第31回【ワイン用語集 フィロキセラ~濾過】

【ワインの基礎知識編】


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それではワイン用語集最後です。全部理解しましょう!!

 

フィロキセラとかマロラクティック発酵とかわかりますか?

そうですよ。わからなくて普通ですよ。

ほぼほぼわかる方もざっと確認することで定着しますね。

 

■ワイン用語集 は行~ ■

■フィロキセラとは■

19世紀後半に世界中に現れた害虫で。ブドウの根を枯らしてしまいます。

耐性のある台木に接木することで対策がとられました。

■ブショネとは■

ワインの栓となるコルクが汚染されて出る異臭。

コルクの汚染がワインの風味にも影響を及ぼし、カビや雑巾のような匂いがします。

■プルミエクリュとは■

「一級畑」の意味で、グランクリュ「特級畑」に次いで優れる畑です

■ホストテイスティングとは■

レストランなどで注文したワインを、そのテーブルのホスト役つまり招待者がワインを味見して状態確認すること。

■ボディとは■

ワインの味わいの厚みを表す言葉

■マセラシオンとは■

醸しです。
ブドウの皮や種を果汁と共に漬け込むことで色や渋味などの成分を抽出することであり、赤ワインならではの工程です。
ワインのタイプによって異なりますが、5日~2週間行うのが平均的です。

■マセラシオンカルボニックとは■

《マセラシオン=醸し》
《カルボニック=炭素》
を意味し、

ブドウを潰さずそのままタンクに入れて発酵させ、密閉したタンクで発酵させる製法です。

密閉タンクで発酵する事で炭酸ガスが充満し圧力がかかり、通常の発酵よりも色や香りが多く抽出できる特徴がありますボジョレーヌーヴォーなどで使われる製法で、渋味や苦味が抑えられ花やキャンディ・バナナのような香りと、フレッシュでフルーティーな味わいを生む特徴があります

■マロラクティック発酵とは■

アルコール発酵の後に起こる二次発酵。

爽やかなリンゴ酸が乳酸に変化することで味わいがまろやかになります。

■ミクロクリマとは■

ごく狭い範囲における気候の事。

風向き・斜面の角度などで気候条件は変わります。

■ミレジムとは■

フランス語でヴィンテージ(ブドウの収穫年)のこと

ブドウ収穫年が単一の上質ヴィンテージシャンパーニュは「ミレジメ」ともよばれます。

■モノポールとは■

ひとつの生産者が独占して所有している畑の事を言い、ブルゴーニュで多く見られます。

例えば、ロマネコンティはDRCのモノポールです。

■濾過とは■

ワインをフィルターに通し、浮遊する固形物や澱を取り除くこと

フィルターの目は細かいほどワインはきれいになりますが、香り味わいの成分まで取り除かれてしまうこともあるため、あえて濾過しない生産者もいます。

 

以上です。

いかがでしたか?

元々知っていたり聞いたことある言葉が多かったのではないでしょうか。

改めて確認できたものや、抜けていた新しい言葉に出会い知識も増えたのではないでしょうか。なんだかちょっと試験対策っぽかったですね。

しかし、これを期に試験に挑まれる方はあと10倍は用語を知ることになります!!

そんなに悲しい顔しないでください!!

1000キロ歩けと言われるととてつもない事に聞こえますが、毎日10キロずつ歩けば100日で達成できますよね。
ソムリエ試験てそんな感じです。いやすべてそうなんでしょうね。

ですから、進むべき方向性だけ間違えないように意識しようと思うのでした。

 

 

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