セルジュ ダグノー エ フィーユ プイィ フュメ

おすすめ【白】ワイン

 

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ロワールのダグノーといえば、やはりディディエ・ダグノーが有名でしょうか。

ワインの品質も高く、個性的な人物として人気者であったダグノー氏が、2008年に52歳の若さで亡くなってしまったことも重なり、その希少性は価格面も含めて手に入れにくいワインとなりました。

今回紹介するワインは、そんなディディエ氏と従兄弟にあたるセルジュ氏が守ってきた歴史あるドメーヌで、現在は娘のヴァレリー ダグノー女史が伝統引き継いでいます。

品質は高くフランスの3ツ星レストランのリストに入るほどのワインですが、価格は親しみやすいもので、ロワールの上質白ワインを比較的手軽に楽しみたい時の候補にすべき銘柄だと感じました。

 

《ワイン名》 セルジュ ダグノー エ フィーユ プイイ フュメ

《価格》

3000円前後

《ブドウ品種》ソーヴィニョン・ブラン
《ボディ》  ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ロワール地方>サントル・ニヴェルネ地区>プイィ・フュメ
《生産者》  ドメーヌ・セルジュ・ダグノー・エ・フィーユ

プロフィール
ダグノー家は、プイィ・フュメで1830年から4世代にわたってワインの生産を手掛ける歴史ある生産者有名なディディエ・ダグノー氏は3代目のセルジュ・ダグノー氏の従兄弟にあたる血縁関係があり、2020年現在はセルジュ氏の娘であるヴァレリー・ダグノー女史が4代目としてドメーヌを引き継いでます。

フランスでの評価も高く、3ツ星レストランのリストにも選ばれる実績もある人気生産者です。

《味わいの特徴》

ピュアでミネラリー
適度な厚みを持った
バランスの良い味わい

このワインの特徴は、適度な厚みを持ったピュアな果実味をキレイな酸がまとめるバランスの良い味わいにあり、豊富なミネラル感は、味わいに気品や奥深さをもたらしています。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

優れた土壌
ダグノー家は、プイィ・フュメの中でも特に優れる土壌を持つと言われる「サンタンドラン」に畑を所有しています。
シレックス土壌と呼ばれる、火打石の成分であるケイ酸塩が多く含まれた土壌からは、ミネラル分豊富なブドウが収穫され、ワインに凛とした気品や奥深さを与えるミネラル感をもたらします。

リュット・レゾネ
化学肥料や農薬は極力使用しない減農薬農法(リュット・レゾネ)を実践しており、土地の酵母などの微生物の働きも加わった健全な土壌が育まれ、その豊かな成分を吸い上げたピュアなブドウが育ちます。
実質は完全無農薬でビオ認証を受けられるレベルですが、自由な選択を残しておくため、あえて既定の厳しい認証は取得しないスタイルです。

マロラクティック発酵は行わない
アルコール発酵を終えると、リンゴ酸を乳酸に変化させ、味わいにまろやかさを与える「マロラクティック発酵」を行う場合も多いですが、ブドウのピュアな味わいやキレの良い酸を残すため、あえて行わないスタイルにしています。

 

【外観】
輝きのあるグリーンがかったレモンイエロー

【香り】
柑橘類や青リンゴにラフランスなどのフレッシュでフルーティーな香りに、蜂蜜のニュアンスや火打石を思わせるスモーキーなニュアンスも垣間見えます。

【味わい】
上品な蜜の甘味を伴った果実味はミディアムボディ。美しい酸が味わいをまとめると、凛としたミネラル感がじんわりと広がり、奥行きのある味わいを表現し、心地よい余韻があります。

《飲む時の適正温度》

6℃12℃
よく冷やせば酸味やミネラルが際立ち上品さが増します。
少し温度を上げれば酸は穏やかな印象になり、フルーティーな風味の広がる飲み口を楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から約2年~8年
※一般的傾向や、実際飲まれた方々の感想から予測される目安です。

【当たり年】
一般的にロワール白ワインのヴィンテージチャートは以下の通りです。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2012年 2
2013年 2
2014年 4
2015年 3
2016年 5
2017年 4

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【小ぶりorふくらみのあるグラス】
温度が上がりにくいように設計された小ぶりのグラスで飲めば、軽快でキレの良い上品な味わいが楽しめます。
少し温度を上げることで広がる風味を楽しみたい時は、香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


真鯛のカルパッチョ


天ぷら各種ををレモンと塩で

など、比較的繊細な味わいから程良いコクを持つ料理に合わせると良いでしょう。
爽やかさとでフルーティさを併せ持ち、適度なコクを持ったこのワインはサクッとした天ぷらにもよく合いますし、ミネラリーな味わいは魚介類や塩との相性も良いですね。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

特筆することもなく、悪くもないワイン。

良い口コミ

2年熟成の2013はソーヴィニョン・ブランにしてはフルーティーな香りで、ハーブや火薬っぽい香りもありますが、青リンゴや柑橘類に蜜っぽい甘やさが結構あります。ミディアムボディの味わいは少しの甘味を伴い、適度な酸が味わいをまとめると、じんわり広がるミネラル感が味わいを辛口に反転させる。前半フルーティーかと思わせといて、後半の酸とミネラルで凛とさせるところがフランスっぽいんですよね。


4年熟成の2014は想像したよりも美味しかった。フレッシュでフルーティー風味で、心地よい酸が味わいをまとめ、その後にくる蜜の甘味がじんわり広がります。少しの苦味をアクセントに持ったワインで、ちょっと熟成している事が落ち着きある味わいを醸し出してくれたのかもしれませんね。


2年熟成の2014は上品さがあるから和食にもよく合いますね~~。フルーティーだけど、ミネラル感が品の良さを表現してますね~。こういうの好きだな~~~🎵


2年熟成の2014は、清潔感のある白い花の華やかさに、草原のような爽やかさがありますよ~~🎵

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!      3%
美味しい     67%
普通       30%

良くない        0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

唸るような奥深さのあるワインではなく、普通と感じる方もチラホラですが、否定的なコメントは見当たりませんでした。

爽やかで軽快な傾向があるソーヴィニョン・ブランにしては、そこそこ厚みのある果実味とミネラル感があり、そのような適度な奥深さを感じられる味わいへの好感は高い傾向があります。

価格も考慮すれば、とても親しみやすく使い勝手の良いワインだと感じる結果となりました。

まとめ

それでは最後に情報整理です。

セルジュ ダグノー エ フィーユ プイイ フュメ

価格
3000円前後


ピュアでミネラリー、適度な厚みを持ったバランスの良い味わい。

飲み頃と当たり年
・飲み頃
ブドウ収穫年から約2年~8年
※一般的傾向や、実際飲まれた方々の感想から予測される目安。

・当たり年
一般的にロワール白ワインのヴィンテージチャートは以下の通り。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2012年 2
2013年 2
2014年 4
2015年 3
2016年 5
2017年 4

口コミ
唸るような奥深さのあるワインではなく、普通と感じる方もチラホラだが、否定的なコメントは見当たらない。
爽やかで軽快な傾向があるソーヴィニョン・ブランにしては、そこそこ厚みのある果実味とミネラル感があり、そのような適度な奥深さを感じられる味わいへの好感は高い傾向。

いかがでしたでしょうか。
カジュアルすぎず高級すぎないバランス感覚を持ったワインでした。
ちょっとだけハイレベルなソーヴィニョン・ブランを飲みたい時。
プイィ・フュメらしさを知りたい時。
このワインを選択肢に持っておいても良いのでは?
そんなワインでした。

 

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