にバラに優しい樽の香りで、果実味・酸・タンニンはどれも優しめでしなやか。このナチュラルな感じが私は大好きなんです。」


「6年熟成の07です。透明感のあるルビーレッドで、ほのかな甘みを持った果実味は心地よく、酸味も丁度よい強さで心地よい。彼のワインは際立った個性はありませんが、絶妙にフレッシュさと高級感とが両立し、美しいとかエレガントという言葉がピッタリと当てはまる造りをしていると思います。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!     7%
美味しい     53%
普通       40%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

好みやヴィンテージによっては軽くて少しの物足りなさを感じる方や、早くて硬いと感じる方もおられましたが、心地よい香りとバランスが良く上品でやさしい味わいに好感を持った方が多い印象です。

カジュアルすぎる事もなく上級すぎる事もなく、薄すぎる事も濃すぎる事ももなく、安価すぎず高価すぎない絶妙なバランスを持った、香り高いブルゴーニュ・ピノといった傾向というのが私の推察です。

 

以上です。

ロシニョール・トラぺのバランスの良い味わいのイメージは広がりましたでしょうか。

陸上で例えるなら、100mの選手でもマラソン選手でも砲丸投げの選手でもなく、10種競技の有力選手といった感じでしょうか。

今回はたくさんの例え話ができました(笑)。

ワインの味わいを表現する時、何かのようだと例えるクセがついたのでそのような影響もあるのかもしれません。

例えるなら、普段電話対応の仕事をしている人が、街で同じ着信音を聞くとビクッってなるみたいな話でしょうか。

また例えてしまいました・・

しかも微妙な例え・・・

 

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

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