ブルネッロ ディ モンタルチーノ サセッティ リヴィオ ぺルティマリ

おすすめ【赤】ワイン

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ブルネッロを1本だけ味わうとすれば、ペルティマリになると思う

ロバートパーカー氏がそう絶賛するブルネッロ。

生産量も少なく、日本の一般消費者の方々の口コミ量(vinica)こそ多くはありませんでしたが、そのコメント内容は上々。

中価格帯のブルネッロで目を引く生産者の一つだと感じました。

この記事を最後まで読み進めていただき、知識と共に深まるワインの味わいを楽しんでいただければ幸いです。

《ワイン名》ブルネッロ ディ モンタルチーノ サセッティ リヴィオ ぺルティマリ

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《価格》

7200円前後

《ブドウ品種》サンジョベーゼ(ブルネッロ)
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   イタリア>トスカーナ州
《生産者》  サセッティ リヴィオ ぺルティマリ

プロフィール
サセッティ リヴィオ ぺルティマリはトスカーナ州で何世代にも渡って農業を営む大変有名な生産者で、優れたブルネッロを生むとして高い評価を得ている小規模ワイナリーです。

オーナーのリヴィオ サセッティ氏は1960年代に、モンタルチーノ村から近いモンソーリの丘がブドウ栽培に適すると考え、そこにカンティーナ(ワインを貯蔵するセラー)を設立。元々あったぺルティマリという名の小屋を改築した事がワイナリー名の由来となっています。 

「偉大なワインはブドウ畑でできる」
というリヴィオ氏の信条は2021年現在と2人の息子にも継承され、モンタルチーノ随一とも呼ばれる畑から優れたワインを生みだしています。

今回紹介しているブルネッロこそぺルティマリを代表する銘柄。
非常に評価も高く、その一例は以下の通りです。
・ロバートパーカー氏が「ブルネッロを1本だけ味わうとすれば、ペルティマリになると思う」と、絶賛。
・2010ヴィンテージがジェイムズ サックリングで100点、パーカーポイント97点を獲得。
・2008ヴィンテージがワインスペクテイター誌の最優秀100のワインで24位に選出。

《味わいの特徴》

充実感ある優美な味わい
熟成で増すエレガンス

このワインの特徴は、上質なブルネッロらしい複雑で充実した味わいと上品さを両立した優美な味わいである事。その充実感は熟成期間が長くなるほど解きほぐれ、円熟した魅力を発揮します。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

品種の個性
ブルネッロはサンジョベーゼの別名で、厳密にはサンジョベーゼの亜種にあたるサンジョベーゼ グロッソを指します。
フレッシュで軽快な味わいを生む傾向のサンジョベーゼと比較して、サンジョベーゼ グロッソは分厚い果皮がある事からタンニンも豊富。
繊細さと力強さを両立し、長期熟成に耐えるワインを生みます。

恵まれた環境
このワインに使用されるモントゾーリの丘のブドウ畑には、以下のような恵まれた環境があります。
・南西向きの畑で日照量が豊富な事から、ブドウは熟度を高め豊潤な果実味をもたらす。
・ブドウ栽培に適する石灰を含んた粘土質土壌がある。
・風通しの良さで、湿度によるブドウ病害や害虫のリスクが低く、安定的に健全なブドウが育つ。

有機栽培
「偉大なワインはブドウ畑でできる」という信条の下、農薬や化学肥料を使用しない有機農法を実践。
土地の天然酵母など、様々な生物の働きが加わった土壌は健全で成分豊かな状態になり、その成分を吸い上げたブドウはピュアで成分豊かなワインを生みます。

クラシカルな熟成法
熟成に使用する樽はクラシカル(伝統的)と呼ばれる大樽を使用します。
大樽はタンニンや酸を残す効果があり、比較的若いうちはやや硬さがありますが、熟成で成分が溶け合い円熟したエレガントさが楽しめる傾向です。
ちなみに反対はモダン(現代的)と呼ばれる小樽(バリック)を使用する熟成。
小樽はタンニンや酸を穏やかにする効果があり、比較的若いうちから楽しめるワインを生む傾向です。

【外観】
ガーネットを帯びた深いルビーレッド
熟成するほどレンガ色に近づきます

【香り】
熟したチェリーやプルーンなどの果実香に、ドライフルーツやクローヴなどのオリエンタルスパイス。樽のニュアンスに革製品などの香りも加わり、複雑で芳醇な香りが広がります。
熟成するほど円熟した果実やドライフルーツのような甘美さが強まり、紅茶、土、革製品といった熟成香も加わった妖艶さが感じられます。

【味わい】
凝縮感のある豊潤な果実味。豊富なタンニンは骨格ある味わいを表現し、美しい酸がしっかりと味わいをまとめると、果実、スパイス、革製品など複雑な風味と心地よいコクを伴った長い余韻が続きます。
熟成するほどタンニンや酸はワインに溶け込み、円熟した果実味と一体化したエレガントな飲み口。円熟した果実香、紅茶、革製品などの複雑な風味は魅惑的で、心地よい旨味も伴った長い余韻へと導かれます。

《飲む時の適正温度》

14℃20
少し冷やし気味にすれば引き締まった印象。酸やタンニンが際立ちエレガントな飲み口に。
温度を上げるほど穏やかな印象。甘味や複雑な風味の広がりが楽しめます

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から6~25年
※一般的傾向や口コミから推測

【当たり年】
参考までに、トスカーナのヴィンテージチャートも載せておきます。
良い年ほど成分が充実し、飲み頃になるのは遅いが長期熟成に向く。
難しい年ほど成分はやや希薄になり、早く飲み頃に達するが長期熟成には向かない傾向があります。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

1995年 4
1996年 3
1997年 
1998年 4
1999年 5
2000年 4
2001年 5
2002年 
2003年 3
2004年 5
2005年 
2006年 5
2007年 5
2008年 4
2009年 4
2010年 
2011年 4
2012年 4
2013年 5
2014年 3
2015年 5
2016年 5

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《適正グラス》

【バルーン型ブルゴーニュグラス】
充実感ある香りと味わいを楽しむには、香りが取りやすく、甘味を感じやすいバルーン型ブルゴーニュグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


イベリコ豚のハーブグリル


うなぎのかば焼き

など、上質でコクの深い味わいの料理に合わせると良いでしょう。
複雑で深いワインの味わいが料理を引き立て、また、料理がワインを引き立てるマリアージュが楽しめます。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

中々素晴らしいブルネッロに出会えませんね。この14年熟成の07はもっと熟成させるべき?味は良いのだけどバランスがどうも。。。


良いワインなのはわかるけど、期待しすぎた。。。12年熟成の04はフラットな飲み口がちょっと残念。


8年熟成の07は黒果実、樽、インク、なめし革などの強めの香りで、香り通りのパワフルな飲み口で満足感がある。ところが後口がちょっと雑なんだよな。。これは舌に残るバラけたタンニンが原因なのかな。

良い口コミ

7年熟成の2011はやや弱いヴィンテージらしく淡めの色調、味わいも適度な厚みはありますがエレガントで、程良いタンニンのアクセントもいい感じ。私史上いちばん飲みやすかいブルネッロで、まさに飲み頃だと思います。


熟成のピーク。1998は20年物です。複雑かつ魅惑的芳香で、いまだ明るさを残した喜びに満ちた味わい。どれだけでも飲めてしまう素晴らしいワインです。

メガネが光る人のイラスト(男性)
なめし革の風味が漂う個性的なブルネッロ。11年熟成の07は、初めに甘さを伴った果実味を感じるが、じんわりと酸が広がり、その後は適度な渋味が残る。構造がしっかりしており、肉料理に合わせたいブルネッロですね。


パーカー絶賛。一本だけブルネッロを味わうなら、このペルティマリを選ぶらしいですよ♪2012はブルネッロ協会が5ッ星のビッグヴィンテージで、今6年熟成です。熟した黒い果実や、乾燥イチジク、そしてクローヴ系の優しいスパイス香に、ベーコンなどの折り重なった複雑で芳醇なアロマ。充実した味わいは、心地よい果実の甘味とシルキーなタンニンが感じられ、旨味を伴った長い余韻へと続きます。

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!    10%
美味しい     47%
普通       43%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

ヴィンテージによって味わい傾向の差はあるようで、悪いとまではいかないまでも少し期待以下。バランスがやや悪い。雑味を感じるといったネガティブコメントもありました。

とは言え、全体的には深みのある味わいに高評価を与える方が多く、10年以上の熟成物ほど円熟し満足感は高く感じられました。

口コミ量は比較的少なめで、それほどたくさんの方に飲まれている銘柄ではないようですが、中価格帯のブルネッロの中でも評判が良く、候補に持っておきたい銘柄だと感じる結果となりました。

 

まとめ

それでは最後に情報整理です。

ブルネッロ ディ モンタルチーノ サセッティ リヴィオ ぺルティマリ

価格
7200円前後


上質なブルネッロらしい複雑で充実した味わいと上品さを両立した優美な味わい。
その充実感は熟成期間が長くなるほど解きほぐれ、円熟した魅力を発揮する。

飲み頃
ブドウ収穫年から6~25年
※一般的傾向や口コミから推測

当たり年
トスカーナのヴィンテージチャートは以下の通り。
良い年ほど成分が充実し、飲み頃になるのは遅いが長期熟成に向く。
難しい年ほど成分はやや希薄になり、早く飲み頃に達するが長期熟成には向かない傾向がある。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

1995年 4
1996年 3
1997年 
1998年 4
1999年 5
2000年 4
2001年 5
2002年 
2003年 3
2004年 5
2005年 
2006年 5
2007年 5
2008年 4
2009年 4
2010年 
2011年 4
2012年 4
2013年 5
2014年 3
2015年 5
2016年 5

口コミ
ヴィンテージによって味わい傾向の差はあるようで、悪いとまではいかないまでも少し期待以下。バランスがやや悪い。雑味を感じるといったネガティブコメントもある。
とは言え、全体的には深みのある味わいへの高評価が多く、10年以上の熟成物ほど円熟し満足感は高く感じられた。

以上です。

中価格帯で魅力的なブルネッロでした。

あなたのワイン選びの一助になれれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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