イグレック ド シャトー ディケム

おすすめ【白】ワイン

 

 

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今回は貴腐ワインの高貴なニュアンスを持った辛口白ワインの紹介です。

世界3大貴腐ワインの1つ、ボルドー地方のソーテルヌ。

そのソーテルヌの格付けで唯一特級(プルミエ・クリュ・シュペリウール)に君臨し続ける官能的貴腐ワインがシャトー・ディケム

以前ディケムでは、貴腐化が浅いブドウなどを使って例外的に辛口白ワインを造る事がありました。
生産量もヴィンテージごとに異なり、造らない年もあるというもの

しかし2004年以降は栽培管理の体制を整え、白ワイン用にブドウを管理するようになり、貴腐化が始まった絶妙なタイミングでブドウを収穫できる仕組みにする事で、毎年生産が可能になったというわけです。

あなたのワイン選びの一助になれば嬉しく思います。

《ワイン名》 イグレック ド  シャトー ディケム


2015

パーカー92点で値打ち

《価格》

2万10万円】
※2万~4万が多い印象。
※ヴィンテージによって価格は変動します。

《ブドウ品種》
ソーヴィニョンブラン主体

セミヨン少し

《ボディ》ミディアムボディ
《甘辛》 やや辛口
《産地》 フランス>ボルドー>ソーテルヌ
《生産者》シャトー・ディケム

《特徴》

甘美で複雑な風味
ディケムを彷彿させる品格

イグレックの特徴は大きく2つあると考えます。

ボリューム感のある力強い味わい
完熟し貴腐化が始まった糖度の高いブドウを使用する事で、果実の凝縮された風味を感じられます。

また、アルコール発酵はブドウの糖分が炭酸とアルコールに変化する発酵のため、糖度の高いブドウを使用するイグレックは、必然的にアルコール度数の高め(約14%。通常は12%~13%程度)の力強さも感じさせます。

甘やかな香りと果実味
辛口白ワインのカテゴリーのイグレックですが、貴腐化の始まった糖度の高いブドウを使用していることで、ディケムのような甘やかな風味は感じられます。

とはいえ酸味もしっかり持っており、全体の印象としては甘やかな風味を持ったドライなワインといった感じです。
アーモンドやトーストのような樽香もしっかりと感じられ、その甘やかさも加わり、リッチでゴージャスな雰囲気は品格を感じさせます。

【外観】
若いうちは美しく輝くレモンゴールド

熟成が進むほど琥珀色に近づいていきます。

【香り】
若いうちは白桃・リンゴなどの果実に、ハーブに蜂蜜や樽に由来するナッツ系のニュアンスも感じられます。

熟成が進むほど果実香は円熟味が増し甘やかな印象になり、紅茶やトースト香なども加わった官能的で落ち着きある香りになっていきます。

【味わい】
凝縮感のある豊かな果実味とコクは口いっぱいに広がり、深くリッチな印象で、心地よい酸味は味わいをまとめ長い余韻が続きます。

熟成させるほど落ち着きある円熟味の増した風味になり、なめらかさも増し気品溢れるゴージャスな味わいに成長していきます。

熟成度合いによっても香り・味わいは変わるため、平均的な風味の指標にしてもらえると良いでしょう。

《飲む時の適正温度》

8℃14℃
冷やし気味にすれば、酸味が際立ちキレの良いスレンダーな飲み口を楽しめますし、少し温度を上げても風味が広がり、ボリューム感のあるグラマラスな飲み口を楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当り年》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から5~40年
※一般的傾向や口コミから推測

【当たり年】
良いヴィンテージのワインほど飲み頃になるのが遅く、長期熟成にも向きます。

難しいヴィンテージほど飲み頃の期間は短くなりますが、比較的早くから楽しめます。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

1980年 2
1981年 2
1982年 3
1983年 5
1984年 2
1985年 3
1986年 4
1987年 1
1988年 5
1989年 5
1990年 5
1991年 1
1992年 1
1993年 0
1994年 2
1995年 4
1996年 4
1997年 4
1998年 3
1999年 3
2000年 2
2001年 5
2002年 3
2003年 4
2004年 3
2005年 5
2006年 3
2007年 4
2008年 3
2009年 5
2010年 3
2011年 5
2012年 1
2013年 4
2014年 3
2015年 4
2016年 4
2017年 4
2018年 4

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《適正グラス》

【ふくらみのあるシャルドネグラス】
香りが取りやすく温度が少しずつ上がるように設計されたシャルドネグラスを選ぶことで、バランス良く味わいを感じ取れる事でしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


フォアグラのバターソテー


ホタテバター

など、コクの豊かな食材や味付けのされた料理に合わせる事で、豊かな風味の広がりを体感できる至福のマリアージュを楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


《こんな場合におすすめ》

厚みのある白ワインが好みの方
イグレックは香り味わい共にリッチで品格を感じさせます。
厚みのあるワインがお好きならば、このワインを知らないのはもったいないですね。

リッチな気分で料理を楽しみたい時
ちょっと淡白で上質な食材にコクのある味付けをした料理をイグレックを合わせれば、料理のリッチな味わいとイグレックのリッチな味わいが融合し、そのリッチさが倍増することで、なんとも優雅な食体験をすることとなるでしょう。
※リッチリッチ言い過ぎました(笑)
特別な日に特別な方とお楽しみください。

贈り物に
イグレックはワインにくわしい方ならば知っているかもしれませんし、知らないにせよその品質は抜群です。
白ワインが好きな方への贈り物にしてもきっと喜んでもらえますね。

 


《こんな場合には不適切!?》

サッパリしたワインが飲みたい時
イグレックはサッパリはしていません。

繊細な味わいの料理に合わせたい時
白ワインにしては味わいに深さがあり強いため、白身魚の薄造りなど淡白な食材の味を感じたい時には、その味わい深さが食材の味をわかりにくくしてしまう事でしょう。
もっと軽快な白ワインを選びましょう。

気軽な料理に合わせたい時
マリアージュのコツとして、料理とワインのレベルを合わせるというのもありますね。
気軽なポテトフライやピザなどにイグレックを合わせると、カジュアルさとリッチさが口の中で混沌とした世界を生み出すことでしょう。(笑)
カジュアルな食べ物にはカジュアルなワインを合わせた方がよく合います。

《飲んだ人の口コミ》

良い口コミ

「褐色がかった色、蜜の香りに紅茶、それから貴腐ワイン特有の香りもある。香りも味わいもほぼディケムだけど甘さが無い。これが私の求めるイグレック。最近の若いイグレックは貴腐香が無いけど、熟成させれば現れるのかな?とにかく1979のイグレックは秀逸。」


「はい。幸せで~す。イグレック2000。熟熟の果実味でおいし~い💛」


「2000年のイグレックは、ソーヴィニョンブランのハーブ感ある爽やかさで、温度が上がるほどにオイリーで貴腐ワインを思わせるニュアンスが現れ、蜂蜜の風味を感じる長い余韻。意外と和食との相性も悪くないところがいいね。」

悪い口コミ

「お亡くなり直前でシェリーのような印象。悪くはないですが。1964。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!    33%
美味しい     50%
普通       17%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

ディケムの官能的な甘美さのニュアンスが感じられる品質で、非常に満足度の高いワインという事が伝わる口コミが多かった印象です。

熟成で、より深さが加わる傾向もみられるため、20年以上の熟成をさせるのも選択の一つに入れるべきとも感じました。

 

以上です。

ディケムの生み出す辛口白ワイン。

非常に興味深いワインです。

ここぞという時の上質白ワインの候補にすべきワインではないでしょうか。

貴腐のニュアンスも感じられる、リッチでゴージャスな場面を生み出してくれる事でしょう。

 

あなたのワインのある生活が豊かになる事を願っております。

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