マーカッシン ヴィンヤード シャルドネの価格と味は?飲み頃に口コミなど詳しく解説

おすすめ【白】ワイン

 

 

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味わいのレベルにおいては、カリフォルニアNO1の白ワイン。

いや、世界でも屈指の白ワインに違いないと感じた銘柄。

世界のワインを味わい尽くしたであろう熟練ワインラバーの方々の口コミからの私の感想です。

世界最高の白ワインを選ぶ時。マーカッシンは必ず選択肢に入れるべきでしょう。

 

この記事を最後まで読み進めていただき、知識と共に深まるワインの味わいを楽しんでいただければ幸いです。

《ワイン名》マーカッシン ヴィンヤード シャルドネ

《価格と基本情報》

5万~
※ヴィンテージによっても変動

《ブドウ品種》シャルドネ
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   アメリカ>カリフォルニア>ソノマ
《生産者》  マーカッシン ヴィンヤード

プロフィール
マーカッシン ヴィンヤードはカリフォルニアのソノマにあり、「カルトの中のカルトワイン」と呼ばれるワイナリーです。
創業者であるヘレン ナタリー女史はアメリカで最も尊敬されるワインメーカーで、ワインコンサルタントとしてコルギン、ブラインアントファミリー、パルメイヤー、ピーター マイケルで輝かしい功績を収めた人物。
1990年に、夫で栽培家である
ジョン ウェットローファー氏と共にワイナリーを設立しました。ナタリー女史のブルゴーニュ愛もあり、マーカッシン ヴィンヤードはシャルドネとピノノワールに特化した生産者で、2022年現在パーカーポイント100点満点をシャルドネで7回全世界で最多の獲得数)、ピノノワールで3回するなど類い稀な実績を残しています。ちなみにマーカッシンはフランス語で”若い猪”を意味しており、若い猪がエチケットにも描かれています。

《味わいの特徴》

世界最高クラスで格別な白
重厚かつ上品で
スケール感溢れる味わい

【外観】
輝きのある黄金色

【香り】
黄桃やオレンジなど熟した果実やコンポートや蜂蜜などの円熟した果実香に、バターやバニラなど樽のニュアンス。黄色い花の華やかさも加わった心地よい香りは洗練されており、それらが一体となった豊かな芳香に包まれます。

【味わい】
凝縮感溢れる果実味は濃厚ながら洗練された上品さがあり、美しい酸が引き締めるバランスも秀逸。多層的なミネラル感はスケール感溢れる味わいを表現しており、魅惑的な余韻へと続きます。

情報の少ないワインですが、そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

シャルドネの個性
世界的に栽培され最も有名な白ブドウですが、品種自体には大きな特徴が無いところが特徴。
土地の気候、土壌の個性を最も反映する変幻自在の品種で、ソノマの豊富な日照は豊潤な果実味を生み、ミネラル豊富な土壌は充実したミネラル分を。また涼しい気候は美しい酸も反映され、リッチさと上品さを兼ね備えたワインが生まれます。

ナイト ハーヴェスト
ブドウは夜明け前の時間帯に収穫され、この事をナイト(夜) ハーヴェスト(収穫)と呼び、その理由は以下の通りです。
・最も糖度が高い時間帯であること。
・香りが最も豊かな時間帯であること。
・気温が低く、醸造に至るまでのブドウの酸化や雑菌の汚染のリスクが少ないこと。
※有名なオーパスワンなどもこの手法を実践しており、詳しくはエノテカ様のページで。

新樽100%
熟成過程では使い古した古樽ではなく新樽を100%使用。
樽の風味を反映しやすいのが新樽の特徴ですが、圧倒的なブドウのパワーもあり、樽の風味が突出してしまう事はありません。

 

《飲む時の適正温度》

8℃14℃
冷やし気味にすれば酸味が際立ち引き締まった印象になり、エレガントな飲み口になります。

温度を上げるほどボリューム感溢れる風味の広がりを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から年3~20年
※一般的傾向や口コミから推測

【当たり年】
参考までに、カリフォルニア白のヴィンテージチャートとパーカーポイントも載せておきます。
良い年ほど成分が充実し、飲み頃になるのは遅いが長期熟成に向く。
難しい年ほど成分はやや希薄になり、早く飲み頃に達するが長期熟成には向かない傾向があります。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

1990年 4
1991年 3
1992年 4
1993年 4
1994年 3
1995年 4
1996年 3(100)
1997年 4
1998年 3(100)
1999年 3
2000年 4(96)
2001年 4(100)
2002年 4(100)
2003年 3
2004年 4(94)
2005年 3(98)
2006年 3(96)
2007年 4(99+)
2008年 3(100)
2009年 4(98)
2010年 4(99)
2011年 3(97)
2012年 4(100)
2013年 5(100)
2014年 4
2015年 4
2016年 4
2017年 4
2018年 4
2019年 4

()内はパーカーポイント

《適正グラス》

【中庸でふくらみのあるグラス】
少し温度を上げることで広がる風味を楽しめるワインです。
香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶことをおすすめします。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


アワビバター


平目のムニエル

など上質でコクのある味付けを施された料理との相性が良く、ワインが料理を、料理がワインを引き立て合う至極のマリアージュが楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

ネガティブな口コミ
このワインに対する具体的ネガティブコメントはありませんでした。

良い口コミ

エレガントで優美な香りは別格の素晴らしさ!♪7年熟成の2011は味わいのバランスも秀逸で、口の中いっぱいに幸せが広がるようです。また飲みたくなるすばらしいワインです!!

困る表情のイラスト1(男性)
多層的で非常に厚い果実味なのに重さを感じさせない。。。8年熟成の2012は眩暈するほどのとんでもないワインでした♪


今回は10年熟成の2012ですが、いつも感動させられるマーカッシン。豊潤かつ上品な芳香から、凝縮感溢れる果実味と美しい酸。そしてミネラルを感じる余韻はスケール感に溢れている。完璧なバランスはこのようなワインのことを言うのでしょう。


こんなん飲んだら笑ってまうやろ!!♪10年熟成の2012は思わずニンマリの味。さすが世界屈指のシャルドネや~~。

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!    87%
美味しい     12%
普通        0%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

希少性も高く高額ワインとあって口コミ量は少ないものの、分析力に長けた方々がこのワインを楽しんでおり、ほとんどの方々が最高に近い評価をされている事がとても印象的でした。(世界でもトップあるいはトップクラスのワインである事は揺るぎないかと。)

ボリューム感、洗練度、バランス共に秀逸で、世界屈指のワインである事を確認する結果となりました。

 

まとめ

それでは最後に情報整理です。

マーカッシン ヴィンヤード シャルドネ

価格
5万~
※ヴィンテージによっても変動


黄桃やオレンジなど熟した果実やコンポートや蜂蜜などの円熟した果実香に、バターやバニラなど樽のニュアンス。黄色い花の華やかさも加わった心地よい香りは洗練されており、それらが一体となった豊かな芳香に包まれる。
凝縮感溢れる果実味は濃厚ながら洗練された上品さがあり、美しい酸が引き締めるバランスも秀逸。
多層的なミネラル感はスケール感溢れる味わいを表現しており、魅惑的な余韻へと続く。

飲み頃
ブドウ収穫年から年3~20年
※一般的傾向や口コミから推測

当たり年
カリフォルニア白のヴィンテージチャートとパーカーポイントは以下の通り。
良い年ほど成分が充実し、飲み頃になるのは遅いが長期熟成に向く。
難しい年ほど成分はやや希薄になり、早く飲み頃に達するが長期熟成には向かない傾向。

5点 秀逸な年
4点良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

1990年 4
1991年 3
1992年 4
1993年 4
1994年 3
1995年 4
1996年 3(100)
1997年 4
1998年 3(100)
1999年 3
2000年 4(96)
2001年 4(100)
2002年 4(100)
2003年 3
2004年 4(94)
2005年 3(98)
2006年 3(96)
2007年 4(99+)
2008年 3(100)
2009年 4(98)
2010年 4(99)
2011年 3(97)
2012年 4(100)
2013年 5(100)
2014年 4
2015年 4
2016年 4
2017年 4
2018年 4
2019年 4

()内はパーカーポイント

口コミ
希少性も高く高額ワインとあって口コミ量は少ないものの、分析力に長けた方々がこのワインを楽しんでおり、ほとんどの方々が最高に近い評価をされている事がとても印象的。(世界でもトップあるいはトップクラスのワインである事は揺るぎない印象)
ボリューム感、洗練度、バランス共に秀逸で、世界屈指のワインである事を確認する結果となった。

以上です。

あなたのワイン選びの一助になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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