【簡単解決】モレ サン ドニのおすすめワイン7銘柄《ソムリエ解説》付きで深堀可能

実践編

 

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「ワインってすごく種類が多いけど、どれを選べば良いの?」

この記事にたどり着く方は、多かれ少なかれそのような思いがあるのではないでしょうか。

モレ・サン・ドニにおいてもその選択肢は多く、的確に選択することは難易度が高いと言えるでしょう。

しかしそのような悩みは、この記事を読むことで少しは和らぐと確信しています。

なぜなら、2014年に日本ソムリエ協会認定ソムリエの資格を取得した私は、自身が実際飲んで美味しいと感じるワインもさることながら、一般消費者の皆様が実際口にして、そして満足しているワインはどれだろうという興味が湧き、インターネット上にある信憑性の高い口コミだけをを調べ尽くし、特に満足度の高いワインのみをピックアップし、特徴・当たり年・飲み頃・口コミ内容などを詳しく解説しているからです。

つまり、多くの方が美味しいと認めるワインは外す確率も少ないというわけです。

※主な口コミは、国内最大のワインスクールであるアカデミー・デユ・ヴァン様が運営するvinicaによるもので、その信憑性の高い口コミを参考にさせていただいております。

 

それでは参りましょう。

モレサンドニ おすすめワイン7銘柄

星の数ほど存在するワインは、産地やブドウ品種に生産者、あるいは収穫年や熟成度合い、そして個人個人の受け止め方によっても味わいへの評価は変化し、一つとして同じものが無い事が難しさであり魅力でもあります。

ここで紹介するワインはあくまで一般的に満足度が高いという事で、それら以外にも素晴らしいワインは無数に存在します。

個々の受け止め方でも評価は変わるわけですから、これが素晴らしいワインと決めてしまうのはナンセンスだと思いますし、いろんなワインを探究される事は素晴らしいと思います。

そのような事を踏まえて、この記事があなたの何かしらのヒントになり、ワイン選びのお役に立てれば幸いに思います。

 

さて、私はモレ・サン・ドニのワインを生み、日本で購入可能な主要生産者を20ほどピックアップし、その中で多くの日本の消費者の方々に実際飲まれ、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうという客観的視点から調べてみました。

その結果、特に高評価を獲得していると感じたワインは以下の7銘柄

特にポンソとデュジャックは、名実共に際立っている印象です。

※尚、この地区以外の満足度の高いワインについてもおすすめワイン一覧で解説しておりますから、参考になれば幸いです。

 

 モレサンドニ
おすすめワイン7銘柄

1.ジョルジュ ルーミエ 1er(赤)

力強くも上品で
熟成で開く奥深い旨味

《価格》【およそ5万円前後

《ブドウ品種》ピノノワール

ワインにおけるエレガンスとは何か。

それはジョルジュ・ルーミエを飲むことで理解できるでしょう。

1924年に現当主のクリストフ・ルーミエ氏の祖父にあたる、故ジョルジュ・ルーミエ氏によって設立され、シャンボール・ミュジニーを中心に畑を所有し、ブルゴーニュ屈指の生産者へと成長を成し遂げた生産者です。

生産量の少なさに加え、それを求める消費者の多さもあって、価格も高騰してしまっているワインではありますが、それだけの価値のあるワインである事を裏付けている証とも言えます。

ここで紹介するのは、そんなジョルジュ・ルーミエのモノポール(単独所有)である、モレ・サン・ドニのプルミエクリュ。

モレ・サン・ドニのワインで多くの人に飲まれ、そして評価の高いワインはどれだろうと調査してみた結果、シャンボール・ミュジニーで有名な生産者ではあるものの、このモレ・サン・ドニのワインも非常に多くの方を満足させていたので、紹介すべきと感じました。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
さらにくわしい解説はコチラ

 

2.ドメーヌ デュ クロ ド タール GC(赤)

圧倒的凝縮感とエレガンス
スケール感溢れる味わいは
まさに
グランクリュ

《価格》【およそ4万14万円
※ヴィンテージによって価格は変動します。

《ブドウ品種》ピノノワール

クロ ド タールはモレ・サン・ドニにあるグランクリュのひとつで、約900年もの歴史を持っており、一切の分割・譲渡なく、脈々と受け継がれてきた稀有なモノポール(単独所有)です。

あのロマネ・コンティでも過去に分割された歴史があるほどで、900年間という長きにわたって、所有者は変わったものの一貫してモノポールを維持している事は非常に稀であり、一貫して土壌と品質の管理が行われ続けているのが最大の特徴と言えます。

2016年までの85年間はモメサン家が所有し、2017年からはシャトー・ラトゥールのオーナーであるフランソワ・ピノー氏一族が所有しています。

さすが歴史あるグランクリュで、スケール感溢れる品質で、洗練された豊かな果実味にシルクのようなタンニン、美しい酸味に様々な要素を感じさせる複雑味も加わり、その圧倒されるような奥深さはまさにグランクリュの風格があります。

ヴィンテージによっては50年以上の熟成にも耐える、類い稀なワインを生んでいます。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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3.ポンソ 1er(赤)

ブドウ本来のピュアな旨味
繊細でありながら存在感を放つ

《価格》【およそ1600024000円

《ブドウ品種》ピノノワール

モレ・サン・ドニにおいてデュジャックと双璧をなすスタードメーヌ

歴史は1872年からと古く、1932年からは自身の育てたブドウを自身で醸造するドメーヌスタイルをいち早く始めます。

このドメーヌスタイルは当時のブルゴーニュでは非常に珍しいことで、先駆けの存在になったことで一目置かれるようになりました。

グランクリュをはじめとする優良な畑をいくつも所有し、秀逸なワインを生産し続けており、2017年には英国の高級ワインプラットフォームLiv-exの「パワー100」において6位、ブルゴーニュではDRCに次いでの2位を獲得しました。

このパワー100は、その年に取り引きされたワインをブランドでグループ化し、価格、取り引きの実績、数量、平均価格などに基づいて定めたランキングという事で、データ実績においても裏付けされるように、モレ・サン・ドニの域を超えブルゴーニュを代表する生産者と言えるでしょう。

醸造は「決まりのないことが決まり」という独特のスタイルで、他を圧倒する天才的手法と言われる由縁でもあります。

繊細でありながらハッキリとした輪郭を持った質感で、そのポテンシャルの高さは熟成によって本来の力を発揮します。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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4.デュジャック(赤)

肉厚で複雑かつエレガント
バランス感覚に優れる

《価格》【およそ10000円前後

《ブドウ品種》ピノノワール

元々無名だったモレ・サン・ドニをスターワインに引き上げ、ポンソと並んで2大生産者と呼ばれます。

1968年がファーストヴィンテージという事で歴史は浅いですが、わずか一代でモレ・サン・ドニを牽引するトップ生産者になった実力は、一目置かれる存在感を放っています。

華やかで優雅なワインと言うよりは、モレ・サン・ドニらしい優しい果実味と土っぽさを感じる方が多く、どこかホッとする田舎っぽいニュアンスがあるのだということが口コミからも伝わってきます。

モレ・サン・ドニの優れたワインを選ぶのであれば、必ず候補に入れるべきワインと言えるでしょう。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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5.ジョルジュ リニエ 1er(赤)

上質な果実味と旨味
上品であり風格も感じられる
バランス型

《価格》【およそ80009000円

《ブドウ品種》ピノノワール

ユベール・リニエの従兄弟であり、デュジャックとポンソに次いで、ユベール・リニエと共にモレ・サン・ドニを代表する生産者。

上質なブドウによる洗練されたピュアな味わいで複雑性もあり、どの部分が突出することなく、全体のバランスで豊かな味わいを表現するワイン。

多くの口コミを拝見し、このワインは高確率で飲み手を満足させていることがわかりました。

気になったのは、3年程度の熟成物への口コミが無かったことで、若くて硬い可能性もあるかもしれません。

10年前後の飲み頃のワインは特に満足度が高く、20年程度の熟成では美味しいと評価する方の方が多かったものの、枯れていたと感じた方もみえましたので、適切な環境で熟成されたかどうかを考えるべきかとも感じました。

いずれにせよ良質なモレ・サン・ドニを選ぶならば、安定感の感じられるこのワインを選択肢に入れるのは正しい選択だと思います。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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6.デュジャック(白)

アロマティックでリッチ
モンラッシェ
を彷彿させるスケール感

《価格》【およそ8000円前後

《ブドウ品種》シャルドネ

モレ・サン・ドニは赤ワインの有名産地ですが、実は白ワインも認められている産地なんですね。

そこで私は、そどの白ワインが有名で評判がいいのだろうと思ったので調べてみました。

その結果デュジャックの村名AOC白ワインが有力である事がわかりました。

と言うよりは、多くの消費者に飲まれ、そして高評価を得ているワインは他に無いと言った方が正確かもしれません。

際立つほどの高評価はありませんが、とても珍しく、生産量も少ないため見かける事もあまり無いという事で、ワインを追求したい方の知的欲求をくすぐるような存在ではないかとも感じピックアップさせていただきました。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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7.ユベール リニエ(赤)

豊かで複雑な風味は
力強くもエレガンスを感じる
バランス型

《価格》【およそ70001万円

《ブドウ品種》ピノノワール

ロバートパーカー氏はDRCやルロワに並んで5ツ星生産者の評価。

その評価に恥じる事のない味わいは、実際に飲まれた方の口コミ評価も高いものでした。

規模はそれほど大きくない生産者であり、人気も高い事から希少性も高く、なかなか手に入れにくいワインではありますが、試すだけの価値のあるワインだと確信しています。

そして、ユベール・リニエのエチケット(ラベル)は非常に風格が漂っており、カッコイイところも魅力の1つだと私は感じています。

実際手に取ってみると、とても期待の高まるようなデザインで、もちろん品質も高く、贈り物にしてもとても様になります。

2004年にはユベール・リニエ氏の息子で、ユベール氏の後を継いでいたロマン・リニエ氏の死去などもあり苦難もありましたが、引退を撤回して奮起したユベール氏ともう1人の息子、ローラン氏も加わり亡きロマン氏の意思を継いで、力強くもエレガントなバランス型重視のワイン造りに励んでいます。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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モレサンドニ おすすめワインのまとめ

いかがでしたでしょうか。

好みに合いそうなワインは見つかりましたでしょうか。

どこか田舎っぽい土っぽさの感じられるモレ・サン・ドニのワインは、田舎で土まみれで育った私には親近感が湧き、好きな味わいです(笑)。

この記事が参考になり、あなただけの好みのワインが見つかれば幸いです。

※尚、もっとたくさんの銘柄を知りたい方はおすすめワイン一覧でも確認できます。

では、今回紹介したワインのおさらいです。

1.ジョルジュ ルーミエ プルミエクリュ
5万前後
力強くも上品で、熟成で開く奥深い旨味。
至極のエレガンス
はこのワインに秘められている。

2.ドメーヌ デュ クロ ド タール GC
4~14万
類を見ない900年のモノポールの歴史。
圧倒的凝縮感とエレガンス、スケール感溢れる味わいは正にグランクリュ。

3.ポンソ プルミエクリュ
1.6~2.4万
モレ・サン・ドニにおいてデュジャックと双璧をなすスタードメーヌ
醸造は「決まりのないことが決まり」という独特のスタイルで、他を圧倒する天才的手法と言われる由縁。
繊細でありながら存在感を放つ品質。

4.デュジャック
1万前後
肉厚で複雑かつエレガント、バランス感覚に優れる味わいで、モレ・サン・ドニらしい優しい果実味と土っぽさを感じられる。

5.ジョルジュ リニエ プルミエクリュ
8000~9000
洗練されたピュアな味わいで複雑性もあり、どの部分が突出することなく、全体のバランスで豊かな味わいを表現するワイン。

6.デュジャック
8000前後
アロマティックでリッチ、モンラッシェを彷彿させるスケール感。
ワインを追求したい方の知的欲求をくすぐるような存在!?

7.ユベール リニエ
7000~1万
豊かで複雑な風味は、力強くもエレガンスを感じるバランス型。
風格あるボトルデザインも魅力のひとつ。

 

以上です。

それでは参考までにブルゴーニュ赤のヴィンテージ・チャートも載せておきます。

モレサンドニの当たり年

ワインの味は畑で決まると言われるように、ブドウの出来栄えでワインの品質は変わってきます。

そんなブドウの出来を左右するのが、日照時間・日較差(昼夜の温度差)・降雨量など様々な気候条件だったりします。

そしてその結果その年のブドウがどのような出来であったのかを示す指標がヴィンテージチャートとして存在するわけです。

長期熟成タイプのワインでは、良いヴィンテージ程飲み頃は遅く、そうでなければ早めに訪れると考えておくと参考になるかと思います。

尚、およそ3000円くらいまでのワインは買った時が飲み頃であることがほとんどですから、1年以内に飲んでください。

ですから今回紹介するヴィンテージチャートは、長期熟成に向く高品質なワインの飲み頃を見極める参考にしていただければと思います。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2000年 3
2001年 3
2002年 4
2003年 3
2004年 2
2005年 5
2006年 3
2007年 
2008年 3
2009年 5
2010年 5
2011年 3
2012年 4
2013年 3
2014年 4
2015年 5
2016年 4
2017年 4

 

混迷の続く現在(2020年4月)ですが、世界が元気を取り戻し、ワインを通じて少しでも多くの方の幸せな時間が増えれば嬉しく思います。

長文のご拝読、ありがとうございました。

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