第46回 シャブリ地区のワインの特徴と格付け階層

産地別ワインの特徴


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「はぁ・・。あの人ったら、筋トレ筋トレって・・・。」
「私に興味ないのかしら・・・」

ご主人!!言われてますよ!!


言わせておけ!!私は私の道を行くのだ。

おぉ!なんだかよくわからないですけどかっこいいですね!!
はい!私も自分の道を行きます。

まぁダビデさんも相当たくさんの人に全裸見られるわけですから、鍛えておかないとダメですよね!!

 

さっ始めましょう。

ワインにくわしくない方でもシャブリは知ってるというくらい有名な地区ですね。

そんな辛口白ワインの代名詞とも呼べるシャブリについて知っておきましょう。

1、シャブリのワインの特徴

 

シャルドネから造られる世界一知名度の高い辛口白ワインと言ってもいいでしょうね。

シャブリ地区はジュラ紀までさかのぼると海であったことから、土壌には牡蠣などの貝殻の化石を含んでいます。そのような土壌はキンメリッジ土壌と呼ばれ、そのような土壌から生み出されるワインは、ミネラル分を多く含んだ上質な白ワインになると言われています。

2、シャブリ 主要AOCと格付け

 

ブルゴーニュ全体像のところで、より狭い区画(最少は畑名)を名乗れる畑から造られるブドウを使って造られるワインが格上であるという事を解説しました。
シャブリも大体そういう仕組みですが、独自の階層を持っています。

【シャブリ4つのAOC】

格上から順に

1、シャブリ グランクリュ
2、シャブリ プルミエクリュ
3、シャブリ
4、プティ シャブリ

というものです。
地理的には最も好立地のシャブリグランクリュを中心に、それを取り囲むようにプルミエクリュ、シャブリ、プティシャブリと続く配置になっています。

3、シャブリグランクリュ 7つの区画

シャブリ・グランクリュは7つの区画に分かれていて、区画名がつけられています。

1、レ・クロ
2、ブランショ
3、ブーグロ
4、プリューズ
5、ヴォーデジール
6、ヴァルミュール
7、グルヌイユ

以上です。
このように7区画に分けられますが、あくまで区画であり、グランクリュが7つあるという意味ではありません。(ややこしい!!)

プルミエクリュも同じように40の区画に分かれていますが、40のプルミエクリュがあるということではないんですね。

ですから、グランクリュとプルミエクリュはいくつある?
と問われたら
、それぞれ1つと答えるのが正しく、その中に区画があるという認識です。

★有名な区画★

上記の区画の中で最も有名なのはレ・クロです。
面積も一番広く、力強い熟成型のワインを生みます。

もう一つ挙げるとすれば最小面積のグルヌイユです。
リッチで芳醇な品質を生むことで有名です。

 

■まとめ■

シャブリでは【キンメリッジ土壌】から上質な白ワインが造られる。

・【4つのAOCがそのまま格付け階層】になっている。

・【グランクリュは7つの区画】に分かれていて、レ・クロは品質も高く有名。

 

以上です。

いかがでしたか?
シャブリと聞くと辛口で軽快なワインのイメージを持っている方も多いと思いますが、グランクリュレベルになると、味わいの厚み、深さは全く違うものになります。

シャブリ4つのAOC飲み比べなんてやってみてもおもしろそうですね。

私が選ぶ飲むべき一本です
【シャブリ1er ヴェルジェ】
シャルドネの天才が生み出す洗練された味わいです。

よかったらお試し下さい。

 

「たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私は筋トレをするだろう」

なんだか、ダビデさんは説得力がありますね!!

自分の生き様を貫けと言われたような気持ちです。

どうもありがとうございました。

 

 

 

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