テール デトワール(ミットナット フレール) ギョタク

おすすめ【白】ワイン

 

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寿司に合うワインとはどのようなものか。

その答えの一つではないかと思うワインの紹介です。

フレンチシェフであった日本人の妻と共に長年研究して誕生させた「ギョタク」は、まさしく寿司のために造られたワイン。

たくさんの方がこのワインを寿司と共に楽しんでおり、その口コミ評価(vinica)も高いと感じたため、紹介すべきだと感じました。

この記事を最後まで読み進めていただき、知識と共に深まるワインの味わいを楽しんでいただければ幸いです。

《ワイン名》ギョタク

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《価格》

3000円前後

《ブドウ品種》
リースリング
ゲヴェルツトラミネール
ミュスカ
ピノ ブラン
ピノ グリ

《ボディ》  ライト~ミディアムボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>アルザス地方
《生産者》  テール デトワール(ドメーヌ ミットナット フレール)

プロフィール
ドメーヌ ミットナット フレールはアルザスの新世代の中でも特に注目される生産者。
創業は1930年頃で、1995年に3代目のマルクとクリストフ兄弟がドメーヌを引き継ぎ、ビオディナミ農法の導入などで品質を高めていきます。
今回紹介しているキュヴェ ギョタクは、クリストフ氏と結婚した日本人の由佳さんが共に生みだしたもの。長年日本のフレンチレストランのシェフであった由佳さんと共に、「お寿司に本当に合うワインは何か?」をテーマに研究を続け、魚介はもちろん、酢飯、ガリ、醤油、ワサビとの相性を考え完成させたものです。2019年8月以降はマルクとクリストフ兄弟は別々の道を選択。このギョタクはクリストフ夫妻が引き続き生産しており、「星々きらめく土地」という意味を持つTerre d’étoiles(テール デトワール)として、新ドメーヌをスタートさせています。

《味わいの特徴》

華やかな香りと
フルーティーでミネラリーな味
後口はスッキリ

このワインは白い花や爽やかな青リンゴや柑橘類など、アルザスのワインらしいフローラルな香り。凛としたミネラルや心地よい甘味を伴ったフルーティーな果実味が感じられますが、後口は軽快でスッキリとした印象が残ります。

そのような品質になる理由を2つか挙げましょう。

5品種のブレンド
魚介類はもちろん、酢飯、わさび、しょうゆ、ガリとの相性も考えて造られた「寿司に合うワイン」で、豊富なミネラル分や穏やかな酸、心地よい甘味が寿司の味わいに寄り添い引き立てます。
そのようなワインを生むために長年研究を重ねた夫婦は、違った個性を持った5つの品種を適切な比率(企業秘密)でブレンドすることで、バランスの良い味わいを誕生させました。

ビオディナミ農法
農薬や化学肥料を使用しないことに加え、天体の動きに合わせて農作業行うビオディナミ農法を実践。天然酵母などの微生物の働きも加わった土壌は健全で成分豊かな状態になり、その成分を吸い上げたブドウはピュアでミネラル豊富なワインを生みます。

 

【外観】
淡めのレモンイエロー

【香り】
青リンゴやレモンといった爽やかな果実香に、白桃やラフランスのフルーティーな香りが広がり、白い花の華やかさや蜂蜜の甘い香りも加わります。

【味わい】
粘性のある質感。ほんのり甘味を伴った果実味と凛としたミネラル感が広がり、適度な酸味が味わいをまとめます。後口は少しの甘味を残しますが清涼感のある印象が優勢でスッキリした印象。心地よい余韻が続きます。

《飲む時の適正温度》

6℃12℃
よく冷やせば酸が際立ち引き締まった印象になり、爽やかで軽快な飲み口が楽しめます。
温度を上げるほど酸は穏やかな印象になりますが、果実味などの風味が広がり、フルーティーな味わいが楽しめます。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から2~10年
※一般的傾向や口コミから推測

【当たり年】
アルザスのヴィンテージチャート以下の通りです。
※あくまで一般的傾向です。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2010年 4
2011年 3
2012年 3
2013年 3
2014年 3
2015年 3
2016年 4
2017年 5

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《適正グラス》

【小ぶりのグラス】
【ふくらみのあるシャルドネグラス】
冷やし気味にして軽快さを楽しむ場合、温度も上がりにくい小ぶりのグラスを選ぶと良いでしょう。
少し温度を上げて広がる風味や味わいを楽しむ場合は、香が取りやすく温度も上昇しやすいシャルドネグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


寿司各種


天ぷら各種をレモンと塩で

寿司に合わせるために造られたワインです。魚介のミネラルとワインのミネラル分がマッチし、魚介の生臭さを増長させることなく、心地よい香りや少しの甘味が寿司の味わいを引き立てます。
バランスが良い味わいは、その他素材の味わいを楽しむ和食との相性も良いですし、和食に限らず繊細~中程度の味わいの強さを持った様々な料理にも適応するでしょう。
ただしコクの深い牛肉や、濃厚な味付けの施された料理にはワインが負けてしまう事もあります。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ


寿司に合わせてみましたが、やはり日本酒には勝てない?って思いました。爽やかさがあり、嫌味のない飲みやすいワインではありますけど。

良い口コミ

キレイなレモンイエローで、少しのトロミを持った質感。フルーティーな果実香は甘味を連想させ、優しい甘味と穏やかな酸を感じる味わいで、引き際は潔くスッキリとした後口ですね。


9年経過した2010だけどまだまだ飲める!!少しの甘味とコク、スッキリとした味わいで焼き鳥にもマッチした。このワインは和食全般と相性が良いのでしょう!!


寿司のために造られたんですか~~♪生臭みが増長することもないし、適度な甘味がいい感じで広がって確かに合いますね~~。美味し~~♪


2年熟成の2018は予想以上に甘味を感じる。この甘味。。寿司に合うのか?とも思ったけど合うんだね。魚介の生臭さは全く感じないし、赤身の魚にも繊細な白身魚にもよく合うのはこの甘味のおかげ?ともかく、ワイン単体で見ても好感の持てるアルザスワインという感じ。甘味を嫌う方にはすすめにくいかもですが、寿司もワインも好きな方には間違いないでしょう。

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!     0%
美味しい     47%
普通       50%

良くない      3%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

寿司に合わせるためにために造られたワインという事で、寿司や刺身などの和食に合わせて楽しんでいる方が非常に多いワインでした。

感動するほどの評価をされる方は見当たらず、寿司には日本酒の方が合うといった意見も見られましたが、寿司をはじめとする魚介との相性は良いと感じる方の方が圧倒的に多い傾向。ただスッキリしているだけではなく、ミネラリーで少しの甘味のある味わいが寿司の味わいをさらに引き立てており、全体的には好感度の高いワインという印象が残りました。

また、和テイストたっぷりの魚拓のエチケットは雰囲気があり、味わいはもちろん、和食気分を一層盛り立ててくれる楽しいワインだとも感じる結果となりました。

まとめ

それでは最後に情報整理です。

ギョタク

価格
3000円前後


白い花や爽やかな青リンゴや柑橘類など、アルザスのワインらしいフローラルな香り。凛としたミネラルや心地よい甘味を伴ったフルーティーな果実味が感じられるが、後口は軽快でスッキリとした印象が残る。

飲み頃
ブドウ収穫年から2~10年
※一般的傾向や口コミから推測

当たり年
アルザスのヴィンテージチャート以下の通り。
※あくまで一般的傾向。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2010年 4
2011年 3
2012年 3
2013年 3
2014年 3
2015年 3
2016年 4
2017年 5

口コミ
寿司や刺身などの和食に合わせて楽しんでいる方が非常に多いワイン。
感動するほどの評価をされる方は見当たらず、寿司には日本酒の方が合うといった意見も見られたが、寿司をはじめとする魚介との相性は良いと感じる方の方が圧倒的に多い傾向。ただスッキリしているだけではなく、ミネラリーで少しの甘味のある味わいが寿司の味わいをさらに引き立てており、全体的には好感度の高いワインという印象。

以上です。

寿司に合うワインですから、日本の甲州のようなワインかな?と、勝手ながらに想像していましたが、予想外にフローラルでほんのり甘味のあるワインでした。
そして、そのような甘味が邪魔をすることなく寿司の味わいを引き立てており、たくさんの方の好感を得ていることも印象的。そのことは、酢飯に日本酒の甘味が非常にマッチすることにも似ているとも感じました。
寿司のために造られたワインは、私が知る限りこの銘柄だけですから、寿司とのペアリングを楽しむにはこのワインを基準値として知っておくのも良いかもしれませんね。
※寿司に限らず和食全般に合わせるために造られた「わ」の白も手頃でおすすめです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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