シャブリのおすすめワイン12銘柄《プロも認める》生産者を詳しく解説

実践編

 

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「ワインってすごく種類が多いけど、どれを選べば良いの?」

この記事にたどり着く方は、多かれ少なかれそのような思いがあるのではないでしょうか。

シャブリにおいても、その銘柄の多さは数えきれないほどで、的確に選択することは難易度が高いと言えるでしょう。

しかしそのような悩みは、この記事を読むことで少しは和らぐと確信しています。

なぜなら、2014年に日本ソムリエ協会認定ソムリエの資格を取得した私は、自身が実際飲んで美味しいと感じるワインもさることながら、一般消費者の皆様が実際口にして、そして満足しているワインはどれだろうという興味が湧き、インターネット上にある信憑性の高い口コミだけをを調べ尽くし、特に満足度の高いワインのみをピックアップし、特徴・当たり年・飲み頃・口コミ内容などを詳しく解説しているからです。

つまり、多くの方が美味しいと認めるワインは外す確率も少ないというわけです。

※主な口コミは、国内最大のワインスクールであるアカデミー・デユ・ヴァン様が運営するvinicaによるもので、その信憑性の高い口コミを参考にさせていただいております。

 

それでは参りましょう。

 シャブリの おすすめワイン12銘柄

星の数ほど存在するワインは、産地やブドウ品種に生産者、あるいは収穫年や熟成度合い、そして個人個人の受け止め方によっても味わいへの評価は変化し、一つとして同じものが無い事が難しさであり魅力でもあります。

ここで紹介するワインはあくまで一般的に満足度が高いという事で、それら以外にも素晴らしいワインは無数に存在します。

個々の受け止め方でも評価は変わるわけですから、これが素晴らしいワインと決めてしまうのはナンセンスだと思いますし、いろんなワインを探究される事は素晴らしいと思います。

そのような事を踏まえて、この記事があなたの何かしらのヒントになり、ワイン選びのお役に立てれば幸いに思います。

さて、私はシャブリを生み、日本で購入可能な主要生産者を30ほどピックアップし、その中で多くの日本の消費者の方々に実際飲まれ、そして口コミ評価の高いワインはどれだろうという客観的視点から調べてみました。

その結果、特に高評価を獲得していると感じたワインは以下の12銘柄

※尚、シャブリ以外の満足度の高いワインについてもおすすめワイン一覧で解説しておりますから、参考になれば幸いです。

 シャブリの
おすすめワイン12銘柄

※全て白ワインで価格順

1.フランソワ ラヴノー

優雅で品格ある味わい
熟成で深まる妖艶さ

《価格》【およそ1万500012万円
※格付けとヴィンテージによって価格は変動します。

《ブドウ品種》シャルドネ

ラヴノーの造りは果実味・ミネラル感・酸味のクオリティーが全て高く、それらが高次元で融合し優れたバランス感覚を持ち、品格ある味わいを持っているという特徴があります。

特にプルミエクラス以上のワインは長期熟成に向き、熟成を経てこそ円熟味溢れる魅惑的な風味が漂い人々を魅了しています。

シャブリの最高峰を体感したい方が選ぶワインで、経験豊かなワインラバーにこそ味わっていただきたい逸品です。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
さらにくわしい解説はコチラ

 

2.ロン デパキ グランクリュ ムートンヌ

透明感とスケール感
を併せ持つシャブリの最高峰

《価格》【およそ1300022000円】
※ヴィンテージによって価格は変動します。

《ブドウ品種》シャルドネ

「シャブリのロマネ・コンティ」

と、評される偉大なワイン。

シャブリは白ワインなんだから、ロマネ・コンティではなんだかおかしい?

とも聞こえてきそうですが、ともあれシャブリを代表するワインの一つと言えるでしょう。(ラヴノーヴァンサン・ドーヴィサも秀逸です)

ムートンヌの特徴は透明感のある事。樽による発酵を1/4程度にする事で樽感をほどよいものにし、ステンレス発酵を主にすることでクオリティーの高いブドウのピュアな果実味が美しく表現されています。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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3.ヴァンサン ドーヴィサ プルミエクリュ

高次元のバランス感覚
熟成で真価を発揮

《価格》【およそ800013000円】

《ブドウ品種》シャルドネ

シャブリの頂点に君臨し、飲んだ人々を魅了し続けるフランソワ ラヴノー。

そんなラヴノーは希少かつ高品質で人気のため、価格も高騰しそもそも売っている事もあまりありません。

今回紹介するワインは、ラヴノーの義兄弟にあたる生産者で非常に評価も高く、ラヴノーと並んでシャブリ最高生産者として高い評価を得ています。

価格はラヴノーほど高騰しておらず、ラヴノーほど売っていない事もないので、比較的手に入れやすいシャブリの最高峰と言えます。

優れたバランス感覚と長期熟成によって真価が発揮される味わいは、多くの飲み手を魅了しています。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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4.ヴェルジェ

爽やかでバランス良く
ミネラリーな品質

《価格》【およそ33004200円】

《ブドウ品種》シャルドネ

「白ワインの魔術師」とも呼ばれ、ブルゴーニュのワイン生産者の中でも最高クラス評価を受ける生産者。

1980年に彗星のごとく現れ、今やフランスのシャルドネファンならば知らない人はいない!?かもしれないくらい有名生産者になった造り手のシャブリの紹介です。

ベルギー出身のジャン・マリ―・ギュファンス氏が立ち上げたネゴシアン(自社で畑を所有せず、ブドウ又はワインを仕入れて製造するタイプの生産者)で、このジャン・マリ―・ギュファンス氏はとても個性的な人物で【変人】とも呼ばれるそうですが、ワインは変なところがなく非常にキレイです。(笑)

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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5.ルイ ジャド

ピュアな果実味
豊かなミネラルと酸を持ち
優れたバランス感覚

《価格》【およそ28003800円】

《ブドウ品種》シャルドネ

ルイ・ジャドのシャブリの特徴は優れたバランス感覚にあると考えます。

・冷涼なシャブリらしい酸味。

・キンメリッジ土壌(貝殻などの化石を多く含んだ土壌)に由来するミネラル感
ミネラル感とは、カリウムやマグネシウムといったミネラル分を多く含んだキリッと芯のある味わいで、硬水をイメージするとわかりやすく、キーンとくる感じです。

・心地よいピュアな果実味。

これらのそれぞれが高い質を保ち、そしてどれが突出しすぎることなく互いを支えるように全体の調和で味わいを表現しています。

そして、そのピュアでフレッシュな風味を表現するために、あえて樽を使わない事も特徴と言えます。

そうすることで樽の香りは付かない事はもちろん、引き締まるミネラルや酸をしっかりと残すことが可能になるわけです。

『自社のワインによってブルゴーニュ・ワイン全体の印象や評価が決まってしまう』

これはルイ・ジャド社の言葉で、それだけの責任を背負っている事を自覚しているだけの品質の安定感があります。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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6.ドルーアン ヴォードン

フレッシュで清潔感ある
上品なバランス型シャブリ

《価格》【およそ25003900円】

《ブドウ品種》シャルドネ

シャブリの知名度の礎を築いた生産者の一つ。

常にシャブリらしいミネラリーで清潔感あるワインを生産し続けることで、現在のシャブリの認知度に高めた事にも一役買っている生産者です。

そんなドルーアン・ヴォードンのシャブリ・レゼルヴの特徴は、

《清潔感あるピュアな果実味を持ったシャブリらしい品質》にあると考えます。
そのような品質になる理由には、ビオディナミ農法手摘みの収穫ステンレス発酵である事が挙げられます。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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7.ウィリアム フェーブル

ザ・シャブリ
上品な果実味と伸びやかな酸

《価格》【およそ22003500円】

《ブドウ品種》シャルドネ

シャブリを代表する生産者として、一番にウィリアム・フェーブルを挙げる方も多いのではないでしょうか。

実際市場にも多く出回っており、最も多くの人に飲まれていました。

ウィリアム・フェーブルのシャブリの特徴は、ピュアでフレッシュな果実味と酸味。ミネラル豊富な質感です。

とてもシャブリらしい味わいで、上級シャブリグランクリュクラスのような厚みのある樽の効いたワインではなく、ステンレスタンク主体のクリーンで爽やかな印象です。

そしてただスッキリ軽快なだけではなく旨味やミネラル感に少しの苦味も加わり、エレガントさも感じられる心地よいバランス感覚に優れたワインと言えます。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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8.ジャン マルク ブロカール

ピュアで生き生き
爽やかなシャブリを表現

《価格》【およそ21002700円】

《ブドウ品種》シャルドネ

「シャブリは手に入れやすいワインで、手の届かない様な超高級品にしてはいけないと私たちは考えている。」

今回紹介する生産者の言葉です。

200haという広大な畑を所有し、家族経営を続ける生産者でビオディナミ農法にも力を注ぐ生産者。

シャブリ特有のキンメリッジ土壌(貝殻などの化石を多く含んだ土壌)にも恵まれた土地を所有し、とてもシャブリらしいワインを生んでおり、しかも手頃な価格で消費者に寄り添うような親しみやすいシャブリを造っています。

実際このワインを手にする方も多く、感動するような品質こそありませんが、とても好感度の高いワインである事が伝わる口コミも多かったので紹介させていただくことにしました。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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9.ドメーヌ ド ピスルー

豊かな果実味とミネラル感
厚みのある品質は
お値段以上

《価格》【およそ20003000円】

《ブドウ品種》シャルドネ

元農業高校の教師のジャック・ユゴー氏。

土への探究心が強く教師から地質学者になり、さらには土壌が非常に影響力を持つワイナリー経営を1985年より開始。

非常にコスパの高いワインを生むことでも知られ、フランスのワイン雑誌「レヴュード・ヴァン・フランス」ではベストシャブリ生産者に選ばれるほどで、美味しいワインを造るための努力を様々実践しています。

実際飲まれた日本の消費者の皆様にも高評価を受けていましたので、紹介する事にしてみました。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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10.ラ シャブリ ジェンヌ ラ ピエレレ

ピュアな果実味とミネラル感
シャブリらしいキレの良さ

《価格》【およそ19002800円】

《ブドウ品種》シャルドネ

シャブリ生産量の1/4。
圧倒的生産量を誇る生産者協同組合。
(農協みたいなものです)

約300名もの組合員から構成されており、畑の選別や厳しい品質チェックをクリアしたワインのだけがシャブリジェンヌを名乗る事を許されます。

シャブリジェンヌが造るシャブリ。

男の中の男みたいなものでしょうか・・。

さておき、シャブリらしさを高次元で表現し、しかも手頃な価格で販売していることでも評判が良く、フランスの有名レストランでも活躍するワインで実績も十分です。

今回紹介する「ラ・ピエレレ」は多くのラインナップを持つシャブリジェンヌの中でも、最も親しみやすく手軽にシャブリらしさを体感できるワインです。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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11.アントワーヌ シャトレ

ほどよい強さの果実味主体で
飲みやすい品質

《価格》【およそ16002300円

《ブドウ品種》シャルドネ

「1000円台程度の手頃な価格で、フレッシュでフルーティーな飲みやすい白ワインありませんか?」

そう聞かれたら提案したいワイン。

ブルゴーニュの有力ネゴシアン(自社で畑を所有せず、ブドウ又はワインを仕入れて製造するタイプの生産者)で、多くの航空会社や星付きの有名レストランでもオンリストされる生産者。

そんな生産者の造るシャブリは非常に手頃で、飲んだ方々の評価も好感度の高い傾向がありましたので紹介する事にしました。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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12.ピエール ド シャブリゾー

フレッシュでフルーティ
膨らみある質感はムルソーのよう!?

《価格》【およそ15002400円】

《ブドウ品種》シャルドネ

シャブリゾー・・・

シャブリ造・・

ガリガリ君・・

うまい棒にキャベツ太郎ですか?

そんなノスタルジックな気持ちになるシャブリ・・・

ではありません。

真面目に造る生産者です。

輸入量も少なく、いつ無くなるかわかりませんが、ムルソーを思わせる味わい!?で、飲んだ方の評価も良かったこともあり、サクッと紹介しておこうと思いました。

※このワインの《味わい》《当たり年》《飲み頃》《口コミ》など、
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シャブリの おすすめワインまとめ

いかがでしたでしょうか、

この記事が参考になり、あなただけの好みのワインが見つかれば幸いです。

※尚、もっとたくさんの銘柄を知りたい方はおすすめワイン一覧でも確認できます。

では、今回紹介したワインのおさらいです。

1.フランソワ ラヴノー
1.5~12万
優雅で品格ある味わい、熟成で深まる妖艶さを持ったシャブリの頂点。

2.ロン デパキ グランクリュ ムートンヌ
1.3~2.2万
「シャブリのロマネ・コンティ」
透明感とスケール感を併せ持つシャブリの最高峰。

3.ヴァンサン ドーヴィサ プルミエクリュ
8000~1.3万
ラヴノーの義兄弟にあたる生産者で非常に評価も高く、ラヴノーと並んでシャブリ最高生産者として高い評価を得ている。

4.ヴェルジェ
3300~4200
「白ワインの魔術師」と呼ばれるジャン・マリ―・ギュファンス氏が立ち上げたネゴシアン。
爽やかでバランス良くミネラリーな品質。

5.ルイ ジャド
2800~3800
ブルゴーニュ屈指のルイジャドが手掛けるシャブリ。
ピュアな果実味、豊かなミネラルと酸を持ち、優れたバランス感覚がある。

6.ドルーアン ヴォードン
2500~3900
常にシャブリらしいミネラリーで清潔感あるワインを生産し続けることで、現在のシャブリの認知度に高めた事にも一役買っている生産者の作品。

7.ウィリアム フェーブル
2200~3500
最も多くの人に飲まれるシャブリ。
ピュアでフレッシュな果実味と酸味、ミネラル豊富な質感で、シャブリらしさを体感できる。

8.ジャン マルク ブロカール
2100~2700
ピュアで生き生きとした爽やかなシャブリらしいワインを生んでおり、手頃な価格で消費者に寄り添うような親しみやすさもある。

9.ドメーヌ ド ピスルー
2000~3000
地質学者ならではのこだわり。
豊かな果実味とミネラル感、厚みのある品質はお値段以上。

10.ラ シャブリ ジェンヌ ラ ピエレレ
1900~2800
シャブリらしさを高次元で表現し、しかも手頃な価格で販売していることでも評判が良く、フランスの有名レストランでも活躍するワインで実績も十分。

11.アントワーヌ シャトレ
1600~2300
ほどよい強さの果実味主体で飲みやすい品質。
多くの航空会社や星付きの有名レストランでもオンリストされる生産者。


12.ピエール ド シャブリゾー
1500~2400
情報の少ない生産者。
フレッシュでフルーティ、膨らみある質感はムルソーのよう!?

 

以上です。

それでは参考までにブルゴーニュ白のヴィンテージ・チャートも載せておきます。

シャブリの当たり年

ワインの味は畑で決まると言われるように、ブドウの出来栄えでワインの品質は変わってきます。

そんなブドウの出来を左右するのが、日照時間・日較差(昼夜の温度差)・降雨量など様々な気候条件だったりします。

そしてその結果その年のブドウがどのような出来であったのかを示す指標がヴィンテージチャートとして存在するわけです。

長期熟成タイプのワインでは、良いヴィンテージ程飲み頃は遅く、そうでなければ早めに訪れると考えておくと参考になるかと思います。

尚、およそ3000円くらいまでのワインは買った時が飲み頃であることがほとんどですから、1年以内に飲んでください。

ですから今回紹介するヴィンテージチャートは、長期熟成に向く高品質なワインの飲み頃を見極める参考にしていただければと思います。

5点 秀逸な年
4点 良い年
3点 平均的な年
2点 やや難しかった年
1点 難しかった年
0点 悪い年

2000年 3
2001年 3
2002年 4
2003年 2
2004年 4
2005年 4
2006年 3
2007年 4
2008年 
2009年 3
2010年 5
2011年 4
2012年 
2013年 4
2014年 
2015年 3
2016年 4
2017年 5

 

いかがでしたでしょうか。

最高峰のシャブリから、手軽なシャブリまで紹介させていただきました。

好みや場面によって、相性の良いワインは変わるでしょうから、この記事が何かしらのヒントになれば嬉しく思います。

あなたにとって善きワインとの出会いが多くなる事をお祈りしております。

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