第35回世界のワイン事情のデータ【ワイン生産量・消費量他】

【ワインの基礎知識編】


サイト全体像がわかる【もくじ】はコチラ

 

あなたにとってのワインといえばフランスですか?イタリア?カリフォルニアもいいですね、日本も忘れてはいけません。いや、みんな違ってみんないいワインですか?いろんな声が聞こえてきそうです。

近年では、ブラジル・中国・イスラエルといったようにワインのイメージがほとんどない国々のワインも見かけるようになりました。

ワイン界ではニューワールドと呼ばれているカリフォルニアやオーストラリアをはじめとする国々も、今や「ニュー」ではなくなりサードウェーブが来ているのだと実感することも多いこのごろです。

それでは実際どの国でどのくらいブドウが栽培され、ワインを造りそして飲んでいるのかを調べてみました。

このようなワイン事情の知識も持っておくと、より深く理解しながらワインを味わえますし、ちょっとした話のネタとしてワインのつまみになりますからぜひ参考にして下さい。

※データは変動します。これは2018年の時点調べた結果です。

 

1、ブドウ栽培面積 ランキング

ha(ヘクタール)で表します。

1、スペイン  95万ha
有名!試験にもよく出ます!!

2、中国    84万ha
なんと2位です!しかし生食・ジュース・レーズンが大半です。

3、フランス  79万ha

4、イタリア  68万ha

5、トルコ   60万ha
こちらも意外、やはり生食やレーズンがほとんど。

6、アメリカ  40万ha

7、アルゼンチン22万ha

8、ポルトガル 20万ha

8、ルーマニア 20万ha

10、チリ   14万ha

そして26位 日本 1、7万ha
世界と比べるとまだまだですね。フランスのアルザス地方と同じくらいです。しかもワインになるのは内14%程度なんです。

 

2、ワイン生産量 ランキング

hl(ヘクトリットル)で表します。

1、イタリア   4950万hl
イタリアとフランスは毎年順位が変わるくらい競い合っています。

2、フランス   4740万hl

3、スペイン   3700万hl

4、アメリカ   2900万hl

5、アルゼンチン 1300万hl

6、オーストラリア1200万hl

6、中国     1200万hl
こんなに造ってるんですね!!

8、チリ     1000万hl

9、南アフリカ   970万hl

10、ドイツ    900万hl

そして26位 日本  19万hl
ブルゴーニュの10分の1、イタリアの260分の1!!

 

 

3、ワイン消費量 ランキング

hl(ヘクトリットル)で表します。

1、アメリカ  3200万hl
人口も多く富裕層も多いですからね。

2、フランス  2800万hl
たくさん造る国はやはりたくさん飲みます。

3、イタリア  2000万hl

4、ドイツ   2000万hl

5、中国    1500万hl
これからさらに増えそうです!!

6、イギリス  1400万hl
フランスワインが向上したのは、イギリス人がたくさん飲んでくれた事にもよります。

7、スペイン  1000万hl

8、アルゼンチン990万hl

9、ロシア   960万hl
意外と飲んでます。

10、オーストラリア540万hl

そして16位 日本 340万hl
順位を上げるのは私たちです!!(笑)

 

 

4、1人あたり 年間ワイン消費量ランキング

1、アンドラ公国 57リットル
どこ?(笑)
フランスとスペインの間のピレネー山脈にある人口7万人の小さな国です。
よく飲みますね!

2、バチカン市国 56リットル
ローマ中心部の最小国。800人の国で儀式でもよく使われます。

3、クロアチア  47リットル

4、ポルトガル  44リットル

5、フランス   43リットル
やはりよく飲みます。

6、スロベニア  42リットル

7、マケドニア  40リットル

8、スイス    37リットル

9、イタリア   33リットル

10、モルドバ  31リットル

以上は全部ヨーロッパでした!!ヨーロッパの人々はよくワイン飲みます!!

55位 アメリカ 9.9リットル
世界一の消費国でしたが、1人当たりにするとこの程度でした。

?位 日本  3.2リットル
ヨーロッパの国々と比べると10分の1程度ですね。
私達はアンドラ公国並ですかね(笑)

?位 中国  1リットル
少ないですね!もう少し飲むだけで世界一の消費国になれますね!!

?位 インド 9ミリリットル
ガムシロップですか!?(笑)
一部の上層階級の人しか飲まないのですね。

 

以上です。

なかなかおもしろい結果でしたね。

やはりワインはフランス・イタリアを中心にヨーロッパ各国が続き、アメリカやアルゼンチンなどのニューワールドがそれに続く印象でした。

そして注目すべきは中国かなと思いました。

中国が本腰を入れてワインに取り組めば、国土面積、人口から考えてもワイン大国になる可能性は高いです!!

それにしても日本の規模の小ささも、こうして数値化することではっきりしましたね。

世界的に見ればブドウ栽培は少なくワインも少量生産、そして1日9ml弱しか飲みません(笑)

日本ワインは生産者の方々の努力もあり、年々品質は向上しています。

ぜひ日本ワインも飲みつつ世界のワインを楽しんでください。

そうです!!日本のワイン界を盛り上げるのは私達なんですね!!

つまりワインを楽しくたくさん飲めばよいのです。

「俺達も力貸すぜ!!」

そう言ってくれるとありがたいです。

 

 

 

コメント

  1. なお より:

    アンゴラ公国ではなく、アンドラ公国ですよ。

    • 加藤敦志 より:

      なお様
      ご指摘ありがとうございました。

      本当ですね。

      この記事を書いていたころ、アンゴラ村長が流行っていて影響を受けたのかもしれません(笑)

      さっそく記事に反映させていただきました。

      これからもどうぞよろしくお願いいたします。

タイトルとURLをコピーしました