プーリア州のおすすめワイン【4選】口コミ満足度の高い銘柄の味わいや飲み頃など詳しく解説

おすすめ【赤】ワイン

 

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ワイン生産量は常にイタリア全20州のトップ4以内。

温暖でブドウが良く熟すため、酸は穏やかで果実味主体の濃いめのワインが多いのがプーリア州の特徴です。

「でも、結局どのワインを選べば良いの?

この記事にたどり着く方は、多かれ少なかれそのような思いがあるのではないでしょうか。

膨大な種類が存在するワインの中から好みのワインを的確に選択するのは、プロでもない限り難かしいと言えるでしょう。(いや、プロでも難しいですね。)

しかしそのような悩みは、この記事を読むことで少しは解決すると確信しています。

なぜなら、2014年に日本ソムリエ協会認定ソムリエの資格を取得した私が、インターネット上にある信憑性の高い口コミだけを調べ尽くし、特に満足度の高いワインのみをピックアップ。特徴・当たり年・飲み頃・口コミ内容などを詳しく解説しているからです。
自身が実際飲んで美味しいと感じるワインもさることながら、
多くの方が美味しいと認めるワインは外す確率も少ないと考えました。

※主な口コミは、国内最大のワインスクールであるアカデミー・デユ・ヴァン様が運営するvinicaによるもので、その信憑性の高い口コミを参考にさせていただいております。

 

それでは参りましょう。

 

プーリア州のおすすめワイン【4選】

星の数ほど存在するワインは、産地やブドウ品種に生産者、あるいは収穫年や熟成度合い、そして個人個人の受け止め方によっても味わいへの評価は変化し、一つとして同じものが無い事が難しさであり魅力でもあります。

ここで紹介するワインは、あくまで一般的に満足度が高いという事で、それら以外にも素晴らしいワインは無数に存在します。

個々の受け止め方でも評価は変わるわけですから、これがおすすめワインと決めてしまうのはナンセンスだと思いますし、ここで紹介するワイン以外を探究される事も素晴らしいと思います。

そのような事を踏まえて、この記事が何かしらのヒントになり、あなたのワイン選びのお役に立てれば嬉しく思います。

 

さて、私は日本で購入可能なプーリア州のワインを造る37の生産者をピックアップ

100種を超える銘柄の中で多くの日本の消費者の方々に実際飲まれ、そして口コミ満足度の高いワインはどれかを客観的視点から調べてみました。

その結果、特に高い満足度を獲得していると感じたワインは以下の4銘柄

プーリア州らしいボリューム感あるワイン達が消費者から高い支持を集めています。

 

なお、ココで紹介する4銘柄には若干及ばない印象ですが、以下の6銘柄も満足度は高いと感じており記事化もしておりますから、興味のある方の参考になれば幸いです。

パパーレ3500前後
ロッカ デイ モリ エレーナ1600前後
コリバンテ1500~2000
トルマレスカ シャルドネ1300~1800

リオーネ デイ ドージ1100前後
ファーマーズ オブ ワイン1000~1400前後

 

プーリア州のおすすめワイン【4選

※価格順

Es(エス)(赤)

凝縮感に溢れ
パワフルかつ上品な
魅惑的味わい

【価格】
8000~9500

【ブドウ品種】
プリミティーヴォ

品質においてプーリア州の頂点で、プリミティーボにおける世界最高のワイン。

客観的で個人的な解釈でそう感じた生産者の非常にパワフルな赤ワインです。

プリミティーボらしい濃密な果実感があり、16%を超えるアルコール度数は存在感抜群。同時にクドさの無いエレガンスも両立しており、日本の一般消費者の方々にも非常に高い満足感を与えている事がわかりました。

またEs(エス)は一般消費者からも高く評価されていますが、ワイン誌などでも非常に高く評価されており、その実績の一例は以下の通りです。

・ガンベロロッソで最高賞トレビッキエリを2006~2012まで連続受賞
・イタリアの5大ワインガイドの総合得点で2009,2010,2011と3年連続でイタリアNO1の評価を受ける。
・イタリアのワインガイド「ルカマローニ」で2011が97点。2015、2016、2017が98点
・世界的ワイン誌ワインアドヴォケイトで2013が95点を獲得。

存在感抜群の味わいとワイン名とボトルデザインは、きっと印象的なプレゼントにもなりえますし、記憶に残る味わいだと感じています。

このワインの《味わい》《その味わいを生む理由》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
さらにくわしい解説はコチラ

 

コレッツィオーネ チンクアンタ(赤)

濃厚かつエレガント
万人受けしやすい
ハイコスパ銘柄

【価格】
2200前後

【ブドウ品種】
ネーグロアマーロ
プリミティーヴォ

5000~8000円のワインと同等の高評価を受ける赤ワイン。

たくさんの口コミからは、非常に理解しやすい美味しさで万人受けの良さが伝わるもので、2000円台のワインとしては世界的にも指折りの満足感を与えている印象です。

このワインの特徴は、ほんのり甘味を伴った密度の濃い果実味があり、穏やかな酸味とシルキーなタンニンと共にバランス良く優しい味わいを表現しているところ。
豊潤な果実感主体で柔らかな樽のニュアンスも奥行きを与えており、誰にでも理解しやすいような美味しさががあり、非常に優れたコスパも見逃せない特徴です。

プーリア州らしい果実感主体の味わいですから、ボルドーやブルゴーニュあるいはバローロやブルネッロのような風格や奥行きを求める場合にはおすすめしません。
しかし、カリフォルニアやチリなどニューワールド系の果実感優勢の濃いめのワインが好きな方には、必ず試していただきたい銘柄だと感じています。

このワインの《味わい》《その味わいを生む理由》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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ポッジョ レ ヴォルピ プリミティーボ(赤)

Theプリミティーボ
濃厚でフルーティーで
ハイコスパ

【価格】
1300前後

【ブドウ品種】
プリミティーボ

手軽なプーリア州のプリミティーボの最有力と感じた銘柄です。

ワイン誌での高評価や一般消費者の方々の口コミ満足度も上々。

実際かなりの方がこの銘柄を購入しており、プーリア州のワインとしては日本ではトップクラス(トップかも)に売れている印象です。

このワインの特徴は、温暖なプーリア州のプリミティーボらしい厚みのある果実味主体の親しみやすい味わいであること。

甘味が苦手な方にはおすすめしませんが、

とりあえずプリミティーボが知りたい。

濃いめのフルーティーなワインが好き。

そんな方が選択肢に入れるべき安旨大賞ワインです。

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トゥルッリ サリーチェ サレンティーノ(赤)

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充実した果実味と樽感
バランス感覚にも優れる

【価格】
1000前後

【ブドウ品種】
ネーグロアマーロ
マルヴァジーア ネーラ

1000円前後での中ではかなり飲み応えのある赤ワイン

このワインの特徴は、完熟ブドウによる甘味を伴った充実感ある果実味と樽の風味が広がる濃厚な味わいを、優しい酸味と適度なタンニンが味わいのバランスを整えており、濃厚ながらスルリと飲めるようなクドさのない上品さも持ち合わせているところ。

2018ヴィンテージは日本のワインコンテストであるサクラアワード最高賞のダイヤモンドトロフィーを獲得するなど、高い評価を獲得している銘柄です

プーリア州らしい果実感たっぷりの味わいはコスパ抜群で、知っておくべきデイリーワインだと感じました。

このワインの《味わい》《その味わいを生む理由》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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プーリア州のおすすめワインのまとめ

いかがでしたでしょうか。

この記事が参考になり、あなただけの好みのワインが見つかれば幸いです。

それでは、今回紹介したワインのおさらいです。
Es(エス)
8000~9500
品質においてプーリア州の頂点で、プリミティーボにおける世界最高のワイン。
凝縮感に溢れ、パワフルかつ上品な魅惑的味わい。
コレッツィオーネ チンクアンタ
2200前後
2000円台のワインとしては世界的にも指折りの口コミ満足度。
ほんのり甘味を伴った密度の濃い果実味と穏やかな酸味とシルキーなタンニンとのバランスも良く、理解しやすい美味しさで万人受けが良い。

ポッジョ レ ヴォルピ プリミティーボ
1300前後
手軽なプーリア州のプリミティーボの最有力。
温暖なプーリア州のプリミティーボらしい厚みのある果実味主体の親しみやすい味わい。

トゥルッリ サリーチェ サレンティーノ
1000前後
1000円前後での中ではかなり飲み応えのある赤ワイン。
プーリア州らしい果実感たっぷりの味わいでありつつ、スルリと飲めるようなクドさのない上品さも持ち合わせている。

 

以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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