あなたはワインを飲む時、しっかり成分を分析する意識で飲んでいますか?
それともなんとなく無意識に飲んでいますか。
「分析?なんだそりゃぁ・・。俺はあの雲のように自由に生きるのよぉ。飲みたい時に飲み、食いたい時に食うのさぁ・・・。」
ですか?(笑)
ちょいちょいこの人登場します。好きなんですよ。(笑)
ワインは楽しむものですから、難しいことは考えず「おいし~🎵」と飲んでもらえれば全然OKだと思います。
しかし、この記事に目を通すあなたはきっとワインをもっと知りたい!!ワインの本質を理解して楽しみたい!!と思っている方だと思います。
というわけで、今回はワインの本質を知るためのテイスティングのやり方について解説していきます。
■ワインのテイスティング■
◆テイスティングの目的◆
まずはそもそもテイスティングの目的ってなんでしょう??
意外となんて言ったらわからないですね。
テイスティングの目的のは主に2つあります。
- ワインが健全かどうかを確かめる事。
これは品質が劣化していないか、傷んでいないかを確かめることで、ソムリエがお客様に提供するワインの状態が健全かどうかを確かめるという意味です。
- どのようなワインなのか見極める事。
こちらが今回主に解説する部分ですね。難しく聞こえますが、誰にだってできる簡単なことです。
だって同じ人間ですもんね。
◆テイスティングのやり方◆
ほら!そんな飲み方しちゃだめですよ!!
・・・。
さてテイスティングのやり方です。
ワインの本質を見極めるって言い方するとなんだか天才にしかできない特別能力のように聞こえてしまいますね!!
しかしそんなことはありません。
ではどのようにワインを見極めていくのでしょうか。
ワインを口に含みただ全体を感じようとしても、おいしいとかあまり好きじゃないくらいの感じ方しかできません。
ここでコツ!!
ワインの味わいをチェックポイントを作り、分けて考え感じ取るということです。そうすればテイスティングが正確にできるようになります。
分ける点はまずは大きく3つです。
外観・香り・味わいです。
それではそれぞれのチェックポイントをさらにくわしく解説します。
◆外観のチェックポイント3つ◆
グラスに入れたワインを傾けて外観をチェックします。この時チェックするのは
1.色の濃淡
色が濃ければ味わいも濃く、淡ければ繊細と推測できます。
2.透明度
透明度が高ければ澄んだ味わい、濁りがあれば複雑さや粗さがあると推測できます。
3.粘性
グラスを傾けもとに戻したときに残る成分で、ワインの涙とも呼ばれるものですね。このとき粘性の強い流れ方をすれば、アルコールも強めで成分が充実していると推測されます。逆にサラッと流れるようなら、アルコールはやや弱めで軽快だと推測できます。
◆香りのチェックポイント3つ◆
1.まずはそのまま香りを取る
ここでは主にブドウそのものが持っている果実系の香りが感じられます。
2.グラスを回してから香りを取る
空気に触れることで発酵過程で生まれた香りなども現れます。
主に花・ハチミツ・パンなどの香りが加わります。
3.しばらく(30分くらい)経ってから香りをとる
熟成過程で生まれる熟成香も加わります。
主に土や革製品などの香りです。
※30分も待てない方、たまにはゆっくり飲んでみては!?(笑)
◆味わいのチェックポイント7つ◆
ほらほらだめですよ!!
何かあったのかな?
さておき、 味わいは7つに分けて考えます。多いと思うかもしれませんが慣れればそうとも感じなくなります。
- 甘味
- 酸味
- 渋味
- コク
- アルコール感
まずはここまでを一つ一つの強さを感じます。
それから - 全体のバランス
- 余韻の長さ
以上をチェックします。
一つ一つを考えれば難しいものはありませんね。
■まとめ■
ワインの本質を見極めるテイスティングは、外観・香り・味わいのチェックポイントを知り、一つ一つを確認しながら感じ取り判断する事。
いかがでしたか。
繰り返しますが、一つ一つは難しいものではありませんね。だだチェックポイントが多いですから繰り返しチャレンジすることでルーティーンにしてしまってください!!
そしてあなたもパーカー氏のように採点し○○ポイント造ってもおもしろそうです
必ずあなたにだってできます!!
自分を信じてやりましょう。
「成功する人というのは自信がある人ではなく、自信を持とうと決意した人だ。」
と先日聞きました。これってすごく勇気をもらえる言葉だと感じました。有能で特別な能力なんて今はなくても、私にもできるんだと考えれば、行動そして習慣が変わり人生が好転していくのでしょうね。
ワインに限らずあなたの良き日々を願っております。
コメント