ギュファン・エナン マコン・ピエールクロ ル・シャヴィーニュ

おすすめ【白】ワイン

 

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こんにちは。

すぐにできると思っていたトランポリンが、意外と難しい。。。

そんな事を感じる元ボクサーの加藤です。

 

さて、マコネ地区における最高生産者は?

この質問に、コルディエサント・バルブボングランJ.Aフェレなどを挙げる方もみえるでしょう。

しかし、ギュファン・エナンこそがマコネ地区における最高生産者だ。

そう答える方が最も多いのではないでしょうか。

 

 

マコネ地区ににおいて、日本の一般消費者の方々に多く飲まれ、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうと客観的視点から調べてみた結果、やはり際立つ存在感を放っていたのがギュファン・エナン。

価格は他の生産者に比べると割高(2倍~3倍)ではありますが、品質も突き抜けており、多くのブルゴーニュラバーの皆様を魅了し驚かせている傾向が強く感じられました。

今回の記事はマコン・ピエールクロ ル・シャヴィーニュの記事とさせていただきますが、生産量が少なさと人気も加わり、リンク先も同一ワインは存在せず、マコン○○やプイィ・フュイッセなどが掲載されている可能性もありますが、それらのワインも同様に高い満足を消費者の皆様に与えていますので、参考になれば嬉しく思います。

 

それではここで簡単に歴史です。

1976年、ブルゴーニュの魅力に取りつかれたベルギー人であるジャン・マリー・ギュファンは、妻と共にブルゴーニュに移住し、ジャン・マリー氏は農業学校、妻はドメーヌで働き経験を積みます。

1979年に畑を購入しワイン造りが始まります。

ワイン造りに関しては初心者でしたが、建築を学んできたジャン氏と演劇を志していた妻の経験と感性そして熱意もあって、徐々に品質は向上。

現在その才能は「マコンの天才」と呼ばれる領域にまで達しており、世界中で引く手あまたのワインを生み続けています。

因みに有名なヴェルジェは、このギュファン・エナンのネゴシアン物(ブドウを仕入れて生産するスタイル)である事も付け加えておきます。

《ワイン名》 ギュファン・エナン マコン・ピエールクロ ル・シャヴィーニュ

《価格》

【およそ6000~7000円

《ブドウ品種》シャルドネ
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   フランス>ブルゴーニュ>マコネ
《生産者》  ドメーヌ ギュファン・エナン

《特徴》

並のマコネと一線を画す
充実感とエレガンス

このワインの特徴は、並の生産者が生むマコネのワインとは一線を画す充実した品質にあり、凝縮された果実味に気品を感じさせる凛としたミネラルも持ち合わせた品質にあります。

そして長期熟成によって成分が溶け合う事で、充実感溢れる味わいでありながら、洗練された果実に由来する透明感やエレガンスも感じられる品質に成長していきます。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

マコンのテロワール
豊富な日照により豊かな果実味、涼しい北風で美しい酸、小石の多い土壌からは鉱物的なミネラル感が得られ、それらのマコンのテロワール(ブドウを取り巻く自然環境)を尊重する姿勢の元、ワイン造りが行われています。

ビオロジック農法
ビオである事をアピールすることはないギュファンス氏ですが、化学肥料や農薬を使用しないビオロジック農法の実践で、微生物の働きなどが活発になり、健全で成分豊かな土壌が育ち、その豊かなミネラルなどの成分を吸い上げ土壌の特徴を反映した、ピュアなワインを生むブドウが得られます

天然酵母
酵母は添加するのではなく、充実したワインを生む天然酵母の働きを待ちます。
しかも低温でできる限り長期間の発酵を実践することで、より多くの成分が抽出されます。

情報の少ない生産者で、この他にも様々な要素があると考えられますが、当主は『ワインは自然の産物で常に変化する。造り手も飲み手も変わって行くべきだ。何も変わらない ものを求めるならワインでない方が良い』とも語っており、常に変化に適応するスタイルである事も特徴と言えるでしょう。

 

【外観】
輝くレモンゴールド。
熟成が進むほど濃いゴールドに変化していきます。

【香り】
柑橘フルーツや白い花の爽やかな香りに、黄桃やハチミツの上品な甘いニュアンスや、樽の風味が心地よく広がりを見せます。

熟成が進むほどアンズや黄桃などの熟した果実香に、黄色い花の優雅さが現れ、樽に由来するバターの風味に上品な蜜のニュアンスも優雅に広がります。

【味わい】
凝縮された果実味はほんのり甘い上品な蜜のニュアンスも加わったリッチさがあり、美しい酸は心地よく味わいを引き締めます。

樽の風味や、凛とした気品を感じるミネラルも味わいに幅を持たせ、心地よい旨味も伴った余韻が長く続きます。
熟成するほど様々な成分は溶け合い滑らかさが増し、円熟した果実実や旨味を伴ったミネラル感はじんわりと広がり、長い余韻へと導いてくれます。

《飲む時の適正温度》

8℃14℃
冷やし気味にすれば美しい酸やミネラルが際立ち、エレガンス溢れる飲み口になります。

温度を上げるほど豊かな風味の広がる優雅な味わいを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

飲み頃はブドウ収穫年から
【およそ5年~20年
一般的傾向や飲んだ方の評価傾向から推測すると、これくらいではないかという個人的見解です。


良いヴィンテージのワインほど、飲み頃になるのが遅く長期熟成にも向き、

難しいヴィンテージほど、比較的早くから楽しめ飲み頃の期間は短くなる傾向です。

ヴィンテージによって飲み頃にも差がありますから、ヴィンテージチャートも載せておきます。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2000年 3
2001年 3
2002年 4
2003年 2
2004年 4
2005年 4
2006年 3
2007年 4
2008年 
2009年 3
2010年 5
2011年 4
2012年 
2013年 4
2014年 
2015年 3
2016年 4
2017年 5

※ワインの飲み頃についての知識は、
第10回【品種・タイプ別 赤ワイン・白ワインの飲み頃】
でも確認できます。

《適正グラス》

【ふくらみのあるシャルドネグラス】
少し温度を上げることで広がる風味を楽しめますから、香りが取りやすく温度も少しずつ上がるように設計された、ふくらみのあるグラスを選ぶことをおすすめします。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


のどぐろの白ワイン蒸し


真鯛のカルパッチョ

など、ほどよくコクのある料理などと合わせることで、豊かな風味とコクの広がりある優美なマリアージュを楽しめるでしょう。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

 


こんな場合におすすめ

マコネ地区のワインの最高峰を体感したい時は、このワインを選択肢に入れるべきでしょう。

価格はこの地区にしては高額ですが、品質も他を圧倒するほどのパワーとエレガンスを持っており、スケール感のある味わいを堪能できます。

このクラスのワインは特別な日に楽しんだり、贈り物やプレゼントにしても力を発揮してくれるでしょう。


こんな場合には不適切!?

次の口コミでも紹介しますが、高いポテンシャルエネルギーを持った品質は、若くして開けた場合、成分の馴染み合いが浅く、香りや味わいのまとまりに欠ける傾向がありますから、適切な熟成を経た飲み頃を楽しんだ方が良いでしょう。

 

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ

「3年熟成の2014はまだ早いです。味わいのまとまりに欠けエグミがあります、樽感も主張気味ですね。翌日、翌々日とだんだん角が取れ素晴らしくなりましたが、真骨頂を楽しむのはまだ先でしょう。」

良い口コミ

「これはコート・ドールのワインを凌駕する優美さがあります。3年熟成の2014という事で若く、還元臭が強めの初日でしたが、2日目3日目と時間が経過するほどに本来のパワーを発揮。これほどの時間が必要なポテンシャルに驚きです。黄桃に白い花に蜂蜜の香りはなんとも上品で、蜜りんごのような果実実は透明感があり、絶妙な樽感に長い時間をかけてフェードアウトしていくような美しい酸。マコネ地区にこれほどのワインが存在するとは。10年程度の熟成物にもまた出会いたいものです。」


「13年熟成の04は、熟した果実味と美しい酸の醸し出す世界観は広く、余韻も長い。透明感と上品さがある素晴らしい薄化粧で、造り手の力量が見えますね。」


「6年熟成の08。華やかな香りと充実感のある味わいなのに、水の如くスイスイ飲めてしまう。これは危険(笑)。」


「なんとスケール感溢れるワインでしょう。12年熟成の04からは、バタール・モンラッシェかと思うほどの凄みを感じました。」

 

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると

感動的!!    17%
美味しい     47%
普通       36%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

通常のマコネ地区のワインの次元を遥かに超えた質感に驚いた方も多数見受けられ、中にはコート・ドールのグランクリュクラスのワインと肩を並べる、あるいは凌駕するほどだと感じる方がみえることが印象に残りました。

ただし、そのスケール感ある品質は若くして口にした場合、閉じ気味で2・3日後の方が良くなったという意見もチラホラでしたから、抜栓するタイミングや熟成期間を意識する必要もあるワインだと感じました。

価格もマコネのワインとしては高額ですが、それ以上のポテンシャルを秘めた上級ブルゴーニュである事を確認する結果となりました。

 

以上です。

ギュファン・エナン。

マコンでこれほどのワインを生む生産者が、コート・ドールのワインを手掛けたら・・・

と思ってしまうのは私だけでしょうか。

妄想が膨らむ~~

とは言え、思ってもしょうがないので、今あるラインナップを楽しみましょう。(笑)

 

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

 

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