ドメーヌ・マシャール・ド・グラモン ブルゴーニュ ル・シャピトル

おすすめ【赤】ワイン

 

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ブルゴーニュは美味しいけど、最近の値上がりぶりは困ったもんだ・・

そう思う方も少なくない事でしょう。

私もその一人なのでありますが、今回はそんなブルゴーニュにおいて手頃な価格で、しかも薄っぺらくない良質ワインとして好評を集めるワインの紹介です。

さて、私は広域ブルゴーニュ・ルージュ(赤)を生み、日本で購入可能な主要生産者を90程ピックアップし、その中で多くの日本の消費者の方々に実際飲まれ、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうという客観的視点から調べてみました。

その結果、多くの方に飲まれ、高い満足度を獲得していると感じた生産者の一つがマーシャル・ド グラモン

以下に紹介する優れた生産者の中でも最も安く購入でき、そして価格以上の味わいと評判のワインです。

■グロ・フレール・エ・スール
■ジョセフ・ロティ
■ダヴィド・デュバン
■ジェラール・ラフェ
■フィリップ・ルクレール

ちなみに以上の生産者達が特に優れたワインを生むとして好評を集めていました。
※他にも《フーリエ》《ドニ・モルテ》《フレデリック・コサール》《シモン・ビーズ》《フレデリック・マニャン》など多くの生産者が高評価を得ていましたが、価格も考慮して上で、あえて絞り込んだ場合、上記の生産者が特に優れた評価を受けていると感じました。

《ワイン名》 マシャール・ド・グラモン ブルゴーニュ ル・シャピトル

《価格》

【およそ2500円前後

《ブドウ品種》ピノ・ノワール
《ボディ》  ライト~ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ
《生産者》  ドメーヌ・マシャール・ド・グラモン

ここで簡単にプロフィール

1963年、初代のアルノー氏によって設立されたドメーヌ。

ニュイ・サン・ジョルジュを軸にヴォーヌ・ロマネやポマールに畑を所有。

ヴォーヌ・ロマネに所有する1級畑レ・ゴーディショは、その一部がグランクリュであるラ・ターシュに格上げされたことは有名。
※ラ・ターシュはDRCのモノポール(単独所有畑)

現在は2代目のアルバン&アレクシ・グラモン兄弟で、上質なピノを追求しています。

《味わいの特徴》

繊細で落ち着きある
コスパブルゴーニュ・ピノ

このワインの特徴は、主張しすぎない果実味に綺麗な酸、出汁の効いたような旨味に大地を連想させるような土っぽい落ち着いたニュアンスや、ほどよい樽の風味が感じられる品質にあり、ブルゴーニュらしい薄旨な味わいを表現しています。

また、そのような良質ワインが、比較的手頃な価格で購入できる点も嬉しい特徴と言えるでしょう。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

自然派農法
農薬や化学肥料は極力使用しないことで、土地の微生物などの働きも加わった健全で成分豊かな土壌が育まれ、その成分を吸い上げたブドウは、土地の特徴を反映した成分豊かなワインを生みます。

ヴィエイユ・ヴィーニュ
土地の成分を吸い上げる能力が高いなど、上質な果実を実らせる樹齢約60年の古木(ヴィエイユ・ヴィーニュ)のブドウを使用しています。

ほどよい樽
樽のニュアンスが反映しやすい新樽の使用比率は10%
主張しすぎませんが、ほどよい樽のニュアンスが感じられるワインを生んでいます。

【外観】
紫がかった淡めのルビーレッド

熟成するほどレンガ色に近づいていきます。

【香り】
アセロラやラズベリーのフレッシュさに、プルーンやブラックベリーのフルーティさ、土っぽいニュアンスやスパイスに樽などの落ち着いた香りも感じられます。

熟成するほど円熟したドライフルーツや、革製品にキノコといった熟成香も感じられるようになります。

【味わい】
イチゴやラズベリーなどの適度な果実味を豊富な酸が引き締め、ほんのり甘味と旨味が感じられ、適度なタンニンは構造ある味わいを表現、落ち着きある土っぽい風味や樽のニュアンスを伴った余韻があります。

熟成するほど酸やタンニンは溶け合い滑らかな印象になり、キノコや革製品などの熟成を感じる風味に、ほのかな甘味と旨味も加わた円熟味が感じられます。

《飲む時の適正温度》

14℃18℃
少し低めの温度にすれば、酸味を感じやすくエレガントで軽快な飲み口が楽しめますし、温度を上げるほど香りと味わいが広がり、豊かな風味を楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ2年~10年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。

良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向きます。
難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなります。

一般的にブルゴーニュ赤のヴィンテージチャートは以下のようになっています。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2010年 5
2011年 3
2012年 4
2013年 3
2014年 4
2015年 5
2016年 4
2017年 4

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【バルーン型ブルゴーニュグラス】
心地よい香りと味わいを持ったワインです。
香りが取りやすく温度が少しずつ上がり、甘味を感じやすいように設計された、ふくらみのあるバルーン型ブルゴーニュグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


トマト系のパスタ


鴨鍋

など、ほどよい酸味やコクのある味わいの料理に合わせる事で、エレガントな風味の広がるマリアージュが楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


こんな場合におすすめ

手軽にブルゴーニュ・ピノを味わいたい時におすすめです。

大地を思わせる落ち着いたニュアンスや、強さはありませんが、出汁の効いたような旨味はブルゴーニュらしさが感じられます。

そんな繊細でしみじみ味わえる薄旨ワインは、比較的繊細な料理にも寄り添う適応力がありますから、和食や気軽な家庭料理などを引き立てる力を持ったコスパ・ブルゴーニュと言えるでしょう。


こんな場合には不適切!?

どちらかと言えばカジュアルなワインで、奥深さや複雑性を求めてはいけません。

濃厚な味わいを求める場合にもおすすめできないですし、強いコクや味わいを持った料理に合わせても、ワインが薄く感じる事でしょう。

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

「9年熟成の06は、果実香もありますが土っぽい香りも加わり落ち着いた印象。熟成で成分が馴染み旨味も乗って、強くはありませんがバランス良く、しみじみ系の美味しさが楽しめる。2日目は苦味が出てきて気になったけど、価格も考慮すれば仕方なしか。」


「3年熟成2014。複雑さはありませんが美味しく飲めるワイン。ただし2500円を上回るようなら、他に選ぶべきイタリアワインがいっぱいある~。」


「12年熟成の06は赤果実やバラに革製品やバニラの風味があり、タンニンがそこそこありバランスも良い。価格も考えれば上出来。ただ以前飲んだ3年熟成物は時間かけて飲んでもなんだか微妙。やはり熟成させるワインなのか!?俺って熟女好きなのかも(笑)。」

良い口コミ

「8年熟成の07です。濃いワインばっかり飲んでたから、たまにはブルゴーニュ・ピノもいいですね。繊細で旨味も心地よく飲み頃って感じです。」


「アセロラやシソにハーブにスミレ、ヨーグルト系の乳酸香もあるかな。2年熟成2018は際立つ個性こそ感じられないが、大地の恵みを感じる野趣味あるピュアでフレッシュな味わいで、2000円台のワインとしては中々の透明感で奥行きもある。濃厚なワインを好む人にはすすめにくいが、薄旨系を求める方にとっては素晴らしいコスパワイン。」


「2年目の2018はとってもライトで、適度な旨味があって優しい飲み口がいいですね。赤ワインだけど、この淡さは野菜料理や和食にもマッチしそうな感じですよ~。」


「ブルゴーニュ・ピノは高いから手を出しにくいが、この生産者の良心的な価格設定は非常にありがたい。ザ・ブルゴーニュという香りで、ラズベリーやイチゴの赤系果実にスミレやアニスのようなスパイス香もある。2年熟成2017は繊細でエレガント。幸せな時間をありがとう。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!     0%
美味しい     57%
普通       43%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

ちょっと落ち着いた大地のニュアンスが感じられる薄旨ブルゴーニュ。

そんなイメージが広がるブルゴーニュ・ピノでした。

手頃な価格帯のブルゴーニュという事で、感動するような方はいませんでしたが、価格に対する品質の高さに好感は覚える方は多い印象で、若くしても落ち着いた風味があり楽しめる傾向です。

そして10年程度の熟成物に高評価を与える方が多数みえた事も印象的でした。

 

以上です。

いかがでしたでしょうか。

そんなに知名度も高くなく情報も少ない生産者でした。

逆に言えば、そういったワインほど実際手にする人も少なく、品質が高い割に安かったりするもの。

有名生産者の優れたワインも素敵ですが、有名ではないけど優れたワインに出会うと、掘り出し物感も加わって嬉しい気持ちになります。

このワインにはそんな力があると感じます。

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

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