第57回 コルシカ島のワインの特徴と主要AOC

産地別ワインの特徴

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歴史上イタリア領土であったことがあることから、ワイン文化もイタリアの影響を受けています。

生産量も少なくあまり見かけることも少ないですが、飲んだことのないワインというのはやはり一度は口にしてみたいものですね。

1、コルシカ島の 基本データ

まずは場所(右下の小っちゃい島)

【ワイン生産量】
・約40万ヘクトリットル
※ボルドーの10分の1程度で、日本の倍です。

【ブドウ栽培面積】
・約6000ヘクタール
※ブルゴーニュの10分の1程度。

【主要品種白ブドウ
ヴェルメンティーノ(ロール)
爽やかでフレッシュな味わいです。


ユニブラン
フレッシュでフルーティな味わいです。

【主要品種黒ブドウ
シャカレッロ
コルシカ島原産品種でコショウのような香りを持ち、滑らかな味わいです。


ニエルキオ
 サンジョベーゼの別名
で、しっかりと厚みのある赤生き生きとしたロゼワインを生み出します。

2、コルシカ島の ワインの特徴

・【赤ワインをメインに、ロゼVDN(酒精強化ワイン)を造っています。

フランス本土ではほとんど栽培されない品種を使いワインを造ります。

造り手によって味わいに大きな違いが生まれます。

3、主要AOCとその特徴

【コルシカ島9つのAOC】

《1、パトリモニオ》
ロゼを造ります。
・【最も品質の高いAOC】
として知られます。

《2、アジャクシオ》
ロゼを造ります。
繊細でエレガントなワインを生みます。


「ワインには関係ないけどね、ここはナポレオン生誕の地としても有名だよ、『余の辞書に不可能という文字はない』ってか。」

あ!コート・デュ・ローヌでもいきなり出現されましたね!!
いいこと言いますからありがたく聞かせていただきます。

《3、ヴァン・ド・コルス》
ロゼを造ります。
《4、ヴァン・ド・コルス・サルテーヌ》
《5、ヴァン・ド・コルス・コトー・デュ・カップ・コルス》
《6、ヴァン・ド・コルス・フィガリ》
《7、ヴァン・ド・コルス・ポルト・ヴェッキオ》
《8、ヴァン・ド・コルス・カルヴィ》
・まとめてやっちゃいます。これらのAOCはロゼを造ります。
・3のヴァン・ド・コルスよりも4~8のヴァン・ド・コルス○○のほうが高品質です。

《9、ミュスカ・デュ・カップ・コルス》
白のVDNを造ります。

「VDNはアルコール発酵の途中でブランデーなどののアルコールを添加して造るアルコールを強化したワイン、つまり酒精強化ワインって言うんだよ。ブドウの糖分がアルコールに全部変わらないうちにアルコールを入れ発酵を止めてしまうから、甘さを残した味になるんだよ。」

そうです。そういう事です。くわしくは酒精強化ワインの回で解説します!!

 

■まとめ■

コルシカ島ではイタリアの影響を受けながら独特のワインを造っている。

パトリモニオが最も高品質。

 

以上です。

いかがでしたか?コルシカワイン。
飲んだことない方も多いのではないでしょうか。

シャカレッロ・・・

この記事を読まなければ生涯出会わなかったかもしれませんね(笑)

そんなに高額ワインではありませんからぜひ試してみたいワインですね。


「・・・」

今回で2回目のいきなり出現でしたね。
私のブログの先生になりたいんですか??


「・・・🎵」

どうやら喜んでいるみたいです。

わかりました!!コート・デュ・ローヌとコルシカでの活躍を面接として正式に先生になってもらいましょう!!


「🎵🎵🎵」

かわいい方ですね。

かわいいのは子供だけじゃなくて一生懸命な人はなんだかかわいく見えますね!!

この方はそんな事を私達に伝えようとしているのかもしれません。

これからもよろしくお願いします!!

 

 

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