ロベルト ヴェエルツィオ バローロ チェレクイオ

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極度の低収量で一躍有名となった造り手。

非常に口コミ量(vinica)の少ない銘柄ではありましたが、その満足度は非常に高い印象。
これはもしかしたらジャコモコンテルノルチアーノサンドローネ達に並ぶバローロ最高峰の一つなのかもしれない!?と、思いましたので紹介させていただくことにしました。

この記事を最後まで読み進めていただき、知識と共に深まるワインの味わいを楽しんでいただければ幸いです。

《ワイン名》ロベルト ヴェエルツィオ バローロ チェレクイオ

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《価格》

2.5~3万

《ブドウ品種》ネッビオーロ
《ボディ》  ミディアム~フルボディ
《甘辛》   辛口
《産地》   イタリア>ピエモンテ州
《生産者》  ロベルト ヴェエルツィオ

プロフィール
ロベルト ヴォエルツィオは革新的な栽培理念で知名度を上げたバローロの有力生産者。1986年にロベルト ヴォエルツィオ氏によって設立され、バローロに認定されているラ モッラ村の中心部に位置しています。極度の低収量こそが革新的栽培理念で、その品質の高さで評価は上昇。

今回紹介しているチェレクイオはロベルト ヴォエルツィオを代表するトップキュベの一つで、その評価の一例は以下の通り。
・ワイン評論家であるジェームズ サックリングから100点満点を獲得
・権威あるワイン誌ワインアドヴォケイトで90点台後半を獲得
など、高い評価を受ける銘柄です。また、ボトルのラベルに描かれた特徴的な絵は、彼らの哲学、そして重要な瞬間を表現したもの。チェレクイオには畑作業者が休憩をしている風景があしらわれています。

《味わいの特徴》

充実感と透明感を両立
熟成で妖艶さが増す

このワインの特徴は、果実味、酸味、タンニン、ミネラル感など全ての成分がが充実している点にあり、それらの成分はどれも洗練されているため雑味無く、透明感も持ち合わせた優雅な品質であるところ。
その充実感は長期熟成によって成分が溶け合う事で、しなやかさや甘美さが増し、円熟した妖艶さが現れてきます。

そのような品質になる理由をいくつか挙げましょう。

品種の個性
バローロに使用されるネッビオーロは、ピノノワールに近い透明感のある色調。そして強めの酸と収斂(しゅうれん)性のあるタンニンが特徴的で、適度な果実味と出汁の効いたような旨味が感じられます。
長期熟成で酸やタンニンはワインに溶け込むことでしなやかさが増し、タバコ、トリュフ、革製品など複雑な風味を伴った深い味わいが現れてきます。

特に優れた畑
チェレクイオは、幻の特級畑と呼ばれるほど優れたテロワール(ブドウを取り巻く自然環境)を持つ畑です。
「ランゲの畑で最も美しい凝縮感」と評されており、洗練された果実味と深いコクや豊富でキメ細かなタンニン。バルサミコやミントのニュアンスを持った上品さがあり、熟成ポテンシャルも十分に備わっています。

自然派農法
農薬や化学肥料など、植生サイクルの干渉となる物質は一切使用しない自然派スタイルを実践。
土地の自然酵母など様々な生物の営みが反映された土壌は、健全で成分豊かな状態になり、その成分を吸い上げたブドウはピュアで成分豊かなワインを生みます。

高密植
ブドウの樹を植える間隔をあえて狭くする高密植栽培を実践。生存競争が活発化することでブドウは地中深くまで根を伸ばし、ミネラル豊富な地下水を吸い上げる効果があります。

極度の低収量
・剪定によりブドウの収穫量を抑える。
・最もネッビオーロの甘味がある房の耳の部分だけを残し、房の下部60~70%をカット。
以上の革新的手法で残されたブドウに成分が集中し、健康で糖度が高く香りの豊かなブドウが生まれます。

清潔感を重視した醸造
発酵や熟成工程ではステンレスタンク、バリック(小樽)、大樽を使い分けます。
必要以上に樽の風味を付けず、香や味わいに透明感を持たせ「清潔感」のあるワインを生むことを目指しています。

【外観】
深みのあるガーネット
熟成するほど透明感のあるレンガ色に近づいていきます

【香り】
ブラックチェリー、カシス、プルーンなど熟した果実の香りに、バラやスミレの華やかさが優雅に広がります。レーズンやナッツ類、土や樽のニュアンスも加わった香りは複雑で、妖艶な香りに包み込まれます。

【味わい】
充実した果実味はピュアで豊潤。上質で適度な甘味と深いコクが感じられ、シルキーで豊富なタンニンは骨格ある味わいを表現。美しい酸は味わいのバランスを整えると、複雑で優雅な香りと心地よい味わいを残した長い余韻へと続きます。
熟成するほど成分は溶け合いしなやかさが増し、円熟した甘味や旨味も増すことで魅惑的な味わいへと変化していきます。

 

《飲む時の適正温度》

14℃18℃
少し冷やし気味にすれば酸やタンニンが際立ち引き締まった印象。
温度を上げるほど酸やタンニンは穏やかな印象になり、甘味や複雑な風味の広がりを楽しめるでしょう。

※ワインを飲む時の適正温度については、
第11回【ワインの適正温度】
でも確認できます。

《飲み頃と当たり年》

【飲み頃】
ブドウ収穫年から7~35年
※一般的傾向や口コミから推測

【当たり年】
参考までに、ピエモンテ州のヴィンテージチャートも載せておきます。
良い年ほど成分が充実し、飲み頃になるのは遅いが長期熟成に向く。
難しい年ほど成分はやや希薄になり、早く飲み頃に達するが長期熟成には向かない傾向があります。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

1990年 
1991年 2
1992年 2
1993年 3
1994年 2
1995年 3
1996年 
1997年 4
1998年 4
1999年 4
2000年 5
2001年 5
2002年 2
2003年 
2004年 5
2005年 4
2006年 4
2007年 
2008年 4
2009年 3
2010年 5
2011年 4
2012年 4
2013年 4
2014年 3
2015年 3
2016年 5
2017年 3

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《適正グラス》

【バルーン型ブルゴーニュグラス】
複雑で豊かな香りと、奥深い味わいを持ったワインです。
香りが取りやすく、甘味を感じやすい形状に設計された、ふくらみのあるバルーン型ブルゴーニュグラスを選ぶと良いでしょう。

※ワイングラスの選び方の知識は、
第13回【ワイングラスの特徴・選び方】
でも確認できます。

《相性のいい料理》


牛肉のバローロ煮


マガモ鍋

充実感溢れるバローロで、料理とワインが互いを高め合う至高のマリアージュが楽しめるでしょう。
合わせる料理も上質で深いコクを持ったものが適切で、ワインの複雑な風味は野性味のあるジビエ料理ともマッチします。

※もう少し相性について知りたい方は、
第15回【ワインと料理との相性・マリアージュ】
でも確認できます。

《飲んだ人の口コミ》

悪い口コミ


6年熟成2014は良いバローロである事は間違いないが、本来の力が発揮されるのはまだ先。酸、タンニン、ミネラルなど充実した成分を持っており、ほんのり感じるコーヒーやカカオのニュアンス。そしてナッツ類のニュアンスを感じたのはこのバローロが初めてです。

良い口コミ

2014はまだ4年目という事で流石に硬い。しかしながら料理と共にいただくことで味わいは向上して素晴らしかった。


女性的と言われるバローロの意味がよくわかりました。13年熟成に03は甘く妖艶な香り。キメ細かなタンニンは絹のようで酸は優しく、凝縮された果実味がある。上品な淑女って感じで、今まで飲んでたバローロとは一線を画す味わいでした♪


勝手にガツンと来る味わいを想像してましたが、力強さを持ちつつも均衡の取れた味わいで素晴らしかった。バローロ以外も手掛けてるようですから、いろいろ試してみたくなった。


何も言えね!!15年熟成の99は否の打ち所なく満点!!

という皆様の声でした。

その他にもたくさんの口コミがありましたが、集計してみると、

感動的!!    27%
美味しい     50%
普通       23%

良くない      0%

というニュアンスが伝わってくる結果でした。

非常に口コミ量が少なかったのですが、無言の感動的評価もあり「トップクラスのバローロなのでは!?」と感じさせる銘柄でした。

若い段階ではポテンシャルはあるものの硬いと感じる意見が優勢。だんだんとバランスが整っていくワインで、10年以上の熟成物に対しては非常に高い満足感がある傾向です。

 

 

まとめ

それでは最後に情報整理です。

ロベルト ヴェエルツィオ バローロ チェレクイオ

価格
2.5~3万円


果実味、酸味、タンニン、ミネラル感など全ての成分がが充実。それらの成分はどれも洗練され雑味無く、透明感も持ち合わせた美しさがある。
その充実感は長期熟成によって成分が溶け合う事で、しなやかさや甘美さが際立ち、円熟した妖艶さが増す。


飲み頃と当たり年
・飲み頃
ブドウ収穫年から7~35年
※一般的傾向や口コミから推測

・当たり年
良い年ほど成分が充実し、飲み頃になるのは遅いが長期熟成に向く。
難しい年ほど成分はやや希薄になり、早く飲み頃に達するが長期熟成には向かない傾向。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

1990年 
1991年 2
1992年 2
1993年 3
1994年 2
1995年 3
1996年 
1997年 4
1998年 4
1999年 4
2000年 5
2001年 5
2002年 2
2003年 
2004年 5
2005年 4
2006年 4
2007年 
2008年 4
2009年 3
2010年 5
2011年 4
2012年 4
2013年 4
2014年 3
2015年 3
2016年 5
2017年 3
 

口コミ
口コミ量が非常に少ないが、無言の感動的評価もあり「トップクラスのバローロなのでは!?」と感じた。
若い段階ではポテンシャルはあるものの硬いと感じる意見が優勢。10年以上の熟成物に対しては非常に高い満足感がある傾向。

以上です。
極度の収量制限で成分を集中し洗練させたトップクラスのバローロでした。
たくさんの口コミを客観的に見る限り、ジャコモコンテルノルチアーノサンドローネが最も優れる印象ですが、それらの銘柄の半分程度の口コミ量ながら飲み手を魅了しているチェレクイオも魅了的だと感じました。
あなたはどのように感じましたでしょうか。
ワイン選びの一助になれれば幸いです。

 

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