シモネ・フェブル クレマン・ド・ブルゴーニュ ブリュット

実践編

 

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スッキリ辛口の白ワインの代名詞といえばシャブリ。

ところでシャブリのようなスッキリ辛口のスパークリングワインは無いのかな?

そんな事を考える方は・・・

いるのかな?(笑)

今回はシャブリ地区で唯一クレマンを造る生産者、つまり世界で唯一シャブリのブドウを使用したスパークリングワインを生む生産者の紹介です。

さて、私はクレマン・ド・ブルゴーニュを生み、日本で購入可能な主要生産者を40程ピックアップし、その中で多くの日本の消費者の方々に実際飲まれ、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうという客観的視点から調べてみました。

その結果、そのような条件を満たしていた生産者の一つがシモネ・フェブルでした。

以下に紹介する4つの生産者と比較すると、若干品質は劣るようにも思えましたが、それでも多くの方に選ばれ何よりも手軽な価格で飲み手を喜ばせているので、紹介しておくべきだと思いました。

ちなみに、シモネ・フェブル以外で多く飲まれ、口コミ評価の高いクレマン・ド・ブルゴーニュを生む造り手は、

■ルー・デュモン
■フランソワ・ミクルスキ
■ポール・ショレ
■ラ・メゾン・デュ・クレマン 

以上の生産者でした。

《ワイン名》 シモネ・フェブル クレマン・ド・ブルゴーニュ

《価格》

【およそ2000円前後

《ブドウ品種》
シャルドネ
ピノ・ノワール

《ボディ》  ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ
《生産者》  シモネ・フェブル

ここで簡単にプロフィール

1840年創業のシモネ・フェブルは、シャブリで最も歴史ある生産者のひとつ。

シャブリ・グランクリュからプティ・シャブリまで、シャブリの格付け4階層全てを手掛けるシャブリのスペシャリスト。

今回紹介するクレマン・ド・ブルゴーニュの生産者としても知られ、シャブリ地区においては唯一のクレマン生産者です。

2003年には名門であるルイ・ラトゥールの傘下に入りますが、伝統を守りつつ最新技術を取り入れ優れたワインを生み続けています。

《味わいの特徴》

フレッシュ&フルーティ
親しみやすい
デイリースパークリング

このワインの特徴は、生き生きとした果実のフレッシュさや、ジューシーな果実のフルーティさが感じられる品質にあり、奥深さや品格を感じるような味わいではありませんが、ほどよいコクや凛としたミネラルも感じられる品質は安っぽくもなく、特別な場面と言うよりは、日常を華やかに彩る親しみやすいデイリースパークリングの佇まいがあります。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

品種特性
このワインはシャルドネとピノ・ノワールがブレンドされています。
シャルドネは豊富なミネラルや美しい酸を持ったフレッシュで上品な味わい。
ピノ・ノワールは果実味のフルーティさやふくらみのある味わい。
それぞれの品種の個性が一体となり、バランスの良い味わいを表現します。

瓶内二次発酵
もっとも手間が掛かり、キメの細かい泡やコクを持った上質なワインを生む製法が瓶内二次発酵。
これはシャンパーニュと同じ製法であり、そのような製法を実践することで優れたワインを生んでいます。
スパークリングワインの製法について知りたい方はコチラ

熟成期間の長さ
クレマン・ド・ブルゴーニュの瓶内発酵期間の規定は最低9ヶ月ですが、
最低24ヶ月間という長期間の発酵をさせます。
そうすることでキメの細かい上質な泡が生まれ、旨味や奥行きをワインにもたらす澱との接触期間も長いので、旨味の乗った品質になります。

【外観】
輝くレモンイエロー
豊かな泡立ち

【香り】
柑橘類や青リンゴに白い花の爽やかで華やかな香りに、ラフランスのようなフルーティさや蜂蜜にナッツ類のニュアンスも感じられます。

【味わい】
熟したリンゴに柑橘類を思わせる豊かな果実味が広がり、クリーミーで豊富な泡とキレのある酸味、そして凛としたミネラルが味わいを引き締め、心地よいコクも感じられます。

適度な厚みを持ったミディアムボディの味わいはバランスが良く、果実感に少しの蜂蜜やナッツ類のニュアンスを伴った余韻が続きます。

《飲む時の適正温度》

4℃~10℃
よく冷やせば酸味が際立ちキレのある爽快な飲み口が楽しめます。
少し温度を上げれば豊かな風味が広がり、ふくらみのある味わいになります。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃は購入からおよそ1年以内

フレッシュさやふくらみのある果実感を楽しむワインです。
長く熟成させるとフレッシュな風味は弱まり、どこか枯れた印象の味わいに変化していきます。

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【フルート型グラス】
美しい泡立ちを見れますし、温度も上がりにくいように設計されています。

スパークリングワインの華やかさは、グラスの美しい外観によってさらに引き立ちます。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


ピザ全般


若鶏の唐揚げ

など、ほどよいコクのある料理との相性が良いですが、爽快な泡は口の中をサッパリさせる効果もあるので、どのような料理にも適応する万能性があります。
また、シュワッとした飲み口はサクッとした食感とも相性が良いので、天ぷらや唐揚げなどの揚げ物との相性も良いですね。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


こんな場合におすすめ

気軽にちょっと美味しい泡を飲みたいのであれば、奥深さこそありませんがカジュアルすぎる事もないバランスを持った、このような泡を選択肢に持っておいても良いですね。

気軽な家庭料理や、みんなでワイワイ楽しむような時には、上級シャンパーニュなどよりも、このような親しみやすいいクレマンがマッチすることも多いです。

ちょっとしたプレゼントや手土産に、このような泡をさりげなく渡せるのも素敵ですね。


こんな場合には不適切!?

フレッシュ&フルーティな味わいは気軽に楽しむような品質で、じっくり向き合って奥深さや品格ある味わいを楽しむワインではありません。

この価格帯でそのような品質を求める方はいませんね。(苦笑)

それから購入後は、なるべく早く飲んでしまった方が、軽快でフレッシュな味わいが楽しめます。

もし短期でも保存する場合は適切な保存は必須、日光が当たるような場所に長く放置するのは不適切です。

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

「シャンパンと比べれば泡も弱く、浅くてコクも無い。値段も考えればそんなもんでしょうね。」


「単調な味わいで甘味弱く、苦味もありドライな印象。私の好みではないかな。普通。」

良い口コミ

「南国果実を思わせるふくよかな果実感はジューシ―ですが、酸がしっかり引き締めバランスが良い。アーモンドなどナッツ系のニュアンスも感じられ、コスパのよさは際立っていますね!!」


「柑橘類や青リンゴを思わせる風味、泡も細やかで後口に蜜を思わせる甘味が感じられる。バランスの良い味わいで美味しいですね。」


「ちょっとだけシャンパンみたいな感じがして美味しい🎵安いから満足です!!」


「シャンパーニュのようなキメの細かい泡ではありませんが、スッキリとフレッシュな味わいで爽快な泡。普段飲みには持って来いの親しみやすいクレマンです。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!     0%
美味しい     27%
普通       73%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

手頃な価格帯のクレマンという事で、感動するようなコメントは見当たりませんでしたが、良くないと感じる方も見受けられませんでした。

複雑で奥深い上級ワインほど、コメントも複雑化し長くなる傾向がありますが、このクレマンについては比較的短いコメントが多い事からも、シンプルな味わいの傾向は読み取れます。

そのシンプルさを軽快で親しみやすいと感じるか、単調で物足りないと感じるかは個人差もありますが、価格も含めたその品質に満足、あるいは納得されている方が大半である事を確認する結果となりました。

 

以上です。

買った時が飲み頃で、気軽な場面を彩る親しみやすいクレマンでした。

シャブリのブドウを使ったクレマンはこれしかないという事で、一度は試しておきたいワインとも言えます。

短い生涯の中で飲めるワインの種類は限られますが、このクレマンがあなたの大切な時間をサポートするアイテムの一つになれば幸いです。

「よき料理とよきワインがあればこの世は天国」

これはアンリ4世が残した有名な言葉。

あなたにとっても、よきワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

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