アンドレ・ペレ コンドリュー・シェリー

おすすめ【白】ワイン

 

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パーカー5ッ星生産者。

ローヌのヴィオニエにおける最高峰であるシャトー・グリエや、ギガルのラ・ドリアーヌに迫り、あるいは超える口コミ評価を獲得している魅力的なワイン。

畑名である「シェリー」は「愛しい人」を意味しますが、「俺ははぐれ者だから、お前みたいにうまく笑えやしない・・・。」を、文脈を無視して思い出してしまいます。(笑)

さておき、コンドリューの優れたワインを見つけるにあたって、客観的視点から口コミをリサーチしてみた結果、このシェリーは間違いなく紹介すべき優れたワインだと感じました。

ヴィオニエらしいアロマティックな風味と魅惑的で奥深い味わいは、たくさんの方々を魅了しているのです。

 

《ワイン名》 アンドレ・ペレ コンドリュー シェリー

《価格》

8000~9000円

《ブドウ品種》ヴィオニエ
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   やや辛口
《産地》   フランス>コート・デュ・ローヌ地方>コンドリュー
《生産者》  アンドレ・ペレ 

【ここで簡単にプロフィール
ペレ家はコート・デュ・ローヌ北部に本拠地を構え、ブドウ以外の果樹栽培も手がける複合農業を営みながらワインを造っていた生産者。
1982年にアンドレ氏が加わってからは、ドメーヌの規模とワイン生産の割合を大きくしていった。
今日では、ロバート・パーカー氏が5ツ星生産者と評したり、ここで紹介している「シェリー」は、パリの主要なソムリエが選ぶワインガイド「Guide solar du vin bio」で「伝説のワイン100選」に選ばれるなど、コンドリュー屈指のトップ・ドメーヌとなった。

《味わいの特徴》

アロマティックな芳香性
グラマラスな味わいは
熟成でさらに妖艶さが増す

このワインの特徴は、南国果実や蜂蜜に花のような非常にアロマティックな香りで、香から連想される通りのリッチでボリューム感のある味わいにありますが、洗練された果実味は決してくどすぎる事のない透明感も兼ね備えており、熟成させるほど円熟した妖艶さは増していきます。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

優れたテロワール
ヴィオニエにとって最高のテロワール(ブドウを取り巻く自然環境)が整っている畑と言われるのが「コトー・ド・シェリー」。
南東から南向きの急斜面の畑は非常に豊富な日照があり、表層土が細かく砕ける花崗岩と雲母が豊かなエリアからは、十分な果実味と優雅さを持ち合わせたワインが誕生し、そのテロワール秀逸さはシャトー・グリエを凌ぐとも言われています。

因みにこの「コトー・ド・シェリー」を所有する3つの生産者の中でも、シェリーの名をワイン名に含めているのはアンドレ・ペレだけです。

ヴィオニエの特性
ヴィオニエはアプリコットや黄桃などの南国果実や、白い花や黄色い花のような華やかで優雅な香りが特徴的で、厚みのある果実味とコクに適度な酸味を持ったリッチな味わい傾向があります。

ヴィエイユ・ヴィーニュ
土地の成分を吸い上げる能力が高いなど、優れた果実を実らせる樹齢50年を超える古木(ヴィエイユ・ヴィーニュ)のブドウを採用しています。

 

【外観】
輝くイエローゴールド

熟成するほど濃いゴールドに変化していきます。

【香り】
アンズや黄桃にラフランスといった果実感たっぷりな香りに、白い花の香りやハチミツの甘やかさ、あるいはバニラや紅茶を思わせるニュアンスも加わったアロマティックな香りが優雅に広がります。

【味わい】
香り同様に豊かな果実味は、ほんのり甘味を伴いリッチな味わいで深いコクも感じられ、適度な酸味が味わいをまとめます。
ボリューム感はあるものの透明感のある雑味の無さは、しなやかな飲み心地で、アロマティックな香りを伴った魅惑的余韻へと導いてくれます。

《飲む時の適正温度》

8℃14℃
冷やし気味にすれば軽快さが増し、エレガントさのある飲み口になります。

温度を上げるほどこのワイン特有のアロマティックな風味は高まり、ボリューム感ある香りとリッチな味わいを楽しめるでしょう。
最初冷やし気味で、徐々に温度を上げていく飲み方も良いですね。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から約3年~20年
一般的にはヴィオニエは熟成に向かず、ワイン誌でも収穫年から6年程度を飲み頃期間とする場合が多いですが、実際飲まれた方々の口コミ評価を確認すると、もっと長いのだと感じざるを得ませんでした。

【当たり年】
一般的にコート・デュ・ローヌ北部のヴィンテージチャートは以下の通りです。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2000年 4
2001年 4
2002年 2
2003年 5
2004年 3
2005年 4
2006年 4
2007年 4
2008年 2
2009年 5
2010年 5
2011年 4
2012年 4
2013年 3
2014年 3
2015年 5
2016年 4
2017年 5

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【ふくらみのあるシャルドネグラス】
ヴィオニエ特有のトロピカルな香りが楽しめるワインです。
香りが取りやすく、温度も少しずつ上がることで広がる風味が楽しめるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶことをおすすめします。
存分にその香りを楽しむには、バルーン型ブルゴーニュグラスを選んでも良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


エビのグラタン


ブルーチーズ

など、上質でコクのある味付けをした料理などと合わせることで、ボリューム感ある風味とコクの広がりあるマリアージュを楽しめるでしょう。
ヴィオニエのアロマティックな風味は、中華料理やピリ辛のエスニック料理との相性も良いですね。
また、ほんのり甘味を持った上質なフルーティさは、塩分の強いブルーチーズと合わせる事でその甘味が引き立ち、ゴージャスな味わいの広がりを楽しめます。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

5年熟成の2011は白い花を思わせる豊かな芳香性。果実感や酸味が弱くアルコール感が強くて後味に苦味が強く出ている。状態の影響かもしれないが、ワイン単体では楽しめない。そしてもう買わない。

良い口コミ

3年熟成の2011をカニのグラタンと共に。これは幸せなマリアージュ。トロピカルな果実感にシロップ入りの紅茶のようなアロマ。グラタンと同時にいただくとこの紅茶の風味が一層際立って、自然と笑みがこぼれてしまいます。


3年熟成の2015は抜栓直後はそれほど香りが広がらず、「どうしたの?」って感じでしたが、しばらくすると沸き立つよう広がってきました。ラフランスに白桃や柑橘類に、白い花に蜂蜜にアルコールの芳香で、香から連想される通りの果実感たっぷりの味わいは豊かな旨味を伴い、トロリとした質感と適度な樽感も相まってリッチで重厚な味わいを表現します。そして2日目はシロップを連想させる甘露さが増してきて、さらにグラマラスになりました。幸せな時間をありがとう。


ヴィオニエの熟成物に出会う事は少ないが、正直驚いてしまったね。20年熟成の97は格別だ。そして5年熟成の12でもその品質の高さは際立っている。熟成物が特に素晴らしいが、若くしてもヴィオニエらしさが楽しめる優秀なワインだね。


圧倒的なアロマ!!8年熟成の09は花や果実の香りに支配され、温度上昇でさらに広がりは範囲を広げ部屋中を満たすかのようです。一口飲めばすぐに次の一口が欲しくなるような妖艶さは無限ループの危険性。(笑)私の中ではローヌのヴィオニエの頂点はこれですね。

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!    27%
美味しい     56%
普通       14%

良くない      3%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

意外と言っては失礼ですが、ほとんどの方が非常に高い評価を与えており、熟成酒に対する感動的評価も非常に興味深いものがありました。

意外と感じた理由は、ヴィオニエ特有のアロマティックな風味や、甘味を伴ったリッチな味わいが好みでないという方がいるのではないかと勝手ながらに想像したからですが、そのような意見は見当たりませんでした。

そして、ローヌのヴィオニエの最高峰であるシャトー・グリエやギガルのラ・ドリアーヌよりも、こちらの方が好みという意見も一部で見られたので、価格面も考慮すれば見逃す事の出来ないリッチで魅力的なコンドリューである事を確認する結果となりました。

ちょっと褒めすぎですかね。

いや、褒めているのではなく、口コミを見た感想ですから褒めているのとはちょっと違います。(笑)

とは言え、スッキリエレガントな品質を求める方には合わないかもしれませんので、おすすめする事はできません。

これくらいは否定しておきましょう。(笑)

まとめ

それでは最後に情報整理です。

アンドレ・ペレ コンドリュー・シェリー

価格
8000~9000円


アロマティックな芳香性とグラマラスな味わいは、熟成でさらに妖艶さが増す。

飲み頃と当たり年
・飲み頃
ブドウ収穫年から約3年~20年
一般的にはヴィオニエは熟成に向かず、ワイン誌でも収穫年から6年程度を飲み頃期間とする場合が多いが、実際飲まれた方々の口コミ評価を確認すると、もっと長いのだと感じざるを得ない。

・当たり年
一般的にコート・デュ・ローヌ北部のヴィンテージチャートは以下の通り。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2000年 4
2001年 4
2002年 2
2003年 5
2004年 3
2005年 4
2006年 4
2007年 4
2008年 2
2009年 5
2010年 5
2011年 4
2012年 4
2013年 3
2014年 3
2015年 5
2016年 4
2017年 5

口コミ
ほとんどの方が非常に高い評価を与えており、熟成酒に対する感動的評価もある。

という事でした。
いかがでしたでしょうか。
ヴィオニエの良さを余すことなく体現したような素晴らしいワインは、スッキリエレガントの対極するようなグラマラスな品質で、グラマラスなシャルドネとも違ったヴィオニエらしさが楽しめるワインです。
大好きな人とこのワインを一緒に飲んで・・・
「これ、なんて書いてあるの?」
「シェリー。」
「シェリーって何?」
「愛おしい人・・」
「・・・。」
顔真っ赤っか・・・
かも知れませんね。(笑)
あなたにとって善きワインとの出会いが多くなることをお祈りしております。

 

 

 

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