メンティ ロンカイエ スイ リエーヴィティ

実践編

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ちょっと変わったヴェネト州のフリツァンテ(微発泡)。

ヴェネト州の白ワインと言えば、ガルガーネガから造られるソアーヴェが圧倒的に有名ですが、同品種から造られるフリツァンテ(微発泡)で人気を集めている銘柄がありました。

見た目から味わいまで、通常のワインとは違ったニュアンス満載。
しかしながら味わいへの口コミ評価(vinica)も高く、ツボにハマっている方々も見受けられた事もあり、紹介しておこうと思いました。

この記事を最後まで読み進めていただき、知識と共に深まるワインの味わいを楽しんでいただければ幸いです。

《ワイン名》メンティ ロンカイエ スイ リエーヴィティ

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《価格》

2500前後

《ブドウ品種》ガルガーネガ
《ボディ》  ライト~ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   イタリア>ヴェネト州
《生産者》  メンティ ジョヴァンニ 

プロフィール
メンティ ジョヴァンニはヴェネト州のガンベッラーラ地区にある家族経営のワイナリーです。

創業は19世紀末。メンティ ジョヴァンニ氏が元々家族で楽しむために造っていたワインを売ることにしたのが始まり。
近年4代目のステーファノ メンティ氏が当主となり、栽培においてはビオディナミ農法を採用。醸造においても添加物の不使用や無濾過にするなど、ブドウのありのままを表現する自然なワインを生んでいます。

わずか6haの自社畑から造られるワインは、高い品質もあって人気で、本国イタリアでもリリースされるとすぐに完売してしまう人気ぶりです。

《味わいの特徴》

自然な果実味と旨味
スルスル飲める
清らかなフリツァンテ

このワインの特徴は、9%程度の低めのアルコール度数、微弱な泡立ち、自然体でピュアな果実味が一体となった優しい飲み口にありますが、凛としたミネラル感や適度なコクによる奥行きある味わいも持ち合わせているところです。

【外観】
濁りのあるレモンイエロー
微弱な泡立ち

【香り】
レモンやグレープフルーツなど柑橘類に、青リンゴやラフランスの果実香。白い花の華やかさや石灰のニュアンスもほんのり感じられます。

【味わい】
微弱な泡立ちとピュアな果実味は、9%程度の低めのアルコール度数と相まって自然体な優しい飲み口。同時にミネラリーで深みのあるコクも共存しており、伸びやかな酸味が上品にまとめるドライな後口です。

それでは、そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

ガルガーネガの個性
ガルガーネガは、香りや味わいが控えめで、柑橘系の酸が強めでスッキリとした味わいを生む傾向です。

ミネラル豊富な土壌
メンティが所有する畑は鉱物的なミネラル豊富な火山性土壌。凛とした鉱物的なニュアンスは品のある味わいを表現します。

自然派のワイン造り
《栽培》
2001年から農薬や化学肥料を使わないビオロジック農法。
2010年以降はさらに天体の動きに合わせて農作業を行うなど、より緻密なビオディナミ農法に転換
土地の天然酵母など、様々な微生物の働きが加わった土壌は健全で成分豊かな状態になり、ピュアで成分豊かなワインを生みます。
その他、剪定などの作業も全て手作業でステファーノ氏かその父が実施。
樹勢・樹齢・斜面の向きなど畑の細かな状況を熟知した家族だけが行うスタイルで、優れたワインが生まれる一因になっていると考えられます。

《醸造》
醸造においても果汁だけでなく、ブドウの房を丸ごと使用する全房発酵を実践。
発酵を終えたワインは瓶詰され、同じくガルガーネガから造られた甘口ワイン「レチョート・ディ・ガンベッラーラ」を同時に添加し、瓶内で再び発酵を起こすことで発泡性を生む瓶内二次発酵を実践。
通常この製造過程では酸化防止効果のある亜硫酸を加えますが、メンティはあえて無添加にこだわります。
また酵母の死骸である澱は取り除くのが通常ですが、あえて澱はそのまま残します
そうすることで濁った色調になり、房全体や澱に由来する自然な旨味が反映されたワインが誕生します。

※瓶内二次発酵を含むスパークリングワインの造り方の知識はコチラ

《飲む時の適正温度》

6℃12℃
よく冷やせば酸味や凛としたミネラルが際立ち軽快な飲み口が楽しめます。
少し温度を上げれば穏やかな印象になり、ふくらみのある飲み口が楽しめます。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃》

ブドウ収穫年から2~4年
※一般的傾向や口コミから推測

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《適正グラス》

【小ぶりor膨らみのあるグラス】
温度が上がりにくい小ぶりのグラスで飲めば、軽快で上品な味わいが楽しめます。

温度が上がりやすく香りも取りやすい膨らみのあるグラスで飲めば、広がりある味わいが楽しめます。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


地鶏のタタキをレモンと塩で


豚肉のハーブグリル

軽やかな飲み口のワインで、比較的アッサリとした味わいの料理との相性が良いですが、伸びやかな酸味と発泡性は味わいをスッキリさせる効果もあり、どのような料理にも程良くマッチする万能タイプと言えます。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

ネガティブな口コミ

このワインに対する具体的なネガティブコメントはありませんでした。

良い口コミ

3年熟成の2018は低アルコールだが甘ったるさはゼロ。優しい飲み口だが味わいはしっかりしており、料理にも合わせやすいドライなテイストだね。


ワインというよりは軽めのサワーエ―ルを彷彿させる酸味の効いた味わい。シードルのようでもあり、デザート感覚でも楽しめます♪

困る表情のイラスト1(男性)
2018を購入してから1年寝かせたら良い感じになっていました。酸っぱさが抑えられ、青梅のようなニュアンスも。シトラス系の風味の満載感は変わっておらず癒し系の味わい。ナチュール好きにすすめたいです♪


このスルスル飲めるおいしさにハマっています!!

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!     3%
美味しい     80%
普通       17%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

普通の白ワインとは違い、濁りのあるナチュラル系うす旨微発泡で、その面白さも手伝ってか中々好評。
たまたまかもしれませんが同じ方々が何度も繰り返し楽しんでおり、ツボにハマりやすい味わいなのかもしれないとも感じました。

ネガティブなコメントは特にありませんが、低アルコールでスイスイ飲めるような味わいを考慮すれば、飲み応えのあるワインを求める方にはすすめにくいですし、王道のワインが飲みたい方にも不向きと言えるでしょう。

どんなワインも受け入れる探究心豊富な方。スイスイ飲めるような軽やかなワインが好きな方にとっては、非常におもしろい選択肢になるのではないかと感じる結果となりました。

まとめ

それでは最後に情報整理です。

メンティ ロンカイエ スイ リエーヴィティ

価格
2500前後


微弱な泡立ちとピュアな果実味は、9%程度の低めのアルコール度数と相まって自然体な優しい飲み口。
同時にミネラリーで深みのあるコクも共存しており、伸びやかな酸味が上品にまとめるドライな後口がある。


飲み頃
ブドウ収穫年から2~4年
※一般的傾向や口コミから推測

口コミ
普通の白ワインとは違い、濁りのあるナチュラル系うす旨微発泡で、その面白さも手伝ってか中々好評。
たまたまかもしれないが同じ方々が何度も繰り返し楽しんでおり、ハマりやすい味わいなのかもしれないとも感じた。

以上です。

中々おもしろく、味わいへの評判も良い銘柄でした。

暑い季節にスルスル飲めるワインの候補。

いつもと違った見た目と味わいを皆で楽しみたい時。

いろんな場面で活躍が見込めそうで、あなたのワイン選びの一助になれれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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